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「退屈でつまらない」が創造性を高める理由とは。正しく向き合って人生を高める方法を解説

更新: 2019.04.18

あなたは退屈でつまらない時間を悪いと決めつけていませんか?忙しいビジネスパーソンはそのような状況に置かれている自分に対して、不安を感じる場合もあるでしょう。

しかし、実は「正しい退屈」はクリエイティビティを高める上で、重要な役割を果たすのです。

今回は、退屈が創造性・生産性を高める理由や「正しい退屈」な時間の過ごし方についてわかりやすく解説します。

退屈は創造性を高める重要な時間

退屈でつまらない時間がつらいと感じる方は多いでしょう。また、ムダな時間を過ごしていると不安に感じるかもしれません。

しかし、「正しい退屈」は、創造性を高める上でとても重要。その理由について以下で詳しく解説します。

退屈は脳にエネルギーを蓄える時間

退屈な時間は無益ではなく、脳にエネルギーを蓄える上でとても重要な役割を果たします。

Academy of Managementの実験結果によると、退屈な作業が生産性と創造性の向上につながるとあります。

退屈な作業を行う時間は、脳が創造性に対するエネルギーを蓄える時間になると考えられます。退屈な時間は主観的に見れば、つらい時間に感じるでしょう。しかし、その刺激のないぼーっとしている時間によって、脳が自ら刺激を作り出そうとするのです。

このように、退屈でつまらないと感じる時間は、クリエイティビティや問題解決能力の向上につながります。

「退屈をまぎらわせる」をやめるだけでも効果がある

仕事で意図的に退屈な作業を行うのは難しいです。また、忙しい時には逆に退屈な時間など作る余裕はないと感じるでしょう。

しかし、日々の生活の中で、スマホなどで短絡的に退屈をまぎらわせる行為をやめるだけでも生産性・創造性を高める効果があります。まずは、休憩中や電車の中で無意識にスマホを見ることをやめましょう。

それだけでも、脳が創造性や生産性を発揮するための再充電の時間になります。

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正しい退屈な時間を過ごすには

この記事では、脳を休ませて活力を与える退屈を「正しい退屈」と定義。正しい退屈は、集中を必要とせず脳が自ら刺激を生み出すことを促す時間です。

以下で、正しい退屈な時間を過ごす方法を解説します。

SNS・メール・チャットから離れる

正しい退屈な時間を過ごすためには、SNS・メール・チャットといったツールから離れることが大切です。仕事はもちろん、友人や恋人からの連絡を待っている状態はストレスになり、正しい退屈を得ることを困難にします。

スマホ依存が問題視されるようになり、その対策としてiOSやAndroidには通知をオフにする機能が備わっていますので、それを上手く活用しましょう。

現実的に連絡ツールから離れ続けることは難しいです。しかし、一時的に通知をオフにすれば、仕事やプライベートへの影響を抑えて正しい退屈な時間が過ごせます。

スマホの電源をオフにする

休みの日や仕事が終わった後は、思い切ってスマホの電源をオフにしましょう。そうすれば、上記のSNSなどから離れることもできます。

スマホの電源がついていると、ついチェックしてしまいがちです。これは正しい退屈を遠ざける要因になります。

集中せずにできることを選ぶ

ソファに目を閉じて座ったり、近所をぶらぶらと歩いたりなど、集中せずにできることを選びましょう。ぼんやりとする時間が大切。

集中が必要となるヨガや瞑想は心身の健康に役立ちますが、正しい退屈とは異なります。

人とは会わずに一人で過ごす

人がいると楽しいと感じるかもしれませんが、それはプラスのストレスとも言えるでしょう。正しい退屈を得たいのであれば、一人で過ごす必要があります。

「退屈」には2種類ある

退屈でつまらなく感じることには、大きく分けて2種類あります。

その場限りの退屈

驚きや新鮮さを感じない状況で感じる一時的なものが、その場限りの退屈です。単純作業をずっとしている時や、やることがちょうどなくなってしまった状況もこれに分類されます。

その場限りの退屈はつらいかもしれませんが、深刻な状況ではありません。むしろ、正しい退屈にできれば、プラスの時間に変えられるでしょう。

継続的な退屈

人生や暮らしに対して、慢性的に感じている継続的な退屈。憂鬱な感情が続いている状態を想像すればわかりやすいでしょう。継続的な退屈が長く続けば、うつ病になったり、体の調子を崩したりといった悪影響が考えられます。

その場限りの退屈をスマホなどで紛らわしていると、退屈を満たすことができなくなり、この継続的な退屈を招きかねないことを覚えておきましょう。

スマホで紛らわす時間が退屈を生む

電車の待ち時間や休憩中に、つい無意識に手に取ってしまうスマホ。そのスマホで気を紛らわせている時間が、実はより大きな退屈を生む要因になります。

退屈から逃げるのは逆効果

退屈から逃げるために、スマホなどで簡単に満足を求める行動は逆効果です。一時的に満足しても、その行為を繰り返せば次第に満足できなくなってしまいます。

人間はある一定の刺激が繰り返されると、その刺激に対して鈍くなるのです。これは、心理学において「馴化(じゅんか)」と呼ばれる現象。この馴化により、その場限りの退屈が次第に「継続的な退屈」へと変わってしまいます。

「何もしない」を受け入れる

「何もしない」とつまならないは同じではありません。まずは、退屈をつまらないと同じに捉えるのではなく、「何もしない」時間として認めてあげましょう。

何もしていない自分を怠けていると思うのではなく、生きる上で必要な時間を過ごしていると理解することが大切です。

何もしないことと向き合って幸福が感じられれば、必要以上の刺激を求めなくります。結果として退屈でつまらない状況は改善するでしょう。

スマホなどで退屈を紛らわせるのではなく、正しい退屈を過ごすことが継続的な退屈を生まないコツです。

退屈でつまらない場合のおすすめの対処法

退屈な時間がクリエイティビティを高めることは理解しても、退屈でつまらないことを解消したいと思う時はあるでしょう。

スマホのように気を紛らわすのではなく、人生を楽しくする対処法について紹介します。

自分で行動する

動画やSNSなどをなんとなく受け身で見るのではなく、自分で行動すれば退屈でつまらない気持ちを解消できます。プログラミング・勉強・創作活動・運動・ストレッチなど、自分で行動する対処法にはさまざまな選択肢が考えられます。

その取り組みに比例してスキルが上がれば、充足感も高まるでしょう。特にやりたいことがないという方は下記の記事を参考にして、あなたにぴったりの趣味を見つけてください。

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人に会う

恋人・友人・家族に会う時間は、人生においてとても大切です。自分が好きな人に会っていれば、退屈を感じることもありません。自分一人で退屈が解消できない場合には、素直に人を頼りましょう。

生活を疎かにしない

日々の生活を疎かにしないことも退屈を解消する上で重要なポイントです。家での時間が楽しくなれば、自ずと退屈も感じづらくなるでしょう。

部屋の掃除をしたり、料理をしたりといった生活で繰り返されることをしっかりやると、退屈する時間はあまりないと実感できます。

家の中が快適になれば、ぼーっとしていても満たされるもの。「正しい退屈」を得る上でも生活を整えることは役立ちます。

しっかり睡眠を取る

「疲れていて、何もする気が起きない」「誰とも会う予定がない」など、退屈を解決する方法が実践できない状況も考えられます。そのような場合には、意識的に睡眠をしっかり取る方法もおすすめ。

プライベートの時間を寝てしまってはもったいないと考えがちですが、質のよい睡眠は心と体を整える意味のある行為です。

おすすめできない対処法について

一方で、おすすめできない退屈の解消法も存在します。以下で、その方法と理由について解説しますので、参考にしてください。

お酒などに依存する

タバコやお酒などの趣向品を慢性的に使った「依存する状態」はおすすめできません。そのような退屈の解決方法は、それがなければ過ごせない依存症になってしまうことも考えられるからです。

また、それに頼っている自分に対して嫌悪感や失望を感じてしまい、退屈どころか憂鬱になる場合もあるでしょう。

趣向品を楽しむことは悪いことではありません。それを退屈の解決方法とするのはやめましょう。

スリルを求める

退屈だからといって、暴力やギャンブルなどでスリルを求めるのもNG。その時は退屈しないかもしれませんが、命やお金を失うなどのリスクがあります。

退屈どころか大きな喪失感を味わう場合もあるでしょう。

継続的な退屈を生まないための5つのポイント

継続的な退屈を生まず、一時的な退屈に留めるための5つのポイントについて解説します。

自分が満たされていることを感じる

自分がすでに満たされていると考えましょう。人と比較して、自分への不満や愚痴を口にする人はけして満たされることはありません。

「今の状態で自分は満たされている」と考えれば、よいことがあれば幸せに感じるでしょう。また、退屈な時間も前向きに捉えられます。

他の人に対して愛情や感謝の気持ちを持つ

他の人に対して愛情や感謝の気持ちを持てば、自然とまわりからも愛されるようになります。これは、家族・友人・恋人だけでなく、自分以外の人がすべて対象です。

感謝の気持ちを持って人と接すれば、自ずと思いやりのある行動が取れます。一緒にいると心地よいと感じる人には人が集まるものです。結果として、慢性的な退屈が解消されます。

自分にとって大切なものは何か考える

好きなことや興味があることなど、自分にとって大切なものは何かを真剣に考えましょう。

興味のないことをしている時にも人は退屈を感じます。仕事において慢性的に退屈を感じているのあれば、転職を考えることも選択肢の1つです。

自分が関心が持てるモノを選び、イヤなものを減らしていけばあなたの人生は豊かになります。

今と向き合って生きる

今のこの瞬間と向き合って生きていれば、継続的な退屈は感じないでしょう。過去に囚われすぎたり、未来に対して不安ばかり考えていたりすれば、生きることが苦しくなります。

過去のできごとが忘れられないなら、それを受け入れましょう。忘れられない自分を嫌う必要はありません。

未来への不安と同じくらい根拠のない期待もストレスの原因。もしも、あなたが思い描くような未来が訪れなかった時にあなたの期待は失望に変わります。

未来は今の積み重ねです。今するべきことをしっかりと行えば、思いもよらない未来が拓けます。そのためには、今するべきことを考えて、この瞬間と向き合うことが大切です。

チャレンジする気持ちを忘れない

年齢を重ねるごとに新しいことや変化を恐れるようになります。それは、慢性的な退屈を生み出すトリガーになる可能性が高いです。

チャレンジする気持ちを忘れずに、新しいことに取り組んで成長をしていけば自分自身に退屈しないでしょう。些細なことでも構いません。人がどう見るかではなく、あなたがチャレンジする気持ちを持てるかが重要です。

たとえ上手くいかなくても、チャレンジした自分をほめましょう。それは、生きる上で大きな糧になります。

退屈の探求におすすめの3冊

退屈な状況から抜け出すために役立つおすすめの本について紹介します。

暇と退屈の倫理学 増補新版

暇や退屈とは何か、なぜ人は退屈するのかを探求した本書。

この本は行動を促す啓蒙書ではないので、退屈について深く考察したい方におすすめです。古くから人間が悩んできた退屈の核心に迫れば、世界の捉え方も変化するでしょう。

参考Webサイト:暇と退屈の倫理学 増補新版 – 太田出版

退屈すれば脳はひらめく

スマホで退屈を紛らわすことから脱出したい方におすすめの一冊。正しい退屈を得るためのヒントが満載です。

どうしてもスマホから離れることが難しいと感じる方もいらっしゃるでしょう。

この本を読めば、今よりもスマホから少し離れるだけでどのようなメリットがあるのか深く理解できます。それにより、スマホを使わない時間を自然と作れるようになるでしょう。

参考Webサイト:退屈すれば脳はひらめく 7つのステップでスマホを手放す | NHK出版

退屈をぶっとばせ! ―自分の世界を広げるために本気で遊ぶ

退屈を解消して、人生を価値あるものにしたいと考える10代の子ども向けの本です。

「スニーカーをデコる」「ガレージセールでお金を稼ぐ」「ゲームデザインを学ぶ」など、タイトル通りに人生を「本気で遊ぶ」コツが詰まっています。

大人でも十分に楽しめて、参考にできる内容と言えるでしょう。退屈を感じやすい夏休みの子どもにプレゼントしたい一冊です。

参考Webサイト:退屈をぶっとばせ!自分の世界を広げるために本気で遊ぶ|恵文社一乗寺店 オンラインショップ

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この記事を書いた人

Kimura Hiroto
音楽・ITをはじめとするさまざまなジャンルのライティングを行っています。ITエンジニアの経験を生かし、テックキャンプ ブログでの執筆・編集を担当。好きな食べ物は豆腐。

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