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中途採用とは?新卒採用との違いは何?面接での評価基準について解説します

更新: 2023.03.27

転職を思い立って企業研究を進め、希望する企業の求人を見つけていざ面接へ!でも、こんな不安がよぎりませんか?

「初めて中途採用の面接を受けるけど、新卒採用と何が違うのかわからない」
「新卒では面接で失敗して何社も不採用になったし、中途採用の面接では失敗したくない」
「どうやったら中途採用で成功できるのか?具体的な方法を知りたい」
この記事では昨今中途採用が増えている背景から新卒採用との違いまで、より具体的に解説いたします。
そして中途採用の面接における不安を軽減します!

中途採用とは

まず中途採用についてまとめます。
新卒採用との違いや企業側の考え方や求職者の評価基準など、面接の前に注意すべきポイントについて解説します。

中途採用とは

中途採用とは、一般的に新卒採用以外の不定期に行われる採用のことをいいます。新卒採用と異なり、実務経験者を対象にスキルや経験などの評価基準によって合否が決められます。

新卒採用が人柄や成長性などといった人材のポテンシャル面を評価する一方で、中途採用では即戦力となるスキルや経験を持っているかが重要な評価基準となります。

なぜ企業は中途採用をおこなうのか

「彼を知り己を知れば百戦して殆うからず」と言います。敵についても味方についても情勢をしっかり把握していれば、幾度戦っても敗れることはないという意味です。

転職にあたって、自身のスキルや経験を棚卸して自己分析するように、中途採用を行う企業についても分析してみましょう。

なぜ、企業は中途採用をおこなうのでしょうか?

  • 即戦力の確保や欠員の補充

「企業は人なり」。企業は事業の成長によって成り立ち、事業は組織で運営されます。組織は人の成長が伴うことで、より事業の貢献に寄与することができます。

従来から日本の企業では終身雇用制度の元、人事マネジメントは新卒での正社員採用を中心に行われてきました。経営戦略に沿った事業計画に合わせて人材を定期的に補充し、社内で人材育成することで組織強化を目指したのです。

しかし、現在は多くの企業が様々な理由で新卒だけでは組織を維持する為の人材が補充できず、即戦力を確保する為に中途採用を活発に行っています。

  • 組織の活性化

「ダイバーシティ」という言葉をご存知でしょうか。多様な人材を積極的に活用しようという考え方のことです。社会が多様化する中でニーズもより複雑化し、企業の事業も従来型の組織では対応しきれなくなっている背景があります。

企業がダイバーシティを重視する背景には、従来の固定化した組織から柔軟な組織に転換するねらいがあります。

組織を構成する人についても同様です。新卒採用と異なる基準で中途採用をおこなうことで、組織の中の人材が多岐に渡り、従来型の人材と新たな人材が化学反応を起こすことで組織の活性化が可能となるのです。

  • 企業のブランディング、アピール

転職市場の活性化に伴い、近年は様々な求人情報サービスが発展しています。

より低価格で求人情報サービスが利用できるようになり、大企業だけでなく、多くの中小企業もブランディングを兼ねた中途採用に積極的に取り組んでいます。

また、求人情報サービスを利用する際には媒体に企業名が掲載されることも多く、新規事業へ進出する際には社会へのアピール効果も狙えるようです。

中途採用で評価される点

それでは、企業が中途採用する際、求職者が評価される点をみてみましょう。

  • 企業が欲しているスキル

企業側は即戦力を求めています。中途採用では即戦力として最低限必要なスキルを求人内容で明確にしています。まずは希望する企業が求める人材像と自身を照らし合わせて確認しましょう。

  • 第一印象の良さやコミュニケーション能力

多くの企業では少人数のメンバーによるチーム単位で業務にあたるケースが多くなっています。その中で重要なのはコミュニケーション能力です。

しっかりと相手の意見を聞きながら、自身の言葉で意見を言えることは大事な基本動作です。また、新しい組織になじむために必要な“明るさ”“人あたりの良さ”など、その人の前向きな人柄が表れる第一印象もしっかり評価されます。

  • プログラミング言語を使っての開発経験

エンジニアの場合は、具体的なプログラミング言語での開発経験がこと細かに問われます。

また、ステップ数等のシステム開発規模に加え、プログラマから要件定義が可能なシステムエンジニアまで、開発現場での職制も評価の対象となります。

  • 社会人としての身だしなみ、気配り

私服で働き、個人での作業が多いエンジニアでも、面接ではスーツを着て、場に応じた身だしなみに気配りましょう。企業側はそういった姿勢に社会人としてあるべきコミュニケーション能力を評価します。

エンジニアの転職事情

それでは、エンジニアの転職事情をみてみましょう。

ソフトウェア業界は慢性的な人手不足のため、エンジニアへの求人については数多く出ているのが現状です。

AI(人工知能)やVR(仮想現実)、スマホ向けアプリといった新しい市場が拡大基調の中で、関連サービスを開発できる人材の採用について、業界では積極的な姿勢で取り組んでいます。
エンジニアの採用については、人手不足からプログラミング未経験者の採用を行う企業もありますが、プログラミング経験者が優先的に採用されることは言うまでもありません。

未経験者からエンジニアへの転職を目指す場合、業務経験は無いにしても一定のプログラミング知識を備えておいた方が良いでしょう。未経験の方にはプログラミングスクールに通うことをおすすめします。

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中途採用の特徴

では、改めて中途採用の特徴をみてみましょう。

中途採用は不定期な採用活動がほとんどで、実務経験者を対象に行われるのが基本です。また、即戦力としての採用がほとんどであり、スキルや経験を評価される場合が多いといえます。

新卒採用との違い

それでは、ここで中途採用と新卒採用の違いをみてみましょう。

対象者が異なる

一般的に新卒採用では、学生などの社会人経験のない人を対象に採用されます。対して、中途採用は社会人経験や実務経験のある人を対象に採用されます。

採用を行う期間が異なる

新卒採用は基本的には年1回の定期採用ですが、中途採用は企業の人材ニーズによって1年を通して行われます。

採用時期や期間などが決まっていない場合がほとんどですので、求職者は求人情報サービスからこまめに求人情報を入手するなど、より積極的な活動が必要です。

採用基準が異なる

新卒採用は、仕事への熱意や人間性、コミュニケーション能力などを基準に評価されます。対して、中途採用は、熱意や人間性などに加えて、その人の実務経験や能力、スキルなどが評価されることが多いでしょう。

即戦力として期待される中途採用者は、特に経験やスキル部分を重視されることがほとんどです。
エンジニアの中途採用では、プログラミングスキル(どのような言語が使えるか)や開発の経歴、制作物、マネジメント経験の有無などを問われることが多いでしょう。

第二新卒と中途採用の違い

では、第二新卒は中途採用と違うのでしょうか?

第二新卒も中途採用の一つです。ただ、概ね初めての就職から3年未満の人のみが第二新卒の対象となります。

まだ経歴の浅い若手社員の採用となるため、新卒採用に近い基準(仕事への熱意や人間性)が重視されます。ただ、ビジネスマナーなど、若いうちから身につく点についても評価されるところは新卒採用と異なる点と言えます。

企業としては、ビジネスマナーなどの基本的な研修が必要なく、組織へも馴染みやすい若手社員を採用するために第二新卒採用を行うことがあります。

なぜ企業は中途採用を行うのか

「中途採用実態調査」(出典:リクルートワークス研究所)によると、2018年度の中途採用は大企業を中心に一層増加の見通しです。2017年度上半期中途採用実績において、人員を「確保できなかった」企業が「確保できた」企業を上回りました。

調査結果では企業が中途採用に意欲的なのは明らかですね。それでは、なぜ企業が中途採用をおこなうのか、詳しく見ていきましょう。

即戦力になる人材の確保

新卒採用した人材を組織の戦力として育成するのはコストと時間を要します。経営環境が激変する中、企業は生き残りの為にスピードを重視し、即戦力としての人材を確保しようとします。中途採用はほとんど育成の必要がない即戦力となる社員を確保するために行われます。

中途採用の採用基準として重要なのはスキルや経験です。エンジニア採用でもプログラミングや開発の経験が求められることがほとんどです。

退職者や休職者を補うため

日本の企業において、終身雇用が徐々に崩れていく中で、人材は一つの企業に固定化せず、流動化が顕著になっています。その様な背景の中で、中途採用は企業で退職者や休職者など欠員が出た際の補充を行なうために行われることが多いといえます。

退職者は年度が変わる3月ごろや上半期が終わる9月ごろ、ボーナスが支払われる6月、12月に多くなる傾向にあります。退職者が増えるこれらの時期には当然ながら中途採用募集の数が増え、求職者の数も増えます。

組織の多様化・活性化

中途採用で人材を増やすことにより、組織の多様化や活性化を図る目的もあります。異なる業界や企業で働いていた人材を取り込むことで、新しい文化や価値観を取り込む目的もあります。

特に管理職やリーダー職を経験した人材は、企業としては経営面での新しい価値観を得られる場合があります。若手よりもマネジメント経験がある人を積極的に採用する企業も多くあります。
IT系企業のリーダー職などに転職した場合、プロジェクトに関わるエンジニアのマネジメントを担当することもあります。その為、リーダー職にも開発に必要なプログラミングについて、一定の知識や業務経験を求められることは一般的と言えるでしょう。

企業のブランディング・アピール

中途採用を行っていることで、企業は継続的な組織の活性化や事業拡大に前向きであるというブランディングやアピールになることを期待しています。

さらに人材情報サービス等の媒体に露出することで、社会での認知度が高まり、より優秀な人材を集めることも期待しています。

中途採用面接で評価される点

中途採用で評価されるポイントを具体的に見ていきましょう。

求めるスキル・経験の有無

第一に重要な評価基準は、求人票に掲載されているスキルや経験を応募者が持っているかどうかです。企業が即戦力として期待しているだけに、ここは最も重要な点といえます。

裏を返せば、必要なスキルを持っていないと判断されてしまうと、採用の検討の対象にはなりえないということになります。

能力の高さが評価に直結するエンジニアについては、プログラミングスキルの高さは重要になります。面接の際は、より詳細に自身の業務経験やスキルを訴求できる様に入念に準備しましょう。

未経験採用をしている企業では、プログラミングスキルを身に着けていたり、少なからずプログラミングの知識がある応募者を積極的に採用する傾向があります。

第一印象

面接における第一印象は非常に重要です。スキルが重視される中途採用だからといって、面接の印象が悪くては採用される可能性は低くなってしまいます。

一部企業では、評価基準をキャリアやスキルのみに絞った採用を行っている企業もあります。しかし、そういった企業は非常に限定的といえるでしょう。基本的にはスーツを着用し、髪型などを整えて、きっちりとした社会人として面接を受けるべきです。
エンジニアは社外の人と会う機会が比較的少ない職種の為、企業によってはビジネスカジュアルや私服での勤務を認めている場合も多くあります。他の職種と同様、面接の際はスーツを着用し、身だしなみを整えて臨みましょう。

仕事に対する熱意

中途採用の面接では、仕事に対する熱意がある人を採用しようと考える企業がほとんどです。特に企業が求職者の熱意を図るのは志望動機の部分です。志望動機に一貫性があり、その企業で働く理由と合致していることが高い評価につながります。

エンジニアの場合、志望動機として「自分の経験を積みたい」や「スキルアップがしたい」などがありますが、企業は「それでは即戦力としては期待できない」と判断します。新卒者と違いがない志望動機だけでは企業への訴求力は弱いと言えるでしょう。

中途採用の面接時のプレゼンテーションとしては、下記の様な例はどうでしょうか。

「募集要項にプログラミング言語のRubyが必要ということで応募を決めました。御社の〇〇というサービスはRubyを用いて制作を行っていると思います。私はRubyを使っての開発経験があり、御社の〇〇を運営していく上で力になれると思いました。また私自身、〇〇のバックエンドについて興味があり、ぜひ開発に携わりたいと考えていました。よって御社を志望いたしました。」

求職者の志望動機とその企業で働く理由が明確になっています。また、転職に向けた熱意を感じることもでき、少なからず評価を得ることができるのではないでしょうか。

コミュニケーション能力

会社は組織の中で多くの人が働いており、チームやユニットとして、メンバーが協力し合いながら仕事を進めています。

当然ながら、中途採用社員にも既存社員と打ち解け、一緒に仕事ができるようになれる基本的なコミュニケーション能力が求められます。

面接時の明るい受け答えや前向きな姿勢は評価ポイントとしては高い傾向にあります。

ただ、その会社の雰囲気や業務の性格などから、求職者自身が打ち解けやすいかどうか判断する基準は変わります。

例えば、エンジニアはプログラミング業務等の性格上、個人で行う作業が多いものの、業務の必要性から他部署の人と連携して仕事を行うことも少なくありません。

エンジニアは自分の世界の中に入り込み、人との交流が苦手な内向的な人材が多い傾向が強いと言えます。エンジニアでコミュニケーション能力の高い人は貴重な人材だと判断され、高く評価されることでしょう。

プログラミング未経験からの転職経験者のお話はこちらへ。

【コミュニケーション力×開発スキル】大手広告会社のエンジニアに内定した、プログラミング未経験者の持つスキルとは?

 

中途採用面接を受ける際に必要な物

中途採用面接の際に必要なものをまとめておきます。

・履歴書
・職務経歴書
・制作物や実績を示すポートフォリオなど(必要な場合)
・印鑑
・腕時計
・ハンカチ
・筆記用具
・手帳、メモ帳

開発に関するスキルや実績をプレゼンテーションする場合は、担当者が理解しやすい内容に留意してポイントをまとめておきましょう。

また、効果的なプレゼンテーション手法として、個人的に制作したスマホアプリなどもスキルレベルをわかりやすく訴求できる具体的な成果物として非常に有効的だといえるでしょう。

履歴書や印鑑などを持ってくるように指示されている場合は、絶対に忘れないように気をつけましょう。指示がない場合でも、履歴書などの応募書類はコピーを持っておくと、行きの電車の中などで確認ができて安心です。

他のものは忘れてしまった場合にも、面接へ向かう途中のコンビニなどで購入できます。

エンジニアの中途採用

最後にエンジニアの中途採用についてまとめてみました。

人材不足により求人数が多い

エンジニア業界は慢性的な人材不足と言えます。そのため求人数も多く、1年間を通して採用が行われています。

AI(人工知能)やVR(仮想現実)などといった分野は急成長中で、人材不足のため開発ができる技術者を欲している企業が多いと言えます。
特に、AI(人工知能)の開発に向いているPythonや、VRゲームの開発にはUnityと合わせてC#などの言語を学んでいると開発に役立ち、業務に活かせるスキルとしても評価されやすいと言えます。

スマホ向けアプリもまだまだ需要が伸びている分野です。比較的新しい言語であり、iOSアプリ開発に使えるSwiftや、Android開発に使えるkotlinなどを使える開発者は少なく希少価値があります。そのため、収入面なども好条件の提示が期待でき、年収も比較的高くなりやすいといえるでしょう。

プログラミングスキルや実務経験が求められる

エンジニアの応募条件としてはプログラミングスキルや実務経験が求められる場合が多いです。加えて、プログラミング言語を使っての開発経験や、概ね3~5年ほどの実務経験を求められます。

リーダー職やディレクター職に応募する場合、スキルレベルや性格が異なるプログラマー達を統率するリーダーとしての素養が求められます。当然、エンジニアとしてのプログラミングスキルのみならず、マネジメント経験が必要となります。

プログラミング未経験でも採用されることはある

慢性的な人材不足の解消のために、プログラミング未経験者でもエンジニアとして採用を行っている企業も多くあります。

プログラム未経験者を受け入れる企業の場合、入社後に社内外での技術研修を用意している場合もあります。企業研究の際にはチェックすると良いでしょう。
未経験者も採用される場合もありますが、当然ながら経験者の方が採用されやすい傾向にあります。未経験者歓迎の求人に応募する場合でも、一定のプログラミング技術を身につけておくことをおすすめします。

未経験者はプログラミングスクールに通うのがおすすめ

プログラミング未経験の方がエンジニアへの転職を考えるなら、プログラミングスクールに通うことをぜひお勧めします。

プログラミングを独学で身につけるのは難しく、8〜9割の人が挫折してしまいます。

プログラミングスクールなら未経験者でも学習しやすいカリキュラムがあり、独学で学ぶよりも早くプログラミングが身につきます。

また、自分と同じくエンジニア転職を考える受講生も周りにいるので、続けやすいことも大きなメリットでしょう。

スクールでプログラミングを学んだという自信が中途採用の面接での高評価にもつながります。

転職保証のついたプログラミングスクールに通おう

スクール選びも妥協することなく、しっかりと比較しながら選びましょう。一概にプログラミングスクールといっても、サービス内容や、プログラミングの習得にかかる期間などは違います。

単なるスキルアップだけでなく、転職保証のついたスクールに通うことで安心して転職に向けた準備ができます。スキルアップと転職活動が並行して行えるスクールを選びましょう。

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