家で過ごしていて退屈なときは、Chromecastを使ってさまざまなコンテンツを楽しみましょう。
この記事では、Chromecastでできることや、値段などについて解説しています。
※記事内の価格等は2023年8月執筆時の内容です。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。
この記事の目次
Chromecast(クロームキャスト)とは
出典元:Google
Chromecast(クロームキャスト)とは、Googleが開発したテレビに接続する機器です。
インターネットに接続することで、テレビ画面で映画や動画などの映像コンテンツを視聴できたり、写真やウェブサイトが閲覧できたりします。
Chromecastを操作するのにリモコンは必要ありません。いつも利用しているスマホ、パソコンなどで操作が可能です。
Chromecastでできること
Chromacastでできることについて、より具体的に解説していきます。順番に見ていきましょう。
- スマホやパソコンの画面をテレビに映せる
- Google Homeと連携すればテレビを音声操作できる
- 動画コンテンツを気軽に楽しめる
- Bluetoothイヤホンを接続できる
- Google フォトをキャストできる
スマホやパソコンの画面をテレビに映せる
Chromecastでは、キャスト機能・ミラーリング機能を使って、テレビでさまざまなコンテンツを楽しめます。
キャスト機能とは、Chromecastに対応しているアプリをスマホにインストールしておき、そのアプリを操作してテレビ画面に映像を出す機能です。
また、スマホゲームでキャスト機能を使えば、スマホの画面よりも迫力のある映像でゲームを楽しめるでしょう。
一方、ミラーリング機能はスマホやパソコンの画面に映っている映像をそのままテレビ画面に映し出す機能です。
ミラーリング機能を使えば、Chromecastに対応していないアプリもテレビ画面で楽しめます。
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Google Homeと連携すればテレビを音声操作できる
できることの2つ目は、テレビの音声操作です。
これはGoogle Homeと連携することで利用できる機能。
Google Homeとは、Googleが開発したAIスピーカーのことです。
Google Homeに話しかけることで、あらゆる操作が可能になります。例えば「OK Google、今日の天気は?」と話しかければ、Google Homeが今日の天気について答えてくれます。
このGoogle HomeにChromecastを接続させれば、できることがさらに広がるのです。
例えば「OK Google、Netflixで〇〇(作品名)を再生して」と話しかければ、その作品がテレビ画面で再生されます。
ほかにも音量の調整や字幕の表示も「音量を上げて」「字幕を付けて」と話しかけることで操作が可能です。わざわざスマホで操作する手間もいりません。
動画コンテンツを気軽に楽しめる
Chromecastで楽しむことといえば、やはり動画配信サービスを利用したテレビ・映画・ドラマ・アニメ・スポーツライブなどの鑑賞でしょう。
対応しているアプリには、YouTubeやNetflixのような動画配信アプリを始めとして、音楽・ラジオ配信アプリ・ゲーム・写真閲覧アプリなどもあります。
例えば、YouTubeやNetflixなどの動画配信アプリでキャスト機能を使えば、動画や映画などをテレビの大画面で楽しめます。
Bluetoothイヤホンを接続できる
Chromecastには、Bluetooth機能も内蔵されています。そのため、ワイヤレスイヤホンをお持ちならば、ChromecastとBluetooth接続してコンテンツを楽しめます。
Google フォトをキャストできる
Chromecastができることとして特筆すべきものは、Google フォトをキャストできること。
Google フォトとは、写真の保存に便利なGoogleのクラウドストレージ。アルバムを作ったり簡単な加工を施したり、写真を繋げてムービーを作ることも可能です。
これをChromecastからアクセスすれば、これまで保存した思い出の写真をテレビの大画面に写して、家族や友人などとワイワイ楽しめるでしょう。
Chromecastの種類
Chromecastには、主に3種類のモデルが発売されています。
- Chromecast
- Chromecast Ultra
- Chromecast with Google TV
Chromecast
通常版のChromecastは、最もオーソドックスなモデルです。2023年8月現在まで、第1世代、第2世代、第3世代の3種類が発売されています。各世代のスペックを比較してみましょう。
外見
まずは外見から。第1世代がスティック状であるのに対し、第2世代以降のものは円形状となっています。重量は第1世代が34g、第2世代が39.1g、第3世代が40gと大きな差はありません。
機能
続いて機能面。大きく違う点はフレームレートとWi-Fi接続の帯域の2点です。
フレームレートを簡単に説明すると、映像の滑らかさを示す値のことです。したがって、この値が大きいほど映像は滑らか、小さいほど映像がカクカクしていると言えます。
第1、第2世代のフレームレートが30fpsであるのに対し、第3世代のフレームレートは60fpsです。そのため、第3世代のもので映し出された映像の方が滑らかに映ります。
もう一つのWi-Fi接続の帯域についてですが、これは2.4GHzと5GHzの2種類存在します。
簡単に説明すると、2.4GHzはWi-Fi以外の電波も利用する帯域、5GHzはほぼWi-Fi専用と言っても良い帯域です。
さまざまな電波が入り混じる2.4GHzよりも、5GHzの帯域が高速でかつ安定した通信が可能。
比較してみると、第1、第2世代は2.4GHzのみ、第3世代は2.4GHz・5GHzの両方に対応。
価格
最後に価格ですが、第1世代は4,410円(税込)、第2世代が4,980円(税込)、第3世代が5,072円(税込)と世代が上がるにつれて高くなっています(2020年時点の価格)。
特に、第1世代、第2世代で500円余りの差がついています。
Chromecast Ultra(※販売終了)
※Chromecast Ultraは後継の「Chromecast with Google TV」のリリースに伴い、2020年10月で販売を終了しました。
2つ目は、Chromecast Ultraです。Chromecastとの違いは「画面解像度」と「価格」にあります。
画面解像度を簡単に説明すると、映像の鮮明さを示す値のことです。これも、値が大きいほど映像を鮮明に映し出せると言えます。
Chromecastの第3世代と比較してみると、第3世代はフルHDですが、Ultraは4K Ultra HDです。
フルHDの解像度は1920×1080ピクセル、4K Ultra HDの解像度は3840×2160ピクセルなので、後者の方がより鮮明な映像を映せます。
価格も、発売当時は税込9,900円と通常版よりも高い値段設定でした。
Chromecast with Google TV
Chromecast Ultraが販売終了となり、2020年11月に販売開始されたモデルが「Chromecast with Google TV」です。
2023年8月現在、本モデルがChromecastのスタンダードといってよいでしょう。
画面解像度・機能
Chromecast with Google TVの画面解像度は最大4K HDR/60fpsで、HDR10、HDR10+、Dolby Visionに対応しています。
Google TV(Android TV OS)が内蔵されたため、リモコンのボタンを押すだけで起動できるようになりました。
またリモコンの専用ボタンを押せば、Google アシスタントを使うことができます。
価格
価格はHD版の定価が4,980円、4K版が7,600円となっています(2023年8月時点)。旧モデルのChromecast Ultraの販売価格が9,900円だったのに対し、割安となりました。
Chromecastでおうち時間を楽しもう
この記事では、Chromecastでできることや、価格などについて解説してきました。
4,000~5,000円程という手頃な価格で、さまざまなコンテンツが楽しめるので、ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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