近年、ITの発達により起業することのハードルが大幅に下がりました。
パソコン1台あれば企業が可能な時代となり、ベンチャー企業が日々立ち上がっています。
大手企業では味わえないスピード感や成長性に魅力を感じ、転職に踏み切る人も増加中です。そこでこの記事では、愛知県名古屋市にある注目のベンチャー企業について紹介。合わせて
「ITベンチャー企業に就職したいが、求人の探し方がわからない」
「どんな業界にベンチャー企業が多いのか知りたい」
「ITベンチャー企業に転職するにはどんなスキルが必要か知りたい」
についても解説します。
この記事の目次
ベンチャー企業とは
ベンチャー企業とは、「新しいサービスや事業を展開している会社」のこととされています。実際のところ、どのような企業をベンチャー企業に明確な基準はないようです。
一般的にベンチャー企業と呼ばれる企業の特徴としては、
- 小〜中規模の新興企業
- 成長途中にある企業
- ベンチャーキャピタル(VC)からの投資を受けている企業
- ベンチャー指定されている企業
などがあります。
また、「メガベンチャー」という、大手企業と同規模にまで成長した企業を示す呼び名もあります。
「ベンチャー企業」と一言で言っても幅が広いです。この記事では「新しいサービスや事業を展開している小〜中規模企業」という意味でベンチャー企業という表現を使います。
ベンチャー企業が多い業界
ベンチャー企業は「IT・Web業界」「人材業界」「不動産業界」に多いです。
各業界におけるベンチャー企業の特徴や、ベンチャー企業が多い理由などについて詳しく解説します。
IT・Web業界
IT・Web業界はベンチャー企業が多い業界です。2013年VEC(一般財団法人ベンチャーエンタープライズセンター)の調査によると、ベンチャー企業の約50%ほどがIT・Web業界に属する会社でした。
理由として考えられるのが、IT・Web系の会社は少ない資本でも事業を開始できるということがあるでしょう。
Webサービス、スマートフォンアプリなどの開発は、パソコンがあれば始められます。中には社員数が数名、あるいは開発者自身のみといったケースもある模様。
事業に必要な固定費が低く抑えられることから、IT・Web業界ではベンチャー企業の割合が多いです。
人材業界
人材業界のベンチャー企業は、人材紹介、派遣、求人広告、コンサルなど様々なことを行っています。
大手企業が行っていないサービスを展開し、差別化を図っているのです。
ベンチャー企業は、自社の社員数が少ない分、人材育成に注力しているケースが多く見られます。
社内で行った人材育成をモデルケースとして他者にノウハウを提供しているので、質の高いサービスを提供できるのです。
不動産業界
従来の不動産業界といえば、家を売買するという考え方が一般的でした。土地や物件を所有せねばならず、資本の少ないベンチャー企業にとっては、参入障壁の高い業界だったのです。
しかし最近は、不動産業にITを活用する流れから、ベンチャー企業でも参入が可能となってきています。
例えば、ネット上で住みたい物件を探せたり、VR(仮想現実)技術を使って、物件に足を運ばずとも内覧できたりが可能となりました。
顧客と物件をより手間なくマッチングさせるためには、ITが多いに役立っているのです。不動産に応用できるテクノロジーの開発、活用によって、ベンチャー企業も不動産業界に乗り出しています。
名古屋の主な産業
次は、名古屋で盛んな産業について紹介します。主に「自動車産業」「機械・部品関連産業」が盛んです。
自動車産業
愛知県は、自動車産業の超大手企業「トヨタ」の発祥の地でもあります。
そのため、愛知県の豊田市を始め、名古屋市においても自動車産業は活発です。
機械・部品関連産業
自動車産業が発展している名古屋、それに付随して、自動車に使う部品などを作る機械関連の産業も盛んです。
大手の自動車製造企業はもちろんのこと、中小企業でも車の一部パーツを作るような形で自動車産業に関連する事業を行っている場合があります。
名古屋市にある注目のベンチャー企業
ここでは、愛知県名古屋市に本社があり、現在注目を浴びているベンチャー企業を一部紹介します。
やはり、起業のしやすさからもIT・Web系の起業が多めです。
すでにグループ会社を設立し、大規模展開している「メガベンチャー」と呼ぶべき企業や、これからの成長が期待される企業まで紹介します。
リネットジャパングループ株式会社
「ネットリユース事業」として中古書店NETOFF を運営し、本、DVD などを送料無料の宅配便を利用して買取る「宅配買取」と、買取りした商品とインターネットで販売する「Eコマース」サービスを展開している企業です。
また、新規の事業として、不要になった小型家電を回収する「宅配回収」と回収品を再生資源として中間処理会社に売却する「資源リサイクル」のサービスも展開しています。
本社所在地
〒474-0055 愛知県大府市一屋町3丁目45
資本金
5億8,018万円
フリースタイルエンターテイメント
Web制作やデザインを中心に行っている会社です。その他にもブランディングのアドバイスなども行っています。
20〜30代を中心とした会社で、若い社員たちの提案や意見が、顧客の満足につながっているようです。
新卒の応募人数は年々増えており、現在、急成長中です。
本社所在地
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2丁目19−1 名古屋鴻池ビルディング12F
資本金
1,000万円
株式会社デジタライズ
出典:株式会社デジタライズ
独立系SIer/CIerとして、名古屋で営業、ソフトウェア開発主軸に活動をしている企業です。
2017年は函館へ進出し、AIの研究に着手。現在は、顧客システムの開発に加え、自社クラウドサービス「Digitaloud」の提供なども行っています。
本社所在地
愛知県名古屋市名東区上社2丁目186 新東名ビル4F
資本金
2,500万円
株式会社AIコミュニケーション
WEBマーケティングを活かして、顧客の抱える悩みや事業課題を解決していく事を主な事業としている会社です。
具体的には、WEB制作やスマホアプリ事業、インターネット広告、コンサルティングなどを行っています。
本社所在地
〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄2丁目4−12
資本金:400万円
株式会社エイチーム
出典:株式会社エイチーム
総合IT企業です。複数の事業部門がり、例えばエンターテインメント事業では、世界に向けてゲームやコンテンツを配信しています。
ライフスタイルサポート事業では、引越し比較・予約サイトの「引越し侍」、結婚式場探しサイトの「すぐ婚navi」などのWEBサービスを提供しています。
本社所在地
〒450-6490 愛知県名古屋市中村区名駅3−28−12 大名古屋ビルヂング32F
資本金
5億3164万円
ベンチャー企業で働くのに向いている人の特徴
ベンチャー企業で働く上でも、向き不向きは間違いなくあります。
ここからは、ベンチャー企業で働くのに向いている人の主な特徴を紹介。あなた自身のタイプと照らし合わせて、自分はベンチャー企業向きかどうかを考える参考にしてください。
向上心・チャレンジ精神のある人
社員数の少ないベンチャー企業だと、新人のうちから責任のある仕事を任される場合があります。
失敗すれば責任を問われる可能性もありますが、うまくいけば、業績アップにつながる仕事かもしれません。
このような仕事を任された時に「会社の業績アップ、自分のキャリアアップにつながる」と前向きに考えられる人は、ベンチャー企業向きです。
会社としても、社員個人個人が積極的に仕事に取り組むことが、成長の近道だと考えています。責任のある仕事にもチャレンジしていく精神は、ベンチャー企業で働く上で役に立つでしょう。
変化の多い環境でも耐えられる人
立ち上がったばかりのベンチャー企業には、変化がつきものです。
仕事内容はもちろん、社内の制度、社員、取引先など、めまぐるしいスピードで変わっていきます。
変化のある職場環境でも耐えられ、むしろその変化を楽しめる人はベンキャー企業向きと言えるでしょう。
体力のある人
ベンチャー企業では、一人あたりに任される仕事の量は多くなりがちです。社員数の多いベンチャー企業では数名で分担している作業を、ベンチャー企業では一人が担当しているということも珍しくありません。
例えば、人事担当者が事務職の仕事も兼任しているなど。
ベンチャー企業で働くには、たくさんの仕事量をこなせる体力が必要です。さらに、人数が少ない会社では、一人が仕事を休むだけで、空いてしまう穴は大きいです。
体調を保つという意味でも、体力は重要となるでしょう。
トレンドに敏感な人
先ほどの「変化する環境」に近いですが、ベンチャー企業で働くならばトレンドに敏感であることも大切な要素となります。
事業が世間に定着していない時点では、世の中のトレンドに合わせて事業を展開していくことで、少しでも事業を認知させていくことが重要です。季節に合わせたサービスを開始したり、流行に合わせたキャッチコピーを考えたりなど。
トレンドに敏感な人は、自分が持っている情報を会社の事業に組み込む提案ができるでしょう。
決断力のある人
大手企業にはなくてベンチャー企業にあるもの、それはスピードのある決断です。
ベンチャー企業はトップダウンで動いている会社が多く、上層部の決定がすぐに会社全体に反映されます。早いと、1日で会社内の制度が変わることも珍しくありません。
この決断の早さは、社員個人レベルで見ても同じです。一般社員でも与えられた裁量が大きく、自分自身で判断を下し、スピード感を持って仕事を進めていきます。
そのためには、物事を冷静に分析しながらも、行動を決められる決断力が重要です。
会社全体のことを考えて行動できる人
少人数のベンチャー企業では、大手企業のだと1つの部門、あるいは1つの課と同じ規模で経営していることもあります。
大手企業の場合は自分の部署・部門のことだけ考えていれば、会社全体は問題なく経営を続けられるでしょう。
しかしベンチャー企業ではそうもいきません。社員一人ひとりの存在の比重が、会社にとって大きくなります。自分のみならず、他の社員、あるいは会社全体のことを考えて行動する必要も出てくるのです。
全体を俯瞰する意識が大切となります。
粘り強い人
スタートアップの企業に言えることですが、事業が波に乗らないうちは、売り上げもほとんど立たないかもしれません。
新しい事業を打ち出しても、すぐさま黒字化できるとは限らないでしょう。ビジネスは数年単位で成長さていく必要があります。
事業がうまくいくまで、成果が出なくても我慢して継続できる粘り強さが必要でしょう。
「他の企業に転職すれば、すぐに利益の出ている事業を担当できるかもしれない。それでも、今やっている事業を成功させたい。」
このような精神力、粘り強さがある人ならば、ベンチャー企業でも成功をつかみ取れるはずです。
ベンチャー企業で働くメリット
ここからは、ベンチャー企業で働く上でのメリットを紹介します。
ベンチャー企業のスピード感や少人数の体制が、キャリア、スキルアップのチャンスとなることでしょう。
若いうちからのキャリアアップが狙える
少人数のベンチャー企業だと、新人のうちから責任の大きい仕事を任されることも多いです。
仕事を成功させれば社内での評価も上がります。さらに人数が少ない分、キャリアアップも図りやすいでしょう。
大手企業だと、部下を持ってチームをまとめるまでに5年、10年かかることもあります。ベンチャー企業だと、入社1〜2年目からチームをまとめるリーダーになったり、役職に就いたりすることも珍しくありません。
仕事やスキルの幅が広げられる
一人当たりに任せられる仕事の量が多くなりやすいベンチャー企業。日々作業に追われる可能性は高いですが、仕事やスキルの幅を広げるにはうってつけの環境と言えます。
例えば、ベンチャー企業にエンジニアとして勤めた場合、クライアントから依頼されてシステムの開発のみならず、社内セキュリティの管理、開発チームの管理などプロジェクトマネージャーに近い業務なども兼任する場合があるでしょう。
自分のスキルアップはもちろん、今後のキャリアを考えて転職する際のアピールポイントを増やすことにもつながります。
決裁を取るなどの社内業務が少ない
ベンチャー企業やスタートアップなどは、社長をはじめとする決裁権を持つ人物との距離が非常に近いです。そのため、決裁を取ったり、業務の上で確認事項があったりなどした時の社内業務が少なくて済む傾向があります。
大手企業だと、1つの決裁をとるために様々な部署の確認が必要となり、数日〜数週間かかるケースも見られます。
このようなベンチャー企業のスピード感が、数多くの仕事をこなすことにつながり、成長スピードを向上につながるのです。
提案が通りやすい
ベンチャー企業は、新規事業に対して積極的な姿勢を取っていることが多いです。少しでも成功する事業を増やすため、社員からの提案、新規事業のビジネス案を採用し、実現している企業も少なくありません。
もし自分で実現したい事業がある、あるいは子会社などで経営者として働きたいなどの目標があるのであれば、ベンチャー企業で働くことが近道となるでしょう。
社内コミュニケーションが取りやすい
人数が少ない会社ほど、社員同士の距離が近くなります。そのため、大手企業と比較するとベンチャー企業の方が社内のコミュニケーションも図りやすいです。
小規模な会社であれば、社内の人のほぼ全員と顔見知りになれるはず。また会社自体も人数が少ない分、社員同士がコミュニケーションを取れるよう全社的なイベントなどを開催していることもあります。
大手企業だと規模が大きすぎて、同じ部署内の人としか接点がなかったり、同期入社の社員でも話したことがない人がいるというケースもあります。
社内の人と密にコミュニケーションを取れる環境で働きたい人は、ベンチャー企業が合っているでしょう。
ベンチャー企業で働く前に考えておきたいこと
もちろん、ベンチャー企業で働くことはメリットばかりではありません。以下の紹介する点を考慮した上で、ベンチャー企業に勤めるかどうかを考えましょう。
満足できる給料・福利厚生でない可能性
ベンチャー企業に年収は大手企業と比較すると低くなりがちです。新卒社員の初任給は変わらなくても、その後の昇級ペースや賞与の金額が異なります。
中途社員の場合は、給料の差が明確に現れるので、ベンチャー企業に勤めたが、満足のできる給料を得られない可能性があります。
また、スタートアップなどの場合、福利厚生・社内制度が整っていない可能性も考えなければなりません。すでに体制が整っていて、歴史の長い会社の方が福利厚生に関してもそろっている可能性が高いです。
採用試験を受ける前に、募集要項などを確認しておきましょう。
経営不振に陥る可能性
立ち上がったばかりのベンチャー企業だと、突如として経営不振に陥るリスクも考えておかねばなりません。
どの会社でも経営不振、倒産のリスクがあるのは確かです。しかし、立ち上げたばかりの企業は事業の方針や会社の体制が固まっておらず、不安定な状態がしばらく続きます。
万が一、経営不振になった時のことも考えた上で、就職・転職するかどうかを考えましょう。
上場している企業ならば決算書を見て経営状態を判断できますが、未上場の企業の場合は要注意です。
仕事が忙しい可能性
ベンチャー企業では仕事量が多くなりがちで、残業なども増える可能性は高いです。
「仕事の幅が増える分、スキルも広がる」と考えられればチャンスにつなげられるでしょう。しかし、働きすぎは体調を崩したり、仕事に対する意欲がなくなってしまったりといったリスクをもたらします。適切な仕事量で働ける会社なのか、判断が必要です。
その方法としては、面接の際に社員の仕事終わりや休日の過ごし方について質問することがあります。
仕事以外の時間を自由に使えている人が多い会社は、その分残業や休日出社などが少なく、社員のワークライフバランスがうまくできている可能性が高いです。
十分なノウハウが身につかない可能性
近年、企業が採用の際に求めることは、その人材が即戦力になれるかどうか。スピード感のあるベンチャー企業ほどこの傾向が強いです。
そのような企業の場合、入社後の研修などがなく、いきなり実務に入ることもあります。
実践することで身につくノウハウが多いことは確かですが、基礎がない状態で実践に入ればミスも増えるでしょう。結果、自信を失ってしまい、仕事を続けられなくなってしまうのであれば入社した意味がなくなってしまいます。
もし手厚い研修を受けた上で実務に入りたいと考えるのであれば、研修制度の整った企業に就職・転職することをおすすめします。
研修制度についても、面接の際に聞いておくといいでしょう。
名古屋でベンチャー企業を見つける方法
では、実際に名古屋市内のベンチャー企業を見つけるにはどうすればいいのでしょうか。
ここでは、その具体的な方法を紹介します。
求人サイトで探す
一番簡単にできる求人の探し方は、求人サイトを使って探す方法です。ネットで調べれば多数の求人サイトが見つかります。
ただ注意点もあります。それは、扱っているベンチャー企業の求人数が少ないサイトがあることです。
ベンチャー企業の求人を探す際におすすめのサイトについても紹介します。まずは以下のサイトを活用してみてください。
Wantedly
ベンチャー企業やスタートアップの求人を探すのであれば、「Wantedly」を活用するのがおすすめです。
ベンチャー企業の求人数を多数扱っているサイトなので、希望の求人と巡り会える可能性も高いでしょう。
出典:Wantedly
Find-job!
大手転職サイトでは取り扱っていないベンチャー企業の求人を扱っている事が多いのが、「Find-job!」の魅力です。
立ち上がったばかりの企業の求人が見つかる事もあります。スタートアップの企業へ転職を考えるのであれば、「Find-job!」を使ってみてください。
出典:Find-job!
キャリコネ
@type、キャリトレ、イーキャリ、マイナビといった、大手〜中堅サイトの求人を検索できるサイトです。
他サイトの情報を掲載しているため、求人数が多いのが特徴です。扱っている募集の求人が多い分、ベンチャー企業の求人が見つかる確率も高いでしょう。
出典:キャリコネ
Green
IT系のベンチャー企業の求人を多数扱っているのが「Green」。メガベンチャーもスタートアップも幅広く求人を掲載しています。
ベンチャー企業への転職を考えるのであれば、登録必須のサイトです。
出典:Green
表彰制度を利用して探す
中小企業庁の「はばたく中小企業300社」や、経済産業省の「日本ベンチャー大賞」(内閣総理大臣賞)などの中小・ベンチャー企業を表彰制度を利用して探す方法です。
単にベンチャー企業が見つかるだけでなく、福利厚生が整っていたり、今後成長が見込めるであろう企業を見つける事も可能となります。
ベンチャーキャピタル(VC)の投資先企業から探す
ベンチャーキャピタル(VC)とは、成長率の高いベンチャー企業などの未上場企業に投資を行い、企業が上場した時に利益を得る投資ファンドの事です。
ベンチャーキャピタルが投資先を調べることで、今後事業が伸びていくベンチャー企業に巡り会えるでしょう。
名古屋であれば「名古屋中小企業投資育成」という政府系のベンチャーキャピタルなどを始め、民間の投資ファンドにも目を向けてみましょう。
参照:名古屋中小企業投資育成
ITベンチャーに転職するために必要なスキルや準備
記事の冒頭で、ベンチャー企業、スタートアップの半分はIT・Web系の企業だと説明しました。
もしベンチャー企業に転職したいのであれば、IT・Web系企業の求人に応募することが、成功につながりやすいです。
ここからは、ITベンチャーに転職するために持っておきたいスキルや必要な準備などについて解説します。
プログラミングを身につける
ベンチャー企業を含め、IT業界全体でエンジニア、プログラマーの人手が不足しています。
そのため、エンジニアの求人数は多く、転職しやすい状態が続いているのです。
ITベンチャーに転職するにはエンジニアの求人に応募するのがおすすめです。ただ、そのためにはプログラミングスキルが必須となります。応募の前にプログラミングスキルを身につけることから始めましょう。
プログラミングは多数の参考書や無料学習サイトがあるため、独学でも勉強は可能です。
ただ、独学でプログラミング学習を始めた人の8〜9割は挫折してしまうとされています。
原因は、自分の学習レベルにあった参考書が見つからなかったり、わからないことを質問する人がいなかったりするためです。
後ほど説明しますが、挫折しないためには独学よりも、プログラミングスクールに通って学習することをおすすめします。
未経験者歓迎の求人に応募する
プログラミングスキルが身についたら、エンジニアの求人に応募します。この時に、未経験者歓迎の求人に応募するのがおすすめです。
プログラミングスキルは身についたとしても、エンジニアとしての実務経験がない以上は、作業で戸惑うこともあるかもしれません。
エンジニアはただプログラムを組むだけでなく、クライアントのもとに赴いて、システムの紹介、説明を行うこともあります。
未経験者歓迎の求人であれば、入社後に実務の流れなどを教えてもらえるケースもあります。
エンジニアの経験がなくても採用になる可能性が高いです。
はじめての転職、何から始めればいいか分からないなら
「そろそろ転職したいけれど、失敗はしたくない……」そんな方へ、テックキャンプでは読むだけでIT転職が有利になる限定資料を無料プレゼント中!
例えばこのような疑問はありませんか。
・未経験OKの求人へ応募するのは危ない?
・IT業界転職における“35歳限界説”は本当?
・手に職をつけて収入を安定させられる職種は?
資料では、転職でよくある疑問について丁寧に解説します。IT業界だけでなく、転職を考えている全ての方におすすめです。
「自分がIT業界に向いているかどうか」など、IT転職に興味がある方は無料カウンセリングにもお気軽にお申し込みください。