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エアークローゼット、Fablic、VASILY、トランスリミットCTO/チーフエンジニアが語る「スタートアップでエンジニアが働く魅力」とは?

更新: 2020.03.04

 

4月3日(日)にスタートアップエンジニアカンファレンスを開催いたしました。

今回は大企業就職を経てスタートアップのCTO・チーフエンジニアになったゲスト4名をお呼びし、「スタートアップでのエンジニアの働き方」をテーマでパネルディスカッションを行いました。当日セッションの書き起こし記事です。

【スピーカー】
左から、
株式会社エアークローゼット 執行役員 / CTO 辻 亮佑氏
株式会社Fablic Co-Founder /チーフエンジニア 堀井 雄太氏
株式会社VASILY 取締役 / CTO 今村 雅幸氏
株式会社トランスリミットCo-Founder / CTO 工藤 琢磨氏

【モデレーター】
株式会社div 代表取締役/テックキャンプ Founder 真子 就有

■大企業出身のエンジニア起業家4名

──初めに手短に自己紹介をおねがいいたします。

エアークローゼットの辻です。前職は楽天で、フロントエンドを中心に担当していました。

その時の楽天の知人がいまの会社を起業し、最初はボランティアで手伝いをしていたのですが、昨年から正式にCTOとしてジョインをしたという状況です。どうぞよろしくお願いいたします。

堀井Fablicの堀井と申します。前職はVOYAGE GROUP新卒入社で、バックエンドよりの担当をしていました。その後、同期と兄弟と起業をし現在に至ります。どうぞよろしくお願いいたします。

今村VASILYの今村と申します。前職はYahoo! JAPAN新卒入社で、ファッション系のサービス立ち上げの開発を行っていました。

その後前職で一緒にプロジェクトをやっていたマネージャーと起業をし、現在に至ります。今日はよろしくお願いいたします。

工藤トランスリミットの工藤です。前職はサイバーエージェントで、スマフォゲームの海外展開を担当しておりました。

そのゲームは1年で撤退してしまったのですが、その後も世界に挑戦することを続けたいなと思い、高場という現CEOの者と協働創業をし、現在に至ります。どうぞよろしくお願いいたします。

■スピード感と裁量権を持って、開発主導するのがスタートアップエンジニアの役割

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──スタートアップでエンジニアとして働くことならではの良さはありますか?

:「幅広い領域のことを裁量とスピード感持ってできること」だと思います。

大企業ではやはりどうしても承認・決裁フローが長くなってしまったり、役割が細分化された担当者多数とコミュニケーションを取りながら調整をしていかないといけないので、オペレーションコストが嵩み、サービス開発に専念できない節がありました。

現在は代表と顔を付き合わせて1対1で話せば意思決定でき、自分が幅広い範囲の仕事の責任者なので、スピード感もった開発推進ができますね。

堀井:「一緒に働く人たち=チームの一体感が強いこと」なのかなと思います。みんな安定志向ではなく、挑戦心と強い意志と熱意の高い人が多いので、一緒に仕事をしていてとても楽しいです。

今村:「裁量権をもって幅広い業務を一貫して主導できること」かなと思います。大企業は業務が細分化されているので、自分が携われる業務と身につく知識の幅が狭くなりがちになってしまうのかなと思っております。

いまは「技術」という言葉が関係ありそうなところはとりあえずすべて自分が担当しなくてはならないというような状況で、幅広くスピード感をもった仕事の仕方ができています。

工藤:「ユーザーを楽しませるというゲーム開発の本質追究ができること」かなと思っています。ゲーム事業の経営って難しくて、ユーザーを楽しませるということはそっちのけで数字達成追究に目がいってしまうことが良くあると思うんです。

僕はとにかくゲームがすきなので、今はユーザーに喜ばれる楽しまれるゲームづくりを通じて世界に挑戦することができていてとても楽しいです。

■困難なんて辛くない。困難に立ち向かうことこそがスタートアップでの仕事だ。

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──スタートアップ立ち上げから現在までエンジニアとして働く上で、困難だったことはありますか

辻:昨年2月にサービスインした際が1番厳しかったです。事前登録者が2万5千人程度いたためか、リリース数時間後にサーバーにつながらない状態になりました。

ほぼ寝ずに10日コミットし、ようやくつながるような状態になりました。

その後TVで取り上げられる度につながらなくなったことも何度かありましたが、最近はそういった際にも問題が起きないようになりました。

堀井:ベンチャーは困難なことを解決するのが仕事ですし、自分で選んだ道なので何があっても自分の責任なので前提として何が起こっても辛くはないです。

昨年、全国規模でのCM放映をしたのですが、その際にサーバーチューニングとインフラ増強をし、サーバーダウンしない仕組みを構築しました。

強いて言うならばこれが困難に立ち向かった事例ですかね。

今村:堀井さんと被るのですが、一昨年TVCMの放映を含めた大規模オンライン・オフラインプロモーションを実施した際に、トラフィックがすごい量になるのでサーバー周りの補強対応をしたことです。

事前に、「何月何日何曜日何時のこの番組間にCMが流れます」という告知はされるので、会社に全員集結し、TVを見ながらヒヤヒヤ対応しました。(笑)

工藤:弊社サービスのユーザーは、日本が5%未満、残りは海外ユーザーで占められるようなグローバルなサービスになっています。

そのため各国によって通信環境が異なり、1日中どこかの国でピークタイムが生じているような状況になります。

基本的には大国=アメリカ・中国・韓国のトラフィックが多いのですが、予期せずメディアに取り上げられた直後などに、いきなりトラフィックが上がるようなことも多く生じます。

そういった時は、ユーザーをtwitterで捕まえてヒアリングし原因追究し、対策をしています。

スタートアップに求められるのは、自己成長欲求が強く新しい挑戦が好きなエンジニア

──どんなエンジニアがスタートアップに求められているのですか?(どんな人を採用しているのですか?)

辻:
今までやったことがあるかどうかで判断するのでなく、目的達成のためには新しい技術を獲得していくこともしたいというマインドセットを持っていて欲しいです。

スタートアップは業務領域の幅が大きいので、新しいことを楽しく学び実行できるマインドが必要だと思っております。

堀井:問題解決能力が高い人が良いと思います。スタートアップは、世にない課題を解決していくことを目的としてサービス運営をしているためです。

課題を分析して終わってしまうエンジニアが多いが、そこからどう解決していくかの具体アクションプランまでを策定し実行していけるような人が欲しいです。

今村:ハングリーさをもったエンジニアが欲しいです。現状に満足せず常に自己価値発揮を志向し、より自分を高めていけるマインドを持った人が欲しいです。

スタートアップは、新しいことを全部自分で学び次々と試していかないといけません。それを自走主導できるエンジニアが求められると思います。

工藤:コミュニケーション能力がある人、前のめりで環境を利用して自己成長していきたいと考え、実行するひとが欲しいです。

前者は、チームでの価値を最大化していくために必要な能力です。

後者は、スタートアップは教育をしている余裕はありませんので、会社が伸ばしてくれるというスタンスではなく、自分のやりたいことの目的達成のためにはその環境を利用し何でも前のめりでやる姿勢のエンジニアが欲しいです。

■制度は整っていないが、チームで大きな挑戦ができるのがスタートアップの醍醐味

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──会場質問:いまこのチームで創業した理由は?

辻:代表との価値観や今後目指す世界が合致し共感でき、圧倒的に信頼できたためです。
正直、エンジニアとしてのスキルには自信があったし、どこにいっても今よりずっと良い水準での給与がいただけると思いました。
でもこの代表と一緒に挑戦したい。と心から思ったことが、現社にいる1番の理由です。

工藤:ここでなら自分の腕を試し、自分のやりたいことができると思ったためです。また代表自身と、代表の実力を信じていたため、グローバルで大きな挑戦ができると思えたことが要因です。

──会場質問:いまの会社の課題(変更していくべき点)は?

堀井:大手と比べると、福利厚生などまだ整っていない所もあるので、そこの整備をしていきたいと思っています。

今村:
組織化がされておらずフレームワークが不十分。それを最適解を見つけつくっていきたいです。(特に、評価、昇給の仕組みなど)

──最後に、いまの会社のアピールポイントを一言でおねがいします。

辻:「女性の新しい服とのわくわくする出会い」を一緒に作っていけたら良いと思っています。

堀井:ユーザーファースト志向で、良いサービス開発をできることだと思っています。

今村:日本一のファッションデータがあるので、テクノロジーと組み合わせてファッション業界にイノベーションを起こせる企業だと思っています。

工藤:
グローバルな舞台でエンジニアファーストのチームで挑戦ができるチームだと思っています。

ーーみなさま、お忙しい中本当に本日はありがとうございました。みなさまの会社の更なる飛躍を祈願させていただきます。

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この記事を書いた人

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