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個人事業主と法人どっちがお得?

更新: 2021.08.13

ある程度フリーランスとして稼げるようになったら、個人事業主として働き続けるよりも、法人化したほうがお得なの?

といった疑問に対し、本記事では「個人事業主か法人かどっちがお得か」についてメリット・デメリットを含め解説していきます。

どちらが得かは前提条件次第で変わる

個人事業主よりも法人化したほうが、規模も大きくなり稼げるのでお得なのではないでしょうか?

どちらがお得かは経費や収入などの前提条件によって変わってきます。一概にどっちとは決められませんが、一般的に個人事業主の所得が、700万以上ある場合は法人化したほうがお得と言われています。

以下でどちらが得であるか比べるポイントを紹介しています。

・設立コストは個人事業主の方がお得
・税金の面だけで見ると法人の方がお得
・所得税・法人税・事業税・消費税などから計算
・所得が700万円以上の場合は法人化のメリットがある
・経費や収入、法人化した際に支払う給与の水準などで変わる

税率や法人化した時の諸経費によっても変わってくるので、しっかりと計算したうえでないと、どちらが得であるかの判断は難しいのです。

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個人事業主が法人化するメリット・デメリット

個人事業主が法人化することで生じるメリットやデメリットはあるのでしょうか?

はい、どちらともあります。ここでは金銭面だけでなく、さまざまな観点から生じるメリットやデメリットを、しっかりと把握しておきましょう。

メリット
・個人よりも社会的信用が高い
・節税面での効果が大きい
・資金調達がしやすい
・優秀な人材が集まる可能性が高い
・決算日の設定が自由
・事業の承継がしやすくなる

デメリット
・設立に時間・費用がかかる
・義務として社会保険に加入しなければいけない
・事務の負担が大きくなる
・自由にお金を使えなくなる

法人化することで、社会的信用を得ることができたり、資金調達がしやすかったりします。会社として大きくしていきたい人は、法人化するべきでしょう。

ただし、デメリットの部分もしっかりと把握したうえで判断するようにして下さい。

法人化したほうがよい目安となるポイント

最後に、法人化したほうがよい目安となるポイントをまとめています。法人化しようか悩んでいる方はこちらをぜひチェックして下さい。

・社会的信用を得たい
・所得が700万円以上ある場合
・資金調達をして事業を拡大していきたい
・優秀な人材が欲しい

法人化する際は、以上を考えたうえで、自分がどういった目的を持っているのかを基準に判断しましょう。


この記事は自由に働くためのフリーランス超入門について説明している12ステップ記事のひとつです。

前のstep11の記事は、以下からご覧下さい。

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この記事を書いた人

山岸
お笑い芸人兼作家として主にネタを書いたり脚本を書いたりしていました。 その後、ITベンチャー企業でWebメディアのコンテンツ作りやマーケティング、記事の執筆・校正などを経験し現在に至る。 好きなものは美味しいお酒と邦楽ロックです。

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