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レゴは子どものプログラミング学習におすすめ!教材・教室・ロボットプログラミングについても解説

更新: 2020.01.22

あなたは子どものプログラミング教育をどのように行なえば良いか悩んでいませんか?

子どもにあった方法をしっかり選ばないと、はじめてのプログラミング体験で苦手意識を持ってしまうのではないか、と不安に感じている方もいらっしゃるでしょう。

そのような方におすすめしたいのが、レゴを使ったプログラミングの学習です。

この記事を読めば、レゴの教材の特徴や魅力をはじめ、学習が始められる教室やロボットプログラミングが子どものプログラミング学習にぴったりなのかについて理解できます。

子どもと大人も楽しみながら、レゴを使ってプログラミングの学習をはじめましょう。

レゴが子どものプログラミング学習で人気

レゴが開発した「レゴ マインドストーム EV3」や「WeDo2.0」といったロボットプログラミングの教材が、子どものプログラミング学習の観点から人気を集めています。

2020年から小学校におけるプログラミング教育が必修化されることを受け、プログラミングに興味を持っている保護者の方も多いでしょう。

そのような場合におもちゃとして親しみのあるレゴが教材となる学習方法は、子どもがプログラミングに対する苦手意識を持たずにはじめやすいのでとてもおすすめです。

レゴは教育理念として「Playful Learning(遊びながら学ぶ)」「Learning by making(作ることで学ぶ)」を掲げており、教育の分野に長年に渡って力を入れてきた企業です。

小さな子どもでも取り組みやすいだけでなく、プログラミングに興味を持った子どもがさらに知的好奇心を掘り下げられる構造も併せ持っています。

そのため、レゴを使ったプログラミングは子どもだけでなく、大人からも注目を集めているのです。

レゴでどのような学習できるか詳しく知りたい方は、公式サイトをご覧ください。

LEGO Education

ロボットプログラミングが子どもにおすすめな理由

ロボットプログラミングは、なぜ子どものプログラミング学習におすすめなのでしょうか。その理由について以下で解説していきます。

遊びの延長として学べる

子ども向けのプログラミング教材には、本・動画・おもちゃなど様々な種類があります。

その中でも、ロボットを使って子どもが遊びの延長として取り組めることで人気を集めているのが「ロボットプログラミング」です。

ロボットプログラミングはロボットを組み立てて、実際にそれを動かせます。

自分が思うように動かすためにトライ&エラーを繰り返すことで、思考力や問題解決能力も育まれます。

直感的に理解できる取り組みやすさが魅力

「自分が組み立てたロボットを動かす」という直感的に理解できる取り組みやすさもロボットプログラミングの魅力。

そのため、レゴ・アーテック・ヒューマンアカデミーなど、多くの企業がロボットプログラミングの教材の開発を行っているのです。

また、子どもの習い事としてプログラミング教室は人気が上昇しており、PR TIMESによると2017年に話題になった習い事の1位を獲得したとあります。

子どもにプログラミングを習わせたいけれど、数あるプログラミング教室の中からどれを選べば良いか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そのような場合には、子どもが遊ぶように自然に学べるロボットプログラミングを提供していることを判断基準にするという方法もあります。

開発で使われるプログラミング言語も学習できる

ロボットプログラミングは、その教材向けに作られた言語だけでなく、アプリなどの開発に用いられるプログラミング言語を学べるものもあります。

ロボットプログラミングの教材の1つであるレゴ マインドストーム EV3は、子供向けのプログラミング言語「Scratch」を生み出したMIT(マサチューセッツ工科大学)とレゴが共同で開発を行いました。

そのため、プログラミングの入門に最適なだけでなく、C・Javaといった一般的なプログラミング言語にまで対応するという奥深さも持ち合わせています。

子どもの興味を引くだけでなく、探究心にも応えてくれる点もレゴの教材の魅力と言えるでしょう。

レゴが子どものロボットプログラミングの学習に最適な理由とは

出典元:レゴ

ヒューマンアカデミーやアーテックをはじめ、様々なロボットプログラミングの教材があります。

その中で、なぜレゴがおすすめなのか理由を見ていきましょう。EV3やWeDo 2.0などの教材については、後ほど紹介します。

チュートリアルやカリキュラムが充実している

レゴ マインドストーム EV3とWeDo 2.0などのアプリには、チュートリアルやカリキュラムが含まれているので、すぐに学習がはじめられます。

そのため、何からはじめれば良いのか迷うことがありません。

新しいことに取り組む時には、はじめやすさも重要なポイント

レゴ エデュケーションのプログラミングサポートサイトで、対象の教材を持っていない方でもアプリがダウンロード可能です。

購入に迷った場合には、何ができるのか見るのもよいでしょう。

日本語には対応していませんが、以下のサイトでEV3やWeDo 2.0のカeラーニングのコースも提供されています。

Education – – connecting the bricks -LEGO Education Academy 

世界の50,000を超える教育機関が採用

レゴを使ったプログラミング教室を展開するKicksによると、レゴ マインドストーム EV3は世界70カ国以上、50,000を超える研究機関で使われているとあります。

この実績を見れば、レゴのプログラミング教材が世界でも認められていることがよくわかるでしょう。

教師向けにすぐに導入できるようなカリキュラムが気軽に利用できる点も教育機関での導入が進んでいる理由として考えられます。

また、豊富な実績とフィードバックが製品が反映されていること点もおすすめできる理由の1つです。

小学校の授業にも導入する試みも始まっている

日本でもレゴを使ったプログラミングを小学校の授業に取り入れる試みも始まっています。

大阪市阿倍野小学校や相模原市立旭小学校が、プログラミング教育の一環としてレゴを使った授業を実施。

教育の現場で実際に取り入れられたことは、レゴの信頼性の高さが伺えるできごとではないでしょうか。

ロボットプログラミングが学べるレゴの教材

次に、ロボットプログラミングが学べるレゴの教材について解説します。

レゴの教材の特徴

レゴの教材はプログラミングの知識がなくてもはじめやすく、タブレットやパソコンを使って複雑なプログラミングによる制御も可能という子どもの能力に合わせて楽しめるバランスの良さが魅力です。

レゴはロボットプログラミングにおいて世界的に人気の高いレゴ マインドストーム EV3を提供しています。

レゴ マインドストーム EV3は教育機関でも導入されるなど、ロボットプログラミングの世界標準と言える教材です。

レゴはWRO(World Robot Olympiad)などの国際的なロボットコンテストにも採用されており、学習の成果を試す場所も用意されています。

ただし、スターターキットが子どもの教材としては高価で、ロボット教室に通う場合にはさらにその費用がかかることも事実です。

レゴのプログラミング教材の詳細な比較は以下のレゴ エデュケーションの公式資料をご覧ください。

プラグラミング教材比較表

レゴ マインドストーム EV3

まず、人気と性能が高いレゴ マインドストーム  EV3について紹介します。

ロボティクスが学べる教材

レゴのロボットプログラミング教材の代表と言える「レゴ マインドストーム EV3」

まず、レゴブロックを使ってオリジナルのロボットを組み立てます。

それに様々なプログラミング言語でプログラムが構築できるインテリジェント EV3 ブロックを組み込むことで、ロボティクス(ロボット工学)が学習できる教材です。

後ほど紹介するWeDo2.0よりも難易度は高く、対象年齢は10歳以上となっています。

7つのパーツにより複雑な動きを実現

レゴブロックと合わせて、レゴ マインドストーム EV3には以下の7つのパーツが付属しています。

・インテリジェントブロックEV3
・サーボモーター
・ジャイロセンサー
・超音波センサー
・カラーセンサー
・タッチセンサー 2個

インテリジェントブロックEV3はロボットの制御装置・動力装置として機能します。サーボモーターは動力となるだけでなく、回転センサーも内蔵されています。

ジャイロセンサーは回転の速度や傾きの測定が可能。超音波センサーは音波によって、障害物などの物体を検知します。

タッチセンサーは「触れる」「ぶつかる」「離れる」といった状態を認識できます。カラーセンサーは7種類の色の違いや、光の強さを測定します。

基本のキットには付属していませんが、拡張するパーツとしてIRビーコン・IRセンサー・温度センサーも販売されています。

想像力次第で様々な機能を持ったロボットが作れる自由度の高い教材です。

アイコンによる操作がメインのプログラミング

プログラミングはアイコン操作がメインの初心者にもわかりやすい専用ソフトウェアを使います。

他のレゴの教材と大きく違うのは、プログラムに用いる値を細かく設定できることです。これにより、イメージ通りの複雑な動きも実現できます。

また、レゴ マインドストーム EV3はC・Java・Pythonなど、幅広いプログラミング言語にも対応しています。

プログラミングのスキルをより高めたい場合には、他の言語を使ってプログラムを構築すると良いでしょう。

このように、レゴ マインドストーム EV3には子どもはもちろん、大人も楽しめる深みのある面白さを秘めています。

WeDo2.0

次にWeDo 2.0について紹介します。

ブロックと4つのパーツで構成

WeDo2.0はブロックを組み合わせてロボットを作り、付属する専用ソフトウェアで動かせる科学や理科、プログラミングの学習ができる教材です。

レゴブロックと以下の4つのパーツがセットになっています。

・スマートハブ
・パワーモーターM
・モーションセンサー
・チルトセンサー

スマートハブはWeDo2.0の要となるパーツで、Bluetoothで通信を行って他のパーツをコントロールします。

パワーモーターMは10段階に出力の切り替えが可能。モーションセンサーは物体、チルトセンサーは傾きや揺れを感知します。

ドラッグ&ドロップで簡単プログラミング

パソコンとタブレットに対応した専用ソフトウェアは子どもがはじめてプログラミングにふれる場合にもわかりやすいように、ドラッグ&ドロップで操作が可能

カラフルなパズルを組み合わせるように簡単にプログラムを構築できます。

また、ビジュアルプログラミング言語「Scratch」にも対応しています。

対象年齢は7歳からとなっており、レゴ マインドストーム EV3よりも小さな子ども向けです。ロボットプログラミングの入門に最適な教材です。

レゴ エデュケーション SPIKE プライム

出典元:SPIKE™ Prime – Lego Education

40周年となる節目の2020年に新たに発売されたプログラミング教材です。

「SPIKE プライム」は、STEAM教育に焦点を当てていることが特徴。レゴを楽しみながら論理的思考や問題解決能力を育めます。

レゴブロック・センサー・モーターを組み合わせて、Scratchをベースに開発された言語で動かせます。

今後、世界的に人気の高いプログラミング言語であるPythonにも対応予定です。

SPIKE プライムは小学校高学年から中学生・高校生が対象。

以下の公式サイトからSPIKE プライムは購入可能です。

SPIKE™ Prime – Lego Education

レゴ BOOST

レゴ BOOSTにはレゴブロックと、ムーブハブ・カラー&距離センサー・外部モーターの3種類のパーツが付属します。

ムーブハブはBluetoothでタブレットやWindows10搭載のパソコンと接続が可能。パーツはWeDo2.0よりも少ないですが、ブロックの数が多いです。

レゴ BOOSTは7歳以上を対象としており、専用のアプリでプログラミングができます。ただし、WeDo 2.0やEV3のようにい他のプログラミング言語には対応していません。

その分、対象年齢が同じWeDo2.0よりもさらにわかりやすいことがレゴ BOOSTの魅力と言えるでしょう。

WeDo2.0は教材として使用することを前提としており、教師と一緒に学んでいくように設計されています。

それと比較すると、レゴ BOOSTは子どもが1人で楽しめることにより特化している印象を受けるでしょう。

ロボットプログラミングの教材というよりも、機能が豊富なレゴのおもちゃという位置付けと考えられます。

レゴによるロボットプログラミングが学べるスクール・講座

出典元:レゴスクール

以下で、レゴの教材を使ったロボットプログラミングが学べるスクールや講座について紹介します。

レゴスクール

レゴスクールでは、子どもの成長や年齢に合わせたカリキュラムを提供。

小学校2年生・3年生を対象とした「コードクリエイター」では、WeDo2.0を使ってビジュアルプログラミングの学習ができます。

小学校3年生から小学校5年生を対象とした「ワールド・ロボティクス I / II」では、レゴ マインドストーム EV3を使ったロボットプログラミングで論理的な思考や問題解決能力を身につけられます。

やはり、教材の開発を行っているレゴが開催するスクールを選びたいという方も多いでしょう。

下記の公式サイトから全国のスクールが検索可能です。

レゴ®スクール

Z会プログラミング講座 with LEGO® Education

未来を担う子どもたちの「プログラミング的思考」を育むために提供されているZ会の講座です。教材としてレゴが使われており、Z会のオリジナルテキストで学習が進められます。

通信教育講座であるため、時間・場所などを選ばずに取り組めることが特徴です。

小学校1年生から小学校4年生を対象とした「基礎編」ではWeDo2.0、小学校5年生以上が推奨されている「発展編」ではレゴ マインドストーム EV3を使用します。

Z会プログラミング講座 with LEGO® Education

Kicks

中央出版によるプログラミング講座「Kicks」。WeDo2.0やレゴ マインドストーム EV3を使ったカリキュラムを提供しています。

10年以上に渡って研究されてきた子どもが楽しみながら学べるカリキュラムが魅力です。

Kicksでロボットプログラミングに対する基礎を学んだ後は、さらに高度なcrefusへと進級できるのでスムーズに学習が進められるでしょう。

ブロックのプログラミング教室はKicks

レゴのロボットプログラミングの口コミ・評判

レゴの教材を実際に使った方の口コミ・評判が気になるという方もいらっしゃるでしょう。以下で、良い口コミ・評判と悪い口コミ・評判をそれぞれ紹介していきます。

良い口コミ・評判

小さい子どもでも直感的に遊ぶことができ、プログラミングのベースとなる論理的思考を育むことができるといった口コミが多く見られます。

また、おもちゃとして単純に楽しめるという点もレゴによるプログラミング学習の魅力です。

悪い口コミ・評判

一方で、「レゴの購入に資金がかかる」「モデリングが必要なためハードルが高い」といった意見も見られます。

経済的な状況の判断やレゴを組み立てることに子どもが興味を持てるかの見極めが重要と言えるでしょう。

レゴ以外のロボットプログラミングにおすすめの教材

レゴ以外にもロボットプログラミングに利用できる教材はあります。

以下で、ロボットプログラミングの代表的な教材を提供しているヒューマンアカデミー・アーテックについて紹介します。それぞれの特徴や違いについてしっかり理解しましょう。

ヒューマンアカデミー

資格取得やキャリアップを目的とした講座を提供するスクール「ヒューマンアカデミー」。

そのヒューマンアカデミーが提供するロボット教室は、子どものレベルに合わせた多彩なコースと47都道府県で教室を展開しているはじめやすさから人気を集めています。

PR TIMESによると「保護者が選ぶ満足度が高い子ども向け『プログラミング教育』」において1位を獲得したとあります。

5歳以上を対象としたプライマリーコースから、Arduino言語を使ったより高度なロボットづくりが行えるロボティクスプロフェッサーコースまで提供されているので、子どもの興味に合わせて可能性を最大限に高めることができるでしょう。

ヒューマンアカデミーのロボット教室では、オリジナルキットを使用

このロボットは「Robi(ロビ)」「RoBoHoN(ロボホン)」「KIROBO(キロボ)」といった代表作を持つロボットクリエイターの高橋智隆さんが開発を行っており、高いクオリティを誇っています。

またレゴと比較すると費用は低価格になっている点も特徴と言えるでしょう。

ロボット教室|ヒューマンアカデミー

アーテック

アーテックは1960年に創業した日本の学校教材メーカー。50年以上に渡って培ってきたノウハウをもとにアーテックロボを提供しています。

全国で1200カ所以上の加盟教室があることからも、信頼できるメーカーであることがよくわかるでしょう。

学校での授業での利用が想定されているため、短時間で学べるようにテキストが付属しており、組み立てが行いやすいことが特徴です。

低価格の商品が多いことも魅力と言えるでしょう。

ただし、アーテックロボは小学校4年生から小学校6年生を対象としているため、小さい子ども向けではないという点に注意が必要です。

アーテックロボ | 株式会社アーテック

さいごに

今普段何気なく遊んでいるレゴ。そのレゴでプログラミングが学習できる教材について紹介しました。

プログラミングの大切さはわかるけれど、子どもにどのようにはじめさせたら良いか悩んでいる保護者の方にとって、強い味方となる教材です。

子どもが遊びの延長としてプログラミングの勉強に取り組めるはじめやすさは大きな魅力です。

それだけでなく、レゴのロボットプログラミングは、大人も楽しめるほど高い完成度を誇っています。

子どものプログラミング教材としてはもちろん、大人が楽しむために買うといった選択肢もアリでしょう。

大人も子どもも楽しみながらロボットプログラミングが学べることが、レゴの教材の最大の魅力です。

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この記事を書いた人

Kimura Hiroto
音楽・ITをはじめとするさまざまなジャンルのライティングを行っています。ITエンジニアの経験を生かし、テックキャンプ ブログでの執筆・編集を担当。好きな食べ物は豆腐。

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