・高卒:約16万5千円
・高専、短大卒:約18万1千円
・大卒:約20万6千円
・院卒:約23万8千円
あなたも年収アップを実現しませんか?
経験や年齢、性別に関わらず、多くの方がエンジニア転職を実現しています。
卒業生は、転職後1~3年で平均年収144万円UP!
さらに、仕事の満足度や自由度も向上。
市場価値を上げたい方、自由に働きたい方は、ぜひお気軽に無料カウンセリングにご参加ください。
更新: 2020.02.20
「自分の初任給は世間の平均と比べて高いの?低いの?」
社会人として初めての給与は、特に気になる人も多いのではないでしょうか。
人の価値は給与で判断できるものではありませんが、仕事へのモチベーション維持には大きく影響しますよね。
そこで今回は、初任給の平均はいくらなのか、初任給が高いのはどんな企業なのかを紹介します。
初任給の平均は、いくらなのでしょうか。
また、新卒時にはどのような基準で給料が決まるのでしょうか。
まずは学歴別・企業規模別の初任給を見てから考察してみましょう。
厚生労働省が発表した、平成30年の学歴別初任給は以下のようになっています。
・高卒:約16万5千円
・高専、短大卒:約18万1千円
・大卒:約20万6千円
・院卒:約23万8千円
新卒というスタート時点では、高卒と院卒では初任給にかなりの差があります。
おそらくですが「専門性の高い知識を、どのぐらい長く学んできたか」が、初任給の額を決める1つの指標となるのでしょう。
しかし、あくまでも平均であり、経験に応じて独立したり転職したりすることで、その後の年収は大きく変わりますので、初任給だけで生涯年収を計ることはことは難しいといえます。
この記事もオススメ
それぞれの企業規模は以下の通りです。
・大企業(常用労働者1000人以上)
・中企業(常用労働者100〜999人)
・小企業(常用労働者10〜99人)
上記の企業規模別の初任給の平均額は以下となります。
院卒 | 大卒 | 高専・短大卒 | 高卒 | |
大企業 | 約23万7千円 | 約21万円 | 約18万6千円 | 約16万6千円 |
中企業 | 約24万4千円 | 約20万4千円 | 約18万2千円 | 約16万4千円 |
小企業 | 約22万2千円 | 約20万円 | 約17万9千円 | 約16万5千円 |
院卒の初任給のように、大企業よりも少人数でサービス展開する中企業の方が若干高いということもあるようです。
人手不足といわれる昨今、名のある大企業には募集も集まりますが、中企業は初任給を上げることで魅力をアピールしているという背景もあるのではないでしょうか。
この記事もオススメ
「額面通りに受け取る」という言葉があるように、額面の数値は実際に受け取る金額ではありません。
求人で記載されている初任給は額面であり、そこから資格手当が上乗せされたり、税金が引かれたりします。
実際の手取りは、額面から次の料金が差し引かれます。
・雇用保険料:万が一失業したとき、一定期間の給付を受け取るための保険。
・健康保険料:医療を受けるための保険。会社と折半。
・厚生年金保険料:年金の掛け金。会社と折半。
・所得税源泉徴収:所得税。
・住民税:前年度の収入を基準に治める税金。
住民税については、就職する前に大きな収入を得ていなければ、最初の1年目は支払わない場合がほとんどです。
その他は、病院で使う保険証や年金、雇用保険や所得税などは必ず額面から差し引かれます。
そして、額面からすべてを差し引かれた金額が、毎月あなたの口座に振込まれる「手取り」の金額です。
この記事もオススメ
どちらも専門知識が問われそうな業界ですよね。
IT業界では、コンピューターが動作する仕組みを理解し、プログラミングやITサービスについての豊富な知識が必要となる場合があります。
もちろん、入社時に求められるのは高度なものではありませんが、基礎知識があるかないかで、実務での成長に大きな差が出てきます。
またIT業界は市場が成長しているので、経営が安定している会社も多く、社員にもお金を還元することができているのだと考えられます。
この記事もオススメ
ヤフーは、インターネットの検索窓口やニュースサイト、ECサイトやキャッシュレス決済の「PayPay」など、幅広いITサービスを展開する企業です。
ヤフーの初任給は、就業経験のない高校・高専・専門・短大・学部卒で、約26万4千円が提示されています。
基準給与の22万1千円にプラスして、25時間相当の時間外手当が約4万3千円、賞与なども含んだ額面です。
楽天は、ECサイトを中心に、銀行や楽天Payなどを展開する企業です。
金融業からショッピングサイト、決済にいたるまでの幅広いサービスを提供し、ひとつの経済圏を構築しています。
新卒採用の初任給は、学部卒(4年制大学卒業)で月30万円程度が提示されています。
基本給を約22万7千円とし、40時間分の固定残業代として約7万2千円を含めた額面です。
サイバーエージェントは、人気ブログサイトの「アメーバブログ」や、ネット動画配信サイトの「AbemaTV」など、インターネットサービスを展開する企業です。
サイバーエージェントの給与体系はビジネスコースやエンジニアコースなど、各コースによって異なります。
ビジネスコースでは、34万円/月と提示されており、家賃補助制度「2駅ルール」で3万円/月などルールが盛り込まれています。
また、エンジニアコースにおいては、2018年4月以降の新卒入社に対して、一律の初任給制度を廃止し、個々の能力に応じた能力別給与体系を導入されました。
最低年俸は450万円~と提示されており、プラスして個々の能力別基準で評価される仕組みです。
コンサル業界は、特に初任給が高い職種といった印象がある方も多いでしょう。
それでは、コンサル業界の初任給を見ていきましょう。
アビームコンサルティングは、欧州やアジアにも拠点を持ち、NECとの戦略的資本提携をしている日本発のコンサルティング企業です。
2021年4月の初任給(予定)では、学部卒で約34万円が提示されています。
また、修士了ならば約37万円となっており、初任給としては非常に高いことが分かります。
KPMGは、世界153ヵ国にメンバーファームを持っており、監査・税務などのプロフェッショナルとして約20万人を擁しています。
KPMGが提示する初任給は、学卒で約39万円です。
固定残業手当50時間の約11万円も含まれていますが、初任給としては非常に高額であることが分かります。
シグマクシスは、「共に事業を立ち上げる」「一緒に運営する」形をとっており、さらには自らの出資、人財を提供することを強みとしています。
学卒の初任給は約39万円。固定残業手当を50時間の約11万円を含むものです。
また、院卒では約40万円を超える額が提示されており、その他大企業の大卒初任給の約2倍となっています。
初任給は、高い専門性をどのくらいの期間学習してきたかという指標で決定されることが多く、その額には差があります。
しかし、どのような職種、どのような金額でも、初めての給料である「初任給」には特別な思いを持つ人は多いでしょう。
せっかくの初任給なので、後悔のないような使い方をおすすめします。
「そろそろ転職したいけれど、失敗はしたくない……」そんな方へ、テックキャンプでは読むだけでIT転職が有利になる限定資料を無料プレゼント中!
例えばこのような疑問はありませんか。
・未経験OKの求人へ応募するのは危ない?
・IT業界転職における“35歳限界説”は本当?
・手に職をつけて収入を安定させられる職種は?
資料では、転職でよくある疑問について丁寧に解説します。IT業界だけでなく、転職を考えている全ての方におすすめです。
「自分がIT業界に向いているかどうか」など、IT転職に興味がある方は無料カウンセリングにもお気軽にお申し込みください。