転職祝いとして男性に贈るプレゼントは、これから新しい職場や環境で頑張る相手を応援する品を選びたいものです。
しかし、どのような品を選べばよいかわからずに困っている人もいるでしょう。
この記事では、男性向けの転職祝いのおすすめを紹介します。さらに転職祝いを選ぶ時のポイントや贈ってはいけないものなども紹介。
転職祝い用のプレゼントを選ぶ上での参考にしてください。
女性用の転職祝いについては「【女性向け】転職祝いのおすすめ13選!選び方やメッセージの例文も紹介」で紹介しています。
この記事の目次
転職祝いの相場と渡すタイミング
転職祝いの相場は、どのように贈るかで異なります。友人や同僚への転職祝いについて、いくつかの贈り方で金額の目安を紹介しましょう。
- 個人から贈る場合:3,000円~5,000円程度
- 数人でお金を出し合って贈る場合:5,000円~10,000円程度
- 部署など大人数から贈る場合:5,000円~20,000円程度
あまりに高額な贈り物はかえって気を使わせてしまう可能性もあるため、お互いに負担のない金額で検討しましょう。
転職祝いを渡すタイミングは、次の会社の内定が出てから、新しい職場での勤務初日までの間が良いとされています。
前の会社の退職から次の会社への入社までの期間は、手続きや新生活の準備で忙しくしていることも多いので、あらかじめスケジュールを確認しておくと安心です。
男性への転職祝いを選ぶ際のポイント
男性への転職祝いを選ぶ際には、いくつか気をつけるべきことがあります。せっかく選んで贈ったものをちゃんと喜んでもらえるよう、あらかじめ把握しておきましょう。
ここでは、4つのポイントを紹介します。
- 年齢にあわせて選ぶ
- 実用的なものにする
- 縁起の悪いものを避ける
- 目上の方にはマナーにも注意
年齢にあわせて選ぶ
いくら上質で高級なものや人気のアイテムであっても、その物を使う人の年齢にあっていなければ、身につけたときに違和感が生じてしまいます。
プレゼントは、贈る相手が今使えるものを選ぶのが基本です。
例えば20代の男性には、機能性の高い品や流行りのデザインのもの、30代や40代には落ち着いたデザインの品を選びます。
仕事やプライベートで必要なものは一通りそろえきった人が多い50代には、お酒やワイングラスなどが喜ばれるでしょう。
実用的なものにする
置物や絵など飾って楽しむものよりも、利用用途がわかっているものを選ぶのもポイント。
特に転職祝いには、新しい職場で使えるビジネスアイテムがよく贈られています。
名刺入れやカードホルダーなどは消耗品であるため、仕事が変わるタイミングで新しいものを贈ると喜ばれるはずです。
毎日使うものだからこそ、デザインや使い勝手を重視する人もいるため、色味や機能性などの希望を予め聞いておいたり、一緒に選んだりするのも良いでしょう。
縁起の悪いものを避ける
転職は社会人にとって一大イベントです。これからの新生活を応援する気持ちがきちんと伝わるよう、縁起の悪いものは避けるようにしましょう。
例えば、くし(櫛)は「く(九)=苦、し(四)=死」といった、縁起の悪いことをイメージさせるので、語呂が悪いものもなるべく避けたいです。
他には下着などの肌に触れるもののプレゼントは、「下着が買えないほど生活に困っている」という意味に捉えられることも。
上司など目上の方などへのプレゼントとしては、避けたほうが良いでしょう。
目上の方にはマナーにも注意
上司や先輩などの目上の方への贈り物は、マナーにも注意が必要です。
例えば靴下やマットなどの踏みつけて使うものは、目上の方へのプレゼントとしてはふさわしくありません。
また、名刺入れやネクタイなどのビジネスアイテムは、「より勤勉に働くように」という意味を持ちます。
贈る相手からリクエストがあった場合には問題ないかもしれませんが、そのようなものは基本的に上司から部下へのプレゼントであることを留意しておきましょう。
男性へのおすすめ転職祝い13選
男性向けの転職祝いには、転職した先の会社や仕事で使えるものや、家などプライベートな時間で使えるものを選ぶのがおすすめです。
相手が実際にそのプレゼントを使っているイメージをしてみると、よりプレゼント選びもスムーズにいくでしょう。
ここからは、男性へのおすすめの転職祝いのプレゼントを13個紹介します。
- ブランドネクタイ
- カードホルダー
- 名刺入れ
- ハンカチ
- ペンケース
- シューケアグッズ
- コインケース
- 万年筆
- 折り畳み傘
- メンズ用スキンケアグッズ
- グラス
- お酒
- コーヒーグッズ
ブランドネクタイ
ネクタイは働く男性への贈り物の定番と言える品です。毎日の仕事で使うものであるため、「何枚あっても困らない」という人も多いでしょう。
ネクタイをプレゼントする場合には、自分ではわざわざ買わないようなブランドネクタイがおすすめです。
ネクタイといっても、色味やデザインは多種多様。どのようなネクタイを着用するかによって、全体のイメージも変わります。
仕事によっては明るい色やポップなデザインのネクタイは着けづらいこともあるため、贈る相手の仕事内容や趣味を考慮して選びましょう。
なお、転職先の仕事でスーツを着用しない場合には、ネクタイを利用する機会があまりなく相手を困らせてしまう可能性があるため、注意が必要です。
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カードホルダー
社員証や会社が入っているビルの入館証などは、なくさないようにカードホルダーに入れて首から下げることもあります。
毎日使っているとだんだんと汚れたり古くなったりするため、転職を機に新しいものを贈ってみるのはどうでしょうか。
仕事用のカードホルダーは、しっかりとした革素材のものにすると、ビジネスマンの持ち物としてふさわしい見栄えになります。
紺や黒、深緑などの落ち着いた色であれば、スーツやオフィスカジュアルなどの幅広い服装にマッチするでしょう。
相手が好きな色を知っている場合にはそれに近いものを選ぶ方法もあります。
名刺入れ
社会人の身だしなみの1つでもある名刺入れ。
営業職など名刺入れを頻繁に使う仕事の人にはもちろん、内勤などで普段は名刺入れを使う機会がない人にも、いざという時にないと困ってしまわないよう、おすすめの贈り物です。
名刺入れは人の目に触れやすいビジネスアイテムであるため、上質でシンプルなデザインのものがおすすめです。
スーツの胸ポケットなどに入れても邪魔にならない大きさや薄さのものを選びます。
実際に名刺やカードを入れてみて、スッと取り出せるかなども確認しておくと安心です。
ハンカチ
職種に関係なく、仕事・プライベートを問わず気軽に使える品をプレゼントしたい場合には、ハンカチがおすすめです。
転職祝いとしては、今治タオルなどの上質なタオルハンカチや、有名ブランドのハンカチを選ぶと喜ばれるでしょう。
箱に入れてきれいに包装されているものを選べば、贈り物としての見栄えも良くなります。
ペンケース
書類にサインしたり、資料にマーカーをしたりと、パソコンで業務をすることが主流となった現代においても、筆記具はいくつか持ち歩いている人も多いです。
ボールペンはカバンの中で行方不明になりやすいため、必要なときにいつでもすぐに取り出せるように、ペンケースをプレゼントするのも良いでしょう。
社会人は学生のように何本も筆記具を使い分けることはあまりしないため、2〜3本が入るくらいのスリムなものがおすすめ。
USBメモリなどを持ち歩く場合には、少し大きめなデザインにすることも検討しましょう。
シューケアグッズ
身だしなみや清潔感は社会人にとって重要ですが、スーツや髪型などにはこだわっても、足元にまでは気が回らない人も意外と多いもの。
外回りで靴が汚れることが多い人には、シューケアグッズを贈ってあげましょう。
クリーナーやクリームなどがセットになっているものであれば、初心者でもすぐにシューケアを始められます。
仕事では革靴ではなくスニーカーやサンダルを履く人には、スニーカー用の洗剤や素材に特化したケアグッズもおすすめです。
すでに相手が持っているかもしれないと不安な場合は「靴ってどうやって洗ってる?」などとそれとなく聞いてみるとよいでしょう。
コインケース
持ち物はスーツやジャケットのポケットに入れて持ち歩く、という人には、小銭や鍵などの小物を入れておけるコインケースがプレゼントにぴったり。
サイズや口の大きさなどを見て、使い勝手の良いものを選びましょう。
なお、電子マネーなどが普及したこともあり、現金を持ち歩く人も減ってきています。
コインケースの利用シーンがあまりなさそう場合には、カードケースやキーケースなどの他のアイテムも検討してみると良いでしょう。
万年筆
デキるビジネスマンが持っているイメージもある万年筆。憧れはあっても、なかなか自分では手が出しづらい人も多いようなので、プレゼントに適しているでしょう。
より気軽に使ってほしい場合には、上質なブランドのボールペンを贈るのも選択肢の1つです。名前入りのものを贈ると、相手にとっての特別な1本になるでしょう。
なお、ペンや手帳などの文房具をプレゼントすることは「より仕事に励むように」との意味に捉えられる可能性もあります。
親しい間柄や後輩・部下であれば問題ないこともありますが、上司や取引先などの目上の方への贈る際には注意しましょう。
折り畳み傘
スーツにあうシックなデザインの折り畳み傘も、男性へのプレゼントとしておすすめです。
折り畳み傘と一口に言っても、性能は様々です。
贈る相手のライフスタイルや利用シーンを考えて、軽さや細さにこだわった軽量なものや、ワンタッチで簡単に開けるもの、骨組みが頑丈なものなどから選びましょう。
もうすでに傘を持っている人には、商談などの大事なシーンや冠婚葬祭などで使えるブランド物の傘を贈るのもアイデアの1つです。
メンズ用スキンケアグッズ
メンズ用のスキンケアグッズは「よくわからない」という理由から自分から買うことがない人も多いため、プレゼントすると喜ばれるでしょう。
洗顔や化粧水、保湿クリームなどがセットになったものであれば、本格的なスキンケアが初めての人でもすぐに始められます。
プレゼントとして見栄えのする高級ブランドのものを選ぶ方法の他に、相手が「続けたい」と思ったときを考えて、リーズナブルな価格帯のものを選ぶ方法もあります。
年齢や肌の質・悩みによって合うものが異なるため、肌のタイプを大まかにでも把握しておくと良いでしょう。
グラス
仕事が終わった後、家でのリラックスタイムに使えるものを贈りたい場合には、お酒を飲むためのグラスはどうでしょうか?
ビールが好きな人にはビアグラス、日本酒が好きな人には徳利とおちょこなど、よく飲んでいるお酒に合うものを選びます。
恋人や家族がいる人には、夫婦で楽しめるようにペアで贈るのも良いでしょう。
お酒
お酒が好きな人には「仕事の疲れを癒やしてほしい」という気持ちを込めて、相手が好きなお酒を贈るのもおすすめ。
お酒と一緒におつまみを贈るのもアイデアの一つです。
食べ物や飲み物は、飲食してしまえば後に残らないため、受け取る側の負担にもなりません。
甘いものが好きな人にはスイーツ、紅茶が好きな人には、茶葉や気軽に飲めるティーバッグなども良いでしょう。
コーヒーグッズ
お酒は飲まないけどコーヒーは好きという人も多いでしょう。
コーヒーにこだわっている人ならば、コーヒー用のマグカップやコーヒーミルなどを転職祝いに贈ると喜ばれるでしょう。
名産国のコーヒー豆やドリップバッグの詰め合わせなどでもよいです。その人の好みに合わせたコーヒーグッズを選んでみてください。
転職祝いのプレゼントに添えるメッセージ例文
転職祝いを贈る際には、相手の門出を祝うメッセージを添えるとより気持ちが伝わります。
必ずしも長いメッセージである必要はないため、これまでお世話になった感謝の気持ちや、相手を応援する気持ちをこめて書いてみるとよいでしょう。
以下で、転職祝いのプレゼントに添えるメッセージの例文を紹介します。
- 上司や先輩へのメッセージ
- 友人や同僚へのメッセージ
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上司や先輩へのメッセージ
ご転職おめでとうございます。◯年間、大変お世話になりました。◯◯さんと一緒に仕事をできたことは、私にとっての宝物です。これからも◯◯さんを見習い、精進して参ります。新天地でのさらなるご活躍をお祈り申し上げます。
友人や同僚へのメッセージ
◯◯さん、転職おめでとう。いつも一生懸命仕事に取り組む◯◯さんを、陰ながら尊敬しています。転職しても、◯◯さんらしく仕事に取り組んでください。これからも仕事終わりや週末に飲みに行きましょう!新しい環境での活躍を応援しています。
転職祝いで贈ってはいけないものとは?
転職祝いでなるべく贈らない方がよいものをリストアップします。
- 下着・肌着
- インテリア系のもの:置物・絵画・ポスターなど
- 縁起が良くないもの:櫛・ハサミ・包丁など
- 高価過ぎるもの:時計・指輪など
- 現金
またNGかどうかは、贈る人との関係性や転職先などによって変わります。
相手の立場にたってみて、ベストだと思う転職祝いを贈りましょう。
まとめ:転職祝いはその人に合わせて選ぼう
仕事はもちろん、人間関係やライフスタイルなども変わる大きなイベントです。
転職する人は、新しい生活に胸を踊らせる一方で、不安な気持ちもあるでしょう。
転職祝いでは、そのような相手の背中を押す気持ちで、新生活で使えるビジネスアイテムやリラックスアイテムを選ぶとよいでしょう。
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