初めてプログラミングを学ぶ中学生・高校生におすすめのプログラミング言語

IoT(Internet of Things)、AI(人工知能)、ビッグデータなどの第4次産業革命によって、人間とコンピュータとの関係がますます身近なものになっています。

2020年からは小学校でのプログラミング必修化もあり、若いうちからプログラミング的思考を身につけることが重要だと考えられ始めてもいます。
中学生・高校生も、将来仕事をする上でプログラミングは欠かせない能力となることでしょう。会社で働くだけでなく、自分でWebサービスを作り起業したいと考えている学生も、プログラミングスキルは必要不可欠です。

この記事では、初めてプログラミングを学ぶ中高生に、おすすめのプログラミング言語を紹介していきます。

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プログラミング言語で出来ることとは?

現代では様々な場面でプログラミング言語が役立つようになってきましたが、具体的にはどういったことにプログラミング言語を利用できるのでしょう?

まずは、プログラミング言語が活躍する場面について見ていきましょう。

システム開発

世の中を便利にしているシステムの裏では、プログラミング言語によって書かれたコードが実行されています。

例えば計算ソフトや勤怠システム、IoT家電の制御などは全て、プログラミングによって命令が実行されているのです。企業で働いている社会人はもちろん、日常生活を送る上でも様々な場面でプログラミングが役立っています。

アプリ開発

アプリ開発もプログラミングによって可能です。

代表的な例には、スマートフォン向けアプリがあります。携帯端末としてスマートフォンが普及してきました。それに伴い、スマートフォン上で動作する様々な役割の「アプリ」も、数多くリリースされています。

システム開発同様、アプリもまたプログラミングによって動作するため、習得することで様々なアプリを作成することができます。企業に勤めていない学生の方でも、質の高いオリジナリティのあるアプリをリリースし、凄まじいインストール数を誇る、なんてことも珍しくはありません。

ゲーム開発

VRコンテンツ1

学生の方々がプログラミング、という言葉からまず連想するのがこのゲーム開発ではないでしょうか。

ゲームといっても据え置き機から携帯ゲーム機、オンラインゲームから筐体ゲーム、スマホのゲームアプリと、その種類は様々です。近年ではVR(バーチャルリアリティ)端末の普及が進み、VR分野でのゲーム開発も盛んです。

これらのゲームの開発にも、プログラミング言語が使用されています。簡単なゲームであればHTMLとJavaScriptだけでも開発可能です。

また手軽かつ本格的なゲームエンジンとしては「Unity」があります。UnityではC#というプログラミング言語を主に使用し、VR / 3Dゲームが開発可能。そうして生まれたゲームが、日々多くの人々を楽しませているのです。

ウェブサイトの作成

最近では無料で利用可能なブログサイトなども珍しくはありませんが、自分専用のおしゃれで多機能なホームページを作る場合、やはり裏ではプログラミング言語が活躍しています。

ウェブサイト作成で役に立つプログラミング言語には「JavaScript」があります。

JavaScriptを使うとカーソルを合わせた箇所の色を変えるなど、ウェブサイトの見た目をダイナミックに書き換えるような効果が作れます。

そうしてコードを書くことで、無料のブログサイトでは実現できないような「自分だけのオリジナルなウェブサイト」を作り上げることができます。

どのプログラミング言語を学ぶべきか?

プログラミング言語は、我々が普段の生活で使う日本語や英語などと同様、様々な種類があります。

日本語と英語で「文法」が違うように、プログラミング言語ごとに書き方や動き方のルールが異なり、それぞれに特徴があります。

中高生の方が勉強するのに適した、おすすめのプログラミング言語について、いくつかご紹介します。

プログラミング言語の種類と難易度

使用頻度の高いプログラミング言語を、幾つかご紹介します。

C# (難しい)

プログラミング言語として最も有名な言語は、C言語ではないでしょうか。C言語は「プログラミングの基礎」に位置付けられる一方、難易度は「非常に難しい」です。本職のエンジニアでも、C言語には苦戦する・・・という場面は全くもって珍しくありません。

そんなC言語に「オブジェクト志向」という考え方を取り込んだのが「C++」と呼ばれる言語です。C++もまたC言語と同様にものすごく難易度が高く、厳格な文法ルールを守ってコードを書く必要があります。

そのC++をベースに、2000年にマイクロソフトが発表したプログラミング言語が「C#」です。C#の良いところは、C言語やC++に比べると文法ルールがシンプルでコードが書きやすいことです。

ゲームエンジン「Unity」と合わせて使うことでVRゲームの開発ができるほか、Xamarinというフレームワークを使うとスマホアプリも作れます。またデスクトップアプリケーションの開発においても、非常に高い人気があります。

JavaScript(易しい)

Webやゲーム開発から、サーバーサイドのプログラミング、デスクトップアプリの開発までとにかくできることが多いのがJavaScriptです。

Stack Overflowの発表によると、フルスタックエンジニア(サイトの見た目からサーバーまでWebの全てを手がける開発者)の85%はJavaScriptを仕事で使用しているそう。

JavaScriptの開発を始めるには、普段インターネットを見るときに使うウェブブラウザとテキストエディタがあれば十分です。ほかの言語では難しい環境設定が求められることが多いです。

初めてプログラミングをする方には、JavaScriptは自信を持っておすすめできる言語の1つです。

Ruby(易しい) 

日本のまつもとゆきひろ氏によって開発されたプログラミング言語です。生みの親が日本人であることから、日本語で書かれた資料が非常に多く、日本人にとってとても学びやすい言語となっています。

まつもとゆきひろ氏が監修したRubyの学習教材も多く出版されており、開発思想や「オブジェクト志向」と呼ばれるRubyのコンセプトを日本語で学べます。この点はRubyを学ぶ最大のメリットです。

文法ルールが分かりやすく、ごく短い時間でも基礎的な知識を身につけることができます。開発者同士のコミュニティも非常に活気付いており、今後も要注目の言語です。

Swift(やや難しい)

iOSでのアプリ開発には必須となる言語です。Appleが開発したプログラミング言語で、モダンな文法が人気を博しています。

開発環境にmacOSが必須であることに加え、iOS端末やApple Watch向けアプリに主な用途が限られてしまうため、必ずしも初心者にはおすすめできません。しかし他の言語に比べ専門性が高い上、新しい言語のため、開発者の数が少ないです。

将来iOSアプリの開発者を目指すならば、早めに学んでおくと役に立ちます。

どのプログラミング言語から学習すればいい?

中高生の方は、プログラミングに初めて挑戦するという方が多いと思います。

いきなり難易度の高いプログラミング言語を選択してしまうと挫折してしまうことがありますので、最初は難易度の低い言語から学習していくことをおすすめします。やはりRubyやJavaScriptなど、Webサービス開発に使うプログラミング言語から学ぶのが良いでしょう。

また、プログラミング言語にはたくさんの種類があり、それぞれ用途や目的が異なるので、プログラミングを使って何をしたいかを明確することも大切です。

Webアプリケーション開発用プログラミング言語の特徴

以下のWebアプリケーション開発用プログラミング言語の特徴を見て、自分の目的に合った言語を見つけてみましょう。

HTML/CSS

HTMLはハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージと言って、ウェブページを作成するために開発された言語です。

HTMLは文章構造を記述するマークアップ言語であり、厳密にはプログラミング言語ではありませんが、ウェブページの構造を理解するには必須の言語です。

テキストや写真をどこに表示するかをタグと呼ばれるものを使って記述していきます。

他のプログラミング言語では、コンピュータに指示を出す手順であるアルゴリズムを理解する必要がありますが、HTMLでは難解なアルゴリズムは必要ないため、最初に学ぶ言語として適しています。

CSSは文字の大きさや色といったウェブページのスタイルを記述する言語です。

ウェブページはHTMLとCSSを組み合わせて記述されているので一緒に勉強するとよいでしょう。

HTMLとCSSはインターネット上に学習サイトが多数ありますので、それらを有効に活用しましょう。

出典:HTML5

Ruby

Rubyは日本人のまつもとゆきひろ(Matz)という方が1993年に開発したプログラミング言語です。

日本人が開発したということもあり、非常に日本人になじみやすいプログラミング言語でもあります。大手レシピサイトを運営するcookpadもRubyで開発を行っています。

またRubyにはRuby on Railsというフレームワークがあります。このRailsを使うことでコードを書く作業も省略でき、開発スピードが高まります。

Rubyはなじみやすいプログラミング言語として、プログラミング教育の第1歩としても使われる言語です。中高生の方々も、初めて学ぶプログラミング言語はRubyがおすすめです。

出典:Ruby

Python

Pythonはとても万能なプログラミング言語です。Webサービスの開発もPythonで行えます。

YouTubeやInstagramなどの有名なサイトもPythonを使って作られています。その他にもデータ解析・分ツールの開発もできます。

PythonといえばやはりAI(人工知能)の開発に最適な点が大きな特徴です。AI(人工知能)は近年大きく注目され始め、多くの業界・企業で導入され始めています。コールセンター業務や車の運転など、これまで人の力で行っていた作業をAI(人工知能)がこなせるようになってきているのです。

今後もAI(人工知能)は発展していき、取り入れる業界も増えていきます。今後の社会のニーズに追いつくにはPythonを学ぶのもおすすめです。

出典:Python

 

ここまでに紹介したHTML/CSS、Ruby、Pythonは、学習の難易度も低く、実際に活用されることも多い言語です。中学生、高校生でも学びやすい言語として、おすすめします。

もしこれらを学び、より実践的なスキルとして身につけたいのであればTECH::CAMPの受講をおすすめします。

TECH::CAMPはこの3つの言語全てを学習できるプログラミングスクールです。学生の受講生も多く、実際にWebサービスの開発ができるレベルのプログラミングスキルを身につけています。

将来本格的にプログラミングを使った仕事がしたい方、自分でWebサービスを開発したい方にはおすすめのスクールです。少しでも興味があれば、まずは無料のプログラミング体験会に参加し、教室の雰囲気などを確かめてみましょう。

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JavaScript

初めてのJavaScript 第3版 ―ES2015以降の最新ウェブ開発

JavaScriptはウェブブラウザを操作するためのスクリプト言語です。

スクリプト言語とは、ソースコードを書くとすぐにその動作が実行される言語のことです。自分の書いたソースコードが正しいかどうか素早く確認ができるので、中高生にとっても学びやすい言語と言えます。

JavaScriptはWebサービスの表側で作動するアプリケーションを開発できるプログラミング言語です。

例えば、入力エリアに正しく値が入っているかどうかをチェックしたり、ボタンを押すことで一部しか表示されていなかった長い文章を全文表示するボタンを作成したり。このようなページ上の様々なシステムを作り出せます。これらはHTMLやCSSにはできない部分です。

また、JavaScriptはオブジェクト指向言語でもあり、プログラミングを本格的に学びたい人にとってもやりがいのある言語の一つです。

出典:Javascript

PHP

PHPはウェブアプリケーションの開発に利用される言語の一つです。

SNS、ECサイト、ショッピングカート、アクセスカウンタなど、ウェブサイトに欠かせない機能を作成することができます。

ブログサービスを構築するのに全世界で広く使用されているWordPress。コンテンツ管理システムのXOOPS、日本発のオープンソースグループウェアであるOpenPNE、さらには学習管理システムのMoodleなどもPHPで実装されています。

また、データベースとの連携が簡単で、文法も比較的覚えやすいということもあり、インターネットの世界では最も普及している言語となっています。

PHPは需要が多く、案件も豊富であることから、将来的にウェブプログラマーになりたいと考えている中高生にもおすすめの言語です。

PHPはサーバを利用する言語であるため、サーバを用意する必要がありますが、XAMPPという無料の開発環境をインストールすればすぐにでも学習を始めることができます。

企業や各種団体がホームページやWebサイトを作る場合に、WordPressを使って構築することもあります。そのため、ちょっとカスタマイズしたいという要望を受けた場合は、PHPを知っていることで仕事をこなせるでしょう。

出典:PHP

Java

Webサービス構築でよく使われるプログラミング言語としてはJavaも忘れてはなりません。前出のJavaScriptと名前は似ていますが、全く別物です。

数あるプログラミング言語の中でも、かなり古くから歴史を持つ非常に有名な言語です。Javaは大手のeコマースサイトや銀行の行内システム、はたまた工場の生産管理システムなど、高度な構造化が要求されるシステムで利用されることが多いです。

現代でもなお、様々なアプリケーションやプラットフォーム、オペレーティングシステムやデバイスで活躍しており、プログラミングの基礎を学ぶには最適な言語になります。

プログラミングを行う上で基本となる「オブジェクト指向」がベースとなっているため、Javaを丁寧に学ぶことで、他のプログラミング言語でも流用できる「プログラミングの基礎的な構築能力」を身につけることができるのです。

出典:Java

プログラミング言語の学び方

将来のなりたい職業や作りたいものによって、身につけていかなければいけないプログラミング言語も様々です。プログラミング言語を学ぶ際に、どのような方法があるのでしょう。

プログラミング言語の勉強法について、見ていきましょう。

本を元に学ぶ

もっとも基礎的な勉強方法です。

現在ではプログラミングのノウハウをまとめた書籍が数多く出版されています。言語の成り立ちや特徴、基礎となる概念から応用的な内容までを網羅しているので、しっかりと言語を身に付けたい方にとってはおすすめです。

デメリットは、プログラミングの専門書は高価なことです。おおむね3000円ほどすることが多く、自分に合った良い書籍に巡り会えないとどうしても初期費用がかかってしまいます。

Webサイトを見て学ぶ

インターネット上には、各プログラミング言語について勉強できるサイトが数多く存在します。

最近ではスマートフォンがあるため、休み時間や空いた時間を使って手軽に勉強を行うこともできます。なかには動画などで解説してくれるサイトもあるため、非常に分かりやすい点はおすすめです。

本での勉強法にも言えることですが、独学での習得となるため正しい勉強サイトを見つけ、根気よく続けていく必要があります。

勉強会に参加して学ぶ

同じようにプログラミング言語に興味ある方々が集い、開催されている勉強会に参加することで言語を身につける方法です。最近では各地で勉強会イベントが開催されており、分からないところや間違った部分を直接教えてもらえれるので身につくのが早いです。

また、同じ目的で参加した方々とのコミュニティも築くことができるため、プログラミング言語を勉強する仲間ができるのも、大きな魅力です。

デメリットとしては参加費がかかることが挙げられます。またイベントの開催場所によっては、遠征費も発生することが想定されます。

プログラミングスクールを利用して学ぶ

最高品質の学習教材とメンター(講師)によるサポートを受け、効率的にプログラミングを学ぶにはスクールに通うことも検討すべきでしょう。

本やWebサイトでの勉強は安価な代わりに、分からない箇所が出てきても「質問」ができません。そのため一度エラーで詰まってしまうと、何週間も同じエラーに苦しめ続けられ、最後にはプログラミング自体が嫌になってしまう・・・というパターンが多いです。

一方スクールなら、分からないところを集中的に教えてもらうこともでき、実力がつきやすいです。受講代がかかるのが難点ですが、多くのスクールでは本申し込みの前に無料体験会や相談会を実施しています。

まずは無料体験会に参加し、受講にあたって不安なことは全て事前に相談するのがおすすめです。

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まとめ

冒頭でも紹介したように、中高生の方がプログラミング言語を学習する上で大切なことは論理的に物事を考える力を養成することです。

またプログラミング言語を学習することで、情報を適切に分類し活用する力や、効率的に物事を処理する思考法を身につけることができます。

そういった能力は、これからの情報社会においてとても有意義なものですので、プログラミングの学習を通してしっかりと身につけていきましょう。

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Kazuto Seki Kazuto Seki
音楽ライターとしてエイベックス、ビクター、トイズファクトリー等に所属するアーティストの取材を担当。2016年に開催された『Bjork Digital』の取材経験から、VR×音楽に関心を抱く。2017年よりテクノロジーに関するライティングを開始し、TECH::NOTEにジョイン。猫とウサギを飼っています。
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