「お金をかけずに遊べるタイピングアプリを知りたい」
「苦手意識が起きないような、かわいいアプリがいい」
「自分もタイピングが苦手なので、大人でも満足できるアプリが知りたい」
タイピングの練習には、ゲームをプレイしているかのように継続しながら学べるタイピング練習アプリがおすすめです。
そこで本記事では、おすすめのタイピングゲームや子どものタイピング練習アプリを選ぶときのポイントなどを紹介します。
大人から子供まで使えるアプリなので、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
小学生向けタイピング練習アプリのおすすめ
子どものタイピング練習におすすめのアプリを厳選して紹介します。
- ココアの桃太郎たいぴんぐ
- 寿司打
- めざせ!タイピングマスター
- こどもタイピング my Typing
- Popタイピング
それぞれの特徴を解説するので、アプリ選びの参考にしてみてください。
ココアの桃太郎たいぴんぐ
- 価格:基本無料(一部課金を含む)
- 難易度:簡単
ココアの桃太郎たいぴんぐは、ロールプレイングの世界観でタイピングを学べるアプリ。
Webアプリなので、ダウンロード不要で利用可能です。
ストーリーは日本の昔話「桃太郎」を参考にしているため、子どもにも分かりやすい構成となっています。
「人差し指でJだけ打つ」といった非常に簡単な入力から始まるので、タイピングをこれから始める子どもにおすすめです。
ホームポジションをベースにした正しいタイピングが自然と身に付きます。
雰囲気がかわいくてゲームをやっている感覚が強いので、子どもはタイピングを練習しているという意識を持たずに取り組めるでしょう。
逆に面白すぎて子どもがココアの桃太郎たいぴんぐをやりすぎてしまわないか心配になるかもしれません。
対策として、ココアの桃太郎たいぴんぐは体力ゲージが尽きると、ゲージが回復するまで一定の時間は遊べない仕様になっていますので、子どもの長時間の使用を防げるので安心です。
寿司打
出典元:寿司打 Neutral
- 価格:無料
- 難易度:普通
寿司打は、タイピングの正確さとスピードを養えるアプリです。
お寿司の上に表示された単語を入力するだけなので、直感的に操作できるのが特徴。
また、制限時間内に正確な単語を入力しないと、お寿司が流れてしまいますのでスピードも必要なってきます。
ゲーム性も高く、スコアがお金で表示されるので、子どもも楽しみながらタイピングの練習ができるでしょう。
したがって、タイピングにある程度慣れてきた子におすすめです。
大人のタイピング練習にも最適なので、ぜひ使ってみてください。
めざせ!タイピングマスター
出典元:めざせ!タイピングマスター – FMVキッズ : 富士通パソコン
- 価格:無料
- 難易度:簡単
めざせ!タイピングマスターは、正しい指の使い方を学ぶのに適したタイピングアプリ。
1本指に絞ったタイピング、キー配列の上段・中段・下段に絞ったタイピングなど、ホームポジションを重点的に学べます。
また、画面上にはキー配列と動かす指が表示されているため、非常に親切な設計です。
慣れてきたら、難易度の高いモードに挑戦してさらにタイピングを向上させましょう。
キー配列の場所を覚えたりホームポジションの感覚をつかむのにおすすめです。
こどもタイピング my Typing
出典元:こどもタイピング | タイピング練習の「my Typing」
- 価格:無料
- 難易度:普通
こどもタイピングは、タイピング練習サイト「my Typing」の中にある、ひよこマークがかわいい子ども向けタイピングゲームです。
3〜6字程度の単語をタイピングして、最終的なスコアを競います。
簡単なタイピングに慣れてきたら、本アプリで高得点を狙う練習をしてみましょう。
ちなみに、my Typing内にはアニメ、忍者、アイドルなどさまざまなカテゴリーのアプリが豊富にそろっているので、飽きずに続けられるのも魅力です。
Popタイピング
- 価格:無料
- 難易度:普通
Popタイピングは、1分の制限時間の中で、どのくらい多くのポップコーンを集められるか挑戦するタイピングアプリです。
獲得したポップコーンの数に応じて、称号を獲得できます。
称号は全部で23種類あり、最上位の称号を獲得するのは至難の業です。
子どもから大人まで楽しめるシンプルなアプリですから、親子で楽しんでみてください。
子どものタイピング練習アプリを選ぶ4つのポイント
タイピング練習で使えるアプリは、簡単なものから難しいものまで、さまざまです。
そこで、子ども用のタイピング練習アプリを選ぶポイントを4つの観点でまとめました。
- 難しすぎないか
- 子どもが飽きないで続けられるか
- 無料か有料か
- ダウンロード不要か
選び方の参考にしてもらい、練習を維持できる環境を整えてください。
「指ごとの練習ができる」など難しすぎないものを
最初から難しいアプリを与えてしまうと、タイピングに対する抵抗感を与えてしまいます。すると、苦手意識を持ってしまいかねません。
- 人差し指でJ・U・N、中指でI・K・Mなど、指ごとの練習ができる
- ホームポジションから楽しく学べる
など、子どもが初めてタイピングにチャレンジする時は、なるべく子供の視点に立って簡単ですぐできることから始めましょう。
そもそも、パソコンのキー配列を見ると、ローマ字と記号で構成されています。
ローマ字は、現在の学校教育では小学校3年生から学ぶそうです。
仮に、3年生から始めたとしても、始めのうちは入力するのに苦戦するでしょう。
まずは、子どものレベルに応じた簡単なアプリから始めさせるのがおすすめ。子どもが苦手意識を持たずに、楽しみながらタイピングに取り組めるでしょう。
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子どもが飽きないで続けられるか
子どもも大人も、タイピング練習は「飽き」との戦いだと思います。
タイピングは、机に座って淡々と文字を入力する作業ですから、悪くいってしまえば代わり映えのしない行為ともいえます。
そのため、落ち着きのない子や外が好きな子に教えるのは簡単ではありません。
したがって、いかに飽きないで続けられるアプリを選ぶかが重要。
例えば、本を読むのが好きならストーリー性のあるアプリ、負けず嫌いなら競争心を駆り立てるアプリなど、子どもの特性に合わせた選び方をしてみましょう。
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無料か有料か
タイピングアプリには、無料版と有料版があります。
有料版は、凝った面白いストーリーやタッチタイピングの効率性などにおいて優れています。
しかし、無料版も非常に質のよいアプリが豊富にありますし、簡単に遊べるものが多いです。
したがって、まずは無料版を何本か試してみて、子どものタイピングの成長具合に合わせて有料版を検討してみるとよいでしょう。
ダウンロード不要で利用できるか
子どものタイピング練習用のアプリが、ダウンロード不要でWeb上ですぐに利用できるかも大切なポイント。
ダウンロードしてパソコンにアプリをインストールして使うのは、なかなか手間です。
子どもが続けてくれればよいですが、すぐに飽きてしまう可能性もあるでしょう。そうすると、手間がムダになってしまいます。
ダウンロードが不要なWebアプリは、Webサイトにアクセスしてスタートなどをクリックすればすぐに使えるので便利。
飽きないように複数のアプリを並行して利用するといった使い方もおすすめです。
子どもにタイピング練習を始めさせる時期について
小学校でのプログラミング教育の必修化しました。これにより、子どもにパソコンを教える機会が増えたと思います。
パソコン操作においてまず大切とされるのが、正しいタイピングです。
ホームポジションや各キーに対応した指の使い方は、大人でも身についていない人も。
そのため、子どもには正しいタイピング練習をしてもらい、最終的にはタッチタイピングの習得につなげたいところです。
そこで疑問なのが、タイピング練習を始める時期。
子どもには、どのようなタイミングで練習させればよいのか、本章で解説します。
子どもがタイピングを覚えるタイミングは早いほどいい
子どもは、言語の発達能力が高いです。そのため、生まれて間もない乳児の頃から、積極的に日本語や英語を聞かせる親御さんも多いでしょう。
もちろん、タイピングにおいても、覚える年齢が早いに越したことはありません。
しかし、早すぎると逆に子どもがパソコンを難しいと感じて嫌いになってしまう心配も。
小学校でのプログラミング教育が本格化するのは、一般的には高学年といわれています。
そのため、低学年の1〜2年生の間はパソコンを使わず、カードやボードゲームなどを用いた課題解決力や論理的思考力を養う教育が基本のようです。
したがって、高学年を迎える前の3年生くらいから練習を始めれば、スムーズにパソコン学習に取り組めるでしょう。
正しいタイピング方法を覚えれば子どもの成長は早い
パソコンのタイピング練習は、いわばお箸の持ち方や自転車の乗り方と一緒です。
正しいポジショニングを覚えれば、子どもは成長が早いですから、短期間でタイピングが上達するでしょう。
しかし、間違ったホームポジションを覚えると、癖がついて修正が難しくなります。
つまり、初めに正しいタイピングの方法を覚えてもらうことが、何より大切なのです。ITリテラシーを高める近道とも言えます。
したがって、子どもにポジショニングを教える場合は、まずは自分のタイピングが間違っていないかを確認するとよいでしょう。
もしも、自分が変な癖がついた場合には、子どもと一緒に矯正するのもおすすめです。
タイピングの練習がプログラミングなどITへの関心につながることも
タイピングがある程度できると、パソコンに対する抵抗感がなくなります。できることが増えると、子どもはよりITやパソコンに対して興味・関心を抱くはずです。
そこで、両親がScratch(スクラッチ)やゲーム感覚で学べるプログラミングアプリなどの選択肢を持って接していけば、ITへのさらなる関心につながるでしょう。
ITへの興味や関心は、プログラマー、システムエンジニアなどのIT系の職種を目指すきっかけになるかもしれません。
そもそも、ITに関する知識は、全業界において求められる常識になりつつあります。
子どもたちが社会人として働き始める頃には、パソコンのタイピングも必須スキルになるかもしれません。
したがって、ITへの関心や将来に対する準備も含めて、早いうちからタイピングを覚えるのは、非常に有意義だと考えられます。
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子どものタイピングはどれくらいのスピードであれば速い?
タイピング練習を始めさせる時期は、小学校3年生からがよいと解説しました。
タイピング練習をする際には、「〇〇分間で△△文字を入力できればよい」という、ある程度の目安があれば、目標に向かって練習を頑張れるはずです。
そこで本章では、子どものタイピングスピードの目安について解説します。
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小学生は10分間でローマ字200文字が目安
文部科学省が発表した、『「教育の情報化に関する手引」検討案』の『第4章 情報教育』にある規準リストには、タイピングの目安を以下のように定めています。
- 小学生:10分間に200文字程度の文字が入力できる
- 中学生:10分間に300文字程度の文章が正確に入力・編集できる
上記の通りで、文字入力に関しては「3年生からローマ字による正しい指使いでの文字入力(タッチタイプ)の指導を行うものとする」とのことです。
これらをまとめると、小学校3年から6年生までに、10分間にローマ字200文字を入力できる能力があるのが望ましいと読み取れます。
ローマ字200文字の例文
ローマ字200文字がどのくらいの量なのか、イメージしづらいかもしれません。
そのため、以下に例文を記載しました。
「起きたら、まずは顔を洗います。その後、朝ごはんを食べます。今日の朝ごはんは、スクランブルエッグとトースト、コップ一杯の牛乳でした。その後は、歯磨きをして、学校に登校します。今日も1日楽しく過ごします」
上記の例文で、だいたいローマ字200文字です。
目標が達成できたら、250字、300字とさらに高めていけば、さらにタイピングスピードの向上につながるでしょう。
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子どもにタイピング練習を始めさせる方法
子供にタイピング練習を始めさせる方法について、以下で解説します。
- タイピング練習用のアプリを使う
- プログラミング教室・パソコン教室に通う
タイピング練習用のアプリを使う
タイピング練習を始めるのであれば、無料で利用できるアプリがおすすめです。
ゲーム感覚でタイピングを学べるため、子どもだけでなく大人でも続けられるでしょう。
タイピングアプリは、シンプルなものからロールプレイングゲームさながらの本格的なものまで、さまざまなものがリリースされています。
プログラミング教室・パソコン教室に通う
子ども向けのプログラミング教室やパソコン教室では、基礎としてタイピングを教えてくれます。
子どもが1人で学ぶのではなく先生がいるので安心感が高い点がポイント。
また、タイピングだけではなく、プログラミングについて学べたり、ITリテラシーが高められたりといったこともメリットと言えるでしょう。
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タイピングを覚えるとできることが広がる
子どものタイピング練習におすすめのアプリを紹介しました。
タイピングができるようになると、文章の入力だけでなく、パソコンを使った作業を行なう土壌が整います。
土壌が整うとできることが広がります。ビジュアルプログラミングやロボットプログラミングなど、新しいことにチャレンジさせるのもよいでしょう。
ちなみに、小学生のプログラミング教材は、「Scratch(スクラッチ)」がおすすめです。これは、ドラッグ&ドロップだけで簡単にコードを組み立てられる、ビジュアルプログラミング言語です。
Scratchに関する関連記事を掲載しますので、合わせてチェックしてみてください。
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