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7年間宇宙開発に携わった40歳経営者が、いまプログラミングを学び宇宙特化型クラウドファンディングを立ち上げる理由。

更新: 2019.04.03

宇宙開発というと「巨額が動く派手なプロジェクト」というイメージがありませんか? 実際のところ、宇宙開発は高度な技術と時間とお金の投資を必要とする割には、まだお金が儲かるビジネスにはならないような領域なのです。

そんな宇宙開発にプレーヤーとして7年以上従事してきた入野さんが、「もっと宇宙開発に挑戦しやすい環境作りをしたい」という思いで、自らプログラミングを学習しローンチされた「スペースファンド」について、お話をお伺いしました。

プロフィール 入野康隆 さん

東京大学法学部を休学し、University of British Columbia (カナダ)へ転入・卒業。

世界第2位のソフトウェア会社OracleでITコンサルタント、外資系コンサルティング会社Headstrongにて経営コンサルタントを経て、Linzy Consulting株式会社 を設立。

12ヶ国語を操るユダヤ人言語学者の日中韓辞典研究所など、ITから宇宙業界まで幅広い業界の数社のベンチャー企業、大手企業の取締役・顧問を務める。

2016年、7年間宇宙業界に携わった知見を生かし、宇宙関連のプロジェクトに特化したクラウドファンディング「スペースファンド」をリリース。

お金にはなりにくいが誰かがやらねばという宇宙開発を、自分たちが盛り上げたい

──どんな会社を経営されているのですか?

リンジーコンサルティング株式会社という会社で、インキュベーション投資、経営コンサルティング、自社サービス運営の3つの事業を10年やっています。

今週「スペースファンド」という宇宙開発に特化したクラウドファンディングサイトをローンチしました。(http://www.spacefund.info/ja)

──なぜ宇宙に特化したクラウドファンディングをはじめたのですか?

みなさん、宇宙開発ってどんなイメージをお持ちですか? 「宇宙開発って巨額が動く派手なもの」「宇宙開発って実態が伴わず何か怪しい」こんなイメージでしょうか。

実は宇宙開発って、今はまだお金にならない地味な領域なんです。高度な技術と時間とお金の投資を必要とする割には、まだお金が儲かるビジネスにはならない。

僕自身、コンサルタントの立場というよりも、プレーヤーとして7年以上宇宙開発に従事し、宇宙機やエンジンの開発、宇宙港の誘致などのプロジェクトで、度々自腹を切ってきました。

また、これらのプロジェクトを通し、合計100人以上の方にボランティアで協力をお願いしてきました。そんな中で「いつまでも各人に手弁当での協力を強いるのは申し訳ないし、事業として継続性がない」と、宇宙開発業界の課題を身を持って感じ、

この度「Crowdfunding for doers」をコンセプトに宇宙領域特化型のクラウドファンディングサイトを開発した次第です。

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スペースバルーンからテストフライトまでが掲載されるスペースファンド

──なるほど、ご自身のそういった課題感を元に作られたサービスなのですね。先週リリースをされたようですが、今後スペースファンドに掲載予定の注目プロジェクトはありますか?

はい、ありますよ。例えば、風船を用いて宇宙の撮影ができる「スペースバルーン」というプロジェクトがあります。

これは、気象用バルーンにカメラを搭載して上空20-30キロの宇宙空間を撮影するプロジェクトです。先月、クラウドファンディングに掲載する前に実験を行いましたが、青い地球とブラックスカイの撮影に成功しました。
(厚い雨雲から宇宙が見えた瞬間:https://goo.gl/e4usgV
(高度17kmでバルーンが破裂した瞬間:https://goo.gl/evmY76

また、宇宙機の開発で、遠隔操作技術を実証するテストフライトが4月1日-2日に岡山県笠岡空港であります。

ちなみに、タウンワークの「激レアバイト」として、日給3万円でこちらの実験のお手伝いのバイト募集をしたところ、本当にたくさんの方から応募が殺到しました。

スペースファンドの1号案件として掲載しましたが、逆に3万円払って実験に参加するという男気商品です。(http://www.spacefund.info/ja/x04ft03?ref=explore )

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できないとカッコ悪いという思いで習得したプログラミングスキルを活かして、サービスの95%を自身で実装

──サービスを自ら作られたということですが、自らプログラミングすることに違和感はなかったですか?

今まで(コンサルティングの仕事で)パワポを作ってしゃべっているだけで、プログラマーの何倍ものお金をいただいていたのですが、なんだかそれが「カッコ悪い」という思いがずっとありました。

「モノ作りを自分でできないのはダサイ、自分で作れるのがクールだ」と。自らプログラミングをすることは違和感はないです。

ただ、もう40歳になってしまいましたので、四十の手習いで十数年ぶりにプログラミングを再学習するのは大変でしたね。独学では限界があるので、自分のお尻を叩く意味で、テックキャンプにお世話になりました。

どんなに忙しくても、30日間毎日通うことを自分の中でのルールにして、雨の日も土日も渋谷の教室に通いました。メンターさんは自分の年齢の半分ですが、本当に優秀で丁寧に学習のサポートをしていただきました。

現在のスペースファンドのコードの95%は自分で実装し、残りの5%は仲間のプログラマーメンバーに手伝っていただいて、本番環境をリリースしました。

今後は現状機能に加え、Twicastのような実況中継機能やSlackのようなチャット機能、どのDoerがどんな貢献をしたかを表示する「ありがとう機能」をつけていきたいと考えています。

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宇宙開発の領域で「やっちまったなぁー」の経験を多く創出したい

──最後に、入野さんの宇宙開発にかける思いをお聞かせください。

宇宙開発は失敗の連続です。失敗しても、できたところとできなかったところを切り分けて、次に挑戦することが重要です。

やるかどうかで悩むより、まずは手足を動かして「やっちまったなぁー」となるくらいがいいと思っています。今回も、このスペースファンドを通じて、宇宙開発領域の挑戦と失敗の量と質を上げたいと思っています。

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―入野さん、貴重なお話ありがとうございました!

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