メモ・タスク管理・プロジェクト管理・カレンダーなど、仕事でさまざまなツールを使っていると煩わしく感じる瞬間もあると思います。
業務で必要だから使っているとはいっても、できれば1つで済ませたいものです。
そのような希望を叶えてくれるのがオールインワンワークスペース「Notion」。
今回は、開発元が資金調達に成功してユニコーン企業入りしたことで、世界的に注目を集めるNotionとはどのようなツールかを解説します。
この記事の目次
Notionが約54億円を調達してユニコーンに
出典元:Notion – The all-in-one workspace for your notes, tasks, wikis, and databases.
オールインワンワークスペースとして、業務の効率化を実現するNotion。
そのNotionの開発元のNotion Labsが5000万ドル(約54億円)の資金調達に成功、企業価値が20億ドルになりユニコーン企業の仲間入りを果たしました。
投資を行ったインデックス・ベンチャーズの担当者サラ・キャノンは、生産性アップにアプローチするスタートアップを探す中で、Notionに出会い「これだ!」と思ったそうです。
コロナウィルスの感染拡大により、市場が不透明な状況が続いています。しかし、そのような状況でもサラ・キャノンの助力によってNotion Labsは資金調達に成功しました。
これは、Notionが業務効率化や生産性アップを実現するツールとして大きな可能性を秘めていることがわかる出来事です。
参考:Why Index Ventures invested in $2 billion productivity startup Notion – Business Insider
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オールインワンワークスペース「Notion」とは
出典元:Notion – The all-in-one workspace for your notes, tasks, wikis, and databases.
オールインワンワークスペースを謳うNotionとはどのようなツールなのかについて解説します。
Notionは幅広い機能を網羅したツール
Notionは、幅広い機能を網羅したオールインワンの情報管理に適したツールです。
情報管理ツールは、Google ドキュメント・Asana・Trello・Evernoteなど、さまざまな便利なサービスがあります。
どれも優れた機能を持っていますが、利用するツールの数が増える分だけ管理がややこしくなるもの。
それにより「この間、打ち合わせで話したドキュメントはどこだっけ」「どこでタスクの依頼があったか忘れた…」と困った経験がある方もいると思います。
Notionはそのような散らかったスケジュール・タスク・ナレッジなどを1つにまとめられるツールです。
具体的には、以下のようなツールが利用可能になります。
- ノート・ドキュメント
- スプレッドシート・データベース
- タスク・プロジェクト管理
- ナレッジベースとしてWikiのように使える
Notionは下記の公式サイトから利用できます。
Notion – The all-in-one workspace for your notes, tasks, wikis, and databases.
マルチプラットフォームに対応
Webブラウザ・PC・スマホなどのマルチプラットフォームに対応しています。
Notionは画像などを使用したドキュメントをはじめ、kanban・表・カレンダーなどを作成できます。それらをデバイスに関係なく見られるのは、とても便利です。
マルチプラットフォームに対応しているので、外出先からでもスマホで簡単に内容が把握可能。Notionはどのようなデバイスからでもシームレスに使えるためストレスフリーです。
Notionの特徴
さまざまな機能が揃ったNotion。その機能性の高さがよくわかる特徴について以下で解説します。
動作がサクサクで快適
動作がサクサクで快適なのは情報管理ツールとして重要なポイント。
OneNoteのように機能が豊富なツールは他にもあります。しかし、機能性と動作の軽さのバランスから考えると、Notionの方が優れているように感じるでしょう。
別の親ページに遷移してもすぐに切り替わるので、使っていてストレスを覚えることは少ないです。
ナビゲーションで構造化した情報にアクセスしやすい
ナビゲーションが左に配置されているので、構造化した情報にアクセスしやすいこともNotionの特徴。
親ページを作成、その下に子ページを追加すれば、情報の構造化が簡単にできます。ドラッグ&ドロップで移動できるので、後からの整理もしやすいです。
しかし、ただ情報があるだけでは不十分。情報を共有して使うのであれば、そこに誰でもアクセスしやすいことが重要です。
そのような使いやすさを考えて、Notionにはナビゲーションが設置してあります。この点はAsanaライクです。
Asanaと同様に、ナビゲーションの表示・非表示もボタン1つで切り替えられます。
マークダウン形式の記述に対応
マークダウン形式の記述に対応しているので、書き方を覚えればWebコンテンツなどが素早く作成できます。
これはとても便利。タスク管理ツール上で、ブログの記事が執筆できることをイメージしてください。
極端に言えば、他の人とやりとりする際に「記事を執筆→Google ドキュメントに移す→URL共有→フィードバック→確認」など、他のツールをまたぐ必要なく作業できるということです。
現実には、それぞれの作業環境があるので難しいとは思いますが…。ただ、Notionの自由度がとても高いということはおわかりいただけるでしょう。
Notionを使う際の注意点は自由度の高さ
そのため、使いこなすためには、ある程度のスキルと慣れが必要です。その分、仕組みを理解すると、Notionの便利さがどんどん分かってきます。
初心者の方は、タスク管理などの取り入れられそうな部分からチャレンジ。そこから、必要に応じて機能の使い方を覚えていくとよいでしょう。
Notionの料金プランについて
出典元:Notion – Pricing
Notionの料金プランは、Free・Personal・Team・Enterpriseの4つのプランから選択可能。
無料版では作成できるのが1000ブロックまでで、アップロードできるファイルサイズが5MBまでと制限があります。有料版は4ドルのpersonalから。ファイルの保存容量に制限がないので、クラウドストレージ代わりに使うのもアリです。
Notionを使いこなして生産性をアップしよう
オールインワンワークスペースであるNotionを使いこなせば、生産性はアップするでしょう。
Notionのように「しっかりと自分の環境に合わせて使えれば、生産性アップにつながる」と確信に近い期待を感じられるツールはあまりないです。
そのような魅力があるツールを提供しているからこそ、Notion Labsはユニコーン企業として成長できたのだと思います。
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