あなたの同僚や友人に、いつもありのままの自分でいる自然体な人はいませんか。
自然体な人は自信に満ち溢れ、ストレスがないように見えます。
つい人に合わせて生きてしまう方にとって、自然体な人は魅力的に映るでしょう。
そこで本記事では、自然体という言葉の意味と、自然体な人の特徴について解説します。
自然体とは
そもそも自然体とはどういう意味で、どのような状態を指す言葉なのでしょうか。それぞれ見ていきましょう。
自然体という言葉の意味
辞典やコトバンクの説明を引用すると以下の通りです。
・剣道などで、両足をわずかに前後または左右に開き、無理のない形で立った姿勢
・柔道で、自然なままで立った基本的な姿勢
・気負いのない自然な態度
・心または体がありのままの状態でいること
・身構えたり、先入観をもったりしないあるがままの態度引用:コトバンク
自然体は元々、剣道や柔道の姿勢が語源となっています。
武道は攻撃を仕掛けたり、相手の攻撃を避けたりするため、常に対応できる姿勢でなければいけません。
つまり自然体とは、どんな状況にも対応できるよう、適度に脱力した状態とも言えます。
自然体とはどのような状態を指すか
肩を張ったり気負ったりすることなく、ありのままの自分できる状態を指します。
誰もがそうありたいと願いながらも、日々忙しく様々な人と接しながら過ごす現代社会では、なかなか実践が難しいと言えます。
自然体な人の特徴
こちらの項目では、自然体な人の特徴を解説します。あなたが職場で自然体で魅力的に感じている人も以下の特徴が当てはまるでしょう。
誰に対しても分け隔てなく接する
自然体な人は誰に対しても分け隔てなく接しています。それは、他人のことを仕事や年収、外見で判断せず、人は平等と考えているからできることです。
相手の内面を観察する能力に長けており、上辺だけのステータスに惑わされることはありません。
そのため世間体や特定の誰かに好かれるために態度を変えたりはしないでしょう。
自分に芯を持っている
自然体と聞くと、だらけているようなイメージを持つ人もいるかもしれません。
そうではなく、自然体な人は自分にしっかりと芯を持っています。
自分がどういう人間か、どうしたいかの意志があるため、その意志に従って行動しています。
そのため自然体な人とは、自分のことを深く理解している人とも言えるでしょう。
無理をしていない
自然体な人は仕事で無理なスケジュールを組んだり、できないことを無理にやろうとはしません。
無理なことは疲れるだけでなく、よい結果も得られず精神的にも大きなストレスになります。
そのため無理をしない自然体な人は、大きな疲労やストレスを抱えることは少ないでしょう。
心に余裕がある
前述したように、自然体な人は無理をしません。また流行を追いかけることに必死になったり、流されたりすることもないため、疲労やストレスを抱えず、心に余裕が生まれます。
また、相手のミスや不快な言動に腹を立てることはありません。相手に対し攻撃的な対応をすることもないでしょう。
見栄を張ることがない
自分を大きく見せようと見栄を張る人がいます。
他人に負けたくない、もっと良く思われたいという思いが強く、総じて自分に自信がない人は見栄を張ってしまいがちです。
しかし、自然体な人は見栄を張ることはありません。人との競争意識がないため見栄を張る必要がないのです。
お世辞を言わない
お世辞は相手に好かれるため、機嫌を取るために言われます。相手の顔色を伺い、自分が心にも思ってないことを言う人もいるでしょう。
しかし、自然体な人はお世辞を言いません。お世辞を言わないということは決して人のことを褒めないというわけではなく、凄いと思ったことを本音で褒めてくれます。
下手に気取らないからこそ、周りの人から自然体な人だと思われるのです。
好きな仕事をしている
本当はしたくない仕事をしていると、ストレスが貯まります。
それでも仕事をしないと生きていけないので、時には自分の感情を押し殺して懸命に働く人もいるでしょう。とても自然体でいる余裕なんてありません。
自然体な人は自分が好きな仕事をしています。自分がやりたいことができているから、心に余裕が生まれると考えられます。
もちろん仕事なので大変なことは沢山ありますが、自分の好きな仕事をしていれば、ストレスだと思わず乗り越えていけます。
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自然体でいることのメリット
こちらの項目では、自然体でいることのメリットを4つ解説します。
人に好かれやすくなる
前述しましたが、自然体な人はお世辞を言ったりしません。
人間付き合いを損得勘定で考えていないため、他人に取り入ろうとはしないためです。
素直で裏表のない性格から、他の人は「魅力的な人だ」と感じるでしょう。
周りから見て安心感があるため、同性からはもちろん、異性から見ても好かれることが多く、結果的にモテにつながるとも言えます。
ストレスがたまりにくい
しかし、Googleの研究結果によると、仕事とプライベートでの人格にギャップが大きければ大きいほどストレスがたまるとされています。
自然体でいると人によって接し方を変えることはありません。
仮面をかぶった自分を演じる必要がなく、ありのままの自分で人と接することができます。そのため自然体な人はストレスがたまりにくいのです。
信用を築きやすい
自然体な人は誰にでもありのままの自分で接します。
誰にでも平等な姿勢のため、裏表のない性格です。
そのため嘘をつかない印象を与え、人との信頼関係を築きやすくなります。
前向きでいられる
現状に不満がある人は「本当はもっとこうなりたい」「こういうことがしたい」と憤りを感じているかもしれません。
気持ちが後ろ向きになると、現状がストレスになり更に思い悩んでしまいます。
自然体で生きているとそういった不満は感じず、前向きでいられます。自分の思ったように生きているため、後ろめたい気持ちを感じることが少ないのです。
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自然体でいることのデメリット
自然体な人でいると良いことが沢山ありますが、デメリットも存在します。
こちらの項目では、自然体でいることのデメリットを3つ解説します。
他人に嫉妬されてしまう
自然体でいると他人から魅力的な人と思われ、人から好かれます。
その反面、自然体な人は他人から嫉妬されやすくなりがち。
嫉妬する人は自分に自信がなく、自分を他人と比較して劣等感を感じています。
自然体な人は自分と他人を比べないため、人に対して嫉妬することもないでしょう。自然体でいることが羨ましいと感じる、嫉妬されることもあります。
受け入れられない可能性がある
しかし、人間関係はその人との相性もあります。誰とでも打ち解けあえるわけではありません。
自然体でいることで生まれる独自の考えが相手にとって受け入れられない可能性もあります。
そのような場合は仕方がないので、お互いに意見を押し通してはいけません。
仕事によっては良しとされない場合もある
ありのままの自分でいられるのは美点ですが、仕事によってはマイナスになることがあります。
特に接客業などは業務がマニュアル化されている場合、自然体のままだと仕事に支障が出る可能性もあるでしょう。
自然体でいるには心構えが必要
実際に自然体でいるためには、普段からの心構えが大切です。
しかし、勉強やトレーニングのような特別なことは必要ありません。
次の記事では、自然体でいるために必要な心構えを解説します。
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