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新進気鋭のベンチャーCTOが語る。「時間」と「場所」にとらわれない働き方を実現する方法

更新: 2020.04.07

人材系ベンチャーでいま最も成長している企業のひとつ、株式会社LiB。サービス開始から2年で、4万8千人を超える求職者に選ばれるサービスに成長した同社を創業期からCTOとして支え続けて来た米山さんに、CTOになるまでのキャリア、そしてLiB社として取り組みをしている女性活躍推進に対する思いについてお伺いしました。

プロフィール  米山 諒さん

1987年生まれ、29歳。早稲田大学理工学部出身。大学在籍中に株式会社ビズリーチのプロダクト開発をインターン生として担う。2011年新卒として、リクルートに初のIT採用枠にて入社後、プロデューサーに従事。フリーランスを経て、2014年に株式会社LiBを創業。現在CTOとして開発責任者を担う。

学生時代に訪れた転機。”ビジネスサイドも分かる”エンジニアへ

──米山さんは、新卒でリクルートに入社されていますね。

2011年当時、リクルートが「IT採用」という営業職以外の職種を初めて採用したタイミングで入社しました。主に新規事業企画に従事し、Webディレクター、プロデューサーとしてサービスの設計から事業として成功させるまでを含めて、全部責任を持ってやっていました。

── プログラミングはいつ勉強されたのですか?

元々コンピューターには興味があって、面白そうだと思って大学の時に情報系を専攻して、そこで初めてまともにプログラミングしました。大学と大学院あわせて6年間で、プログラミングもそうだし、コンピューターの理論など基本的なところを体系的にやったという感じです。

── その後、エンジニアではなくディレクター職を選択されたのはなぜでしょうか。

大学4年の秋に、「学校の勉強が実務にどう生きて、ソフトウエアがどのように活きるのかが知りたい」と思い、未経験でアルバイト出来るところを探し、当時創業期だったビズリーチという会社でインターンをしました。

とりあえず「やります!」という感じで入って、結局、院の間も含めて2年いました。エンジニアとして一生懸命開発に従事すると共に、隣で社長とマーケティング担当が話している、という環境で。そうすると自然とそちらが気になりだすんですよね(笑)ビジネスとしてサービスを出す時に、プログラミング以外のことも必要だなと。そっちをもっと学びたいと思い、ITのスキルを活かしながら、ビジネスサイドのことも勉強できる会社に入りたいと思って、リクルートに入りました。

ITスキルがあることで広がる世界


── リクルートのディレクター職の際、プログラミングのことが分かっていて良かったと思うことはありましたか。

はい。当時、ソーシャルログインが流行り始めた頃で、丁度Wantedlyがサービスをローンチしたり、FacebookなどのSNSログインが当たり前になり始めていた頃でした。

そのソーシャルログイン機能を当時手がけていたサービスで提案をした時に、セキュリティ面などの事情があり、「うちではやらない」となったんです。IT業界で当たり前になり始めていたことなのに、なんで出来ないんだ、と。

そこで、全ステークホルダーにエンジニア視点からデータや認証の安全性を立証し技術面の細かい事項を全部説明しきりました。結果、機能は実装に至り、事業の数値的にも2倍近くの成果がありました。

── IT技術の知識がビジネス開発に活きたのですね。

皆、知らないことについては不安になりやすいんです。知ると不安が無くなる。ものを作らない企画サイドにしても、技術的な仕組みが分かっていた方がやりたいことを実現しやすくなります。

 女性はどのような資格やスキルを身につけておくべき?

── LiB社は人材ビジネスを通して女性の活躍推進を行っています。女性はキャリアの戦略上、何を念頭に置くべきなのでしょうか。

時間と場所にとらわれず、かつ会社に認めてもらえるスキルが必要かと思います。女性のキャリアを考えた時に、一番パッと思いつく制約って、子育てだと思ってるのですが、更に言うと、子育てを通して「時間」と「場所」に制約が出来ることが一番大きい。

また、会社に認めてもらうスキルとはどんなスキルかというと、「成果が見え易いスキル」になります。正にプログラミングは成果物が分かり易いスキルの一つ。どれだけ時間をかけたのかは分かりづらいですが、アウトプットが動くものなので。

ITに限らず営業も分かり易いですね。数字を追いかけながらやるのでなかなか苦しいと思いますが、アウトプットが分かり易いという意味ではやりやすいと思います。

── LiB社にも女性社員さんが多くいらっしゃいますよね。

当社では現在10名が時短勤務やリモート勤務で働いています。社員が50名程度なので、約20%に当たります。うち9名が営業か営業アシスタントで、数値目標を持ちそれにコミットしているという感じです。

残念なことにエンジニアはまだまだ女性自体の母数が少ないので、女性のエンジニアは在籍していません。エンジニアとして女性のキャリア支援に関わることに興味がある方がいらっしゃいましたら、是非お声がけください。

「個人の信頼残高」が時間と場所にとらわれない社会を実現する

── 今後どのような会社を目指していきたいですか。

「時間」と「場所」にとらわれない会社を増やしていけるような会社にしたいです。結構、簡単なことではなくて。制度の問題もありますが、それ以上に文化が大事だと考えています。本人が成果を出すために頑張らないといけないし、チームメンバーも本人に成果を出してもらえるように協力しないといけない。お互いに、状況を理解し合うことが必要なんです。

当事者の人は突発的に何かが起きるのだという想定で、フルで働けるときに信頼残高を積み上げていくことが必要です。もちろん結果も大事ですが「信頼されている」ということが、時間と場所の制約を乗り越える一つの鍵になります。

そういう社会になれば良いなと思っているし、それに対して会社として出来ることをやっていきたいと考えています。

── キャリアに悩む若手に対するメッセージはありますか。

キャリアを考える上で美しいのは3年後、5年後の自分なりのイメージを持って、それにむけて行動していくことですが、エンジニアの方へでいうと、IT技術の領域進歩が早いし、幅も広がっていたりするので将来像を明確に決めることは難しいと思っています。社内にロールモデルがいればいいかもしれないですが…。

ですので、将来像の部分も考えつつ、とりあえず目の前の、興味を持った技術やスキルを集中してとことんやって欲しいと思います。仮に技術が古くなったとしても、頑張ったことの努力の仕方が生きますので。

非エンジニアの方へでいうと、少なくとも、インターネットでサービスをやる方については、インターネットの仕組みが分からないと辛いと思います。コンピュータがどう動いているかを知ることがとても大事。勉強することで、より自分の仕事が効率的になると思うので、トライしてみてください。

── 貴重なお話ありがとうございました!

 

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