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会話力を身に付けられるトレーニング方法を解説!おすすめの本も紹介

更新: 2024.02.18

会話力を身に付けるにはどのようなトレーニングを行えばよいのだろう」と考えている人もいるのではないでしょうか。

本記事では、会話力を上げるためのトレーニング方法を紹介しています。

また上級者向けのテクニックや会話力の向上に役立つ本も紹介しているので、会話力を身に付けたいと考えている人はぜひ参考にしてください。

そもそも「会話力」とは

会話力は意味や成り立ちなどが具体的に定義されているわけではありません。一般的に会話力とは、会話による相手とのコミュニケーションを円滑に行うための能力を指します。

会話力というものを分解すると、「聴く力」「話す力」「非言語力」の3つの力で構成されています。この3つの力をバランスよく使うことで、会話力が高まります。

以下の記事では、会話力を磨くことの重要性や、会話力が高い人の特徴について解説しています。こちらも合わせて参考にしてみてください。

▶️会話力は誰でも身に付けられるスキル!ビジネスシーンやプライベートでも役立つ

会話力を鍛えるトレーニング方法6選

会話力はどのような場面であっても役立つスキルです。それでは実際に会話力を身につけるためには、どうすればいいのでしょうか。ここでは6つの「会話力トレーニング方法」を紹介しましょう。

  1. 5W1Hを意識して質問する
  2. 共通点を探る
  3. 聴く姿勢を意識する
  4. 相手を褒める
  5. 身近な人の真似をする
  6. 場数を踏む

5W1Hを意識して質問する

「会話力」の要素の一つである「聴く力」を鍛えるためには、「質問力」を鍛えることも重要です。質問力を鍛えるためには、「5W1H」を意識しましょう。5W1Hとは、以下の要素のことです。

  • Who:誰が
  • When:いつ
  • Where:どこで
  • What:何を
  • Why:なぜ
  • How:どのように

相手との会話の中で、この6つの要素に沿って質問していくと、相手の状況を理解しやすくなります。また、この5W1Hを意識することは、相手に話をわかりやすく伝える際も有効です。

質問力については「質問力とは?仕事や人生を変える、質問力の鍛え方」でも解説しているので、合わせて参考にしてください。

共通点を探る

人は自分と似た部分を持つものに安心感を覚える傾向があります。ですから会話の中で、相手との共通点を探り、それを話題に乗せると会話が弾みやすくなります。

例えば、自己紹介をした時に同郷であったり、同様の趣味を持っていたりすると、そこから話を広げやすいです。

質問をする中でそのような自分との共通点を見つけられたら、そこから話を深掘りしてみましょう。

聴く姿勢を意識する

相手の話を聴くときは、姿勢に意識を向けましょう。

一つ想像してみてください。あなたが会話をしていて、「話しやすいな」と感じる人はどのような態度を取っているでしょうか。

例えば以下のような動作をすると、相手が「話しやすい」と感じるきっかけになります。

  • 体ごと相手の方に向き直す
  • 適度なタイミングで相槌を打つ
また、表情や仕草を真似する「ミラーリング」、話すスピードや声の大きさ・高さを相手に合わせる「ペーシング」なども、聴く姿勢を意識する上で重要です。

相手の表情から感情を読み取り、同様の表情をしたり、頷きながら「大変だったんだね」と感情を言葉にして共感を示したりすると、相手に安心感を与えられます。

そうやって、相手が「もっと話したい」と思えるような雰囲気を作り出しましょう。

相手を褒める

前述したように、会話力のある人は「褒め上手」です。

特に初対面の人との会話で、さりげなく相手を褒められると、一気に柔らかい雰囲気を作り出せます。

褒めるポイントは何でもいいですが、慣れないうちは相手の持ち物や服装が良いでしょう。例えば相手が特徴的なデザインのスマホケースを持っていれば、

「素敵なスマホケースですね。〇〇(キャラクターなど)がお好きなんですか」

と尋ねてみてもいいでしょう。そこでアイスブレイクができれば、スムーズに次の話題に入りやすくなります。

あるいは、誰かからの紹介で初めて会う人であれば、事前にその人の情報を聞いておき、以下のように褒めるのもいいでしょう。

「〇〇から、『△△(相手の名前1)さんは非常に頭の切れる人だ』と伺っております。本日は私にも、ぜひ△△さんの仕事術を教えていただきたいです」

「褒める」と言っても、一生懸命に褒めポイントを探す必要はありません。肝心な会話に集中できなかったり、かえって「無理に褒められている」印象を持たれたりする可能性もあります。

そうではなく、まず「相手をリスペクトする気持ち」や「自分から相手を好きになる意識」を大切にしましょう。

このような気持ちで会話に望めば、「相手の良いところを見つけるアンテナ」を、高く張ることができます。

身近な人の真似をする

会話力は、実際に話しやすい人の真似をして鍛えるのも非常に効果的です。

あなたの周りのコミュニケーション能力に長けている人を見つけて、話し方や聴き方を観察してみましょう。例えば、コミュニケーション能力の高い人は、以下のような特徴があります。

  • 例え話が上手
  • 場を和ませる鉄板ネタがある
  • 話を振るのが上手
  • 空気を読める
  • 話の間が絶妙

このようなポイントは、生まれ持ったセンスだけでできるものではありません。

今日から始められることとしては、「相手の情報を、事前にたくさん得ておくこと」があるでしょう。

そうすると、「この話はこの人に振った方がいい」「この人はこんな話が好きかもしれない」と言う判断ができるのです。

まず「相手を知りたい」と言う気持ちを大切にし、事前の準備を欠かさないようにしましょう。

場数を踏む

会話力を高めるためのトレーニングとして最も効果的なのは、実際に会話が必要な場所に出向いて実戦経験を積むことです。

例えば仕事では会議や営業の商談など、プライベートでは異業種交流会や社会人コミュニティへの参加など。理論を頭に詰めるだけでなく、アウトプットする機会を増やすことも重要です。

これまで紹介したトレーニング方法を実際の会話する場面で意識的に使って、失敗を恐れずどんどんコミュニケーションを取りましょう。

【上級者向け】会話力をさらに高める3つのテクニック

ここからは、さらに会話力を高めるテクニックを3つ紹介します。1つずつ詳しく見ていきましょう。

  • VAKモデルを意識する
  • 質問方法を使い分ける
  • イエスバット法で相手を否定しない

VAKモデルを意識する

まずはNLPで定義されている「VAKモデル」を紹介しましょう。そもそもNLPとは、「Neuro Linguistic Programing(神経言語プログラミング)」の略。

人間の心理とコミュニケーションに関する学問です。そしてVAKモデルの「VAK」とは、それぞれ以下の言葉の頭文字を取ったものです。

  • Visual(視覚)
  • Auditory(聴覚)
  • Kinesthetic(身体感覚)

実は、これら3つの感覚は、人によって優位性が異なります。このことを「VAKモデル(代表システム)」と呼ぶのです。

このVAKモデルを意識してコミュニケーションに反映させると、意思疎通をスムーズにできます。それでは、ここから「VAKモデル」それぞれの特徴を解説しましょう。

視覚優位

視覚優位の人は、視覚から情報をインプット/アウトプットするのが得意です。特徴としては、以下のようなものが挙がります。

  • 身振り・手振りが大きい
  • 話のテンポが速い
  • 話題が飛びやすい
  • 視線が上に向きやすい

視覚優位の人には、イラストや図解を交えながら、視覚に働きかけるコミュニケーションを取ると効果的です。物事を解説するときにはシンプルに、回りくどい表現は避けるようにしましょう。

聴覚優位

聴覚優位の人は、聴覚から情報をインプット/アウトプットするのが得意です。特徴としては、以下のようなものが挙がります。

  • 音に敏感
  • 細かい部分に関心を示す
  • 独り言が多い
  • 目線が左右に動きやすい

聴覚優位の人には、話や歌など、聴覚に働きかけるコミュニケーションを取ると効果的です。また、物事を説明するときは、順序立てて論理的に話すようにしましょう。

身体感覚優位

身体感覚優位の人は、身体の感覚から情報をインプット/アウトプットするのが得意です。特徴としては、以下のようなものが挙がります。

  • ボディタッチが多い
  • 動きや話のテンポが遅い
  • 結果よりも経過を重視
  • 目線が下を向きやすい

身体感覚優位の人は、「理屈よりもまず行動」と考える傾向にあります。ですから何かを伝える時もまずは体験してもらって、それから説明をすると効果的でしょう。

質問方法を使い分ける

相手に質問をする時は、親密度に合った方法を使い分けましょう。具体的には、以下の2つの方法があります。

  • クローズド・クエスチョン
  • オープンド・クエスチョン

「クローズド・クエスチョン」とは、いわゆる「イエス/ノー」で答えられるシンプルな質問です。

これは初対面の人や、どちらかと言えば話すのが苦手そうな人に使うのが効果的でしょう。

一方で「オープンド・クエスチョン」は、答えを限定しない質問です。実際に例を見てみましょう。

あなた:「犬は好き?」(クローズド・クエスチョン)
相手:「好きだね」
あなた:「じゃあ猫は好き?」(クローズド・クエスチョン)
相手:「好きだけど、犬の方が好きだよ」
あなた:「じゃあ、犬のどんなところが好き?」(オープンド・クエスチョン)
相手:「人懐っこいところとか、忠実そうなところかなあ」

このように、実際のコミュニケーションでは、まずはクローズドコミュニケーションで簡単な質問をしていくことが多いです。

そして、ある程度場が和んできたら、オープンド・クエスチョンで深掘りしていくのが良いでしょう。

デートの誘いで使える「ダブルバインド」

質問で「ダブルバインド」を駆使する方法もあります。ダブルバインドとは、「二重拘束」を意味する言葉。

前述の例文であれば、「犬が好き? それとも猫が好き?」と尋ねることで、いずれかの質問に対して「イエス」の回答を得ることができます。

ダブルバインドは、デートの誘いに活用できる技です。例えば

「映画のチケットをもらったんだけど、一緒に行かない?」

と誘っても、相手には断る余裕があります。

しかし、

「今やってる〇〇(恋愛映画)と△△(アクション映画)だったら、どっちを観たい?」

と言う質問なら、相手は「どちらの映画を観たいだろうか」と考え、思わずいずれかを選ぶ回答をしてしまいます。

つまり、そもそも「映画デートに行くか行かないか」と言う選択肢を飛ばすことができるのです。

ダブルバインドは、例えば商談のシーンなどでも使える手法でしょう。

しかし信頼関係が構築できていない段階で使うと、かえって不信感を与えるきっかけにもなります。注意して使うようにしましょう。

イエスバット法で相手を否定しない

会話力の高い人は、相手へ共感を示すのが上手です。しかし、まずは共感を示そうとして、「イエスバット法」に走ってしまうのはあまりおすすめできません。

イエスバット法」とは、その名の通り、まず共感を示し(Yes)、そのあと自分の意見を述べる(But)方法です。

例文を見てみましょう。

相手:君の会社のサービス、正直、料金が高いのが気になるんだ……。
あなた:おっしゃる通り、簡単に出せる金額ではないと思います(Yes)。ですが(But)、我が社の〇〇は△△の機能が備わっており、これは他社のサービスにはない特徴なんです。

このようにイエスバット法では、初めは相手の感情や意見に共感するのですが、続いてそれを否定して、自分の意見を述べることになります。

有効なコミュニケーション手段として紹介されることも多いですが、より良好な関係を築くためには、相手を否定せずに意見を伝える方が望ましいです。

ではどうすれば良いのかと言うと、「否定」ではなく「提案」の形を取るのが良いでしょう。

上記の例文を変えると、以下のようになります。

相手:君の会社のサービス、正直、料金が高いのが気になるんだ……。
あなた:確かに、簡単に出せる金額ではないですよね。御社でこれまで使われていた■■と比較すると、月に●●円の差になりますね。
相手:そうなんだよ。月に●●円の差は正直大きいよ。■■とそんなに内容が違うのかい?
あなた:はい、実は我が社の〇〇は△△と言う機能がございます。これは御社の課題の一つである「〜〜」の解決につながると思うのですが……。
相手:なるほど。じゃあその△△について、もう少し詳しく聞かせてくれないか?

このように、自らアピールしたい気持ちをグッと堪え、一旦は相手の感情や意見に同意します。

その上で、自分の意見に沿うような話題を聞き逃さず、アピールできるポイントを提案する形を取りましょう。こうすることで、相手を否定せずに意見を伝えられるようになります。

会話力を上げる方法やテクニックを学べる本3選

ここまで紹介してきた会話力を鍛える方法は、書籍でも学ぶことができます。ここでは3つを紹介しましょう。

いずれも単なるノウハウ本ではなく、コミュニケーションの本質を学べる内容です。読めばきっと、「誰かと会話したい」と思えるようになるでしょう。

  • すごい「会話力」
  • 3秒で心をつかみ 10分で信頼させる 聞き方・話し方
  • マジで会話が苦手でも、「楽しい人」になれる本

すごい「会話力」

すごい「会話力」 (講談社現代新書)

明治大学文学部 教授で、キャスター・コメンテーターとしても活躍する齋藤孝氏の著書です。

人と打ち解けるためには「オープンマインド・オープンバディ」が重要とし、オープンな「会話身体」を作るための方法が解説されています。

小手先の会話テクニックではなく、会話を楽しむための「マインドフルネス」や、古典から学ぶ言葉遣いのセンスなど、知識豊富な著者ならではの情報が詰まっています。

Amazonのレビュー

誰もが会話好きになるきっかけを与える良書

多くのテクニックが記載されているが、
「自分をオープンにする」
「人の話に大げさになるくらい興味を示す」
「内容でなく、全身で会話する」
ことが大事であるらしい。

その内容もさながら、斎藤孝氏の軽妙で希望を与えてくれるような語り口も魅力。

引用元:Amazon

 

即戦力の本です

会話力だけに特化した内容かと思っていたら、もっと深かった。ハウツー本じゃなくて本質的。
心の構え、体の構えそのものに触れられているので、生きる上でとても役立っています。
齋藤先生の本の中でも読んでよかった一冊です。

引用元:Amazon

3秒で心をつかみ 10分で信頼させる 聞き方・話し方

3秒で心をつかみ 10分で信頼させる 聞き方・話し方

日本テレビのニュース番組「news every.」キャスター 小西美穂氏の著書です。

同氏は報道記者・キャスターとして、各界1,700人との会話を経験。その中で学んだコミュニケーション術が紹介されています。

元サッカー選手 デビット・ベッカム氏やプロゴルファー 青木功氏など、誰もが知る著名人とのエピソードが出てくるため、楽しみながら一流の会話術を学べるでしょう。

Amazonのレビュー

基本的なことだからこそ、あらためて読んで考えて身につけようと思います

基本を押さえて、続けてこられたからこそ、小西さんはこんなにも人格者なのだなと。
ご自身で体現されていることばかりで、とても納得がいきます。
当たり前、誰でもやるでしょうと思いがちですが、そういうことこそ気を抜かずしっかりと継続的にやることが大事なのだ、と。あらためて気づかされました。

引用元:Amazon

日常の場面で使える会話テクニックが満載!

いつもわかりやすいニュースの解説をされる方だなーと思ってみていたのですが、
1700人にインタビューされた、そんな経験をお持ちだったんですね。
この本も読みやすく、いっきに読み終えました。
どんな場面でテクニックを使えばいいのかがすごくわかりやすく、
私の日常の生活の場面に置き換えられて、すっと頭に入ってくる内容でした。

引用元:Amazon

マジで会話が苦手でも、「楽しい人」になれる本

マジで会話が苦手でも、「楽しい人」になれる本 (PHP文庫)

「会話力を上げるために色々試してきたけど、うまくいかない」と悩んでいる人におすすめしたい書籍です。

数々の「思い込み」を捨て、純粋に「会話を楽しむ人」にシフトできるヒントが詰まっています。

会話力のスキルだけでなく、人生自体を楽しむための方法が書かれているため、日頃のコミュニケーションでストレスを感じる人のリフレッシュにもなるでしょう。

Amazonのレビュー

自分を飾らない事が何よりの魅力

実際の会話を交えながら説明して下さっているのでスラスラ読めます。
一緒にいて楽しい人になるヒントが詰まっていて、とても面白かったです。

引用元:Amazon

これ最高。

とってもタメになった。読んでる自分が楽しくなって、うきうき。いろんなものから刺激を受けれるように感度抜群にならないとね。

引用元:Amazon

会話力は努力次第で上げられる

会話力を上げるためのトレーニング方法や上級者向けの会話のテクニック、会話力の向上に役立つ本などを紹介しました。

「自分には会話センスがない」と諦めるのはまだ早いです。なぜなら、会話力は努力によって鍛えられるからです。今回紹介した方法を少しずつ実践し、まずは「会話を楽しめる状態」を目指しましょう。

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フリーランスのWebライターです。小学生の娘と一緒にプログラミングを学習中です。テックキャンプブログではITの最先端を学びつつ記事を書いています。

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