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「家庭に仕事の話を持ち込みまくれ!」経営者夫婦が語る円満の秘訣

更新: 2021.11.05

日本の離婚件数は厚労省の調査では年間20万件を越しています。夫婦のどちらかが不満を抱えてしまうケースが後を絶ちません。

出典:公益財団法人 生命保険文化センター

夫婦が円満に暮らすには一体何が大切なのでしょうか。

今回は、CMなど広告に関わる音楽を制作している音楽プロデューサー樋口太陽さん、アナログゲームの魅力を伝える会社を経営するあだちちひろさん夫婦に話を聞きました。

円満の秘訣として教えてくれたのは、全く異なる業界・職種の夫婦であっても仕事の話を徹底的に共有するということ

「パートナーに仕事の話をしても理解してもらえないと思うし面倒くさい」「仕事とプライベートは分けたいから、家で仕事の話をしたくない」という人もいると思います。でも、仕事の会話ができるかどうかという意外なところに、夫婦円満のヒントは隠されているようです。

結婚歴7年の太陽さん、ちひろさんがなぜ家庭の中でも仕事にまつわる会話を大切にしているのか。また、具体的にどのように家庭で仕事の話をするのか教えてもらいました。

パートナーがいる人、いない人のどちらにとっても参考になる内容が詰まっています。

樋口太陽さん プロフィール
株式会社オフィス樋口代表取締役。福岡から上京し起業。音楽プロデューサー。「あたりまえ体操」の作曲と歌唱を担当。企業のCM音楽や地方自治体のPR音楽などを手掛けている。
あだちちひろさん プロフィール
株式会社あだちのYEAH代表取締役。アナログゲームマスター。東京都高円寺にあるボードゲーム専門店「すごろくや」で勤務後、アナログゲーム普及活動を始める。イベント開催や企業研修、メーカーとゲーム制作をするなど幅広く活躍している。

「共通点は案外多い」音楽とアナログゲームに携わる異業種夫婦

ーー最初に2人の仕事について聞かせてください。

ちひろさん(以下、敬称略):アナログゲームの魅力を伝える会社を経営しています。「アナログゲームマスター」という肩書きを名乗っていて、企業研修、ワークショップ、メーカーとのゲーム開発など、アナログゲームに関することならなんでも!というぐらい幅広く仕事をしています。

最近は思いを寄せるあの人にラブレターを送る「赤い糸大作戦」というボードゲームの制作をボードゲームを扱うすごろくやさんと手掛けたので宣伝させてください(笑)

出典:すごろくや

太陽さん(以下、敬称略):ちゃっかり宣伝するあたりさすが(笑)僕はテレビやWeb媒体を中心に、CMなど広告の音楽プロデューサーをやっています。

ーー2人ともそれぞれ異なる会社を経営をしているわけですが、始めようと思ったきっかけがあれば教えてください。

太陽:じつは、2011年に会社を起ち上げるまでは、社会人として就職したことがありませんでした。それで、いわゆる社会人になるためには、私には会社を経営する方法しか残されていないと考えたのが起業のきっかけです。

ちひろ:私は、太陽が会社を立ち上げた時、まだ会社勤めでした。もともとは、ボードゲームを扱うすごろくやというお店で働いていたんです。

その後、ゲームを店舗で売るだけではなく、出前やケータリングみたいに客先でゲームの司会進行をすることで、その魅力をより多くの人に伝える仕事をやりたいと思い、自分で事業を起ち上げることにしました。

「アナログゲームマスター」って変な肩書きの職業なので、会社を立ち上げる前は名刺を渡しても「大学のサークルですか?」「慈善事業ですか?」という風に受け取られることが多くて……それで、早く会社にしなくちゃいけないと思いました。

会社を起ち上げたおかげで、今は「株式会社でやっています」「アナログゲームマスターという職業をやっています」と堂々と言えています。

当時は趣味などではなく真剣に仕事としてアナログゲームマスターをやっていることを理解してもらうために、とにかく本気で取り組む姿を見せて、ロゴやコンテンツ作りを急いで制作して会社作りを急いで進めました。

ーー2人とも全然違う業種なんですね!異なる業界の仕事だと夫婦で仕事の話をしても理解し合うことが難しいイメージがありますが、実際のところはどうでしょう?

ちひろ:2人とも業種は全然違います。ですが、顧客が抱える悩みの傾向や、どのように対応してコンテンツを利用してもらうかといったアプローチはアナログゲームも広告音楽もじつは大きく変わりません。

太陽:そうだね。どちらにも共通しているのはクライアントワークということ。ゲーム、音楽の価値に詳しくない顧客もいるので、どうすれば価値を感じてもらえるだろうかということを考えるのは一緒です。

ちひろ夫婦で話すと自分にはなかった意見をもらえるので、その繰り返しで、どんどんお互いの顧客へのアプローチのストックは増えていっています。プライベートで仕事の話をするのって、私たちにとってはプラスのことばかりなんです。

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仕事の話を夫婦で話すためには「事前の耕しが必要」

ーー顧客に対するアプローチのストックが増えていくと仕事の生産性も上がりそうですね!ちなみに仕事のことを話し合うのはどんな場面ですか?

ちひろ:私たちは仕事と暮らしを100%混ぜているので、家庭のあらゆる場面で仕事のことを話します。

太陽:仕事と暮らしを分けてもいいのかもしれないですが、それによるデメリットもあると僕は思っています。それはシンプルに、仕事のことを考える時間が少なくなるということです。夫婦で仕事の相談ができたら、よりたくさんのアイデアを考えれるんじゃないかなって思うんです。

ちひろ:本当にそれ。しかも、アイデアを考えるということだけでなく、単なる愚痴も言えます。仕事のアイデア、暮らしのこと、愚痴、何でも総合的に話すことができるんです。だって家族だから!

ーー仕事は人生の中でも多くの時間を占めるので、そこであった嬉しい話も辛い話も夫婦で共有できたら、お互いの満足度が高くなるのは納得です。しかし、夫婦やカップルで仕事の話をこれまでしてこなかった人も多いと思います。

ちひろ:そうですね。今まで仕事の会話をしてこなかった夫婦もいるはずです。その場合、いきなり仕事の話をどちらかがし始めても「え?」ってなると思います。だから、仕事の話ができるための土台作りや、継続的に仕事の話を混ぜたコミュニケーションを取っておくことは大切です。

太陽:仕事の会話をするためには、お互いの仕事に関する予備知識は絶対必要です。例えば「あのやばい会社の全員悪魔みたいな人たちの集まりの中についに天使みたいな人が現れた」みたいなことをパートナーに話すとします。けど、急に言われたら訳が分からないと思います。

でも、日常的にその会社の人達が悪魔であるという会話を夫婦間でしておけば「あの会社にそんな天使みたいな人がいるの。よかったね」という共感が生まれますよね。

ちひろ:そうだね。 こういう情報を夫婦お互いが入れておかないと「何その話?」って反発しちゃうと思います。情報を事前に入れてくれていると仕事の話をする事が不自然でなくなり、それが夫婦間の自然な仕事の会話のコミュニケーションになりますよね。

友人たちと愚痴り合うと「あいつ嫌なやつだな」とか言って、お酒飲んで終わりになると思うんです。

それが夫婦で継続的に話をしていると、その場の愚痴だけでなく、根本的な改善点を話すなど、新たな視点が得られるかもしれません。さらに「仕事の仕方を変えてみたら?」という提案があると、選択肢も生まれやすいと思います。

前向きな仕事の作戦会議と思えたらかなりいいですよね。けど、作戦会議のためには、やっぱりお互いの日常的な情報共有という「耕し」は必要になります。

家族に仕事の相談ができたら「コミュニケーションは3、4倍に増える」

ーー仕事の作戦会議という考え方素晴らしい!夫婦で客観的な意見を言い合えるのも魅力的な関係性です。

ちひろ:これが職場で仕事の相談をした場合だと、上司に「それで結局どういうこと?」「次のアクションはどうしようか」と言われたりして、結論が必要になってくると思うんです。

でも、仕事の相談を家族にした場合はそうはならないです。自分の中で結論が分かっていない相談もしやすいと思います。例えば「夕飯を食べよう」「子どもと一緒にアニメを見よう」というように、すぐに日常の話に切り替えることができます。職場よりも相談のハードルが下がるんです。

そう考えて仕事の話を家庭でできると、夫婦のコミュニケーションは3、4倍に増えると思います。ドライブをしている2時間の間、絶え間なくブレスト的に仕事のアイデアを出していく事もざらにあります。

家族なら共有している時間がたっぷりあるので相談レベルで気軽に話すことができますよね。もし、仕事で悩みや不満などネガティブな気持ちを抱え込んでいたなら、家族に話すことで前向きに働けるようになるかもしれません。

太陽仕事の話を日常的に夫婦間でできたなら、思いがけないタイミングで、何か未来につながるかもしれないことが生まれる可能性もあると思います。

それに慣れていけば、例えば家族でスーパーに行った時でさえ、お互いの仕事のヒントについて話せるようになります。

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仕事の愚痴も喜びも夫婦で共有を」コロナでマインドの変化は必須

ーー2人は対話が得意ですが、苦手な人もいると思います。そのような人でも、2人のように気軽に相談できるようになるにはどういうスタンスが必要になるでしょうか?

太陽:今から結婚する、今から交際するという人は、まずお互いの仕事のことを理解してもらったほうがいいと思います。もうすでに結婚や交際をしている人は、新型コロナウイルス感染症の流行以降は、これまでのように「家庭と仕事を切り分けていくわけにはいかない」ということをパートナーと共有したほうがいいです。

リモートワークが当たり前になると、会社に所属していても1人でいるから愚痴れないとか、喜びを共有しづらいということが増えます。だからこそ、今までよりも変わらず傍にいる夫婦間で愚痴とか喜びについて積極的に話したほうがいいなと思います。

ちひろ:これまでは朝出社してオフィスで同僚と顔を合わせて「おはよう!昨日の夜さ……」という小さなコミュニケーションが意外と心の支えだったと思うんです。それができなくなった時、私も太陽と同じ意見で、夫婦の会話がとても大切になると思っています。

今までに仕事の話をしていない夫婦だったとしたら「これからはもう少し仕事の話を共有しよう」というマインドに変えたほうが心が楽になるのではないでしょうか。

太陽:リモートワークだと、ちょっとした喜びとか、ちょっとした嫌なことを会社のメンバーにわざわざオンラインでつないで時間をとってもらって共有するのもためらわれると思うんです。やっぱり、直接会っている人でないと、ちょっとした思いを共有するのは難しいですよね。

「どちらも家事をしない選択肢を探すことも大切」仲良くが大前提

ーーそれはそうですね。僕もリモートワークになり、同僚と気軽に雑談をする機会が減りました。ところで、子育てや家事を2人でどのように分担しているのか気になります。

ちひろ:子育てや家事は、夫婦で半々にするのは絶対無理という風に考えています。私たちの場合は、得意な人が得意なことをやり、やれる人がやればいいというスタンスです。

太陽:そうそう。例えば、グラスの汚れの指紋が気になるのであれば、気になる人が食器洗いは担当したほうがいいです。本当にこだわりがあるほうがやるのが、お互いにとっての幸せにつながると思います。

僕たちが大事だと考えているのは、「夫婦のどちらも担当しないことがあってもいい」という考え方。例えば、洗濯が嫌いであるなら「全自動洗濯機を買う」、掃除が嫌いなら「お掃除ロボットを買う」という選択肢を考えることです。

料理が2人共嫌いなら、出前を取れば解決するかもしれませんよね。「嫌いなことでも、夫婦のどちらかが絶対に担当しなきゃいけない」ことなんてありません。

ちひろ:生活の歯車は夫婦仲がいい状態じゃないと回らないので、第一に「夫婦関係をよくすること」が重要になります。だからこそ、2人共やらなくてもいいという選択肢を考えることは大切です。

「私ばかりが負担になっている」と感じて、不機嫌になっていたら夫婦関係はギクシャクする。そうしたら、お互いに幸せは感じづらいですよね。

ーー夫婦どちらもしんどくならない選択肢があると幸福度も高くなりますね!話を聞いていると、2人はケンカをしなさそうなイメージですが、実際どうですか?

ちひろ:もちろんケンカはしますよ。けど、最近ようやくケンカの仕方が分かってきたんです。「意見が違うことは認めて、お互いにすり合わせる」それに尽きます

ケンカって自分の不満を相手にぶつけてしまうと思うんです。私たちの場合、お互いの不満を挙げて、1個解決策を作るという流れにしています。その際「むちゃくちゃ優しく不満を言う」というルールにしています。

太陽:それと、家事にまつわるケンカの場合、自分ができること、できないことをお互いに宣言したほうがいいと思っています。

ちひろ:例えば「お風呂掃除はできるけど、靴下を洗濯かごに入れるのはどうしてもできない」と明確に言われると「なるほど」ってなります。

さらに直す努力もしたっていう話もあれば、言われた方は「本当に直せないんだ……」と少し納得できます。それで相手から「いつも靴下を置いてしまう玄関に洗濯かごを置いたらできそう」のような改善策を言われると解決に向かうかもしれませんよね。言われた側も「洗濯かごの場所の問題だったんだ!」という気づきがあります。

玄関に洗濯かごを置くと靴下が置きっぱなしの問題は解決するんですが、次の問題として洗濯かごが玄関にあるのはビジュアル的に嫌だという場合は「それじゃそこはビジュアルにこだわりの強い私が靴下を片付けます」という感じで、対話で解決策を探します。

靴下のことを1度しっかりと話しておけば、今後「この靴下また置きっぱなし」と言って問題として引っ張り出すことはありません。お互いに納得できる方法を話し合いによって見つけることが大事です。

ーーとても理想的な対話方法……。夫婦が互いを理解しながら話し合えたらもっと仲も深まりそうだなと思いました。

ちひろ:あと、些細な夫婦のいざこざが、仕事や今後の夫婦関係、子どもの成長に悪影響を及ぼすかもしれないという視点も大切かもしれません。

「離婚しないのが大きな目標」夫婦一緒に並走する視点を大切に

ーー優先順位を決めるという点では仕事も暮らしも一緒ですね。仕事でできても、家庭ではできない人も多い気がします。

太陽:仕事じゃ論理立ててできるのに、家じゃできないっていう事も多いと思います。やっぱり家族だから理屈抜きになってしまうのは仕方ないです。そこは夫婦がお互いにおおらかに受け止めることも必要ではないでしょうか。

ちひろ:それはある。目の前の小さなことより、未来のことを考えると落ち着くかもしれません。家事の些細な問題で、将来が辛くなったら嫌ですよね。今、家で起きているケンカはそんなに大したことじゃなくて、大事なのは未来だと考えると、ケンカの傾向と対策が見えてきます。

太陽:僕の一番の目標として「離婚しない」ということがあります。

今の時代は先が見えにくい不安定な時代です。「年金がもらえないかもしれない」という経済的な不安も感じることもあると思います。だからこそ自分たち自身で家族・夫婦間の安心、安定を生み出して前向きに歩んでいくことが重要です。

ですので、仕事も家庭もよりよくするにはどうするかという作戦会議を夫婦で毎日するくらいでちょうどいい。

ーー遠い先のことを想像しながら目の前のことを積み重ねていくという視点大事ですね。最後に、夫婦がそれぞれ自分らしい人生を手に入れるために必要なことって何だと思いますか?

太陽:夫婦の場合でいうと、単独プレイで自分らしい人生を手に入れようと思っても厳しいと思います。夫婦間の場合は、お互いに相談しつつやらないと、今やろうとしていることが本当に自分らしいことなのか分からないこともあると思うんです。

客観的に見てもらいやすいパートナーからの意見がちょっとでも入ると、自分だけで選択する以上に結果として自分らしくなることがあります。意外と1人だけで判断して突っ走ると、自分らしくない結果になることってありますから。

ちひろ:「俺についてこい」と言う時代はもう終わったと思います。夫婦一緒に走らないと大変な時代です。「もっと頼ってほしいし、もっと相談してね」っていうのはお互いが思っているといいですね。

太陽:だから、自分らしい人生を手に入れるためにも、夫婦が一緒に未来に向けて走るためにも、夫婦で仕事の話をするのはおすすめです。

家庭と仕事、どちらも人生にとっての大事な部分だから、わざわざ切り分ける事なくパートナー同志で一緒に作戦会議を楽しめれば、思わぬ未来へ進むかもしれませんね。


編集後記】夫や妻、彼氏や彼女、パートナーがいる人全員が忘れがちなのが「離婚しない」「別れない」という大きな目標ではないでしょうか。

夫婦でコミュニケーションが減ったり、些細なことで衝突したりする人もきっと多いと思います。太陽さん、ちひろさんのように将来を見据えながらも今を大切に生きると 、パートナーと一緒に走り、前進するという考え方が持てるのではないでしょうか

そのためにはぜひ家庭でも仕事の話を夫婦でしてみることをおすすめします。家族、パートナーだからこそきっと話せることがあるはずです。

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この記事を書いた人

Fujiwara
立教大学卒業後、神戸新聞社入社。2018年に退職し、写真家に転身。テックキャンプブログ編集者の傍ら作品作りに励んでいます。週刊文春に「東京オアシス」の写真、原稿を発表しています。

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