お客様に感動を与えられるエンジニアになりたい 28歳、営業職からエンジニアへの挑戦

大学卒業後、金属原料を取り扱う専門商社の営業として金属のリサイクルや販売に携わってきた荒木さん。
2022年9月にテックキャンプ（夜間休日スタイル）を受講し、2023年6月に人事システムの開発と販売をしている自社SEの企業に内定。

仕事をしながら学習を両立させるコツを聞きました。

背中を押したのはカウンセラー

ーーエンジニアを目指そうと思ったきっかけはなんですか？

パソコン1台で場所や時間を問わず仕事をしていきたいなと思ったからです。
最初は、独学でプログラミングを学習するところから始めました。
その時にコードを書くことや自分の思い通りにプログラムが動いたことが嬉しかったので、本格的にエンジニアの道を目指そうと思いました。

ーーテックキャンプを受講する前にプログラミングの知識はどのくらいありましたか？

HTMLとCSSに少し触れたくらいです。
テックキャンプで本格的に学べるRubyやJavaScriptには全く触れていなかったですね。
テックキャンプ受講前は、コードを書いたらパソコンが命令を受けて、動く…くらいの理解しかしていませんでした。
僕はHTMLとCSSの書籍を購入して1〜2ヶ月くらい勉強していたんですけど、自己学習の限界を感じたのでプログラミングスクールでの受講を決めました。

ーーテックキャンプを選んだ理由を教えてください

そうですね。無料カウンセリングを受けた時に、カウンセリングしてくれた方が背中を押してくれたことがテックキャンプを選んだ理由です。
正直、どこのスクールに行けば良いのか知識が全くなかったのでよく広告にでてきていて一番有名そうなテックキャンプの無料カウンセリングを受けました（笑）
僕を担当してくれた方はすごく明るい方で、挑戦することに対して前向きな姿勢を貫いてくれました。
僕自身、挑戦する中で不安から暗い気持ちにもなっていましたが、カウンセリングしてくれた方と話しているとすごく気持ちが明るくなりました。
自分の中で、挑戦することは悪いことじゃないんだとポジティブな気持ちになれたことがすごく大きかったので、テックキャンプに受講を決めました！

新しい強みを得た学習期間

ーー実際にテックキャンプを受講して良かったですか？

受講して良かったです！後悔は一切ないですね。
学習進捗を管理してくれるライフコーチや就職支援をしてくれるキャリアアドバイザーなど、常にサポートしてくださる方がいるというのは非常に心強かったです。
不安なことも相談できましたし、自分が考えたことに対してプラスアルファのアドバイスももらっていました。
学習継続する上でも、就職活動をする上でもサポートしてくれる方が常にプラスに動いてくれたおかげで、内定まで前向きに取り組むことができたかなと思っています。

それ以外の面でいうと、テックキャンプで学習したおかげで、学習の習慣化ができるようになったことも良かったです。自分の強みの一つになったと思っています。

ーーカリキュラムはいかがでしたか？

テックキャンプのカリキュラムは学習を継続するための配慮が至るところにされている印象ですね！
例えば、細かいところですが、目安の学習時間がしっかりと定められていました。
基礎カリキュラム①は学習に1時間、基礎カリキュラム②は2時間かかるみたいなイメージです。
プログラミングの勉強は時間がかかるものだと思いますが、時間がかかると不安な気持ちにもなります。
でも、この学習時間の目安という指標があったので、慌てずに学習を進められることができました。

サポートしてくれる人だけではなく、カリキュラム含めサービス全体が素晴らしいなと感じています。

ーー学習中の生活スタイルや勉強方法を教えてください。

僕は仕事をしながら学習できる「夜間休日スタイル」を選択していたので、少し珍しいかも知れないですが…最初の3〜4ヶ月は仕事をしながら学習を進めて、最後の2〜3ヶ月は前職を退職して学習に専念していました。
仕事と学習を両立していた時は、平日仕事終わりに2時間、土日のどちらかは丸1日勉強していました。土曜日勉強したら日曜日は休むようにしていましたが、結局2時間くらいは勉強することが多かったですかね。
仕事を退職してからは、平日6〜8時間くらい、土日はやったりやらなかったりというスケジュールで動いていました。
仕事を退職して学習に集中できるようにはなりましたが、継続させるために休息することも大事にしていました。

スタッフと見つけた軸

ーー学習中のモチベーション管理方法があれば教えてください

僕が変わっているかも知れないですが、モチベーションを持たないようにしていました（笑）
モチベーションが上がりすぎると、絶対に下がる時がくると思っているからです。
なので、モチベーションという考え方をなくして、学習は習慣的にするというイメージで学習に取り組んでいました。
モチベーションを維持する方法というよりは、習慣化するために何をすれば良いのかということを意識して考えていましたね。

ーー学習を習慣化するために何か工夫していたことはありますか？

うーん、頑張らないことですかね。
学習が苦になることが嫌だったので、椅子に座ってパソコンを開いて学習をすることを、歯を磨くくらいの感覚でやっていました。
学習時間をゼロにすることは避けたかったので、今日は少しでも違うなと思ったら思い切って学習をやめてみる。でも次の日には少しでも良いから進める。みたいな感覚です。

頑張ろうと思っていることは習慣化できないと思っているので、あくまで頑張りすぎないことを意識していました。

ーー印象に残っているスタッフはいますか？

そうですね…ライフコーチが印象に残っています！
基本的には、一人で学習を進めているということもあって気持ちが不安定になることもありました。
でも、ライフコーチと行う定期面談後は、いつもなぜかその不安な気持ちがなくなり、前向きに学習に取り組もうと思えることができていたので、僕にとっては元気をチャージする時間でもありました。

あと、学習終了後についてくれるキャリアアドバイザーも印象に残っています。
面接対策をしてくれた時に鬼のように深掘りをしてくれました（笑）
「本当はどう思っているのか」だったり「仕事に対してどういう考えを持っているのか」を深掘りしていただいたおかげで、面接対策だけではなく自分の気持ちの整理にも役立ちました。
これから仕事をしていく上で、自分の大切な軸を明確にすることが出来たので感謝しています。

依存をなくすと安定する

ーー学習中、一番大変だったエピソードを教えてください。

一番嬉しかったエピソードにも直結するんですけど、長時間エラーの解決ができなかった時は本当に辛かったですね。
7時間くらい同じエラーで悩み続けてしまって途方にくれました（笑）
頭も熱くなってしまっていたので冷やすために散歩へ行ったんですけど、その時に違う角度からアプローチすれば解決できることに気づいて、無事にエラーを解決することができました。
今思うと大したことのないエラーだったんですけど、エラーが解決した時はめちゃくちゃ嬉しかったです。

ーー就職活動中に気をつけていたことがあれば教えてください

メンタルですかね。
面接のお見送りメールをもらうと、やっぱりメンタルにダメージをくらいます。
違うと分かっていても、人格否定されるような感覚になってしまうんですよね。
でも、たかが面接というか、面接の1時間では自分自身の能力が全て伝わるものではないということを、ちゃんと理解しておくことが大事だと思っています。
あとは、選択肢は他にもあるということを常に思うようにしていましたね。
受けた企業の選考に落ちたからといって、人生が終わることはないですし、他に良い企業が見つかるかも知れません。
もちろんプログラミングの学習や面接は真面目に取り組むんですけど、だからといって執着というか依存しないようにしていました。

ーー今後どのようなエンジニアになっていきたいですか？

感動を与えられるエンジニアになりたいと思っています。
具体的にいうと、相手の期待値より少しでも上にいける仕事をしていけると良いなと思っています。
「感動」という言葉を使っているので綺麗事だと思われるかも知れませんが、自分にとってはこれ以上しっくりくる言葉はないと思っているので本気で目指したいと思っています。

ーー最後に、テックキャンプを受講するか悩んでいる方に一言お願いします

テックキャンプを受講するということは、現職を辞めたり、大人になってから本気で勉強するなど、皆さんがそれぞれ大きな決断をしないといけないと思います。
僕も最初は不安しかありませんでしたが、実際に乗り越えてみて「大きな決断をして、行動する」ということは楽しいなと思いました。
やっぱり人にやらされていることではなくて、自分で決めてやっていることなので、多少苦しくても何か頑張れるなとは思いましたね。
なので、大きな決断をすることを怖がらなくても大丈夫です。
自分らしく生きられるようになる大きな一歩になると思うので、応援しています。

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