あなたは、「Beat Saber」というVRゲームを知っていますか?Beat Saberは、VRゲームだけでなくPCゲームと合わせてもSteamで「圧倒的な高評価」を記録した最先端のリズムゲームです。
今回は、「Beat Saver Arcadeのリリース」や「PSVR版の発売」などによって注目が高まるBeat Saberの魅力について徹底紹介します。
この記事の目次
VRリズムゲームの最先端「Beat Saber」
VRリズムゲームの最先端として世界的に話題を集める「Beat Saber」。そのBeat Saberの注目度の高さについてまずは紹介します。
新感覚のリズムゲーム
トレイラーの映像をご欄いただくとわかりますが、スピード感や爽快感がすごいです。「Beat Saber」という名前の通り、音に合わせて迫り来るノーツを剣で切るというシンプルなメカニズムのリズムゲーム。
シンプルでわかりやすい内容でありながらも、VR(仮想現実)を活用した近未来な雰囲気が漂うサイバーな世界観と剣で切るというギャップのある組み合わせが斬新でクールな印象を与えます。
Steamにおいてもユーザーから「圧倒的な高評価」を獲得しており、見た目だけではなくゲーム性の高さを併せ持っていることがわかります。
VRライトセーバー音ゲーの「Beat Saber」
めっっっちゃ面白い
VIVE買ってから一番これやってる今度PSVRでもリリースするらしいしオススメ pic.twitter.com/xnQL780nTF
— ゆきふれ (@Yuki_flakes63) 2018年6月19日
リリースから1カ月経たない間に10万本の売上達成
Beat Saberは、2018年5月のリリースから1カ月も経たない間に10万本の売上を達成しています。
ユーザーがステージを作成できるレベルエディターの実装や、PSVRでの販売が控えていること考慮すると本格的なヒットはまだまだこれからではなでいしょうか。さらにBeat Saber Arcadeがアーケードゲームとして、7月中にリリースされることも発表されました。
2018年上半期にリリースされたVRゲームの注目作となったBeat Saberは、今後もさらに話題を集めていくことになるでしょう。
Beat Saberについて
Beat Saberを制作したデベロッパーや、どのように注目されるようになったのかについて以下で解説します。
Beat Gamesが開発
チェコの小さなインディーズゲームデベロッパーである「Hyperbolic Magnetism」。このHyperbolic MagnetismのJan “Split” IlavskyとVladimir Hrincarの2人の開発チームと作曲家のJaroslav Beckからなる「Beat Games」がBeat Saberの開発を行なっています。
Jaroslav BeckはBlizzardの「オーバーウォッチ」「スタークラフト」「ヒーローズ・オブ・ザ・ストーム」などの数々の音楽に携わってきた人物です。DJなどの幅広い音楽活動を行う彼が生み出すクオリティの高い音楽がBeat Saberの人気の理由の1つと言えるでしょう。その本格的な音楽性は人気が高く、ゲームに使用されただけでなく、サウンドトラックもリリースされています。
リリース前にSNSや動画で話題に
Beat Saberは、リリース前から大きな話題を集めました。まず、2018年1月にJanさんが面白いと考えて行なった下記のツイートは現在では8000回以上もリツイートされています。
Working on new levels for @BeatSaber. This one is one of my favorites! 🙂 Use headphones. Music by @Sqeepo is excellent! #madewithunity #gamedev #indiedev #VR pic.twitter.com/63ZKsOb1gM
— Jan “Split” Ilavsky (@Split82) 2018年1月19日
そして、VRのクリエイターやデベロッパーをサポートしているLIVが作った「Escape」という曲を使った動画が大きな話題を集めます。話題となった動画を下記に掲載しますので、ぜひご覧ください。
Beat Saberが他のリズムゲームよりも人気を集めたのは、音楽が文字通り「体感」できるという他にはない特徴があったからではないでしょうか。
Steamで高評価を獲得
Beat SaberはSteamでリリースされてから多くのレビューを集め、VRゲームだけでなくPCゲームを合わせても「圧倒的な高評価」によりゲームランキングで1位を獲得した実績があります。Steamとは、ゲームの販売・配信やユーザーのコミュニティを支援するプラットフォームです。
Beat Saberが高評価を獲得したポイントとしては、「遊び方がわかりやすい」「身体の動きで感覚的にコントロールできる」「VR酔いが起こりづらい」などがあげられます。はじめての方でもすぐに楽しめることがBeat Saberの大きな魅力と言えるでしょう。
このような高い評価を得たことや興味をそそられる動画がきっかけとなり、Beat SaberをプレイするためにVRデバイスを買う人も現れています。VRゲームはデバイスがなければプレイできません。Beat Saberという魅力的なコンテンツを楽しむためにVRデバイスを購入する方が増えれば、VRの普及にも大きく貢献するのではないでしょうか。
At the time of this writing, Beat Saber boasts a 99% positive score with 1250 reviews, giving it an ‘Overwhelmingly Positive’ rating.
引用元:’Beat Saber’ is Now the Highest Rated Title on Steam – VR or Otherwise – Road to VR
PSVR版は2018年末にリリース予定
Beat Saberは、HTC ViveとOculus riftのみに対応したゲームとしてリリース。PSVRでの発売は予定されていましたが、その時期は未定とされていました。PSVRのコントローラーの反応や、トラッキングの精度でBeat Saberの面白さを他のプラットフォームと表現できるかが問題となっていたようです。
しかし、2018年6月10日に公式TwitterでPSVR版が2018年の後半にリリースされることがアナウンスされています。心待ちにしていたPSVRユーザーの方も多いのではないでしょうか。ツイートではPSVRのトレイラー動画も掲載されているので、気になるPSVRユーザーの方はぜひご覧になってみてください。
Beat Saber just announced for @PlayStation VR! ????
Coming to PlayStation Store later this year. pic.twitter.com/YkTHQK8GyO
— Beat Saber (@BeatSaber) 2018年6月10日
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バーチャルYouTuberがプレイするBeat Saberの近未来感
バーチャルYouTuberがBeat Saberをプレイするという近未来を感じさせる動画が盛り上がっています。
電脳少女シロ
電脳少女シロは、見た目のかわいさからは想像できないほどのゲームの高いスキルとコアな話題に強いというキャラクター性により、根強い人気を誇るバーチャルYouTuberです。
動画では大きな格好良い剣を振り回しています。バーチャルのキャラクターが仮想空間でゲームをしているという近未来感溢れる映像がたまりません。
前のBEATSABERとかエイム練習でも同じこと言ってたと思うんだけど
成長を実感できるのがシロちゃんの動画の面白さでもあると俺は思う
ふにゃふにゃ— シュバ沢????シロ組 (@SchwarzsSR) 2018年7月3日
おめがシスターズ [Ω Sisters]
バーチャル双子YouTuber「おめがシスターズ」は、おめがレイとおめがリオの2人で構成されています。焼肉安安に焼き肉を食べに行く実写動画は、視聴者に大きな衝撃を与えました。
気になる動画はスターウォーズのパロディ調に仕上がっています。そのため、ライトセーバーを振り回しているように見えるのも仕方がないでしょう。ハイスコアを出すために黙々とBeat Saberをプレイしています。
P.T.のレイちゃん可愛すぎか!Beat Saberの時とのギャップがたまらん。
あとリオちゃんの安定感がすごい。視聴者として安心して動画を楽しめる。
おめシスほんとすこだ。#おめシス #おめがシスターズ pic.twitter.com/y7j7BpUPyp— 砂柄司@おめが団 (@sasasatuka) 2018年7月9日
バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん
バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさんは、かわいらしい見た目とは裏腹に声はおじさんという独特な魅力を持ったバーチャルYouTuberです。
Beat Saberのプレイ動画では、なぜか後ろを向いており、異常な肩関節の柔らかさが気になって仕方がありません。まったく喋らず、淡々とプレイをして終了するシュールな映像は一見の価値があります。
また、動画の説明欄にMODなどを利用した動画の作り方が記載されていますので、興味のある方は参考にしてみてください。Modificationに由来するMOD(モッド)とは、ユーザーが作った改造や追加を行うデータのことです。
Beat Saberがeスポーツのタイトルになる?
VRゲームに限らず、他のゲームと比較しても高い評価を得ているBeat saber。そのようなBeat Saberがeスポーツのタイトルとなる可能性はあるのでしょうか。
他の人と面白さが共有できる
VRは現実とは異なる仮想世界での高い没入感が魅力。そのため、一人称視点のゲームが多く、プレイ動画を他の人が共有することが難しいゲームが多いです。Twitchなどでゲームの実況動画を楽しむ方も多いので、他の人がプレイする様子も楽しめることは人気作となるために重要な要素と言えるでしょう。
Beat Saberは音楽のクオリティも高く、映像も美しいので見ている人も楽しむことができます。また、初心者と上級者の違いがわかりやすいので、多くの人がプレイするようになればeスポーツのタイトルとなる可能性は十分にあるでしょう。
さらに、Beat Saberは現在はシングルプレイのみですが、マルチプレイの実装も検討されています。Beat Saberは他の人と楽しさを共有することにもこだわりを持って作られているのです。
実況動画をご覧いただくと、Beat Saberが面白いゲームであるだけでなく新しい音楽体験であることがよくわかります。実況動画は下記のTwitchのページで数多く配信されています。
Beat Saber Arcadeがリリース決定
Beat Saberをゲームセンターなどの大画面に映せば、プレイする様子を見て他の人とも盛り上がれるでしょう。現在はまだBeat Saberをゲームセンターでは残念ながらプレイできないようです。
しかし、Beat Saber Arcadeとして商用ライセンスを取得してゲームセンターで展開されることが7月11日に発表されました。数週間でリリースされるとありますので、日本のゲームセンターで遊べることを期待しましょう。
ゲームセンターにBeat Saber Arcadeが設置されれば、VRデバイスを持っていない方でも遊べるチャンスが増えます。Beat Saberを遊ぶ機会が増えることで、さらに人気が加速するのではないでしょうか。
これからのアップデートが楽しみなBeat Saber
Beat Saberは、プレイするステージをユーザーが追加できるレベルエディターの実装を予定。また、ゲームで使用される音楽をさらに充実させるためにトップアーティストにコンタクトをとっていることが明かされています。アップデートによって、Beat Saberはさらに魅力的なコンテンツになるでしょう。
また、PCゲームよりも多くのユーザーを持つPSVRでBeat Saberがリリースされれば、さらに注目は集めることは間違いないでしょう。Beat SaberがVRを広く普及させるきっかけになるかもしれません。
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