マルハングループのエムエムインターナショナル代表取締役社長、プログラミング短期集中テックキャンプ イナズマを受講
更新: 2024.07.29
マルハングループの子会社である株式会社エムエムインターナショナルの代表取締役社長を務める橋本修一(はしもと しゅういち)さん。
橋本さんはテックキャンプ イナズマ(以下、イナズマと表記)を受講し、プログラミングのスキルが仕事のあり方や働き方を変えると実感したと語ります。
※テックキャンプ イナズマスタイルは、GWや年末年始などの長期休暇で随時開催しています。最新情報は公式サイトをご確認ください。
アナログに捉えられやすいビルメンテナンス業界。そこで事業を展開するエムエムインターナショナルの経営者が、そもそもなぜプログラミングを学ぼうと思ったのでしょうか。
今回は、橋本さんにイナズマを受講した理由をはじめ、プログラミングが仕事に与える影響や経営者が学ぶメリットについてお話を伺いました。
橋本修一
はしもと しゅういち
新卒で特許事務所に入所し、その後、パチンコ業界最大手「株式会社マルハン」にて、ホールスタッフからマルハングループ内でのキャリアをスタート。マネージャー・店長・エリアマネージャーといったキャリアアップを重ね、子会社としてビルメンテナンス事業・不動産事業を展開する「株式会社エムエムインターナショナル」の代表取締役社長に2011年に就任。
この記事の目次
プログラミングは限定してしまっている自分の可能性を広げる
— プログラミングのスキルは、仕事にどのような影響を与えると思いますか?
プログラミングのスキルは仕事のあり方や働き方も変えると考えています。
定型化された業務であっても、新しい仕組みを取り入れることで、お客さまにさらなる付加価値を提供することができるでしょう。
「決められたことをやる」という状態から、「思いついたことを具現化していく」という状態へのパラダイムシフトが可能になると思います。
今回、イナズマを受講したことで、プログラミングを学べば他の社員もそれが体感できると感じました。
限界を決めてしまっている現状を変えるためには、自分で可能性に気づく必要があります。結果的に会社のあり方も変わっていくでしょう。
「社長がやるなら自分もやらなければ」という雰囲気を作りたい
— 会社の代表である社長が率先して取り組めば、社員の納得感も違ってきますね。
今後、社員育成のカリキュラムに取り入れるとしても、自分が率先して取り組む姿を見せれば、まわりを巻き込みやすくなります。
「社長がやっているなら自分もやろう」という雰囲気を作れれば、取り組む姿勢が自然と生まれてくると思います。
集中してプログラミングを学べる環境を求めてイナズマを受講
— 数あるプログラミングスクールの中から、イナズマを受講した理由について教えて下さい。
まず、NewsPicks(ニューズピックス)の佐山さんの記事でイナズマを知りました。
イナズマを受講したのは、プログラミングはまとまった時間をとって集中して学んだ方がよいと考えたからです。間が開いてしまうと、どうしても忘れてしまう部分があります。
正直、通常の業務での研修であれば長くても3日程度なので、「10時間×7日間」というのは長いのではないかと思いました。
たた、実際にやってみると、集中して学習を行っているうちにあっという間に時間が過ぎており、長いと感じることはありませんでした。
イナズマを受講したことで、充実したよい時間が過ごせました。
イナズマは経験豊富なメンターのサポートで効率的に前進できる
— イナズマのメンターの印象はどうでしたか?
とても親切に対応していただけたので、挫折することなく学習が進められました。
正直、はじめは「質問するのが恥ずかしい」という気持ちも少しありましたが、メンターの方が聞きやすい雰囲気を作ってくれて、わかりやすく答えてくれたので気兼ねせずに質問ができました。
つまずきやすいところを把握しており、メンターの方がいると安心して学習が進められます。
— 実際に受講してみて、イナズマのカリキュラムはいかがでしたか?
私の学習にメンターの方が寄り添うようにサポートしてくれたので、効率的に前進できていると感じました。また、予期せぬトラブルも一緒に問題解決できるのは心強いです。
いろいろな受講生の学習のつまずきを見てきた豊富な経験があることが伺え、その引き出しの中から最適な答えを出してくれるという印象を受けました。
インプットとアウトプットとの繰り返しで成長を実感
— 1日目・2日目といったプログラミング学習をはじめたばかりの時期はつらいと感じませんでしたか?
たしかに、ツラいと感じました。その分、その日に学んだことの復習をしっかりとやり、メソッドを頭にインプットして、手を動かすことを心がけました。
イメージを持ってコードを打っていくことで、次第に動きがよくなっていく感覚が味わえました。
— インプットとアウトプットを繰り返すことで、プログラミングの面白さが実感できたということですね。
まず、プログラミングを体感してみることが本当に大切だと感じました。
シラバスとして体系化されていれば、学習の進度は確認しやすいです。ただ、プログラミングをまったく知らない場合には、まずは触れてみて経験することが必要だと思います。
イナズマは自分ひとりでは得られない気づきがある学びの機会
— プログラミング学習のモチベーションはどのように維持されましたか?
私と同じ受講生の中には同年代より上の方もおり、その方々がプログラミング学習に積極的に取り組む姿勢に刺激を受けました。
みなさんメンターの方にどんどん質問していて、それが私の耳にも入ります。カリキュラム記載されている以上のことを聞く方もいました。
自分ひとりでは気づけないことに気づける、とてもよい学びの機会だと思いました。
— プログラミングを利用して、具体的に作りたいサービスはありますか?
社内で構築途中のファシリティマネジメント管理システムの開発の判断に役立てたいと考えています。すでに社内では専門の部署を立ち上げて進めている最中です。
その他にも、会社が抱える人材を今までにない形で有効活用するシステムのアイディアもありますが、まずは社内のITリテラシーの向上が先決だと考えています。
やはり、私ひとりが開発したいと考えていても、それにみんながついてきてくれなけば実現は難しいでしょう。
プログラミングは変化を続ける市場の中でチャンスを掴むために必要なスキル
— そもそもプログラミングを学ぼうと思った理由について教えて下さい。
市場環境の変化に対応するだけでなく、その中でチャンスを掴むためにはプログラミングのスキルが必要だと考えたからです。
プログラミングのスキルがあれば、新規業態での事業の提案や社内システムのブラッシュアップなどさまざまなチャレンジが可能になると期待していて、まずはテックキャンプ のイナズマコースを受講しました。
— プログラミングを含めたITの重要性を感じた出来事はありますか?
ビルメンテナンス業界は、人を集めて作業する代表的な労働集約型産業。仕事が属人化していて業務の見える化が難しく、利益も上がりづらいという問題があります。
しかし、エムエムインターナショナルでは、5年前に業務効率化を目的に新たなシステムを導入してから状況が変わってきています。
コミュニケーションのインフラが整ったことで、いつでもどこでも作業ができるようになりました。また、アプリの導入によって事務処理の効率化も実現しました。システムの導入前よりも明らかに社内が活発になっていることを実感しています。
— さらなるITによる効率化を視野に入れてプログラミングを学ぼうと思ったのですね。
現状に満足することなく、業容レベルで仕組み化してさらにシステムに乗せていくなど、色々なことにチャレンジしていきたいです。
ただ、改善のアイディアがあっても、それを実現するためのリソースが不足しているという現状があります。そこで、新たな人材を雇用するとしても、まずは自分がプログラミングをやってみて、どのような人材が必要なのか把握するべきだと考えました。
適切な経営判断にプログラミングの知識は求められる
— 経営者がプログラミングを学ぶメリットについて、橋本さんはどのようにお考えですか?
目的とその実現に必要となるリソースの配分のバランスを考えて、経営判断がしやすくなることが大きなメリットだと思います。
プログラミングの知識があれば、システム開発にかかるコストや時間がわかります。それがわからないと、エンジニアに投げっぱなしの状態になってしまうでしょう。
また、コードを書くことの大変さや、どれくらいの工数が必要となるかも理解できます。
— 上の立場の方が理解してくれないことは現場のストレスになり、歪みが生まれやすくなるという話は耳にします。
プログラミングがわからなければ判断ができないので、どんどんエンジニアに属人化していってしまいます。
プログラミングの知識があればコミュニケーションが取れるので、これからは必要となるサポートが行えると感じています。
今までであれば、「こんなに時間がかかるの?」とエンジニアに不満を言っていたかもしれません(笑)
今後は、エンジニアに寄り添いプロダクトを改善していきたいと考えています。それは、従業員の生産性の向上や社内環境の改善だけでなく、お客さまの満足にもつながるでしょう。
俯瞰して変化を見極めるために経営者はプログラミングに触れてみるべき
— プログラミング学習を検討されている経営者の方向けにメッセージをおねがいします。
ビルメンテナンス業界のようにアナログに捉えられがちな業界であっても、時代の変化に合った仕組み化されたシステムが必要になっています。
経営者はわからないからとプログラミングを遠ざけるのではなく、まずプログラミングに触れてみるとよいです。
イナズマを受講してプログラミングを集中的に学び、ある程度システムの枠組みが理解できれば、それを変えようという意識が持てます。
そのような変化は従業員だけでなく、結果としてお客さまにもメリットがあります。プログラミングを学べば、日本全体がよくなるのではないかとすら感じました。
このような自社に限定しない俯瞰した目線を持てると、すべて変わっていく感覚があります。経営者の方には、ぜひプログラミングを学んでそれを理解してもらいたいです。
— 橋本さん、本日はインタビューのご対応ありがとうとございました!
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Interviewer 桜口 アサミ
Photo アカギヒトミ
Writer 木村 ヒロト
Editor 桜口 アサミ
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