ドイツで11年過ごしたバレリーナ兼芸術監督が「サラリーマン」に。異端児が語るプログラミングを学ぶ意味

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元バレリーナ兼芸術監督の、濱口雄太さん。

21歳から11年間ドイツに滞在し、2年前に日本に帰国。バレリーナから「日本のサラリーマン」に転身するという大胆なキャリアチェンジを経て、今はWebマーケターとして活躍中です。

そんな濱口さんのキャリアチェンジの大きな要因の1つとなったのが、TECH::CAMP梅田校でのWebアプリケーションコースの受講でした。

元バレリーナが語る「プログラミングを学ぶ意味」をお届けします。

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引きこもりな少年がダンスの道へ。ドイツで11年過ごし「サラリーマン」に転身

ーーもともとはダンサーで、現在はWebのお仕事をしているのですよね。これまでのキャリアを教えてください。

ダンサーというと「活発」なイメージがあるかも知れないですが、そもそもは結構引きこもりな幼少時代を過ごしました。ゲームが好きだったんです。

ダンスを始めたのは高校生からです。最初はヒップホップダンスからはじめて、だんだんとジャズダンスもやるようになりました。そうしてダンスを続けるうちに、なぜか前衛アート系のダンサーとの交流が深くなっていったんです。ヒップホップダンスと前衛アートの一番の違いは「誰かに見られること」ではなく、あくまで「自分との向き合い方」を重視することで。つまり、どう踊ればいいという正解がないんです。

案の定、僕は自分を見失いました。そこで旅立った先が、ヨーロッパでした。その頃はずっと道で踊ってましたね。ヨーロッパを踊りなが移動して、スイスで仕事を見つけて働いて。その後、ポーランドに行き、ドイツにたどり着きました。

ドイツではバレリーナ・芸術監督として、21歳から11年間滞在しました。

そうして、2年前に日本に帰ってきて、今に至ります。

ーー2年前に帰ってきた動機はなんだったのでしょう?

次の15年はダンサー以外の活動をしようと思い、帰国しました。日本に生まれたからには、人生で一度くらいはサラリーマンをしてみるのもいいなとも思ったんです。

プロジェクションマッピングでプログラミングに目覚める!躓いたのは「プログラミング独特の概念」

ーー日本に帰国し、TECH::CAMP梅田校でWebアプリケーションコースを受講したのですよね。

はい。

ヨーロッパ時代の最後の3年間、助成金を受けてプロジェクションマッピングを使ったパフォーマンスアートをしていたんです。助成金を受けているとは言っても、ステージの装飾やセットを細かく作り込めるほどの予算はなくて。そこで興味が湧いたのが、プロジェクションマッピングでした。使用言語はProcessing。あとopenFrameworksも使っていました。

当時は全くプログラミングなんてやったことがなかったので、大変なことも多かったのですが作品作りはなんとかうまくいって。TECH::CAMPの受講を決める上でも、この原体験はとても大きかったと思います。

ーーTECH::CAMPで学んだスキルを、帰国後の仕事に繋げたいという気持ちもありましたか?

そうですね。サラリーマンをやってみようとは決めていましたが、将来的には独立・起業をすることも考えていました。なのでPythonで人工知能を学んでみたいとも思っていました。現在はブロックチェーンを学んでいます。

ーーTECH::CAMPを受講した、率直な感想を教えてください。

夏休みを利用して1ヶ月間受講したのですが、僕にはちょっと受講期間が短かったですね。1日12時間学習して、1日目にRubyを終わらせ、2日目にRuby on Railsを始めたのですが、さすがに時間が足りなかったです。

ーー一番困ったのはどういうことですか?

「概念を理解すること」ですね。もちろんコードは英語で書かれているので、なんとなくの意味はわかるのですが「引数とは何か」というようなプログラミング独特の考え方を理解するのが大変でした。

プログラミングを知っているかどうかで計測ツール1つ使うにも大違い

ーーWebマーケターとして働くきっかけはなんだったのでしょう。

もともと、マーケティングにも興味があったんです。

ーーメインの業務はなんでしょう?

自社のアプリの広告出稿やプッシュ通知の出し方の設定などです。一言でいえば、グロースハックです。ワードプレスをいじることもあります。

ーープログラミングスキルは、業務の役に立っていますか?

全てにおいて役に立ってます。関数やマクロは実用的に必要ですし、エンジニアとやりとりする時にも知識が役に立ちます。処理の流れを理解しているかどうかで、計測ツール1つ使うにも大違いです。プログラミングの知識がなかったら、ツールを使うだけでもつまづくことがあったかもしれません。

少なくとも「プログラミングスキルがないよりはマシ」であることは間違いありません。

ーー学ぶ前と学んだ後で一番変わったことは、何でしょう?

やっぱり業務全般に良い影響がありました。例えば、大量のファイルを扱う業務で「重複しているもの」だけをコマンドでピックアップして抽出したり。そうした細々とした作業でも、プログラミングは役に立ちます。

ビジネスパーソンとしての、自分の基礎スキルになったと思います。

パソコンを使わないビジネスパーソンなんていない。興味を持ったなら一度はプログラミングを学ぶべき

ーー異業種の人がプログラミングを学ぶ意味って何だと思いますか?

そもそもパソコン触らないビジネスマンって、今いないじゃないですか。だからプログラミングを学ぶのは、メリットしかないですよ。

ビジネスパーソン以外の人も学ぶべきだと思います。

例えば、アーティストはプログラミングを覚えると表現が大きく広がるのでやったほうがいいと思います。「水が落ちる」という演出をするとします。その際「ダンスしかできないアーティスト」と「プログラミングもダンスもできるアーティスト」では、できることの幅に大きな違いがあります。

もちろん、すべてのアーティストがテクノロジーを学ぶ必要があるとは思いませんが、興味があるならやった方がいいと思います。

ーー今後、ご自身は「ダンス」と「テクノロジー」をどのように結びつけたいですか?

日本のダンサーって、仕事がないんです。日本の義務教育ではダンスが必修になったのに、一方でクラブは続々と閉鎖されているわけです。ダンサーにとっては難しい状況です。

プログラミングを活かして、何とか日本のダンサーに資金を流すことができるような仕組みを作れたらいいなと思ってます。

ーーTECH::CAMPの受講を検討している方に、アドバイスをお願いします・

「黒い画面」を愛しましょう!

何よりも基礎を理解すべきで、基礎を理解できないうちには次のカリキュラムに進む必要はないと思います。基礎の基礎の部分は退屈で、ついついスキップしがちですけど本当は大事なことなんですよ。

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Kazuto Seki Kazuto Seki
音楽ライターとしてエイベックス、ビクター、トイズファクトリー等に所属するアーティストの取材を担当。2016年に開催された『Bjork Digital』の取材経験から、VR×音楽に関心を抱く。2017年よりテクノロジーに関するライティングを開始し、TECH::NOTEにジョイン。猫とウサギを飼っています。
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