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33歳ジョブホッパー、未経験からWebデザイナーを目指した理由は「感動を伝える体験のデザイン」

更新: 2022.02.10

「転職回数が多い」「30代で未経験の専門職にチャレンジ」という聞くと一般的にはマイナスのイメージが強く、転職は難しいのではと思う方も多いでしょう。

しかし、そのような状況でも33歳の田中(仮名)さんは、テックキャンプ デザイナー転職(旧テックエキスパート)を受講して、未経験からWebデザイナーへのキャリアチェンジに成功。

ロンドンでフリーランスの美容師として活躍。日本でアートイベントの企画で起業。空間デザイナーとして転職するなど、さまざまな仕事を経験してきた田中さんはいわゆる「ジョブホッパー」です。

感動した体験をユーザーに提供したいという確かな軸を持って、転職を繰り返してきました。

今回は、田中さんに仕事に対する考え方やテックキャンプ デザイナー転職を受講した感想、30代未経験から転職を成功させるためのポイントについて伺いました。

※2020年3月以前に実施したインタビューです。

美容師・アートイベント企画・空間デザイナーを経験したジョブホッパー

— 田中さんは、以前はどのような仕事をしていましたか?

前職は、空間デザインやガーデニングを手がける企業でデザイナーとして働いていました。

私はいわゆるジョブホッパー。これまでにフリーランスの美容師としてロンドンで働いたり、アートイベントの企画などを行ったりしてきました。

— まったく違うさまざまな職種を経験されてきたんですね。あまり関連性がないように見えますが、経歴についてもう少し詳しく教えてください。

初めは美容師として働きました。そのきっかけは高校生の時の適正判断。その結果がことごとくクリエイター系だったので、可能性を試そうと思ってさまざまな美容室に履歴書を送りました。

その結果、1つの美容室から採用していただけて。そこで働きながら資格を取って経験を積み、ファッションショーなどに関わるトップレベルの仕事がしたいと思って、フリーランスとしてロンドンに渡りました。

結果として、ファッションショーのヘアデザインも手がけられ、ロンドンでやりたいと思っていたことはすべてできました。ただ、トップの仕事と関わったことで、自分のやりたいこととのズレを感じました。

私が美容師としてやりがいを感じていたのは、お客さまが髪型が変わることでテンションが上がったり、前向きになれたりといったこと。

ところが、ファッションショーでは、服をいかにきれいに見せるかが最優先。極端に言えば、人間を否定するような感覚がありました。

— 田中さんがやっていることと、お客さまに提供したいと考えていたことにズレが生まれてしまったのですね。

はい。それが美容師からのキャリアチェンジを考えるきっかけになりました。そこで、今自分が心を動かされるものは何だろうと考えたら「日常」かなと。

ロンドンは日本よりも音楽やアートといったカルチャーが日常の一部になっていて、とても心地いいんですよ。そのようなカルチャーが豊かな日常を日本でも実現できないだろうかと考えました。

そんな時に友だちのアートの個展を手伝っていた時に、「孫が生まれたから、ずっと持っていられるようなアート作品を贈りたい」と出会って。

「なんて、素敵なんだろう」と思いましたね。その言葉を聞いて、自分たちでカルチャーは作れることに気付きました。

— お孫さんが生まれたお祝いにアート作品を贈るおばあちゃん、とてもかっこいいですね!

それから、日本に帰ってきて、アートイベントの企画やアーティストの誘致などを行う会社を一人で立ち上げました。

ただ、そのような業態のビジネスを成功させるにはその当時の自分ではスキルが足りず、軌道に乗せることは残念ながらできませんでした。

— それはとても残念でしたね…。

そうですね…。ただ、その時に関わったアート作品は今でも街中などに残っていて、その土地の人から愛されていることはよかったなと思っています。

次に転職の軸を決める時にヒントになったのは、ロンドン在住時に建築家の友だちとヨーロッパを回ったこと。

さまざまな有名な建築物を見ましたが、一番心に残ったものはプリトヴィツェ湖群国立公園のような自然の美しさでした。

そのような自然の美しさを身近で体験できるようにユーザーに提供したいと考えて、空間・ガーデニングのデザイナーとして転職しました。

一見すると、私の経歴は関連性がわかりづらいと思います。ただ、自分が感動した体験をベースに、それをユーザーに届けたいという想いはずっと変わらずに持っています。

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 「ユーザーの根本的な欲求に届かない…」前職のもどかしさからUXがやりたいことの本質だと気付いた

— 心地よい空間を作るのは、素晴らしい仕事だと思います。そこからなぜ転職しようと思ったのですか?

転職したいと考えた理由は2つあります。

1つは、ユーザーの「より幸せになりたい」「暮らしを楽しみたい」という根本的な欲求には届かないことにもどかしさを感じたこと。

もう1つは、UX(ユーザー体験)デザインに自分が求める仕事の本質があると気付いたこと。

— ユーザーの「根本的な欲求に届かない」となぜ思ったのでしょうか?

ずっと自然が身近にある環境を提供するのが難しいと感じたからです。

「ガーデニングに興味はあるけれど、大変そうでムリ」などのユーザーの声をよく耳にしました。

InstagramなどのSNSを活用することでユーザーとの接点を増やし、ニーズに合ったイベントを開催することで、ガーデニングをよく知らない人が始めるきっかけ作りはできました。

ただ、管理に関してはやはり難しくて。チャットツールなどを使ってわからないことを質問してもらえれば改善できると思っていましたが、その関係性を構築するまでに至らない。

— なるほど。そこからなぜUXデザインに興味を持ったのですか

前職ではユーザーからフィードバックをもらいながら改善したいと考えていましたが、そもそもそれをフィードバックをもらうことも難しい。

ただ、そこで積極的に使いたくなる優れたUXを提供できれば、状況は変わりますよね。

UXは扱う範囲が広く、とても抽象的。ユーザーの悩みに対して問いを持ってアプローチする。

その結果として得られたヒアリングなどのデータから、UXを再構築してブラッシュアップを繰り返します。

「味わった体験から心を動かされたことをユーザーにも提供したい」と考えていた自分がやりたい仕事の本質は、感動を伝えるための体験のデザインだなと感じました。

UXが入り口となり、それを仕事にするためにはWebデザインのスキルが必要であると考えました。

30代未経験でWebデザイナーへの転職サポートを受けられることがテックキャンプ デザイナー転職を選んだ理由

— 数あるWebデザインのスクールの中から、なぜテックキャンプ デザイナー転職を選んだのですか?

Webデザインが一から学べて、30代でも転職サポートを行っているスクールが私が調べた中ではテックキャンプ デザイナー転職だけだったからです。

また、有料のスクールを選べばやるしかないと腹を括ることができるとも考えました。

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自分に負けないメンターの熱量の高さがモチベーションに

— テックキャンプ デザイナー転職を受講してよかったと感じた点について教えてください。

テックキャンプ デザイナー転職を受講してよかった点は2つあります。

まず、1つ目はメンターの熱量の高さ。自分がやる気を持って接すると、同じだけの熱量で返してくれました。

Webデザインの勉強をがんばっている自分と伴走してくれているような感覚があり、モチベーションにつながりましたね。

手取り足取り教えてもらうのではなく、主体的に学ぶ私をサポートしてくれるスタイルはとても合っていました。

「目標がクリアになった」コーチングとの出会いも大きな収穫

— メンターの対応が田中さんのスタイルとよく合っていたのですね。2つ目のよかった点は何でしょうか?

2つ目はライフコーチと話したことで、目標がクリアになったこと。

ライフコーチのコーチングを受けたところ、自分の中でぼんやりとしていた目標設定がとてもクリアになってこれはすごいなと!

私はテックキャンプ デザイナー転職を受講するまでコーチングについて知りませんでした。実際に自分が受けてとても感動したので、今は仕事と並行してコーチングについても勉強しています。

ユーザーのペインポイントを理解し、現状を分析して提案を行うなど、コーチングはさまざまな場面で生かせるスキル。

コーチングについて知ることができ、自分が学ぶきっかけになったこともテックキャンプ デザイナー転職を受講してよかった点です。

気になったことや興味を持ったことを抽象化して、他のことに生かすことは心がけています。

Webデザイナーとエンジニアを目指す人が一緒に学ぶ場所は希少

— テックキャンプ デザイナー転職が他のスクールとは違うと感じた点はありますか?

Webデザイナーとエンジニアを目指す人が一緒に学んでいるという場所は稀有だなと思いました。

思考の仕方も違うので、積極的に関わるととても面白いです。Webデザイナーとエンジニアが話をするというのは、実際の仕事でもありますし。

働く前にスクールで体験できるというのは、得難い貴重な環境だと思います。

— テックキャンプ デザイナー転職のカリキュラムの中で、特に役立っていることはありますか?

やはり、最終課題でWebサイトを作ったことです。

すべてのWebデザインの工程を担当しているので、メンターがクライアントとなってWebサイトを一から作った経験はとても役立っています。

徹底的なリサーチと事業への共感が転職活動のポイント

— 田中さんは、どのような企業に転職したのでしょうか?

テックキャンプ デザイナー転職の紹介で、日本の産地と海外を結ぶバリューチェーンの構築を目指すITベンチャーに転職しました。

— 転職先の企業はどのように探しましたか?

事業会社とUXに特化したデザインファームに絞って、100社くらいリストアップしました。

— その中から田中さんが、転職先の企業を選んだ際の基準について教えてください。

やはり、事業内容が面白いと思えるかどうかはとても大切ですよね。ユーザーに何を提供したくて事業を展開しているのかを調べ、自分が共感できる企業かリサーチしました。

あとは、要件定義やコンセプトの設定など、上流工程から関われるかどうかも選ぶ基準として設けていました。

評価されたのは問いを立てて実際に動ける力

— どういう部分が評価されたと思いますか?

テックキャンプ デザイナー転職でWebデザインのスキルを身に付けるだけでなく、コーチングやUXについて自主的に学んだことは自分の強みになったと思います。

UXについては、Cocoda!というサービスを利用して受講と並行して学習を進めていました。

— なるほど。スキル面や学習に対する意欲が評価されたのですね。

そうですね。ただ、それよりも転職先では自分で考えて、実際に行動に移せることが高く評価されたと思います。

転職活動時に企業へ応募書類を送ると、私に対する評価はきれいに真っ二つ。

経歴に興味を持っていただけて最終面接まで行けるか、そもそも面接にも進めず書類で落とされるか。

それは、私を転職を繰り返しているジョブホッパーと捉えるか、実現したいことに対する問いを立てて動ける人と捉えるのかという違いだと思います。

その問いを立てて動けるという部分が、「求める人材像とマッチした」と採用後に担当者から言っていただけました。

30代未経験、だからこそWebデザイナーとして生かせる強みがある

— 30代という年齢は未経験からWebデザイナーを目指す上で、ネックになると思いますか?

20代と比較すると、選択肢が狭まることは事実です。

ただ、私は仕事の経験を積んできた30代だからこそできることがあると思っていて。

Webデザイナーは、ユーザーのニーズを満たすコンテンツをデザインすることがとても大切です。そのような体験を提供する上で、経験を抽象化して多角的な視点で具体化してアプローチできることは強みだと思います。

— 田中さんもご自身の今までの仕事の経験が強みになっていると思いますか?

はい。例えば、美容師の経験。多くの人は美容師は髪を切る仕事だと思っていますが、じつはそこは本質ではなくて。

ユーザーの悩みに寄り添って、ヘアスタイリングの技術でそれを解決することが重要なんですよね。私はそこにフォーカスして、顧客も獲得しました。

年間で400人以上の方の悩みを解決するという経験があることは、他のWebデザイナーにはない強みだと思っています。

キャリアを掘り下げ、強みを抽象化して伝えられれば仕事は見つかる

— なるほど。ただ、自分だけの考えだけだと、相手には響かないことを強みと考えてしまうことはないでしょうか?

その可能性はあります。ですので、自分だけではなく、他の人の意見を聞くことも大切です。

私の場合は、これまでのキャリアを掘り下げて、具体的な経験から考えられる汎用性の高い抽象化できる強みについてまず自分で洗い出す。

それをライフコーチに相談して、転職の際に企業に響くものであるかを確認し、ブラッシュアップを繰り返しました。

— それはとてもよいアプローチですね!しっかりと自分の強みを整理して、相手に伝わるように言語化することは重要だと思います。

30代という年齢をネガティブに捉えるのではなく、それだけ経験を積んできたとポジティブに考えること。

そして、経験をちゃんと抽象化した強みとして伝えられれば、仕事は見つかると思います。

現場で通用するWebデザインのスキルが身に付くだけでなく、そのような自分の強みを理解できることもテックキャンプ デザイナー転職の魅力ですね。

— 田中さん、本日は興味深いお話をありがとうございました!

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この記事を書いた人

Kimura Hiroto
音楽・ITをはじめとするさまざまなジャンルのライティングを行っています。ITエンジニアの経験を生かし、テックキャンプ ブログでの執筆・編集を担当。好きな食べ物は豆腐。

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