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子ども3人&ワンオペ主婦が渋谷のベンチャー企業に転職成功した7つの理由

更新: 2020.07.07

はじめましてこんにちは。asami81と申します。この前36歳になりました。写真は朝一撮影だったので顔色が悪くてかわいそう。

さて皆さまお気づきのことかと思いますが、アラサーとアラフォーって、すごい違いますよね。19歳と20歳以上の世間的扱いの違いを日々感じております。タラコとタバコぐらい違う。タバコとタバスコぐらい違う。ミスターチルドレンとミスターオクレくらい違う。板東英二とゆで卵くらい違います。(どっちが良いとかではなく、違うって話です。す、滑ってないから!)

そんなゆで卵のわたしは、7月からこちら、TECH::NOTE(テックノート)の副編集長として株式会社divへ入社しました(現在は編集長に就任しました)。子どもは6歳・3歳・1歳の3人で、しかもワンオペ※です。(※夫婦のどちらかが多忙で片方だけで育児をする=ワンオペレーション=ワンオペ)

1人目を出産した29歳の年から約6年間ほとんど家にいました。企業に属していたものの、ほとんど在宅ワーク。会社勤めでバリバリ働く、は程遠い生活でした。産休育休だけでも4年ほどあるので、どれだけ引きこもっていたかおわかりいただけるかと思います。かなりブランク抱えています。

その背景を話すと、だいたい驚かれ「よく転職できたね」と言われます。わたしも驚いています。というわけで、世間的にあまり多くない例のようですので、今回こちらで転職が成功したと思われる理由をまとめたいと思います。わたしは以下の7つのことを意識し実行しました。

1: もう歳だから…子持ちだから…と最初から諦めない

まずはこれ!これが1番じゃないでしょうか。わたしも半分諦めながら転職活動を開始しましたが、始めてみると楽しくて「半分でも諦めないでよかったな」と思いました。

とはいえ最初は何をして良いかわからなかったので、まずはWantedlyに登録してみました。気軽にエントリーできて、今まで考えていた転職活動の概念を変えてくれます。

転職を考えていないような人もたくさん登録しているので、登録しているからと言って「転職するの?!」という風に周囲から見られないのも良い点ですね。ステマ※じゃないですよ。(※ステマ・・・関係のない立場のようにふるまって宣伝するステルスマーケティングの略)

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2: チャンスの多い環境へ行く(引っ越す)

2つ目になかなか難易度の高いものをぶっこんでみました。

わたしは2017年5月末に兵庫から東京へ引っ越しました。IT・Web業界で転職を考えたとき、今さらですがおもしろそうな企業の数がやはり圧倒的に東京が多かったからです。

逆を言うと、大阪神戸で見つけられなかった、ということです(大阪支社はあるけど本社は東京、というパターンも含め)。最近福岡のほうが盛り上がっている気がしますし。

ずっと在宅ワークだったので遠隔でもある程度のことはできると充分にわかっているのですが、わたしの場合は今「チームで働きたい」という想いがあったので引っ越すという決断になりました。

3: ちょっと興味がなくても受けてみる

もしかしたら転職の基本かもしれませんが、興味がないと思った企業も受けてみると面接でその興味の度合いが覆るかもしれません。

わたしの場合、入社したこの会社は転職エージェントから紹介されたもので、最初は半分面接の練習という気持ちで受けました。最終面接で弊社代表の真子と話をしたのですが、そこで興味が200%ぐらいアップしました。やはり人間、会って話してみないとわからないことがたくさんあります。

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4: 面接は自分が楽しむ!「リアクションよりも、アクション」

面接って緊張しますよね。初対面の人と面と向かって椅子に座り、根掘り葉掘り聞かれる…緊張しないはずがありません。

それでも楽しむことが何より大切です。なぜなら話したいことを話して、楽しかったら落ちてもあまり凹みません。楽しかったしいっか、それでダメなら入社しても合わないだろうし、と思えます。

わたしは大企業から「職人気質で大企業に合うか不安」という理由で1社、落とされました。数字アップさせる人より波風立てない人が尊重されるってことのような気がして、入社しても合わなかったと思います。

楽しむためには「リアクションよりも、アクション」を心がけました。相手に何聞かれるんだろう、とドキドキするより、自分が得意なところをまとめ、話したいことをできるだけたくさん準備しておきます。

準備というより、過去を振り返ると質問に対して何か近い回答ができる経験があるはず。質問に100%マッチした回答をしよう、と考えすぎると何も答えられなくなるので、回答に関係する話を自分からする(アクション)というスタンスがおすすめです。何よりも、面接は慣れが1番!なれるまで緊張は当たり前です。

5: 最終面接官と休日でも会いたいかどうかで決める

実際に転職活動をやってみて1番困ったのが「結局、内定もらった企業の中でどこにいくのか?」ということです。

年収や福利厚生をみるのはもちろんですが、いろいろな企業を受けて思ったのは年収など待遇の条件の最低ラインを決めておき、それ以上であればあとは人として合うか合わないか、で判断するということ。

人として、と言っても面接で会える相手の人数は限られているので、わたしは最終面接官に限定してみました。ベンチャーや小規模の企業だと最終面接官はだいたい社長が出てきます。社長じゃなくても権限をもった、企業文化をつくる可能性が高い人。

よく人事の採用側で言われることは「その人と休日でも会いたいかどうか」ということですが、受けるこちら側もその視点で考えてみることをおすすめします。2つの企業で迷ったとき、休日に最終面接官2人からランチのお誘いが同時にきたとして、どちらを選ぶのか考えてみてください。

 

6: 人と違う経験を積む

わたしは今回の転職では、出産前に勤めていたあるベンチャー企業の立ち上げメンバーだった経験が、いくつかの会社で評価されました。ベンチャー立ち上げは多くの人が経験することではないので、目立つのは間違いないようです。

しかも運良くその会社の人たちが非常に優秀で、おかげでわたしのことも「この人もきっと優秀に違いない」という勘違い考えを持ってもらえたようです。結構昔のことなんですが、それでも人と違う経験を積むということは非常に人生の財産になるのだと痛感しました。

そのときは気づかないものですが、仕事でも仕事以外のことでも「これはなかなか多くの人が経験することではないな」と思えることがあれば、チャンスなので絶対チャレンジするほうが良いと思います。

7: スキルは掛け算で考える

div入社に関しては、さきほどのベンチャー立ち上げ経験だけじゃなく、とあるスキルを評価してもらえました。同時にわたしが入社を決めた1番大きい要因となったことです。

それは「心のあり方」「生き方への思想」というスキルです。代表の真子が東京のITベンチャー若手社長とは思えぬ思想の持ち主で(このあたりで少しわかるかもしれません)、最終面接は2時間弱、終始雑談で終わりました。

雑談といっても、お互いの思想の共有です。「心のあり方」「生き方への思想」というキーワードだけを並べるとどこか宗教的で、一歩違うとスピリチュアルな話になりがちですが、あくまで現実世界の非常に論理的な話をしていました。

それをわたしが「スキル」と呼ぶのには理由があって、わたしは今かつてないほど穏やかな気持ちで生きていますが、もともと今のような思想は全く持てていませんでした。

常に心に怒りがあり、道で会う非常識な人にイライラ、失礼な店員にイライラ、意思疎通ができない夫にイライラ。そんな状態に自分自身疲れてしまい、何か手はないかとさまざまな本を貪るようにして読み、学び、実践し、失敗し、検証し…それを繰り返していたのが育児をしながら家に引きこもっていた6年間です。

これがスキルであるということに気づいていませんでしたが、自分の自信につながっているのだと転職活動を通じて気づくことができました。

Aスキル×Bスキル+人間性

歳がいけばいくほど、スキルは掛け算で考えることが大切です。

わたしの場合、A:ビジネススキル(ビジネスで使う何か特定のスキル)と、B:マインドスキルの掛け算をしました。Aは経験も大切ですが、女性だと出産育児でどうしても男性より時間がない場合が多い。頭の回転スピードも記憶力も吸収度合いも、絶対に若い人たちに負けます。つまりAだけで勝負というのは難しいのです。

Bはどんなときでもスキルアップできます。実際に手を動かす仕事をしていなくても、マインドというのは常に自分と一緒。最後に人間として成長し、人とうまくコミュニケーションをとることができる人間性をプラスできれば、年齡関係なく転職活動は成功するし、自ら起業したりと何かの形でスタートできると思います。

スキルに自信がない方へ

Aのビジネススキルが低いもしくはスキルというものが無いと、いくら掛け算しても数は大きくなりません。実際、多くの人は転職や年収アップを考えたとき資格取得に向かいます。わたしはIT・Web業界にいますし、他の業界に比べると年収が高い方なのでこの業界に異業種の友人も誘っています。そんな友人におすすめしているのがプログラミングのスキル習得です。

(・・・・・おやおやおや?雲行きが怪しくなってきたと思った方?勘がいい人は気づいていると思いますがここから弊社サービスの告知ですw 本当に友人にもゴリおすすめしたいサービスだから&自分も受けたいサービスだから入社したので自信をもって宣伝します!)

わたしが入社した株式会社div(代表がYouTuberです)では 、テックキャンプ という短期間でプログラミングスキルを習得する教室を運営しています。「プログラミング教養」と「エンジニア転職(旧テックエキスパート)」があります。共にオンラインでも学べます。ただ実際に人と対面しての学習の方が、結局は効率が良かったりモチベーションが継続しやすいですよね。教室は東京だけじゃなく各地にたくさんあります。

テックキャンプ教養受けた方の転職先は必ずしもプログラマーやエンジニアとして入社、というわけではありませんが、さきほどの「スキルの掛け算」の1要素としてたくさんの人が活用しています。

わたしが今回の転職活動うまくいかなかったら本気で受けようと思っていたのがテックキャンプ 転職といって、未経験からプログラミングを学び、転職までサポートしてくれるコースです。転職できなかったら全額返金(!)。

そこまで言うなら受けようか・・・と思っていたのですが、ただ、これ、受けたくても募集要項が35歳未満※だったのでわたしは受けられなかったと後から知り、ほらやっぱり世間的扱いの違いキツー!となりました。(※35歳以上でもプログラミングに関わるお仕事の経験がある方は39歳以下であればエントリー可能です)

ここに入社後、IT・Web業界で働く友人から「テックキャンプ卒業生うちにもいるよ」とたくさん言ってもらえてびっくりしています。嬉しい!

※追記:現在は選考が撤廃され年齢制限はありません。また、2020年1月15日からテックキャンプ転職(旧 テックキャンプ エンジニア転職)のコース区分が廃止となり、転職支援の有無をお選びいただく形となります。詳細は本サイト(https://tech-camp.in/expert/)をご確認ください。

さいごに

最後、すごい広告記事っぽくなりましたが、本当に入社前は受講生になりたいと思ったサービスなのでゴリ押ししておきます。スキルの掛け算を考えたとき、要素が足りないな、インパクトが弱いな、自信がないな、と少しでも思う方は受けに来てください。お待ちしています!

今後、

  • ワンオペでどうやってフルタイムしながら3人育児してるの〜?!(どれくらいワンオペかというと、夫の帰宅は20日に1回くらいです)
  • 子ども3人とも都内の認可保育園に受かったポイントって何よ?
  • 35歳が転職の壁って言われるけど、どう思う?
  • 2020年に小学校でプログラミング授業が必修化されると聞くけど子どもの教育についてどうすればいいんだ!?

このような、友人から聞かれることの多い以下の質問の回答をこのテックノートに書いていく予定です。どうぞよろしくおねがいします!

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この記事を書いた人

asami81
桜口アサミです。テックキャンプブログの編集長をやっています。関西人。 大学卒業後に渡米しオーペア(ベビーシッター)として働きながら1年間滞在。帰国後OLをしながら個人ブログ運営やWebサービスをつくってました。Movable Type なつかしい…。その後 nanapi というハウツーサイトの立ち上げメンバーになり、2年くらい東京で過ごし 2011年に長男出産のため関西に戻る。そこから+2娘を出産し、6年程在宅中心で働いていました。末っ子の育休終了タイミングで再度上京、2017年7月div入社。 「どんなときも幸せかどうかは自分が決める」というテーマで人生を過ごしています。

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