近年の急速なIT化により、オンラインバンキング、ネットショッピングなどのサービスがオンライン化され、IoTの普及により高度なシステムが搭載された家電なども発売されています。
このような状況下で、その技術面を担う優秀なエンジニアを早いうちから確保しておきたい、と考える企業は多いです。
しかし、高い報酬や好条件で募集をかけてもなかなか良い人材が集まらない、といった企業も多くあります。
そこでこの記事では、優秀なエンジニアを採用するためにぜひ利用したいサービスについて解説します。
エンジニア採用で悩んでいる採用担当者様はぜひ参考にして下さい。
この記事の目次
エンジニア採用には特化した転職サービスがおすすめ
スキルや経験を持ったエンジニアを集めるためには、採用プロセスを工夫することが重要です。
新卒採用のような筆記試験や従来のような面接では、実際に現場で通用するだけのスキルを持っているかが測れないためです。
そのようなサービスには始めから「エンジニアとして働きたい」という意欲の強い人達が集まるため応募が集まりやすいため、双方にとってミスマッチが起こりづらくなっています。
また、総合型の転職サービスにはない詳しい職種設定やスキル設定が行えることもメリット。エンジニア採用には特化型のサービスの利用がおすすめなのです。
エンジニア採用に特化した転職サービスを選ぶポイント
本記事では、今回以下の基準でエンジニア採用に特化したサービスを選びました。
エンジニア採用に特化しているか
この記事内で紹介しているのは、完全にエンジニア採用に特化したサービスのみです。
上述したようにエンジニア採用のみに絞りこむことで、意欲が強い人が集まりやすいため、他の業種も募集出来るサービスは省いています。
独自のサービスがあるか
コードを書くことで書類選考がパスできたり、地方に移住したい人に向けてのサービスだったり、独自のサービスがあるかどうかも基準の1つにしました。
これらのサービスを利用することで、面接前に応募者をある程度ふるいにかけることができ、無駄な採用コストを削減することが期待されます。
また、様々な独自サービスがあることを知れば、どういった判断基準でエンジニアを採用したいのかが見えてくるでしょう。
実績のあるサービス
本記事で紹介するサービスはもうすでに実績を残しているものを基本的に選んでいます。いずれも実績のあるサービスであるため安心して利用頂けます。
新しい仕組みを取り入れているサービス
2019年10月現在で提供されているエンジニアのための転職サービスの中で、新しい仕組みを取り入れているサービスもピックアップしています。
例えば会社単位ではなく、その会社内のチーム単位で働く先を選ぶことが出来るなど、新しいエンジニア採用の形を取っているサービスも視野に入れて考えてみて下さい。
エンジニア採用に特化した転職サービス10選
ここからは、エンジニア採用に特化した10のサービスを紹介します。
サービスによってコンセプトや特長が異なるため、自社の採用フローや重点と照らし合わせながら検討しましょう。
テックキャンプ 人材紹介サービス
出典:テックキャンプ
最短1週間程度の短いスパンでエンジニア採用ができるテックキャンプは、転職サポート付きの国内最大のプログラミングスクール。
常時100名前後いる候補者は、未経験ではありますがテックキャンプを受講して確かな技術力を身に付けていることが特徴です。
エンジニアとしての意欲も高く、まだ他の転職サービスなどに登録していない潜在層がほとんど。
スピーディーに未経験エンジニアを採用したいと考えている採用担当の方は、まずRA(リクルーティングアドバイザー)にご相談ください。
paiza
出典:paiza
”コーディング転職・新卒”というコンセプトで、紹介する人材全てがコーディングテストを受験するpaiza。
書いたコードは解答時間や入力テスト、実行速度などで点数化されます。
20代~30代を中心に25万人のエンジニアが登録しており、利用者の80%が人材紹介を利用しない潜在層です。
料金は完全成功報酬型で初期登録料、掲載料は一切かからず、採用に至った場合の料金はオファー年収額の25%~です。
PRO-SESS
出典:PRO-SESS
急な仕事が発生することが多い開発業界において、企業とエンジニアをダイレクトに繋げるウェブサービスPRO-SESS。
即戦力としてのエンジニアがすぐに欲しい企業と、自らのスキルアップに繋がり、かつ適正な料金形態が設定されている仕事を探しているエンジニアをマッチングします。
マッチ後の見積書や発注書、請求書の発行などもオンラインで行えます。費用は都度問い合わせです。
GrowthTech
出典:GrowthTech
自社サービス運用企業特化型のマッチングエージェントであるGrowth Tech。
フリーランス・個人事業主としてエンジニアの仕事をしている人と、エンド直受け・自社サービス運営企業をマッチングするサービスです。
エンジニアとしての経験が4年以上あることが登録・案件紹介の一つの条件。
専門のコンサルタントと求職者との面談によりミスマッチの可能性が低いのも特長です。費用は都度問い合わせとなっています。
Forkwell Jobs
Forkwell Jobsは採用側・応募側の両方の目線に立って作られたエンジニア採用に特化した求人サイトです。
エンジニア目線で設計された求人情報や検索機能、自社にマッチしたエンジニアに対して直接スカウトを送信できるサービスなどがあります。
また、エンジニア向けのキャリア・スキルアップセミナーなども開催。料金は都度問い合わせです。
sibire
出典:sibire
”エンジニアの東京にこだわらない働き方を支援する”sibireでは、特に地方への移住を希望するエンジニア向けに47都道府県の求人情報を提供しています。
その他、エンジニアと地方の企業とのトークイベントや交流会の実施、地方自治体と協同して移住のための支援制度や補助制度の情報提供なども行っています。
就職だけでなく実際の移住までのサポートもあり、掲載費用は無料、その他の費用は都度問い合わせです。
CODEAL
出典:CODEAL
即戦力となるフリーランスエンジニアを探しているのであれば、CODEALがおすすめです。
契約前に、コデアル利用者の中に自社の条件にマッチした人材がどれくらいいるかを確認でき、候補者が見つかるまでは完全無料で使えます。
メッセージ機能やビデオ機能によるやり取り・面接やその後の業務委託契約締結までコデアル上で行えるため、書類作成などにかかる手間を削減できます。
料金は都度問い合わせです。(無料トライアルあり)
転職ドラフト
出典:転職ドラフト
競争入札により企業がエンジニアを指名する転職ドラフト。企業がエンジニアにスカウトを行うダイレクトリクルーティングサービスです。
転職ドラフトの特長は、開催時期と期間が決まっているイベント形式のサービスであることです。
およそ2ヶ月に一回、2週間にわたって企業はスカウトを行い、その後1週間の間にエンジニアから返答が来ます。
返答率80%以上、スカウトからの面談承諾率は約40%と、高確率でエンジニアと出会えることもメリット。費用は都度問い合わせです。
terascout
出典:terascout
2019年4月に業界初のITエンジニア特化型転職アプリとしてリリースされたterascout。
アカウント登録や情報収集、企業への返信など転職希望者にとっては少し面倒な作業が効率的に行えるように設計されています。
企業にとってもダイレクトリクルーティングサービスにより合理的でスピーディーな採用活動が可能となっています。費用は都度問い合わせです。
Qiita Jobs
出典:Qiita Jobs
企業ではなく実際に配属するチームを探すことが出来るユニークなサービスです。
一般的な転職サービスにある会社の説明の代わりに、人材を募集するチームが開発しているプロダクトや利用技術、開発フロー、各チームメンバーの自己紹介といった情報が掲載。
転職希望者にとっては実際に働くイメージが持ちやすく、また企業にとってもミスマッチを防ぐことができます。費用は都度問い合わせです。
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さいごに
エンジニアを採用するために特化したサービスはさまざまあり、それぞれで独自の採用フローがあります。
一概にどのサービスがいいとは言えませんが、会社の方針を考えたうえで選ぶことをおすすめします。
そして、本記事で紹介したサービスを使うことで、優秀な人材を確保する手助けとなれば幸いです。
即戦力でも、未経験でもない。エンジニア採用に第3の選択「テックキャンプ」
テックキャンプ 人材紹介サービス<企業様向け>は、エンジニア養成スクールのテックキャンプが提供するエンジニア特化の人材紹介サービスです。既に800社以上の企業様に導入いただいております。
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