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【ベンチャーとは】これを読めば早わかり!ベンチャー企業の基礎知識

更新: 2020.03.06

仕事において、イキイキと働くことは誰もが目指したい姿なのではないでしょうか。一つの選択肢として、ベンチャー企業で働くことが挙げられます。世の中にベンチャー企業が沢山存在しています。ベンチャー企業と聞いてあなたのイメージはいかがでしょうか?

ベンチャー企業で働く魅力が分からない。
給料は?福利厚生は?
大企業とベンチャー企業の違いを深く知りたい。

知っているようで知らないことが多いのでは無いでしょうか?今回は、ベンチャー企業の基礎知識を全公開いたします!あなたもベンチャー企業で働く選択肢が増えるかもしれません。

ベンチャー企業とは

ベンチャー企業とは、「新技術・新事業を開発し、事業として発足させた企業」(出典:コトバンク)のことです。会社として歴史はないものの、新しい事に挑戦したいタイプの人が多く働いているでしょう。

ベンチャー企業の成長は経済の活力の源との認識のもと、国家成長に向けて期待が高まっています。世界に目を向けると、facebook、Twitter、Instagram、Airbnb、Uberなどベンチャー企業から人々の生活には欠かせないようなサービスにまで成長している企業が最近増加しています。近年ではIT業界を中心に年数が浅い場合のベンチャー企業を「スタートアップ企業」という言葉を耳にすることも多いでしょう。

 

ベンチャー企業の成長ステージ

ベンチャー企業のゴールとして、株式市場に新規上場(IPO)するか、大企業がM&Aで買収することにより起業車や投資家が利益を得るという流れが一般的です。ベンチャー企業の成長ステージは、おおむね「シードステージ」、「アーリーステージ」、「ミドルステージ」、「レイターステージ」と区分されることが多いです。

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出典:http://marcopolo-office.com/service/ 

 

成長ステージのうち、シードステージは会社を設立する前の準備期、アーリーステージは創業して間もない時期、ミドルステージは事業自体は安定しつつあり売上が不安定な時期から、事業の収益化が加速し成長・拡大しつつある時期、レイターステージは事業が発展。成熟しつつあり更なる変革を見据える時期、のように区分けすることができます。


ベンチャー企業と中小企業の違い


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ベンチャー企業と中小企業の違いは何か?結論、混在して使われていることが多いです。ここでは、ベンチャー企業と中小企業の定義を確認してみましょう。ベンチャー企業は統一した定義は存在しません。以下のように掲載されています。

産業構造の転換期には、産業の主役が交代し、最先端の分野でそれまでなかった新しいビジネスが生まれ、そして新しい市場が作り出される。そんな時代のニーズを背景に、独自の技術や製品で急成長していく企業を「ベンチャー企業」と呼んでいる。普通この呼び方は、新規に興され、創業からあまり時が経っていない企業に対して用いる。(株式公開用語辞典)
大企業の仕組み化されている構造の中からでは生み出しづらい新しいアイディアを形にしていくのがベンチャー企業といえるのではないでしょうか。

それに対して、中小企業は、中小企業基本法によって資本金額と従業数を以って明確に定義されています。

①製造業、建設業、運輸業、その他の業(②~④を除くもの)

資本金額:3億円以下 常時従業員数:300人以下

②卸売業

資本金額:1億円以下 常時従業員数:100人以下

③小売業

資本金額:5千万円以下 常時従業員数:100人以下

④サービス業

資本金額:5千万円以下 常時従業員数:50人以下

 

中小企業の範囲にはベンチャー企業と非ベンチャー企業が混在しているわけです。

TVや新聞などのメディアなどで一般的な中小企業と区別するポイントとしては、「設立から5年程度と比較的若い会社であること」、「インターネットサービスなど新しいビジネス領域を手がけていること」などが挙げられます。

 

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大手企業とベンチャー企業の働き方の違い

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ベンチャー企業の基礎知識は身についたでしょうか?就職するなら、大手企業に入社し終身雇用で将来安泰という時代は、もう時代遅れかもしれません。このご時世、目まぐるしく世の中が変化しています。ただ、実際に働くとなった際に大手企業とベンチャー企業の違いや、ベンチャー企業の給与/福利厚生、転職する時の手順など、分かないことだらけではないでしょうか?詳しく見てみましょう。


大手企業の働くメリット/デメリット

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【メリット】

・教育制度
毎年大量に新卒を採用しているので、教育の仕組みもしっかりとされています。1年間教育に時間をかける企業もあります。マナー研修や営業の基礎など社会人基礎力を身につける研修が充実しています。また、階層別の研修や、自己研鑽として1年に30万円まで企業から補助が出る企業もあります。

・給料/福利厚生
給料が安定しています。また、住宅補助や社内託児、有給休暇、残業手当、ボーナスなど挙げたらキリがないほど充実しています。

 

【デメリット】
・仕事にやりがいがない
新卒で入社してすぐにやりがいのある仕事をできるとは限らないです。大手企業だと誰が仕事をしても売り上げが上がる仕組みが出来ているので、日々のルーティーンワークをこなしていれば、活躍することができます。ただ、毎日ひたすら営業電話をしたり、事務作業をしたりと仕事内容に面白さがないケースがあります。

 

・働く環境・人を選べない
大企業だと、部署も様々あります。OB訪問や会社説明会でキラキラしているような人を憧れて入社するも、実際入社してみると、全く興味がない分野の仕事や苦手な上司に当たる可能性もあります。環境と人を選べないのはストレスになるでしょう。

・その会社だけでしか活躍できない人材
営業職であれば、新卒と10年目の仕事が同じでノルマだけ違う。なんてことが当たり前にあります。10年後、今の会社では活躍できるかもしれませんが、仕事内容はルーティーンになっていることが多いので、社外では活躍するスキルが乏しいケースがあります。

 

ベンチャー企業に就職するメリット/デメリット

【メリット】
・市場価値を高めることができる
ベンチャー企業は少人数の会社が多いため、任される役割も多く、本人の意欲次第で幅広い仕事を経験できます。また、実際にベンチャー企業で働く方がよく口にするのが『責任の重さ』や『仕事の裁量』。年齢や経験に左右されず、重要な仕事を任せてもらいやすい環境があるといえます。
・社会に新しい価値を提示できる
ベンチャー企業の多くは、新しい技術や事業を生み出し成長を目指しています。大手企業とも、中小企業とも異なるビジネスを行ない、新しいマーケットをつくっていくという魅力がベンチャー企業にはあるのではないでしょうか。
・ストックオプションがもらえる

未上場のベンチャー企業の場合、上場した際に割り当てられるストック・オプションの権利を得られるということも、ベンチャー企業で働く魅力だといえるでしょう。

※ストックオプションとは
あらかじめ決められた価格(権利行使価格)で自社株を購入できる権利のこと。会社の役員や従業員に対する報酬形態の1つ。株価が上昇した時に売却すれば、株価と権利行使価格の差額が利益となる。会社のために働くことが自社株の上昇、さらには自分の利益にもなるため、社員のモチベーション向上にも有効とされる。日本では1997年の商法改正以降、高い報酬を支払えないベンチャー企業などを中心に、導入する企業が増えている。(出典:コトバンク)

【デメリット】
・教育制度がない
マナー研修や社会人基礎力を身につける研修などの制度は無いところがほとんどです。

現場で学びながら即戦力として活躍が期待されています。
・不安定
シードステージ、アーリーステージですと会社の基盤が整っていないので収入面も福利厚生も大企業よりは手厚いサポートを受けることは出来ません。ただ、急拡大しているベンチャー企業であれば、収入面。福利厚生の体制も整ってくるので、入社時はあまり気にしなくてもよいでしょう。
・死ぬほど働く
これはデメリットでもありメリットでもあります。会社を大きくすることに夢中になるので休むよりも働くことが好きな人が多いかもしれません。

若いうちから自分の市場価値を高めたいという意欲がある方はベンチャー企業も選択肢の一つとして考えてみるのはいかがでしょうか?

 

ベンチャー企業で向いている人/向いていない人

これまでベンチャー企業の実情をお話してきました。実際にベンチャー企業で働くことは向き、不向きがあると思いますので、その特徴をご紹介します。
【向いている】
将来起業したい人
経営に近い立場で仕事が出来るのが、ベンチャー企業の魅力ではないでしょうか。
・社会にインパクトのあることをしたい人
世の中に無いものを提供していくのがベンチャー企業の魅力です。
成長意欲が高い人
裁量権のある仕事が出来ます。自分の能力では足りないことばかりを挑戦していくので、
やる気があれば能力は大企業にいるよりも身につくでしょう。


【向いてない】
・プライベートに重きを置いている人
定時に帰り土日もプライベートを充実させたい!という方にはおすすめできません。ベンチャー企業はシードステージ、アーリーステージであれば会社を存続させることに必死ですので、休みも重要ですがそれよりも仕事をする方がやりがいがある!という方には向いているかもしれません。
・決められた仕事しかやりたく無い人
ルーティーンで仕事をこなしていきたい!という方にはおすすめできません。ベンチャー企業は、世の中に無いものを提供していくことが命題ですので決められた仕事というものはありません。失敗を恐れず自ら考えて行動することが重要です。

・将来やりたいことが不明確な人
将来やりたいことが不明確だと、ベンチャー企業の勢いについていけない可能性もあります。まずは大企業に就職して、社会の仕組みであったり社会人基礎力を教育体制がしっかりしている組織で学ぶことも良いでしょう。
大手企業とベンチャー企業の比較をしてきました。どちらも一長一短かと思います。
私の考察は、迷っているなら最初は大手企業で社会人基礎スキルを身につける。より成長したい!という気持ちが強いのであればベンチャー企業に転職することをおすすめします。

 

ベンチャー企業のおすすめ求人、インターン情報

これまでのお話で、ベンチャー企業に興味が出てきたのではないでしょうか?
ここでは、ベンチャー企業に就職したい際におすすめの求人サイトをご紹介します。学生は就職する前にインターンがおすすめです。優良なインターンの探し方、おすすめ求人5選をご紹介します。

 

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出典:wantedly


wantedlyはベンチャー企業の求人数がとても多い求人サイトです。ベンチャー企業の転職を考えているのであれば、一度はサイトを見てみることをおすすめします。興味がある企業があれば、すぐに面接ではなく、とりあえず会社に遊びに行くことができます。

 

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出典:Green

IT/Web系企業が最も利用する転職サイトです。登録するだけで、企業から直接オファーがくるサービスです。まずは登録してみるのはいかがでしょうか?

 

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ベンチャー企業でインターンする際の探し方

インターンシップ募集内容の探し方は、いくつか方法があります。よく使われている探し方を3つご紹介しますので、参考にしてみてください。

 

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出典:wantedly

先ほどもご紹介したwantedly。は、学生向けのバイト募集やインターンシップ募集も多く掲載されています。

 

肉リーチ

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出典:肉リーチ

肉リーチは、人材紹介などを行うBIZREACHが行っているサービス。登録して企業からスカウトが来ると、お肉を食べながらキャリアや仕事について話をする機会が持てるという、個性的なサービスです。

 

サポーターズ

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サポーターズ出典:サポーターズ

サポーターズは、就職活動にかかる費用を企業が負担してくれるという、変わったサービスです。自分から希望して企業に行く場合と、企業からのスカウトで行く場合と、それぞれ条件によって所定の金額を支援してもらえる仕組みですサイバーエージェントや楽天などの人気IT企業も参加していて、全国でオリジナルイベントを年間100回以上も開催しています。

 

ベンチャー企業 インターンおすすめ求人5選  

テックキャンプ プログラミング教養(長期インターン)

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出典:株式会社div

テックキャンプ プログラミング教養はスクール開始から約2年間で5000名以上が受講している短期集中プログラミングスクールです。学生のインターン生は東京/大阪/福岡合計で150名ほどいます。
学生のうちからプログラミングを学び、自分で稼いでいる人もいます。優秀学生と共に長期インターンをすることは、成長の機会になります。

 

メルカリ(1週間インターン)

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出典:メルカリ

 

スマホから誰でも簡単に売り買いが楽しめるフリマアプリです。2017年は新卒採用にも力を入れています。アメリカで1週間生活し、「メルカリがアメリカで戦うためのアイデア」を考えてくるインターン。100名募集のインターンですので、応募してみてはいかがでしょうか?

 

サイバーエージェント(短期3日間インターン)

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出典:サイバーエージェント

1年で20回以上のインターンシッププログラムを実施しているサイバーエージェント。
通常のインターンで優秀な成績ですと、「DRAFT」という選抜型インターンシップに参加できるようです。まずはインターンシップに応募してみるのはいかがでしょうか?

 

グリー(短期2日間インターン)

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出典:グリー

スマホ向けゲームなどで有名なグリー株式会社では、エンジニア、デザイナー、総合職が3職種混成チームを組み課題に取り組んでいただきます。違った思考性の人たちとグループワークは刺激的です。

 

freee(長期インターン)

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出典:freee

Google発スタートアップ。クラウド会計ソフト・給与計算ソフトなど、freeeが提供するバックオフィス効率化プロダクトの営業インターンです。
営業はビジネスの基本です。学生のうちから営業インターンを経験することは、就職活動に大きく有利なのではないでしょうか?

まとめ

いかがでしょうか。20代はガムシャラにベンチャー企業で働いてみるのも選択肢の一つとして良いかもしれませんね。
時代の動きが早い今、ベンチャー企業で世の中に価値があるものを提供していくことも大事なのかもしれません。

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この記事を書いた人

テックキャンプ ブログ編集部
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