35歳で未経験からプログラミングを習得した僕が考える、プログラミング知識のメリット
更新: 2019.11.21

アイデアを思いついても、コストが高すぎてそれを形にすることを諦めてしまっていませんか?
「自分が欲しいと思うものやアイディアを、気軽にサービスに落とし込みしたい」とプログラミングスキル習得を進め、その後フリーランスで仕事を続けながら自分のサービスを作り、3月に会社を設立した奥野さんにお話を伺いました。
プロフィール 奥野健史さん
1981年生まれ、35歳。関西大学工学部出身。製造業の業界団体にてIT系や間接部門向けビジネスセミナーの企画を行う。その後旅行会社にて、人事業務・経理業務に携わる傍ら、主にExcelVBAを用いた間接部門の業務改善に従事し成果を上げる。2013年に独立し、採用のアウトソーシング業務を行いながら、個人で2つのITサービスの立ち上げに取り組んでいる。
この記事の目次

ちょっとしたアイデアを形にしていくうちに、サービスや会社ができた
──メインのお仕事を続けながら創業されていますが、きっかけは何だったのでしょうか?
きっかけはちょっとしたことで全部偶然で出来てるんです。起業を考えたのは会社を辞めた時ですが、それとは別にたまたま一人で開発を進めていたサービスを、この度本格運営しようと会社化決定したという感じですね。
プログラミングを始めたのも、仕事で使っていたExcelVBAをもっと便利に使いたいと思って勉強し始めたのが最初です。
── 現在開発されているのはどういったサービスですか?
今開発に取り組んでいるサービスの1つが、介護タクシーを探している人とドライバーの方をリアルタイムで繋ぐサービスです。
きっかけはうちの祖母が実際に介護タクシーで困ったことがあったのと、知り合いが介護タクシー事業を始めたことですね。
介護タクシーって通常のタクシー業務だけでなく介助も含めたサービスなんですが、個人事業主が主でどこもきちんとした体制を持っていなくて、連携がうまくいかなかったりするんです。
そこをうまくしたいなって。最終的には、日本中の介護タクシー事業者の情報を持てたらいいですね。
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プログラミングスキルがあれば、新規事業成功確度が高まる
── サービス開発していく中で、プログラミングスキルがあるメリットはありますか?
プログラミングスキルがあれば、ふとしたタイミングで思いついたアイデアを実際にカタチにできることが最大の良さです。
なにかアイデアを形にする際に、エンジニアを雇ったら月額最低30-40万は必要ですし、外注をするとしたら100-200万かかりますよね。こうした形式だと、それが上手くいかなかった場合のリスクが大きすぎて、サービス開発に踏み出せなかったりします。
でも、最低限サービスを自分で作れるプログラミングスキルがあったら、自分で開発をして初期検証が出来る。だから、サービスを作れる程度のプログラミングスキルは保有していた方がいいと思いますね。
── ほかの副次メリットはありますか?
純粋に、サービス成功確度が上がるとおもいます。今までなかったものというのは、アイデアだけだとニーズがあるのか、ユーザーに刺さるのかが見えづらいんです。
だから「可能性がなさそう」と言われ、その声を真に受けて何もせずに見限ってしまうのことが多い。でもプログラミングスキルがあればとりあえずリーンに作って出してみることが叶う。
こうしたことで、サービスの成功確度が上がるのだと思っています。

仕事をしながらでも、やりたい挑戦は始められる
── アイデアがあっても、実際にかたちにするところまで動き出せないという人は多いと思うのですが、そんな人へメッセージはありますか?
基本的には、やりたいアイデアがあったらやったらええやんと思いますね。
ただ、僕の場合フリーランスで別にやっている仕事があって、最低限の収入があるから、追い詰められず、余裕を持って、こうした挑戦が出来ているような現状もあります。
だからまずは副業としてこうした挑戦をするのでもいいと思います。本業をしながら土日だとか夜だけだとか、そういう感じでリラックスして始めたらいいと思いますよ。
まだ収益化できる見込みが立たないのに、まずは会社を辞めたらいいとか、そういうことは思わないですね。
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プログラミングスキルがあれば世界中どこででも自由に生きられる
── 今後の目標を聞かせてください!
今やっている2つが落ち着いたら、新しいアプリのリリースを考えてます。自分が欲しいと思っているもので、スキル的な観点では制作は可能なので、時間を作って作りたいです。
最終目標は、「世界中を旅しながら、パソコンとインターネットが繋がる環境さえあれば、世界中どこでも生きていける人」になりたいです。
プログラミングスキルがあれば、それができる可能性がある。今やっていることにしても作ったアプリがどーんと売れて、世界中でダウンロードしてもらえたとしたら、そのバージョンアップは世界中そこにいても出来るわけですから、世界を放浪しながら生きていけるじゃないですか。(笑)自由に稼いで生きていきたいんですよね。
これって、プログラミングスキルがある人の特権ですよね。地理上の制約が生まれてしまう営業職とかでは出来ないですから。
──奥野さんのお話をうかがっていて、興味のあることにためらいもなくチャレンジしていく姿勢が素敵だなと思いました。貴重なお話をありがとうございました!
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