サブスク(サブスクリプション)型のサービスを利用すれば、低価格で多くのコンテンツを楽しめるというお得感が、ユーザーを惹きつけます。
では実際にどんなサービスがあるのか、本記事で紹介していきます。
※記事内の価格は執筆時の内容です。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。
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サブスク型サービスを利用するメリット
正しく理解することで、サービスをお得に利用できるかどうか判断しやすくなるでしょう。
無料期間が設けられている
多くのサービスでは、「初月無料」などの無料期間が設けられています。この場合、いきなり課金されることがないため、どんなサービスか確かめるお試し期間として活用可能です。
また、継続して利用するならば、1年間などの長期契約にした方が費用を安く抑えられるメリットが用意されているが一般的です。
すぐに解約すればコストを抑えられる
サブスク型のサービスは、必ずしも長期間の契約をしておく必要はありません。
体験したいコンテンツを楽しんだ後は、すぐに解約すればコストを最低限に抑えられます。
例えば、映画のDVD1本を4,000円ほどで購入するよりも、サブスクを月額1,000円で登録して、1カ月間その他の映画も見放題にした方がコスパも上がります。
ソフトウェアやデータの場合「モノ」を買う必要がない
サブスク型のサービスは、ソフトウェアやデジタルデータでの提供がほとんどなので、モノを購入する必要がありません。
欲しい音楽CDや映画DVDなど全て購入していると、モノが溢れてしまいます。
しかし、提供されるサービスはインターネット上に保管されていますので、モノを置くスペースは必要ありませんし、持ち運ぶ必要もないのです。
いつでも好きな時に、好きな場所で楽しめることもサブスクのメリットだと言えます。
サブスク型サービスを使う注意点
・解約しない限り費用が発生し続ける
・登録の際は規約をよく読む
・スポットでの利用なら会員にならない方がお得な場合もある
・利用にはクレジットカードが必要になる場合もある
解約しない限り費用が発生し続ける
サブスク型のサービスは、一度契約すると解約するまで費用が発生し続けるのが一般的です。
長期間にわたりサービスへログインしていなくても、ほとんどのサービスでは、利用料金を支払い続けなければなりません。
サブスク型サービスを利用しなくなったら、必ず解約まで済ませることを意識しましょう。
登録の際は規約をよく読む
登録および契約をする際には、規約をしっかりと読みましょう。特に解約方法については必読です。
サービスによっては解約できるタイミング指定されており、すぐに解約できないものもありますので注意しましょう。
スポットでの利用なら会員にならない方がお得な場合もある
スポット利用であれば、会員登録をしない方がお得な場合もあります。
サブスクの利点は、低価格で一定期間好きなだけ使えることです。
つまり、1度だけしか利用しないサブスクのサービスを契約してしまうと損をしてしまう可能性があるのです。
サブスク型のサービスは、自身の利用頻度や解約タイミングを想定して契約し、お得に利用しましょう。
利用にはクレジットカードが必要になる場合もある
サブスク型の利用料金支払いには、ほとんどの場合クレジットカードを利用します。
無料期間だけ使いたい場合にも、会員登録にはカード情報が必須というサービスが多いです。
あらかじめクレジットカードを作っておくことをおすすめします。
サブスク型サービスの事例
サブスク型のサービスには、音楽やネットショッピング、動画やゲームなど様々なコンテンツがあります。
ここからは、その代表的な事例を見ていきましょう。
音楽
今や、音楽はCDを買うのではなく、サブスクでのストリーミングが一般的になりました。
Spotify
出典:Spotify
Spotify(スポティファイ)は、音楽聴き放題で、世界中の音楽を約5,000万曲提供しています。
月額0円の無料プランでも、期間無期限で音楽を楽しめます。
また、有料のプレミアムプラン(公式サイト参照)へアップグレードすることで、無料プランにはない「オフライン再生」や「スキップ無制限」、「広告なし」といったサービスを受けられます。
公式サイト:Spotify
Apple Music
出典:Apple Music
Apple Musicは、Appleが提供する音楽配信サービスです。
1カ月間の無料期間があり、無料期間を終えると自動的に有料プラン(公式サイト参照)へ移行します。
Apple MusicはiPhoneなどのApple製品との連携機能も充実しており、Siriを使った操作も可能です。
公式サイト:Apple Music
買い物
日常の買い物もネットショッピングを利用する人におすすめなのが、Amazonのサブスクです。
Amazonプライム
出典:Amazonプライム
Amazonプライムは、月額プラン500円(税込)と年間プラン4,900円(税込)を選択できます。
プライム会員になると、「お急ぎ便」や「お届け日時指定便」などの配送特典を受けられる他、以下のようなサービスも利用できます。
・Prime Video:動画(映画・アニメなど)配信コンテンツ
・Prim Music:音楽配信コンテンツ
・Prime Reading:書籍配信コンテンツ
登録をすると1カ月の無料期間も設けられていますので、Amazonで買い物をしたい人も、日頃から頻繁に利用する人にもプライム会員がお得です。
公式サイト:Amazonプライム
動画(映画・ドラマ・アニメなど)
動画配信コンテンツも、サブスク型のサービスが主流です。
Amazon Prime Video
Amazon Prime Videoは、Amazonプライム会員に登録することで利用できるサービスの一つです。
月額500円(税込)または年会費4,900円(税込)でプライム会員になれば、映画やドラマ、アニメなどの動画コンテンツが見放題な上、Amazonでのオンラインショッピングでもお得なサービスが受けられます。
公式サイト:Amazon Prime Video
Hulu
出典:Hulu
Hulu(フールー)は、動画コンテンツ配信サービスの中でも大手のサービスです。
月額1,026円(税込)で、映画やドラマやアニメなどが見放題で、2週間の無料期間も設けられています。
日本テレビとの提携もあり、ドラマの見逃し配信や、Huluだけでしか見れないサブストーリーもあります。
公式サイト:Hulu
Netflix
出典:Netflix
Netflix(ネットフリックス)もまた、動画コンテンツ配信サービスの大手です。
Netflixのサブスクプランは以下の3つに分かれています。
・ベーシック:標準画質
・スタンダード:高画質・同時2画面視聴可能
・プレミアム:UHD 4K画質・同時4画面視聴可能
価格は公式サイト参照
スマホなどの小さな画面で利用するならベーシックプラン、家族4人が同時に別の動画を視聴するならプレミアムプランといった使い分けができます。
また、Netflixが独自に作成する、オリジナルコンテンツ(映画やドラマ)も魅力の一つです。
公式サイト:Netflix
YouTube Premium
YouTubeは無料動画配信サービスという印象も強いですが、月額1,180円(税込)のサブスクを利用すると、広告なしでコンテンツが楽しめます。
また、スマホなどでYouTubeを利用する際には、画面をロックした状態でも再生が止まらない「バックグラウンド再生」もできるため、音楽だけを聴きたい時にも便利です。
公式サイト:YouTube Premium
ゲーム
ゲームにインターネット接続が利用されるようになり、ソフトの配信やアップデート、ユーザー同士がネット上で接続されるようになりました。
それと同時に、ゲームにもサブスク型のサービスが広がっています。
PlayStation Now
PlayStation Nowは、月額1,180円(税込)から利用できるPlayStationのストリーミングゲームサービスです。
「PlayStation Now for PC」ならば、WindowsPCにも対応にも対応しており、パソコンでPS4やPS3のゲームをプレイできます。
公式サイト:PlayStation Now
Apple Arcade
出典:Apple Arcade
Apple Arcade(アップルアーケード)は、2019年9月19日よりサービスの利用が可能になった、Apple社が提供するゲームコンテンツです。
月額600円(税込)で100タイトル以上をプレイでき、追加課金もありません。
広告もなく、ダウンロードすればオフラインでも楽しめます。
始まったばかりのサービスなので、タイトル数は少ないものの、iPhoneをはじめとしたアップル製品に対応していますので、別途機器を購入する必要はありません。
無料トライアル期間が1カ月間設けられており、トライアル終了後は自動的に有料プランへ移行されます。
公式サイト:Apple Arcade
書籍(漫画・ビジネス書・雑誌・小説など)
これまでは、1冊の書籍データを定価で購入し読むスタイルが一般的でしたが、電子書籍にもサブスクが導入され、定額料金で読み放題というサービスも増えています。
Kindle Unlimited
Kindle Unlimitedは、月額980円(税込)で漫画やビジネス書、雑誌などが読み放題です。
Amazonプライムとは別途契約が必要ですが、1冊買い切りの電子書籍とは違い、定額料金でいくらでも読めます。
30日間の無料体験も提供されており、30日経過すると自動的に有料プランへ移行されます。
公式サイト:Kindle Unlimited
楽天マガジン
出典:楽天マガジン
楽天マガジンは、楽天グループが提供する読み放題サービスです。
料金プランには、418円(税込)の月額プランと、3,960円(税込)の年額プランの2種類が用意されています。
楽天マガジンの利用額に対しても楽天スーパーポイントが付与される上、楽天市場や楽天カードでたまるポイントでの支払いも可能です。
公式サイト:楽天マガジン
dマガジン
出典:dマガジン
dマガジンは、NTTドコモが提供する、雑誌読み放題のサブスクです。
月額料金は440円(税込)で、400誌以上の最新号やバックナンバーも読めます。
初回31日間のお試し無料期間が設けられており、期間終了後は440円(税込)プランへ自動的に移行します。
※バックナンバーが読める期間は、雑誌ごとに異なります。
公式サイト:dマガジン
その他
デジタルコンテンツ以外にも、サブスクリプション型を取り入れているサービスもあります。
共用ワークスペース
利用人数や方法に合わせて仕事スペース提供し、利用料金も求める環境に合わせて選べることで、フリーランサーなどを中心に利用されています。
美容院
これまでは、美容院でカットをお願いするごとに料金を支払っていましたが、その必要がなくなるのです。
髪が数ミリ伸びるだけでヘアスタイルが気になるという方にとっては、とてもありがたいサービスでしょう。
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サブスクについて正しく理解し、生活を豊かにしよう
サブスクは、ユーザーの満足度を追求する会員制のサービスで、定額・低価格・使い放題という特徴があります。
サブスク型サービスは今後、デジタルデータのコンテンツだけではなく、日常のあらゆるサービスで注目されるビジネススタイルとなるでしょう。
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