LINE@とはビジネス利用に適したLINEアカウントで、飲食店や美容院などの店舗系ビジネスにおいて多く活用されています。
低コストで運用できる一方で、大人数に対して一斉にメッセージと送信する機能やクーポンの配信などの様々な機能があり、うまく活用することでリピーターの獲得、売上のアップにつながるとして人気です。
今回は、LINE@の基礎知識、利用できる機能やコスト、さらにLINE@の活用事例について詳しく解説します。
この記事の目次
LINE@はビジネス利用に向いたLINEアカウント
出典:LINE@
プライベートの連絡手段として、コミュニケーションアプリ「LINE」を使ったことはありますでしょうか。この「LINE」をよりビジネス向けに利用できるようになったツールが「LINE@」です。
主な特徴について解説していきます。
LINEとLINE@の違い
LINEとLINE@には、以下の違いがあります。
- LINE:個人間で行われる1対1のコミュニケーションツール
- LINE@:個人や企業が不特定多数に一斉配信を目的として運用するメルマガのようなもの
飲食店や美容院でLINEで友達になると、後日クーポンやお店の情報が送られてきたことがある、という経験があるかもしれませんが、これらはLINE@を活用して送られている可能性が高いです。
公式LINEアカウントとより格安で利用できる
企業やお店のLINEアカウントとして「公式アカウント」をイメージされる方も多いことでしょう。
公式アカウントとLINE@にはアカウント開設にかかる費用において大きな違いがあります。
公式アカウントの開設には、初期費用として800万円~、月額費用として250万円~がかかることに対して、LINE@には初期費用、月額費用ともに無料のプランが用意されています。
有料プランであっても月額5400円~となっており、公式アカウントと比べてはるかに安い値段で利用開始できるのです。
費用面で大きな違いがある一方、利用できる機能は80%が同じと言われており、多くの企業がLINE@を活用して広告費をかけずに売上を上げることに成功しています。
LINE@の活用事例についてはこの記事で詳しく紹介しています。
「一般アカウント」と「認証済みアカウント」がある
LINE@のアカウントには「一般アカウント」と「認証済みアカウント」があり、それぞれ以下のような違いがあります。
- 一般アカウント:個人、法人問わず、誰でも取得できるアカウント。基本機能は認証済みアカウントと変わらない。
- 認証済みアカウント:所定の審査を通過することで、得られるアカウント。認証済みアカウントバッジが付与され、LINEアプリ内での検索結果にも露出されるようになる。 さらに一部の機能や決済手段などが拡張される。
LINE@で利用できる機能
ここからは、LINE@で利用できる機能を詳しく解説していきます。
メッセージ配信
LINE@では、複数人に対して一斉にメッセージを送ることができます。
人気商品や新商品の紹介、セールの案内など、顧客に対してお店やサービスに関する情報を一斉にアナウンスすることができるのです。
なお、送信できるメッセージ数はLINE@のプランによって異なります。
無料プランの場合、ターゲットリーチ数×吹き出し数でカウントして1,000通までが限度となっており、月額費用5,400円のベーシックプランではターゲットリーチ数が5,000人以内の場合は無制限で配信が可能です。
無料プランの場合は送信できるメッセージ数が限られているため、明確な目的と戦略を持ったメッセージ送信が重要でしょう。
自動応答メッセージの設定
営業時間、店舗への行き方など、よくある質問に対しては自動応答メッセージを登録しておくことで個別に対応する手間は省くことができます。
LINE@には応答方法が2種類あります。
一つが決められたメッセージからランダムに返信される「自動応答メッセージ」、もうひとつがメッセージ内の キーワードに反応して返信される「 キーワード応答メッセージ」です。
「 キーワード応答メッセージ」はクライアントからの質問に含まれている可能性のあるキーワード(営業時間、住所、駅、イベントなど)を考え、それに関連する答えをあらかじめ用意しておくことで、クライアントからの質問にいつでも自動で対応されるようになります。
1:1でのメッセージ
LINE@は1(店舗)対多(クライアント)のメッセージ送信がメインですが、友達申請をしてくれたユーザーとは1対1でトークをすることも可能です。
問い合わせ、予約などをLINE@で行うことで、手が話せないタイミングで電話がかかってきてしまった、といったことを減らすことが出来るでしょう。
また、トークのやりとりはメッセージの送信数にはカウントされず、迷惑行為を行う友達をブロックする事もできます。
タイムライン・ホーム画像の設定
ホーム画面でプロフィール、写真や投稿などを掲載し、タイムラインで情報を発信することもでき、閲覧者は投稿された内容に「いいね」やコメントをつけることができます。
ホーム機能を活用したタイムラインメッセージは、LINEユーザーであれば誰でも閲覧することができるため、お店の雰囲気や料理の写真などを投稿することで新規ユーザーへのアピールにも繋がります。
PRページ
PRページでは、クーポン配布や抽選などを簡単に実施することができ、商品や店舗のアピールに活用することができます。
管理画面ではクーポンの開封数などを確認することができるため、どれくらいの人がクーポンを開封してくれたのか、またそれがどれくらいの集客に繋がったのかを確認し、次の戦略を練ることも可能。
さらに、認証済みアカウントであればユーザーの「Coupon Book」(クーポン管理機能)に店舗や商品のクーポンが表示されるようになるため、より使用率を上げることができます。
ショップカード
ショップカードとは、LINE@上で管理するお店のポイントカードです。
ゴールまでのポイント数、ゴールした時の特典、有効期限などを設定できる他、カードのデザインも設定できることができ、紙タイプのポイントカードにはない有効期限前のユーザーへの通知機能もあります。
物理的なポイントカードを制作する必要がないため、店側にとっては印刷代などのコストを削減できる、いくらでも配布することができる、といったメリットがあり、クライアントにとってもカードの紛失の心配やカードを持ち運ぶ必要がなくなることが考えられます。
クーポン
ショップカードと同じく、クーポンもLINE@を活用して配布することでクーポンの制作コストを抑えられ、さらに開封率や利用率などを記録することができます。
統計情報の確認
日々の友だち追加数、ブロック数などの数値や、タイムラインへの反応などの統計情報の確認も行えます。
データは期間を指定してダウンロードすることもできるため、レポートやキャンペーンの効果測定にも活用可能です。
LINE@はプランごとに利用できる機能が変わる
各プランごとの料金や利用できる機能は以下の通りです。
詳細はこちら
支払い方法
LINE@の支払いはBusiness Storeで行います。利用できる支払い方法は以下の通りです。
- LINE Pay(LINE株式会社の子会社、LINE Pay株式会社が運営する決済方法)
- 請求書払い(日本で認証済みアカウントを利用する場合のみ選択可能)
- クレジットカード決済(日本⋅台湾⋅タイ⋅インドネシアにてLINE@を利用する場合のみ選択可能)
なお、月額プランは利用日数にかかわらず日割り計算が行われないため、月初の加入をおすすめしています。
Business Store
LINE@のBusiness Storeとは、プレミアムIDや月額プラン、利用状況、購入履歴などを変更・確認できるサービスです。
LINE@は無料で利用することもできますが、無料プランでは送信できるメッセージ数などに制限が設けられているため、友達が増えた、より頻繁にメッセージ・投稿を送りたい、という場合は有料プランに変更する必要があります。
なお、LINE@の有料サービスの購入は「決済者」に指定されたユーザーのみ行うことができます。(決済者は、管理者権限または運用担当者権限をもつユーザーの中から1名のみ設定することができます。)
LINE@に向いているのは店舗型ビジネス
LINEの公式アカウントが大企業などが活用しているのに対して、LINE@は飲食店、美容室、エステなど店舗型ビジネスを展開している業界に多く採用されています。
集客の目的を新規顧客獲得だけでなく、固定客(リピーター)の獲得やリピーターを通じた新規顧客の獲得を目的とした利用に適しており、チェーン店であっても店舗ごとにLINE@アカウントが開設されているケースが多く見られます。
個人で経営している飲食店、他のライバル店舗と差をつけたいと思っているチェーン店にとって無料で始められるLINE@はとても有効な広告ツールです。
LINE@を使うメリット
会員登録でメールアドレスの登録を行ったクライアントに対してメールマガジンやクーポンを配信している飲食店などは多くみられますが、メールではなくLINE@を利用するメリットはどこにあるのでしょうか。
顧客へ一斉にメッセージを送れ、開封率が高い
友達登録してくれた顧客へ一斉にメッセージを送信できるLINE@は、その手軽さに加えてメッセージの開封率が非常に高いことが特徴的で、開封率60%以上というデータが出ています。
従来のメールなどを使ったDM以上にLINE@の開封率が高い理由には、以下の2点が関係していると考えられています。
利用者の多いLINEを使った告知が可能
LINEを友人などとの連絡手段として活用している人は多く、プライベートな連絡のすべてをLINEで済ませてしまう人が増えてきています。
非常に身近なアプリであるLINEは、届いたメッセージを毎日のように確認し、メッセージがない場合でもLINEニュースやタイムラインを閲覧するためにLINEのアプリを頻繁に開く人もいます。
このLINEの私達の生活への高い浸透率を利用し、クライアントが最低一日一回は開くLINEアカウントにメッセージを送ることで内容を見てもらいやすくなっています。
プッシュ通知によって顧客がメッセージに気づきやすい
LINE@で送信したメッセージは、プッシュ通知機能によってスマートフォンのロック画面に通知され、これによってクライアントはアプリを開くことなくメッセージが届いたことに気がつく事ができます。
なお、ユーザーによってはロック画面に通知されてほしくない、という場合もあると思いますが、その場合はスマートフォンの設定でプッシュ通知機能をオフに切り替えることができます。
運用コストが低い
公式アカウントと比べて圧倒的に低いコストで利用できるLINE@は、特別なスキルや知識がなくても簡単に始めることができ、LINE@運用のために新たに人手を用意する必要がありません。
月々の利用についても、有料プランであっても5,400円~と安い値段で始めることができます。
クーポンの発行も手軽に行える
顧客獲得に多いに役立つクーポンの発行・配布も、LINE@を活用すると簡単に行えることも魅力の一つです。
クライアントにとってもクーポンやポイントカードを持ち歩く必要がなく、LINEのアプリを開くだけでアクセスできます。
1:1トークで親近感が生まれる
LINE@では1:1で顧客とトークすることも可能です。
あまりに顧客が多い場合は1:1機能をオフにしたり自動返信のみにしてしまうこともありますが、お店の人と直接やりとりすることで親近感が生まれ、その後リピーターになるという顧客も少なからず存在します。
自動返信よりは手間はかかってしまうかもしれませんが、このように地道な手段で顧客を増やすことも方法の一つでしょう。
LINE@を使う上での注意点
店、クライアントの双方にたくさんのメリットがあるLINE@ですが、より高い効果を得るためには気をつけておくべき注意点もあります。
友達登録者がいなければメッセージの効果がでない
LINE@が効果を発揮できるのは、友達登録しているユーザーに直接アプローチができるためです。
新規の顧客獲得ツールというよりは、リピーターとなる顧客を増やしたり、既存顧客へのサービス情報を送って抱え込むことができるツールとして利用することが主となるため、友達登録者を増やす施策は別に行う必要があります。
具体的な方法についてはこの後解説しています。
月間のメッセージ送信数には制限あり
月間のメッセージ送信数には制限があり、フリープランの場合は月間1000件までが上限です。
より多くの登録者を抱えてメッセージを送りたい場合は有料プランに切り替える必要があります。
過剰なメッセージはユーザーのブロックにつながる
メッセージの送信に制限がかかっていない有料プランであっても、むやみやたらにメッセージを送ることは、ユーザーの不快感を招きます。
過剰なセールスをすることで、ユーザーがアカウントをブロック(メッセージが届かない状態に)してしまう可能性があるため、月2回、週1回などメッセージを送る限度を決め、どのような目的でメッセージを送信するのかを考えてから利用するようにしましょう。
誤ったメッセージの送信にも注意する
近年、企業のSNSアカウントなどで、運用している社員のプライベートな情報が投稿されてしまったり、企業の活動と全く関係ないような内容が投稿されてしまったりする事例も見られています。
誤ったメッセージや不適切な内容のメッセージは顧客の信頼を落とすことにも繋がりかねないため十分な注意が必要です。
LINE@の活用事例
LINE@を活用したことで、売上アップや業務効率化につながった4つの事例を紹介します。
LINE@を活用することがどれだけビジネスチャンスを生むのか時間できることでしょう。
全国展開中の串カツ店の事例
北は北海道、南は沖縄まで、直営・フランチャイズ合わせて全国で100店舗以上展開する「串カツ田中」では90店舗以上でLINE@を導入しています。
店舗の活性化を目的として導入されたLINE@で、友達追加のクーポンで串が1本無料になるサービスや、雨の日に利用できる「雨の日クーポン」の配信を実施しリピーターを獲得することに成功しました。
「雨の日」という当日の状況に合わせたクーポンでも、LINE@ならすぐに配信することができるのでとても便利、と担当者は言っています。
串カツ田中では、タイムラインは本部がキャンペーンや新メニューの情報を中心に一括で配信し、メッセージは店舗ごとに、その店舗の客層や状況に合わせたクーポンやメッセージを配信しているとのことです。
クーポンやメッセージの雛形、使用する画像は本部で用意されていて、店舗の担当者はその中から選んで配信するという形を取っているため、店舗の負担が少なく、また内容のミスや失敗も発生しづらくなっているとのことです。
参照:LINE@導入で店舗力アップ!日本全国で愛される串カツ店のLINE@活用法に迫る
再来店率が2.4倍になったハワイアンレストランの事例
1974年ハワイで創業し、「All Day Breakfast」をコンセプトに、一日中ボリューム感のある美味しい朝食メニューを提供しているハワイアンレストラン「Eggs ‘n Things」。
LINE@とdodo point(店頭にあるタブレットに携帯番号を入力するだけでポイントを貯めたり使ったりすることができるサービス)の連携をきっかけに、直営店11店舗(2018年8月6日に全店舗)で「LINE@とdodo point連携サービス」を導入しました。
dodo pointのシステムではLINE@で得られる友達の属性(性別、年齢、地域など)に加えて、お客さんごとの行動を確認でき、「初めての来店なのか、リピーターなのか」、「ランチに来たお客さんがディナーに来てくれているのか」などの詳細な情報まで把握することができます。
この情報をもとに来客頻度に応じたメッセージを配信したところ、LINE@単体で同じ内容をメッセージ送信を行った場合と比較してクリック率が20%上昇しました。
さらに、再来店時にポイントを付与したお客さんに「LINE@とdodoポイント連携サービス」を通じてメッセージの配信を行うことで、LINE@の友達登録を行っているユーザー全員にメッセージ配信を行う場合よりも再来店率を2.4倍に増やすことに成功しました。
参照:「LINE@とdodo point連携サービス」で再来店率が2.4倍に!ハワイアンレストラン「Eggs ‘n Things」の活用事例
1:1トークを利用した野球ユニフォーム専門店の事例
オリジナルのシャツやパンツ、キャップを製作している野球ユニフォーム専門店「ファンゴ」では、LINE@の1:1トークを活用しています。
ファンゴでは、イメージデザインのヒアリング、デザインの決定、注文書、見積書のすべてを1:1トークで行い、発注後も、完成・納品の連絡などにも活用しています。
これにより、メールでこれまで約1ヶ月かかっていた初回の問い合わせ~注文までの時間が、平均1~2週間にまで短縮されるようになったとのことです。
野球チームはLINEのグループを作成していることが多いため、代表者はお店とやり取りしたデザインや見積りなどをそのままコピー&ペーストし、チームのメンバーに共有するなど、LINE@を導入することでお客さんにとっても便利になったようです。
参照:注文方法の9割が「1:1トーク」!野球ユニフォーム専門店の活用事例
売上が30〜40%アップした鉄板バル店の事例
西荻窪駅にある「鉄板バル bloom」では、予約や問い合わせにLINE@の1:1トークを活用し、売上を30%~40%上げることに成功しました。
1:1トークは、お互い相手の状況を気にせずに送ることが出来、さらにトーク履歴が残ることで予約のミスなども防ぐことができます。
少人数で営業している「鉄板バル bloom」では、1:1トークを活用することでお客さんとのやり取りを簡単に、確実に行うことが出来るようになり、実際にお客さんからも「LINEでのやり取りのほうが楽だ」という声が上がっています。
現在は、電話、LINE@、予約サイトという3つある予約窓口の中で、予約件数の割合は電話が5、LINE@が4、予約サイト1となっており、日に日に1:1トークからの予約や問い合わせが増えているそうです。
こまめに問い合わせに対して返信することでお客さんとの信頼関係を築くことができ、来店頻度や客単価の向上にも繋がったとのことです。
参照:「1:1トーク」で信頼関係を構築!売上が30~40%アップした鉄板バル店の活用事例
LINE@のアカウント開設方法
では、LINE@はどのように始めればよいのでしょうか。画像を使いながら説明していきます。
PCでの開設方法
まずはLINE@のアカウントを作成します。公式ページの上部にある「LINE@アカウントを作成する」という項目をクリックしましょう。
出典:LINE@
出典:LINE@
「認証済みアカウントを申し込む」を選ぶと、LINE内での露出が増え友達が増えやすくなります。しかし審査の通貨が必要となるため、すぐにLINE@を使えないなどの条件が発生するでしょう。
一般アカウントであれば認証の手間がかからないので、すぐに利用が開始できます。機能面でも差はほとんどありません。
出典:LINE@
認証済み、または一般アカウントを選択したら、必要項目を記入してください。これでアカウント設定が完了です。
登録したメールアドレス宛に管理画面ログイン用のURLが届くのでログインしましょう。
以降は管理画面にあるガイドラインに沿って、自動応答メッセージなどの設定を行います。
各種設定が完了できたら、いつでも運用可能です。
スマートフォンから登録する場合、上記の動作をLINE@アプリから行うことになります。iPhoneをお使いの方はApp Storeから、Androidをお使いの方はGoogle Playからアプリをダウンロードしてください。
App Storeはこちら
Google Playはこちら
LINE@登録者を集める主な方法
LINE@の登録・準備が整ったら、友達登録してくれるユーザーを集めましょう。
友達登録者がいなければ、いくらメッセージを送っても反応は返ってきません。地道な作業になりますが、以下のような方法を試してみてください。
ホームページやブログにLINE@登録リンクを貼る
自社で運営しているホームページやブログがあれば、サイドバーや記事下などのスペースに友達登録リンクを貼ってみましょう。
LINE@の画面に遷移するリンク用のHTMLがあるため、それを空いているスペースにコピー&ペーストするだけで完了します。
友達登録をすると受け取れる情報やメリットなどを記載して「友達登録は以下のリンクからお願いいたします」というような誘導文をあわせて書くと登録してもらいやすいでしょう。
従来使っていたメルマガにLINE@登録リンクを貼る
従来使っていたメルマガなどがあれば、友達登録リンクをメール文に貼り付けることもできます。
LINEの普及によってメールを見ないという人も増えているので、より身近なLINE@に誘導することで、宣伝効果を再び上げることが期待されます。
リンクは「ボタン型」と「QRコード型」がある
友達リンクには、押すと友達登録がすぐに完了するボタン型と、スマートフォンのQRコードリーダーで読み取ることで友達登録できる「QRコード型」の2つがあり、場面に応じて使い分けることがポイントです。
ホームページなどに貼り付ける場合はすぐに友達登録ができるボタン型、ボタン型が貼れない場合やお店のメニューやポスターなどに掲載する場合はQRコード型を使うのがおすすめです。
TwitterやFaceBookなどのSNSを活用する
QRコード型を使う一つの例としてTwitterやFaceBookのユーザーをLINE@に登録してもらう場合があります。
QRコードのスクリーンショットを投稿することで、SNSのユーザーをそのままLINE@へと誘導することも可能です。
店舗内やチラシにQRコードを貼り付ける
QRコードを印刷することで、ネット以外の場所を利用して友達登録を促すことも可能です。
例えば店舗内に貼り付けたり、チラシの一部に印刷することでお客さんがスマホでQRコー
ドを読み取って友達登録してくれる可能性が上がります。
店舗に来てくれたお客さんでその場で登録をしてくれた場合には、ドリンク1杯無料、といったサービスを実施している店舗もあります。
まとめ
LINE@はリピーター獲得のための非常に画期的なサービスとして導入が進んでいます。
導入・運用コストが低いため、人員や財政的に余裕がない企業・店舗で活用しやすく、メッセージやクーポンの開封率などマーケティング戦略に役立つツールとしても活用することができます。
まだLINE@を利用しておらず、低いコストでより高い宣伝効果を得たい、と考えている場合はLINE@を検討してみてください。
はじめての転職、何から始めればいいか分からないなら
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例えばこのような疑問はありませんか。
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