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開発言語7選! Web開発の人気プログラミング言語を比較

作成: 2019.02.04 更新: 2019.08.05

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「Webプログラマを目指して、とりあえず書籍やProgateを参考にHTML/CSS/JavaScriptは勉強したものの、本格的なWebアプリ開発を行うにはどうしたら良いのか」

そんなプログラミング言語が良いのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

今回はWeb系を中心に、アプリやAI関係まで含め、おすすめの開発言語7つを理由も含めて紹介します。

2019年8月5日編集:この記事は、現役エンジニアによって監修済みです。

開発言語とは

Webなどのシステムを開発するには「開発言語」として選んだプログラミング言語を使って行います。

世の中には非常に多くのプログラミング言語が存在しますので、使われるシーンによっても開発言語は変わります。

Webアプリ開発やデータ分析に用いられるプログラミング言語

例えば、トレンドとなっている開発にはWebアプリケーションやAI、データ解析などがあります。WebであればJava、Ruby、PHPなどが良く使われている言語です。データ解析やAIの開発ではPythonが使われています。

選ぶべき開発言語は目的によって変わる

もちろん同じWebアプリケーションの開発でも、目的や要求される仕様によって変わります。小規模~中規模のアプリを開発する場合はPHPやRubyが良く使われますが、中規模~大規模なものであれば安定性を考慮してJavaが良く使われます。

またスマートフォンアプリでも、AndroidであればJava、iOSであればSwiftが推奨されていますが、クロスプラットフォーム開発を行いたい場合はXamarinという開発環境を使ってC#で開発することもあります。

プロトタイプ開発なら「効率を重視」

個人開発・ITベンチャーの開発・プレゼン向けのプロトタイプ開発のような、小規模の開発の場合はスピーディーに開発ができる言語を選ぶべきです。そのためには文法が簡単でライブラリが豊富なものが良く、動的型付けの言語がおすすめです。時間をかけないためにはRubyのような開発コミュニティが活発な言語を選ぶと良いでしょう。

一方でスピードを重視した開発は後からセキュリティホールが発見されたり、深刻なバグが見つかることも多いのが実際です。結局あとで一からコードを書き直す必要が出る場合もあります。

大企業の開発案件は「安定性を重視」

一方、大企業の開発案件は、とにかく安定性を重視しなければなりません。動的型付けの言語はNGで、静的型付けでかつコンパイル言語が必須と言えるでしょう。もちろん開発実績が豊富で、歴史が長い言語を使うべきですし、完全にフリーというよりは、有償サポートが何らかの形で受けられる言語であるべきです。

開発言語の分類

では開発言語にはどの様な違いがあるのでしょうか。

文法が違うのはわかりましたし、開発効率や安定性、実行速度が異なることもわかりました。ここでは3つのポイントを紹介しましょう。

静的型付けと動的型付け

1つ目は、プログラムを行う際に使用する定数や変数の扱いです。特に変数でしょうか。例えばWebのフロントサイド開発でよく使われるJavaScriptは、変数に数字を入れても文字を入れても構いません。変数を使いたくなったら好きな名前の変数を作成し、それに値を入れれば良いのです。このような変数は「動的型付け」と呼ばれます。

一方、数値なら数値、文字列であれば文字列として、最初に変数の形を文字列、整数型、浮動小数点数型、論理型などの型として宣言をする必要があるものを「静的型付け」と呼びます。

静的型付けは、実行時ではなくコンパイル時などプログラム実行前に型チェックを行います。そのため、実行前にバグに気付けるなど、堅牢なシステムを構築する上で優位性があります。

低級言語と高級言語

2つ目として、プログラミング言語にはコンピュータが直接理解する機械語(マシン語)に近い「低級言語」と、人間が書きやすく、低級言語と比較して抽象度の高い「高級言語」があります。

低級言語の代表例はアセンブラ(アセンブリ言語)です。一方、高級言語にはPythonやRubyなどがあります。もちろんC言語やJavaなども高級言語です。

ですが、今回紹介する中では、IoTや組み込みデバイス用に使われているC言語は、高級言語と言っても、比較的低級言語に近い位置付けです。記述が複雑ですが、その代わりアーキテクチャに合わせて高速な処理を記述できます。

一方、高級言語は低級言語に比べて、より抽象度の高い記述ができます。低級言語ほど細かく処理を記述する必要がありませんので、開発速度を上げることができます。もちろん初心者にとって勉強しやすい言語です。

スクリプト言語とコンパイラ言語

そして3つ目は実行形式への変換をどのタイミングで行うか、です。

あらかじめ実行までに実行形式への変換を行っておく必要がある言語を「コンパイラ言語」、そして実行時に逐次実行形式に変換する言語を「スクリプト言語」または「インタプリタ言語」と呼びます。

スクリプト言語はソースコードを書けばすぐに実行可能なことから、短いサイクルで簡単に開発できるという点が最大のメリットです。

学習も比較的容易な言語が多いため、初心者が学ぶのに向いています。デメリットとしては、実行の度にマシン語への変換を行うため実行速度が比較的遅く、あまり大規模な開発に向かないという点があります。

一方でコンパイラ言語は、ソースコードを書いてコンパイルを行って実行するため、スクリプト言語よりも手数が多く、初心者にはやや取り組みづらいです。

ただし、コンパイラ言語は予めマシン語に近い実行形式への変換を行うので実行速度が速いため、大規模なシステム構築に向いています。

開発言語7選の基準

ではここから、7つの開発言語について紹介していきましょう。

それらはJava、C#、Ruby、Python、Elixir、TypeScript、Swiftです。もちろんこれらを選択したのには理由があります。

その理由として次の4つを挙げます。

開発コミュニティの活発さ

まず最初に、何と言っても開発者が多いことです。そして開発者が多いということは、その情報を交換する開発コミュニティの活動が活発であることを示しています。例えばGitHubを見れば開発が活発な言語を知ることができます。GitHub内でコントリビュートが多い言語はJavaScript、Java、Python、PHP、C++、C#…と続いていきます。この中でJavaScriptを外せば、Java、Python、C#あたりがみえてきます。

またRubyは国内コミュニティが強いため、PHPではなくこちらを推しておきます。それと、TypeScirptは「急激に伸びている言語」の3位にランクインしているため、7選に入れています。

歴史の長さ

次に、言語自体の歴史の長さがあります。歴史が長いということは、それだけ様々な技術の変遷やセキュリティ状況の変化に対応してきたことを意味しています。つまり、機能面でも安定面でも高いレベルを達成していると言って良いわけです。

特にJavaは最初の発表が1996年ですから、すでに22年も最前線で活躍しています。最初はWebページでインタラクティブな操作の可能なアプレットを開発するのに使われていました。その後サーバーサイドで動作するサーブレットや、HTMLファイルを動的に生成するJSPなどの技術が追加され、企業が構築する大規模なWebシステムには欠かせない存在になっています。

またC言語やC++言語をベースとし、Javaを参考にしてリファインしたMicrosoftのC#も、2002年の登場からすでに16年。オープンソース化からもある程度時間が経ち、かなり安定している言語です。

ちなみにPythonも1991年の登場からすでに27年が経過しています。

文法の簡単さ

さらに、文法の簡単さも選んだ理由として挙げられます。もちろんJavaやC#は大変な部分も多いのですが、RubyとPythonは文法が簡単で、初心者も身につけやすい言語です。

またRubyライクな言語としてElixirがあります。iOSようのアプリを開発するのに使われるSwiftも新しい言語ですので、文法が整理されていてわかりやすくなっています。

ITトレンドとの親和性

最後に今のIT業界でトレンドキーワードになっている言語を選んでいます。

例えばC#はUnityと連携しているため、ゲーム開発やVRコンテンツ開発に利用されています。

PythonはAI(人工知能)開発で利用されていますし、ElixirはWebコンテンツがどんどんリッチになっている今、高負荷なサービスにマッチした言語として使えます。

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【2019年最新版】開発言語7選

では、2019年の開発言語7選をお送りします。

Java

1つ目の開発言語は、GitHubでも人気の高いJavaです。静的型付けのコンパイル言語として、何と言っても大規模開発では定番の開発言語です。

公式Webサイト:Java SE – Downloads | Oracle Technology Network | Oracle

大企業の開発案件への採用実績が豊富

銀行系やeコマースなど、大手企業の開発案件では圧倒的なシェアを持っていると言語と言って良いでしょう。特に信頼性を求められるシステムでは、Javaを動かすためのサーバー用ミドルウェアも商用のものが用意されています。

そのため、完全にフリーな開発言語と異なり有料の補償が充実していますので、安心してシステム構築ができるのです。ですので、Javaでの開発ができれば、すぐにでも開発ベンダーで雇ってもらえます。

Androidアプリ開発に対応

またAndroidアプリの開発もJavaで行われています。細かい制御が必要なアプリを開発したい場合には必ずJavaを利用する必要がありますので、その点でも利用の範囲が広いというのは、大きなアドバンテージです。

難易度:★★★★

ただし、習得の難易度は高くなります。正直、初心者にはややハードルが高いでしょう。もちろん開発の難易度を下げるためのフレームワークも出ていますが、サーブレットやJSPも含めて習得すべき事が多いのは事実です。

C#

2つ目の開発言語はC#です。Javaと同様、クロスプラットフォームでの動作を保証するため、中間言語にコンパイルされます。静的型付けのコンパイル言語である点も共通しています。

ただし、Windowsでの開発環境が充実しているのと、「.NET Framework」との相性などからWebアプリの場合はWindowsサーバー系で良く使われています。

公式Webサイト:C# のガイド | Microsoft Docs

ゲームエンジン「Unity」で使用される

C#はWindowsストアアプリの開発では大きな力を発揮しています。Windowsで利用可能なMicrosoftのセンサー「KINECT」やMRデバイス「HoloLens」もC#を開発言語として推奨しています。

ゲームエンジンである「Unity」が対応しているため、HoloLens向けにUnityを利用したアプリがリリースされています。

Xamarinでクロスプラットフォーム開発が可能

また、Microsoftが買収したXamarinを利用すればクロスプラットフォーム開発もしやすくなっています。C#を使ってWindowsのみならず、Mac、iOS、Androidアプリの開発も可能になっているのです。

難易度:★★★★★

とはいえ、難易度はやはりJavaと同等か、それよりもやや難しいレベルです。C++とJavaを参考にして開発されたという経緯がありますので、どうしても難しめになってしまいます。

ただしUnityから入る場合は、Unityの機能でカバーできる部分も多いため、やや始めやすくなっています。

Ruby

3つ目の開発言語は日本で開発された言語であるRubyです。動的型付けのスクリプト言語です。ただしコンパイル言語として実装することも可能です。

公式Webサイト:オブジェクト指向スクリプト言語 Ruby

Ruby on RailsはWebアプリケーション開発の主流に

Rubyは早くから開発フレームワークが整備されてきました。

特に「Ruby on Rails」は2004年に登場し、他の様々な言語のフレームワークに影響を与えたことで知られています。RubyでWebアプリケーションを開発する場合は、ほぼこのフレームワークで開発すると言っても過言ではありません。

国内の開発コミュニティが活発

そして日本で開発された言語であるため、日本国内のコミュニティが活発なのもRubyの特徴です。もちろん日本人以外でも利用している開発者は多く、先の「Ruby on Rails」も開発者はデンマーク人です。

難易度:★

そしてスクリプト系の言語であるため、文法が簡単です。そのため初心者でも非常に始めやすくなっています。また日本語の公式ドキュメントが非常に充実しているのもポイントでしょう。

Python

4つ目の開発言語はPythonです。動的型付けのスクリプト言語ですが、バイトコンパイルを行う事で、コンパイル言語として動作することも可能です。

公式Webサイト:Welcome to Python.org

AI(人工知能)開発に最適

Pythonはマクロ処理などで使われることがある言語ですが、近年はAI開発者がPythonを使うことが多く、GoogleのTensorFlowもPythonを前提とする開発環境になっています。

Webアプリケーション開発も可能

もちろんWebアプリケーションも開発可能です。Pythonにもサーバー側のフレームワークとしてDjangoとFlaskという2つのフレームワークがあります。今後はAIを活用したWebアプリケーションもどんどん開発されるでしょうから、Pythonの需要は増えるでしょう。

難易度:★★

Rubyと同等に整理されて、わかりやすい文法を持っていますから、初心者にも入りやすいプログラミング言語と言えるでしょう。

ですがもしAI関連の開発を行うのであれば、Pythonの知識とは別に高度な数学知識(特に統計)も必要になります。「数学は苦手だけどPythonで人工知能開発を、ゼロから始めたい」という場合にはかなり苦戦するでしょう。

Elixir

5つ目の開発言語は2010年代に登場した新しいプログラミング言語「Elixir」です。動的型付けの言語で、Erlangの仮想マシン上で動作します。

公式Webサイト:Elixir

ErlangとRubyの良いところどりの次世代言語

ElixirはErlangの文法をRubyに近い書き方で使えるようにした言語です。そのためErlangの持っている並列処理という特徴をRubyライクに書くことができるようになっています。

大量のデータを高速にさばく安定性が高い言語

パターンマッチングなどに優れていて、大量のデータを高速で処理可能になっています。そのため、非同期処理など、並列処理を安定して実行できるようになっています。

例えばSNSではリアルタイム性が求められていますが、「Ruby on Rails」などは簡単に開発できる一方、リアルタイム処理に難がありますので、Elixirに注目が集まっています。

Discordに採用される

このリアルタイム処理を最大限に活かすのがメッセージアプリです。実際、SlackとSkypeの良い所取りをしたDiscordというVoIPアプリケーションの開発にElixirが利用されています。実際に、VoIPアプリとしてはSkypeよりも軽量だとされています。

難易度:★★★

難易度はRubyライクな文法ですのでわかりやすくなっています。ですがまだ新しい言語ですし、日本語も含めてドキュメントなどの資料が少なめです。また国内での採用事例も少しずつ揃い始めている段階ですので、普及にはもう少し時間がかかるかもしれません。

TypeScript

6つ目の開発言語「TypeScript」はJavaScriptの代替プログラミング言語(AltJS)の一つです。最終的にはコンパイルを行い、JavaScriptのコードを生成します。

公式Webサイト:TypeScript – JavaScript that scales.

Microsoft発のAltJS

TypeScriptの特徴は、Microsoftが作ったAltJSだという点です。中規模~大規模開発を想定していますので、安定性も高くなっています。

静的型付けを持つためエラーに強い

そして大規模開発時に問題となるのが、JavaScriptの動的型付けです。

しかしTypeScriptは静的型付けとクラスベースオブジェクト指向を使えるスーパーセットになっていますので、C#やJavaなどの言語に慣れていて、JavaScirptに馴染みがない人にも向いている言語だと言えます。

難易度:★★★

難易度はあまり高くありません。しかし、マスターできれば、その後に受ける恩恵が非常に大きいので、頑張って覚える価値のある言語です。

Swift

7つ目の開発言語は、iOSアプリ開発で基本的な言語になっているSwiftです。静的型付けのコンパイル言語です。

公式Webサイト:Swift – Apple Developer

iOS開発向けのモダンな言語

iOS向けアプリは以前、Macなどのアプリ開発で使用されていたObjective-Cでしたが、2014年にSwiftが発表されてからは、Apple社もiOS向けアプリの開発言語として推奨しています。実際、文法が整理されているため、使い易いモダンな言語になっています。

難易度:★★★

静的型付けのコンパイル言語としては、難易度はやや低めです。文法もモダンで整理されているので、初心者でも習得にそれほどつまずくことはないでしょう。ですが、iOSアプリ開発以外の用途がほとんどありませんので、そこがネックです。

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この記事を書いた人

Tatsuya T. Yamada
天文学・宇宙物理学の研究を行い、一般向けの講演会や解説書も書いていた。現在は、1991年から行っている「パソコンを使った教育」を本業とし、eラーニングソフト・コンテンツを開発している。教育ビッグデータ、教育へのAI活用の専門家。日本天文学会、教育システム情報学会、宇宙作家クラブ会員。