「仕事中に強い眠気を感じて、集中できないことがある」
「職場で居眠りしてしまい、ミスすることが増えた」
仕事中についウトウトしてしまうことはありませんか。1回や2回なら誰しもあることだと思いますが、何度も繰り返しているようであれば改善策を練る必要があるでしょう。眠気が仕事のミスにつながっているのなら、なおさらです。
オフィスやお店、作業現場など、同僚の視線がある中でなら眠気を感じない人でも、リモートワークで自宅で作業しているとリラックスするあまり眠くなってしまうこともあるでしょう。
そこで本記事では、仕事中に眠気を感じてしまう原因や解消方法を紹介します。
この記事の目次
仕事中に眠気を感じてしまうのはなぜ?
まずはあなたが仕事中に眠気を感じてしまう原因を考えてみましょう。
その原因を取り除くだけで、眠気を感じにくくなる可能性があります。
以下に挙げた項目に、当てはまるものはないでしょうか。
睡眠時間が足りていない
単純に睡眠時間が足りておらず、眠気を感じてしまっていないでしょうか。改めて、日々の睡眠時間を見直してみましょう。
最適な睡眠時間は個人によって差がありますが、成人の場合、6〜7時間が適切とされています。
参考:睡眠リズムラボ
もし1日の睡眠時間が6〜7時間を下回っているのであれば、睡眠不足に陥っているかもしれません。普段より早い時間に布団に入ったり、体を動かして眠りやすくしたりして、睡眠時間を確保しましょう。
単調な作業を猫背の姿勢で続けている
一連の動作を繰り返すだけの単調な作業を続けていると、集中力が下がって眠気に襲われがち。
またデスクワークで猫背の姿勢が続いていると、呼吸が浅くなって脳に送られる酸素量が減り、眠気を引き起こす原因になるといわれています。
後述しますが、作業を別のものに切り替えたり、適度に体を動かしたりなどすることで眠気を解消できるでしょう。
食事(炭水化物)を摂り過ぎている
仕事の休憩時間に食事を摂り過ぎていることが、眠気を感じる原因かもしれません。
特にごはんやパン、麺など糖質を多く含む炭水化物を摂り過ぎると血糖値が上がり、体が血糖値を下げるホルモンを分泌することで、血糖値が低下して眠くなるとされています。
仕事中に眠気を感じたらどうすればいい?
仕事中に眠気を感じたら、ここで紹介する方法を試してみてください。眠気を解消できるでしょう。
ごく簡単にできる方法を紹介します。
体を動かす
作業を一時中断して、体を動かしてみましょう。汗をかくほどハードに動かす必要はありません。むしろ疲れてしまい、作業ができなくなってしまう可能性があります。
座りながらストレッチをしたり、外を短い時間だけ散歩したりしましょう。これだけでも眠気覚ましになります。
体を動かすのにあわせて、深呼吸するのも効果的。酸素を多く取り込むことで、眠気覚ましになるといわれています。
別の作業に切り替える
単調な作業が長時間続いている場合は、別の作業に切り替えるだけでも眠気を解消できる場合があります。
特に同じ動作を繰り返す単純作業をしているときは、つい眠くなってしまいがち。眠気を感じたら別の作業を行い、頭の中をスイッチしてみましょう。
休憩時間中に仮眠を取る
可能であれば、休憩時間中に仮眠を取るのも効果的。眠いときは素直に寝ることで眠気を解消しましょう。
あまりに長時間眠りすぎると、起きてから頭が回らなかったり、夜眠れなくなったりしてしまうことがあります。仮眠はおよそ15〜20分ほどの短時間が良いとされています。
炭水化物の量を減らす
食事後の仕事中に眠くなる方は、炭水化物を摂り過ぎている可能性があります。ごはんやパンなどの量を減らす、または炭水化物以外のものを食べるなどして、なるべく炭水化物を摂らないように意識してみてください。
また食事中に血糖値が急激に上昇することを防ぐために、よく噛んで食べたり、野菜から食べたりするのも効果的だといわれています。
カフェインを摂取する
コーヒーや紅茶などを飲んで、カフェインを摂取するのも眠気覚ましにおすすめです。
お茶やチョコレートなどにもカフェインが含まれているので、コーヒーが苦手な方はこれらを摂るのも良いでしょう。
ただしカフェインを摂り過ぎや、摂る時間帯によっては夜眠れなくなってしまう可能性もあるので、適宜調整してください。
仕事が睡眠に影響しているなら転職も検討
「仕事柄、朝早くから深夜遅くまで作業を続けなければならない」
「仕事のプレッシャーを感じてしまい、眠れずに睡眠不足になっている」
上記のように、仕事によって十分な睡眠が取れておらず眠気を感じてしまう場合、一度仕事について見直してみるべきかもしれません。
現在の仕事はあなたの生活リズムに合っているでしょうか。あるいは前向きな気持ちで働ける仕事ができているでしょうか。
もし仕事が睡眠にマイナスの影響を及ぼしていると感じるのであれば、上司に相談して仕事の内容を見直してもらったり、異動を検討してもらったりなどの対策を取るべきです。
もしくは転職して職場そのものを変えることで働き方が改善され、睡眠の悩みが解消されることもあるでしょう。
まずは今の職場の中でできる改善策を試し、最終手段として転職を検討してみてください。
転職するべきか迷っている方は、こちらの記事が参考になります。
職場環境が悪い会社にありがちな5つの特徴 相談先や転職の判断基準も紹介この記事のハッシュタグ
どうしても眠気が取れない場合は専門の病院で診察を受けるべき
「どんな対策をしても仕事中の眠気が取れない」
「重要な仕事だと分かっていても居眠りしてしまい、しかも何回も繰り返している」
仕事中に感じる眠気は、状況や深刻さによっては病気であることも考えられます。心配な場合は、睡眠に関する専門の病院や心療内科などで診察を受けた方が良いでしょう。
本記事で紹介した対策は一時的な眠気を解消する方法であり、病気によって生じる眠気を根本的に解決する手段にはならない可能性が高いです。
どうしても解決しない場合、診察を受けて担当医の指示に従うことをおすすめします。
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