30代未経験の住職がITエンジニアになった理由とは?テックキャンプの寄り添うサポートで乗り越えた転職の壁
更新: 2024.07.29
テックキャンプ エンジニア転職を受講し、30代で実務未経験からITエンジニアへの転職を実現した越山悠人(こしやま・ゆうと)さん。
越山さんは、お寺の住職とITエンジニアというまったく異なる役割を両立しています。
突然の解雇、年齢的なハンデ、転職活動への不安といったさまざまな壁を、テックキャンプでどのように乗り越えてエンジニア転職を実現したのか。
また、なぜ住職とITエンジニアという異色のキャリアを歩むのか越山さんに話を聞きました。
この記事の目次
ITエンジニアと住職というまったく異なる役割の両立を実現
— エンジニアへの転職おめでとうございます!越山さんの前職はお寺の住職で、ITエンジニアとはまったく異なる職種から転職を実現されたのですよね?
いいえ、正しくは前職ではなく、ITエンジニアと住職の役割を両立しています。ITエンジニアに転職した今も真宗大谷派のお寺の現役の住職です。
— なるほど。ITエンジニアと住職の両立は大変ではないですか?
たしかに、ITエンジニアと住職の両立は大変です。ですが、家族の協力や門徒さんたちにもご理解いただいて、私は東京でエンジニアとして働くことを選びました。
ITエンジニアとしての仕事をしながら、お寺の未来についても見つけていきたいと思っています。
もちろん、実家に帰った時などタイミングがあえば、私もこれまで通り住職としての役割を果たします。
— そもそも、越山さんはなぜ住職と別の仕事を両立しているのですか?
実家のお寺はとても小さくて、法事や月忌参りなどを行うことでいただくお布施だけではとても暮らせないからです。
じつは新潟の実家の周辺では、他の仕事を両立している住職が過半数を超えます。
住職が他の仕事もしていると聞くと意外に思われるかもしませんが、じつは地方のお寺ではあまり珍しいことではないです。
余儀なくされた転職 悩んだ末の答えがITエンジニアへのキャリアチェンジ
— なるほど。越山さんはITエンジニアになる前も他の仕事を両立していたのですか?
そうですね。以前はまちづくりをサポートする社団法人で働いていました。
その社団法人は市の委託費で運営されていたのですが、2019年の4月に委託費が打ち切られることになり、転職活動を余儀なくされました。
私は27歳まで大学に通い、スポーツ医学の学者を目指していましたが挫折。仕事もなかなか決まらなくて……。
前職の社団法人の仕事は、実家に戻ってからようやく見つかったので、突然無職になったことにとても不安を感じました。
住職としての役割はありましたが、それだけでは自立しているとは言えないと思っていましたので。
— それはつらいですね。これからどうするべきか悩むのも無理はないと思います。
自分は何をしたいのか、どのような人間になりたいのかと深く考え、悩んだ末に出した答えがITエンジニアへの転職でした。
まず、IT自体に以前から興味があって。ITは、社会のインフラとしての存在感が大きく、さまざまな形で人との接点を持てることが魅力だと思います。
あと、大学時代に学者を目指していた際に、データを収集して分析を行なって何かを生み出すことがとても面白いと感じました。
このような自分の性質は、モノづくりを行なうITエンジニアであれば強みになるのではと考えて転職を決意しました。
テックキャンプを選んだ理由は30代未経験へのエンジニア転職のサポート
— 越山さんが自分らしく働ける仕事がITエンジニアであると考えたのですね。
はい。そのために、未経験でスキルもなかったので、ITエンジニアとしてのスキルが身に付けられる職業訓練に通いました。
その職業訓練はITエンジニア向けの専門学校に派遣されるような形で行われたので、まわりにはこれから就職を目指す若い人も多かったです。
そこで、IPAの基本技術者試験に関する勉強をして、資格を取得しました。
職業訓練での学習と並行して独学でJavaの勉強もするなど、ITエンジニアに求められる知識やスキルはある程度学んだのですが、年齢が30代で実務経験なしという状態での転職活動はかなり厳しかったです。
30代という年齢がネックになり、書類で落とされることもよくありました。そして、書類選考を通過できたとしても、面接に行くと30代という年齢に「えっ?」という顔をされることもあって。
ポテンシャルを期待される20代の人と比較されると、その部分の強みがなく別のプラスの要素も持っていない自分はとても歯が立たないなと思いました。
職業訓練での資格取得中心の学習で、本当にエンジニアになれるのだろうかと不安を感じました。
— それでテックキャンプを受講しようと思ったのですか?
そうですね。不安を払拭して転職の可能性を上げるために、未経験の30代でもエンジニア転職をサポートしてくれるテックキャンプを受講しようと思いました。
テックキャンプは実務に直結するプログラミングのスキルが学べるだけでなく、独自の求人の紹介もあります。
また、10週間という短期間で「現場で役立つプログラミングスキル」と「エンジニア転職成功」という得られる成果がわかりやすかったので安心感がありました。
自分でもITエンジニアの転職市場で求められる人材とフィットしていないことはわかっていましたが、どうやってギャップを埋めればよいかその方法がわからなくて。
そんな自分にとって、テックキャンプの受講は行き詰まったエンジニアへの道を切り開くために必要な選択でした。
のしかかる転職への不安と葛藤 悩みに寄り添う前向きなアドバイスが支えに
— 実際に受講してみてイメージと違いはありましたか?
抱いていたイメージとのギャップは、そんなになくて。カリキュラムをやりきったら何ができるか明確でしたし、内容もとてもわかりやすかったです。
プログラミングの学習は受講前にも独学や職業訓練である程度やっていたので、Rubyを触るのは初めてでしたがそこまでつらいとは感じませんでした。もともと、勉強をコツコツやるのは好きでしたし。
それよりも、本当に転職できるのかなという不安の方が大きかったです。
— 転職活動が上手くいかなかった経験があると、ネガティブに考えてしまいますよね……。
そうですね。テックキャンプ受講前の転職活動で上手くいかず、何度も不採用の連絡が来た時にはものすごく落ち込みました。
ですので、それを思い出して「本当に企業が求める人材とのギャップを埋められるのだろうか」と悩んでしまい、学習が手に付かないこともありました。
— でも、越山さんはエンジニア転職を実現しましたよね!そのような葛藤や不安をどのように乗り越えたのですか?
ライフコーチ・キャリアアドバイザー・メンターといったテックキャンプのスタッフが、私の悩みに寄り添って前向きになれるアドバイスをいつもくれたのでやりきれました。
その中でも、ライフコーチがネガティブに考えていた私の話をしっかり聞いて、「10週間やりきったら、エンジニア転職に対するポジティブな要素は見つかりますよ」と言ってくれたのが心強かったです。
悩みや葛藤に対してさまざまな問いかけをしてくれて、それに答えることで私の中でも考えがとてもクリアになりました。
キャリアアドバイザーと二人三脚で進めた転職活動
— 越山さんはどのような企業に転職したのですか?
テックキャンプの紹介で基幹システムを支える企業にITエンジニアとして転職しました。
自分でもモノづくりに関わりたい、人の生活を支えている実感が持てるサービスを提供している企業で働きたいと考えていたのでとても満足しています。
— 30代未経験での転職活動は、やはり簡単ではなかったですか?
はい。初めにキャリアアドバイザーから、書類選考で落ちることは多いと思うとは聞かされていました。
ただ、頭では仕方のないことだと理解していても、やはり10件、20件と不採用の連絡が来るとどうしても落ち込んでしまって。メールアプリを開くことすらも怖く感じました。
そんな私の心が折れそうになった時に「一緒にがんばりましょう。私は越山さんのエンジニア転職を諦めないです」と言ってくれたキャリアアドバイザーの存在が本当に頼もしかったです。
— それは、自分1人ではなく、キャリアアドバイザーと一緒に転職活動を進める大きなメリットだと思います。
そうですね。あとは「ネガティブな要素とポジティブな要素を混ぜずに、1つひとつの要素として分けて考えるように」というアドバイスも役立ちました。
要素が絡まっていると、人はネガティブなことに目が行きやすいと思います。
ですが、そのような一見複雑に見えることでも細かく分けて考えると、その中にはネガティブな要素だけではなく、「自分が実現したい希望」といったポジティブな要素もあると気付けます。
それによって、自分が抱えていたエンジニア転職に対する漠然とした大きな不安や悩みが、解決できる小さな課題に変わったので「これならできるんじゃないの?」と感じました。
テックキャンプには、自分のエンジニア転職に寄り添って一緒に頑張ってくれる人がいるので心強かったです。エンジニア転職をやりきらせる場所なんだなと思いました。
— 越山さんは、今後エンジニアとしてどのように活躍したいと考えていますか?
私が転職したのはシステムの設計から保守・運用まで一貫して行なう企業なので、スキルを身に付けてどんどんキャリアアップを目指したいです。
また、将来的にはエンジニアとしてのスキルを活かして、仏教界にも貢献したいと思っています。
他の仕事と同様に、仏教界も後継者不足などの課題が多くありますので、そのような状況を改善する提案ができるようになりたいです。
テックキャンプは「エンジニア転職で人生を変えたい」に全力で応えてくれる
— さいごに、未経験からエンジニアへの転職を目指す方にアドバイスをお願いします。
自分がどういう人間なのか、どういったことがやりたいのかと考えた時に「ITエンジニアになりたい」という答えが見えた人にとって、テックキャンプはそれを実現するための最適な環境だと思います。
私は一般的に有名な大学に入学しましたが、そのようなよい環境を活かせずに学者への道を挫折した経験があります。「こんなはずじゃなかった」という気持ちをどこかで抱えていました。
我が強くて「こうじゃなければいけない」という理想が高かったので、挫折に対するネガティブな気持ちから、自分のことなのに「自分じゃない時間」を過ごしているような感覚があって。
それがテックキャンプを受講して、自分ががんばったという自信、エンジニア転職実現という結果を得たことで、「いま、自分の人生を生きていると実感できる時間」を過ごしていると思えるようになりました。
「今のままでいいのだろうか」と生き方に迷うことは誰にでもあるはず。私にとってそれを変えるための答えがITエンジニアへの転職でした。
テックキャンプは、そのようなエンジニア転職を実現して、人生を変えたいという思いに全力で応えてくれるプログラミングスクールです。
テックキャンプの受講は、私にとって大きな人生の転機になりました。
— テックキャンプの受講は、越山さんにとって人生を変えるきっかけになったのですね!本日はありがとうございました!
あなたも人生を変えたいと考えているなら…。
プログラミングスクールならテックキャンプにお任せください。
業界トップクラスの講師陣が、充実したサポート体制であなたの成長をバックアップいたします。
はじめての転職、何から始めればいいか分からないなら
「そろそろ転職したいけれど、失敗はしたくない……」そんな方へ、テックキャンプでは読むだけでIT転職が有利になる限定資料を無料プレゼント中!
例えばこのような疑問はありませんか。
・未経験OKの求人へ応募するのは危ない?
・IT業界転職における“35歳限界説”は本当?
・手に職をつけて収入を安定させられる職種は?
資料では、転職でよくある疑問について丁寧に解説します。IT業界だけでなく、転職を考えている全ての方におすすめです。
「自分がIT業界に向いているかどうか」など、IT転職に興味がある方は無料カウンセリングにもお気軽にお申し込みください。