本記事で紹介する「車載ホルダー」とは、タブレットなどを車に固定するためのものです。
車の運転中にタブレットを膝の上に置いて使用することは、とても危険な行為です。視線を外すことは、重大な事故を引き起こす原因にもなります。
危険を回避してドライブを今よりももっとラクにするためにも、車載ホルダーを導入しましょう。
ここでは、iPad用におすすめの車載ホルダーや用途、メリットなどを紹介していきます。購入を検討されている方、買い替えを検討されている方は、参考にしてください。
この記事の目次
iPad用車載ホルダーの用途やメリット
まずは、車載ホルダーの用途やメリットを確認しましょう。
順番に紹介します。
iPadを最新カーナビやドライブレコーダーとして使える
iPadを車内で使う一番の用途は、カーナビ機能ではないでしょうか。
iPadはアプリを活用することで、最新のカーナビとして利用できます。慣れ親しんだiPadでの操作は、車に搭載されているカーナビよりも断然使いやすいはずです。
また、iPadはドライブレコーダーとしての使い方もできます。
例えば「Driving Rec」は、iPadに対応したドライブレコーダーアプリ。映像だけでなく、走行速度や走行距離、位置情報など様々なデータを記録してくれる優れものです。
事故状況を客観的に記録できるドライブレコーダーは、積極的につけておくことをおすすめします。
車内でもiPadで好きな音楽を聴ける
皆さんのiPadにも、「ドライブ中に聴きたい音楽リスト」が入っているのではないでしょうか。お使いのiPadを車載カーナビに接続すれば、スピーカーで音楽を再生することも可能です。
接続方法には、有線(AUX)接続、FMトランスミッター接続、Bluetooth接続があります。Bluetoothに対応していればワイヤレスで使えるので、煩わしさもなくおすすめです。
iPadで子どもに動画や映画を見せられる
長時間のドライブだと、子どもたちは飽きて愚図ってしまうこともあります。そのような場合には、iPadで動画や映画を見せて楽しませるのも1つの手です。
しかし、ずっとiPadを持ちっぱなしにさせていると、小さな子どもには重すぎて腕が痛くなってしまいます。後部座席用の車載ホルダーを購入し、子どもたちの腕の負担を軽減させてあげれば、より快適に動画や映画に集中できるでしょう。
この記事もオススメ
iPadを破損や汚れから守ることができる
iPadを車内で使っていると、車の振動で落としてしまい、破損する恐れもあります。また、コーヒーをこぼしてしまい、iPadが汚れてしまうということも。
車載ホルダーでiPadを固定して使用することで、そういった心配はなくなります。破損や汚れから大切なiPadを守るためにも、車載ホルダーの購入を検討してみましょう。
iPadと車載ホルダーの取り付けタイプ
「ホルダータイプ」「マグネットタイプ」「吸着タイプ」それぞれの特徴などを確認していきましょう。
ホルダータイプ
一番オーソドックスなタイプで、ホルダーでタブレットやスマホを挟む形状のもの。
比較的、価格が安価なものが多い印象です。ホルダーのサイズを調整できるもの、できないものがありますので、必ずどちらのタイプなのかを確認して購入するようにしましょう。
マグネットタイプ
あらかじめタブレットやスマホにマグネットを取り付けておき、車に固定したホルダーにカチャッと取り付けて使うタイプです。
磁力の高い磁石が使われているので、動いたり落ちる心配もありません。場合によっては、コンパス機能やおサイフケータイが誤作動を起こす可能性もあります。使う際には注意しましょう。
吸着タイプ
吸着ゲルや吸盤を利用して、タブレットやスマホとホルダーを吸着させて使うタイプのものです。
どこにでも取り付けやすいのが特徴。ただし、タブレットの重さによっては外れてしまうこともあります。自分のタブレットが扱えるかどうか、重量は必ず事前に確認しておきましょう。
iPad用車載ホルダーの取り付け方式
運転席に座ってみて、自分が一番快適と感じるものを選びましょう。
吸着方式
吸盤、吸着性のゲル、粘着テープなどを活用して、車載ホルダーを車に吸着して使用します。
ダッシュボードはもちろんのこと、凸凹がなければ運転席周りのどこにでも固定して使うことが可能。
粘着テープを使うことで跡が残るのが気になる方には、吸盤タイプがおすすめです。吸着力はしばらくすると低下してしまいますので、こまめにつけ直しましょう。
差し込み方式
エアコンの吹き出し口やドリンクホルダーにマウントを差し込んで使うのが、こちらの差し込み方式です。
画面の確認も充電も楽に行えるのが特徴で、長時間利用しても車載ホルダーがグラグラすることもありません。場所を変えたり繰り返し設置したりと、臨機応変に使える点もまた魅力です。
その他の方式
上記で解説した方式以外にも、多種多様な車載ホルダーの方式があります。
例えば、クリップでサンバイザーに設置して使うものやヘッドレストに固定するもの、重みのあるシリコンマットでダッシュボードに置くだけのものなど。
自分の車にあった使い勝手のいいものを選んで、快適なドライブライフを送りましょう。
iPad用車載ホルダーを選ぶ際のポイント
どのような確認点があるのかを解説します。
大切なiPadを守るために信頼性を第一に
やはり一番大切なポイントは、自分のiPadをしっかりと固定して守れること。
タブレット用車載ホルダーのお値段は概ね1,000~3,000円前後のものが多く、比較的リーズナブルだと言えます。しかし、値段よりも耐久性や安全性を重視しなければ、導入する意味がありません。
大切なiPadをしっかりと固定できるか、見極めてから購入しましょう。
位置を微調整できる車載ホルダーが便利
自分で位置を微調整できる車載ホルダーは使い勝手が良いです。
可動するアームやジョイントがついていて、位置や角度を変えることができるタイプのものも多くあります。陽射しや映り込みなどによって、タブレットの画面が見にくくなる……といったことも避けられます。
自分の車の構造を確認してから購入する
ホルダーを購入する前に、自分の車の構造を確認しましょう。
自分が「車内のここに設置したい」と思っても、構造上どうしても設置できないこともあり得ます。購入してからでは遅いので、車とマッチするかは必ず確認しておきましょう。
iPadの固定に最適な車載ホルダー8選
これから購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
FLE HOLDER くねくね タブレットホルダー
「くねくね」と謳われているように、4本の可変アームを曲げながら、くねくねとくねらせて使うタイプのホルダー。
アーム3本でタブレットを固定し、残った1本でエアコンの送風口やヘッドレストのバーにひっかけて使用します。
また、車以外の場所でも利用できる点が特徴。会社や自宅の机の上でもタブレットの傾きを調整しながら利用でき、飛行機や新幹線での移動中には、前の座席のフックにかけることで、ハンズフリーで利用できます。
Satechiタブレット 車載 ホルダーCDスロット
車内前面にある、CDスロットに固定するタイプの車載ホルダーです。運転席からカーナビを見るには、最適な位置と言えます。
CDスロットの差し込み口の幅にあわせられる、アタッチメントが付属されているので、大半のCDスロットに適合できるでしょう。安価な価格も魅力です。
GP‐PRO タブレットホルダー
「トラックで使用している」というレビューの多い、タブレットホルダーです。
強い振動や衝撃のなかでも取れにくいほどの粘着ゲルと、真空吸盤が採用されています。これにより、吸着させるタイプの中でもトップクラスの強力な粘着性を誇ります。
また、アームは190度、ホルダーは360度回転するのが特徴で、運転手がより見やすい角度に調整することも可能です。
自分の車種に適応しているかどうかは、必ず事前に確認してから購入するようにしましょう。
Zenoplige 車載 ホルダー
クリップ式の車載ホルダーで、サンバイザーやダッシュボードのエッジ部分、後部座席用としてヘッドレスト部分などに固定できます。
ボールジョイントで角度調節はお好みに合わせて調整でき、使い勝手の良さが特徴です。
クリップ式なので自宅のテーブル等にも自由自在に取り付けられるなど、車以外でも活躍の場が多いでしょう。
Miracase マグネット車載ホルダー
ダッシュボードから垂れ下げて使用する、マグネットタイプの車載ホルダーです。運転中も視界を邪魔しない点が特徴。
360度の角度調節が可能ですが、4-10.5インチのタブレットやスマホにのみ対応しているので、必ず事前に確認してから購入することをおすすめします。
サンワダイレクト iPad タブレット 車載ホルダーアーム
カップホルダーに固定するタイプの車載ホルダーです。取り付けも非常に簡単で安定感も抜群。
アームには4つの関節があり、様々なカップホルダーに対応しています。長さ調節、自由度が高いボールジョイントを搭載し、柔軟に位置を調節可能な点も魅力です。
TRYONE 車載ホルダー
10~27cmまで伸縮するアームと、360度回転するボールジョイントが特徴の車載ホルダーです。ヘッドレストの両側に引っ掛けるだけで装着できるので、誰でも簡単に使えるでしょう。
ホルダーの両側には滑り止めと衝撃吸収ゴムパッドが付いているので、がっちり固定可能。運転中も安心して画面を確認できます。
AMZKEY 後部座席用テーブル付き車載ホルダー
こちらは後部座席用の車載ホルダーです。
子供を後部座席に乗せる場合や車中泊する場合など、音楽、動画、ゲームなどを思う存分楽しみたい場合にうってつけ。
非常にお手頃な価格で購入できるのも嬉しいポイントでしょう。
車でiPadを充電するためのおすすめツール
iPadを車内で思う存分使いたいと思っている方には、おすすめです。
Anker PowerDrive Speed 2 with PowerIQ 2.0
2台同時にiPadやiPhoneを充電できます。
2ポート合計で30W(各ポート最大15W)の高出力によるフルスピード充電が可能なので、運転手と同乗者の機器を同時に充電できる優れもの。
やわらかいLEDライトの光で、暗闇の中でもポートを見つけやすいのが特徴です。
また、炭素繊維でできたメッシュ加工のグリップは滑り止め機能付きで、取り外しも簡単にできます。
BESTEK カーインバーター 300W
車内で家庭用コンセントを使い方におすすめなのが、カーインバーターです。
こちらのアイテムは、シガーソケットのDC電源をAC電源に変換してくれます。USB充電器はもちろんのこと、パソコンへの充電なども行えるので、プライベート・ビジネス両方で重宝されるアイテムです。
車載用ホルダーは100均での購入や自作も可能
少しでも節約したい方におすすめなのが、100均で売っている車載ホルダーです。ダイソーやセリアなどでは、車内だけでなく日常生活でも十分に使えるタブレットホルダーが揃っています。
また、自分で車載ホルダーを作るのも1つの手です。
こちらも100均でアイテムは揃えられます。ブックスタンドと接着剤さえあれば、誰でも簡単に自前の車載ホルダーが作れるでしょう。
ただやはり安定性で言えば、市販の車載ホルダーの方が上回ります。確実性・安全性を重視するならば、既製品を選ぶのがおすすめです。
車載用ホルダーでiPadを快適に使おう
それに伴い、車載ホルダーの需要もますます伸びてきており、今回紹介したように多種多様なものが発売されています。
車の構造など考慮するべき点はありますが、「iPad+車載ホルダー」はきっと快適なドライブの手助けとなるはずです。ぜひこの機会に、車載ホルダーの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
はじめての転職、何から始めればいいか分からないなら
「そろそろ転職したいけれど、失敗はしたくない……」そんな方へ、テックキャンプでは読むだけでIT転職が有利になる限定資料を無料プレゼント中!
例えばこのような疑問はありませんか。
・未経験OKの求人へ応募するのは危ない?
・IT業界転職における“35歳限界説”は本当?
・手に職をつけて収入を安定させられる職種は?
資料では、転職でよくある疑問について丁寧に解説します。IT業界だけでなく、転職を考えている全ての方におすすめです。
「自分がIT業界に向いているかどうか」など、IT転職に興味がある方は無料カウンセリングにもお気軽にお申し込みください。