「仕事が忙しくて勉強の時間が取れない」
「勉強を続けられるか不安」
こう考えている社会人の方も多いのではないでしょうか。
本記事では勉強を継続するためのポイントを解説。また、社会人におすすめの勉強法についてもご紹介します。
忙しい社会人でも勉強できるという事実を伝えることで、あなたの自信につながるよう詳しく紹介していきます。
前記事の「社会人だからこそ勉強は必須!学び続けるメリットと勉強すべき内容5つを紹介」では、勉強することのメリットやおすすめの勉強内容について紹介しているのでぜひ合わせてご覧下さい。
勉強しておいた方が後々の人生が楽になる
勉強はあなたの努力次第で、好条件での転職が可能になったり、副業の収入だけで生活できるレベルになったりします。
忙しい社会人は毎日の業務で忙殺され、勉強する時間をとるのも難しいかもしれません。忙しい中勉強していてしんどくなり、挫折しないか不安ということもあるでしょう。
ですが、今努力することで後々の人生が楽になり、将来の不安も解消されていきます。
そして、工夫次第で勉強する時間は作れます。また、勉強を継続することも可能です。
以下ではまず、勉強する時間を確保できるタイミングについて紹介していきます。
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社会人が勉強する時間を確保できるタイミング
社会人は仕事で忙しいため、勉強する時間がなかなか取れないといいますが、探せば意外と勉強をする時間は確保できるものです。
ここでは代表的なものを4つご説明します。ぜひあなたのタイムスケジュールを見直し、時間を確保するのに役立ててください。
通勤や待ち時間などのスキマ時間
会社が自宅から遠い人は、電車の中で長い時間を過ごします。
その時間に寝たりスマホでゲームをしたりするのはもったいないので、スキマ時間を有効活用しましょう。
座席に座れるのであれば、本やノートを使っての勉強もできます。
満員で本を広げるスペースがない時は、スマホや音楽プレイヤーを利用して勉強するのも良いでしょう。
出社する前の少しの時間
出社前の少しの時間も貴重です。ギリギリまで布団の中で過ごしたり、二度寝してしまったりすることが習慣になっていませんか。
そんな人は10分程早く起きて、勉強する時間を確保しましょう。脳科学者の茂木健一郎氏によれば、朝は集中しやすくクリエイティブな作業をするのに向いていると言います。
この時間に少しでも勉強することができれば、効率化にもつながります。もしかしたらその日の朝勉強したことが、そのまま会社でも活かせる可能性もあるでしょう。
また、朝勉強するメリットは他にもあり、ネガティブな気分や眠気が晴れて、スッキリした気分で出勤できます。
知識を得られるだけでなく、このような副産物もあるため、朝の勉強はおすすめです。
朝スッキリと起きられず、二度寝してしまうという人は寝室の環境を整えてみるのもアリ。朝日が部屋に入ってくるようにしたり、快眠グッズで睡眠の質を見直すのも良いでしょう。
帰宅してから就寝するまでの時間
帰宅してから食事や入浴、明日の仕事の準備を終えたら予定がない限り、時間を自由に使えます。
寝る前の時間に勉強するのも、とても効率がいい勉強法です。これは有名な話かもしれませんが、寝る前に暗記などをすると記憶に残りやすいと言われています。
寝る前に必ず本を読むなど、毎日の習慣にしましょう。
また、食事中テレビに夢中になってしまい、勉強する時間が無くなった、などということにならないよう注意してください。
休日を利用しての時間
休日は予定がなければ、もっとも多くの勉強時間を確保するチャンスといえます。しかしその反面、勉強を邪魔する誘惑が多いのも休日です。
「せっかくの休日だからゆっくりしたい」といって、その日をダラダラ過ごしてしまったり、友人からの遊びの誘いがあったりと、なかなか勉強に集中できないということがあります。
とにかく自由にできる時間が多いので、勉強も後で良いかという考えになってしまいがちです。
もちろん根詰めて1日中勉強しなければいけないわけではありませんし、たまに気分転換するのも必要ですが、後回しにしてしまうと、結局その日は勉強をしなくなってしまいます。
そのため、そこはグッとこらえて、勉強すると決めた日はしっかりと勉強する時間を確保しましょう。
社会人におすすめの勉強法
ここでは時間のない社会人が効率よく勉強する方法の一部を簡単に紹介します。
・教科書7回読み勉強法
東京大学法学部を首席で卒業し、現在は弁護士として活動する山口真由さんの勉強法。その名前の通り教科書を7回読むといった勉強法となっています。
・時間帯別勉強法
脳科学的な観点を活用した勉強法。
朝はおもに前日の復習、夕方の16時頃にはインプットを行うと効率がよいといった勉強法になります。
・ミニマム勉強法
仕事の関係で、急に資格の勉強をしなければならなくなったときに効率の良い勉強法。
「使う問題集は1冊のみ」「問題を解く前に解答を読む」「必要箇所だけテキストを読む」といった特徴の勉強法となります。
上記で説明した勉強法はほんの一部です。詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事もあわせてご覧ください。
【効率のいい勉強法9選】“あの人”もやっていた勉強方法・科目別学習方法も解説
社会人におすすめの勉強する場所
人によって集中できる環境は異なるため、勉強する場所を選ぶことも重要です。
静かな場所のほうが集中できるのか、ある程度雑音があったほうが集中できるのか、それによって最適な勉強場所も変わるでしょう。
この項目では、社会人におすすめの勉強場所を4つ紹介します。環境選びの際はぜひ参考にしてください。
喫茶店やファミリーレストラン
学生の頃は、勉強するのにファミレスや喫茶店をよく利用したという人も多いのではないでしょうか。24時間営業のお店であれば、夜型の人や仕事で遅い時間に帰る人にとっても便利です。
利用するのに、何か注文をしなければいけませんが、コーヒーに含まれているカフェインは、鎮静効果や疲労回復効果があるため、勉強するときのお供として非常に優れています。
また、店内はドアの開閉音や話し声など、さまざまな雑音に包まれています。雑音は勉強の邪魔になるかと思ってしまいがちですが、実は適度な雑音がある方が、集中力が高まるとも言われています。
注意点として、店内で勉強するのを禁止しているお店もあるので気をつけましょう。また、混雑する時間帯に長時間利用するのは控えてください。
図書館
図書館は店内や屋外に比べとても静かです。雑音があるとそちらに気を取られるため、静かな環境の方が集中できる人という人におすすめ。
そして図書館なので当然、さまざまな本があります。勉強したい内容の本が図書館にあれば、本を買わなくても学べますし、無料で利用できます。
これ以上コストパフォーマンスの良い勉強場所はないでしょう。
強いて言うなら、席の確保が難しいです。図書館で学習をするのであれば、朝早く向かうようにしましょう。
屋外
カフェのテラス席や公園のベンチなど、屋外で勉強するのもおすすめです。
メリットはなんと行っても気持ちがいいこと。太陽光を浴びることでセロトニンが分泌され、幸福感を感じストレスを抑制してくれます。
普段は室内で勉強している人も、たまには外で勉強してみることで新鮮な気持ちで勉強に打ち込めるでしょう。
しかし、暑かったり寒かったりする気候の中で勉強しても集中しづらいうえに、体調を崩してしまう可能性もあります。
虫が多い時期もあるため、そのような季節に外で勉強するのはやめておいたほうが無難でしょう。
自分の部屋
勉強場所として真っ先に思いつくのは自宅だという人は多いのではないでしょうか。本やノートを持って外出する必要はありませんし、場所代もかかりません。
他人の目も気にする必要はないため、リラックスして勉強ができます。しかし、注意する点として、気が散ってしまうスマホなどは近くに置かないようにしましょう。
テキサス大学の研究チームによる発表によると、電源が入っていないスマホが視界に入るだけでも、集中力が低下することがわかっています。
スマホを含め、気の散ってしまうものを視界に入る場所に置かないようにしておきましょう。
社会人が勉強を継続するためのポイント
勉強は始めることよりも、続けることのほうが難しいです。
どんなにやる気にあふれていても、途中でやめてしまい、三日坊主になってしまうということも少なくありません。
ここからは社会人が勉強を継続するためのポイントをお話します。勉強を続けられるか不安な人は、せひこの内容を参考してみてください。
なぜ勉強するのか目的を明確にする
勉強はほとんどの場合、なにか目的があってするものです。
WEBサイトを作りたい、営業成績で1位になりたいなど、まずは目的をノートなどに書いていつでも確認できるようにしてください。
可視化することで目的が明確になり、勉強するモチベーションにつながります。
勉強を習慣化させる
勉強する習慣がない人が一気に勉強しようとしても、なかなか続かないものです。
また社会人は社内でのトラブルなどで、いつでもまとまった時間が取れるとは限りません。
まずは少しの時間でも良いので、勉強する習慣をつけましょう。あまり気負いすることなく数分でも良いのです。
少ない時間であっても、確かに勉強していれば知識を得ることができます。
そして、習慣化することで勉強をするのが苦でなくなります。たとえ僅かな時間でも続けることが大切です。
【2024年版】習慣化アプリおすすめ10選!ルーティン化で勉強やダイエットを成功させよう
誰かと一緒に勉強する時間を作る
ずっと1人で勉強していると気が滅入ってしまうこともあるでしょう。そのような場合は、誰かと一緒に勉強すると良いでしょう。
勉強仲間がいるというのはそれだけでも心強く、モチベーションの向上につながるためとても大切です。同じ勉強内容であれば、情報共有もできます。
また、次に会って勉強するまでの間に、ここまで勉強しようという約束をお互いしておくと、約束を破らないようにと必死に勉強することができるでしょう。
睡眠時間を削るのは最終手段
勉強時間が確保できないからといって睡眠時間を削るのは好ましくありません。日中の集中力が低下し、勉強するのが嫌になってしまいます。
また体調を崩してしまっては勉強どころではありません。寝不足での勉強はあまり身にならないため、睡眠時間は毎日しっかりと確保しましょう。
さいごに
本記事では社会人の勉強について解説しました。どんなスキルも一朝一夕では身につかず、継続して勉強することが大切です。
諦めずに学び続けたことは無駄にはなりません。必ず自分だけの武器になります。
この記事を最後まで読んでくれたあなたも、諦めずに学び続けてください。そうすることでさらに人生が良い方向へと進んでいくでしょう。
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