あなたはIT業界に転職したいと考えたことはありませんか?
「IT業界って男の人が多そう」「パソコンは難しそう・・・」と敬遠していませんか?
しかし、この記事を読むことで女性にもエンジニアとして働けるという道があることを知ることができます。
また、エンジニアとして働くスキルがあるという事は「手に職」を持っていることになりますので
これからの可能性は沢山あります。
あなたのキャリアプランについて考えてみましょう。
この記事の目次
女性エンジニアについて
なぜ女性エンジニアは少ないのか
多くの企業がエンジニア不足という悩みを抱えている中、エンジニアの大半は男性が占めており、女性エンジニアは増えてきてはいますが、一握りしかいないのが現状です。
WEB・IT業界のフリーランスで見た場合、女性エンジニア比率は全体の約7%しかおらず、思った以上に少ないという結果が出ています。
女性エンジニアが働く理由としては「プログラミングが面白い」「場所を選ばず仕事ができる」「手に職が就く」「作りたいサイトやアプリがある」といったことが挙げられています。
しかし、「コミュニケーションの苦手なタイプ」や「魅力的ではない」といったネガティブなイメージを持つ方も多く、エンジニアに志望する女性はまだまだ少ないです。
そんな中、若い女性をターゲットにしたプログラミングスクールなども増えてきており、エンジニアを目指しながら知識や技術を修得している方も多くいます。
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女性エンジニアの求人はある?
女性が活躍している案件は「コスメ系企業社内システム開発」「ファッション系ECサイト開発案件」「ソーシャルゲーム開発」など、オシャレな現場も多くありますし、「産休・育休制度」や「残業少なめ」など女性に嬉しい制度が充実している企業もあります。
まずは、女性に限らず「エンジニア」の求人を確認してみて下さい。
エンジニア不足である現在、求人がないという事はありません。
転職するときは?
エンジニア不足で求人がないという事はありませんが、それでも女性がエンジニアとして転職する際に、ハードルを感じてしまう人もいるかもしれません。
そんな時は、「女性エンジニアのための転職支援」を行っているサイトの利用をおすすめします。
これらのサイトでは、他業界からの転職や未経験からエンジニアになりたい方も応援しています。
iTwoman
会員登録が必要になります。
女性エンジニアのための転職サイトですので、未経験から始める方はもちろんのことエンジニアの道を極めたい方には「研修」を受けることもできますのでキャリアアップに繋がります。
女の転職@type
こちらも会員登録が必要になります。
エンジニアに限らず色々なジャンルの求人が載っていて、育児と両立可能な会社もいくつかピックアップされています。
マイナビ転職Woman
色々なジャンルの求人が載っているサイトで、750件を超える全国のエンジニアの求人が載っています。
「残業少なめ」「プライベート充実」「充実した研修」「福利厚生の充実」など、あなたに合った職場がきっと見つかります。
転職を考える時、仕事を辞める前に次の仕事を決めたいと考える方が多いと思います。しかし、大切なのは「焦らずに自分に合った職場環境を確保する」事です。
今の職場を辞める理由を明確にし、次の職場で同じ悩みを抱えないようじっくり会社を見極めて「キャリア」と「経験」を積み上げていく事が必要になります。
男も女も関係ない?
「技術」と「知識」を持っていれば作業に男女は関係ありません。
女性でも、その特性を生かして、柔軟さや仕事の回し方、サポートの役割など様々な場面で活躍している方は多くいます。
しかし「妊娠・出産」をした女性は、子供中心の生活になるため、今まで通りに仕事ができる保証がありません。
子供はいつ熱を出すかわかりませんし、その都度抜けていたら仕事が進まず後ろめたさが出てきます。
会社に託児所が無ければ保育園に預ける事になりますが、実際保育園は定員オーバーで中々預けることもできません。
子供の行き場がないと、働きに出られないのです。
そういう意味では、関係ないとは言い切れないのが現状です。
女性エンジニアは不利?
女性が男性よりも不利だと思われているポイントはいくつかありますが、「結婚や出産」以外に「体力面」も挙げられます。
疲労に対する「持久力」に「男女の差」があることは医学的にも証明されており、女性は月経によってホルモンバランスも崩れやすいため、体調管理はとても大切になります。
エンジニアは残業が多く、1カ月半ほどつらい時期が続いてしまう事もありますが、それさえ管理できれば体力面で不利になるとは言い切れないと思います。
女性エンジニアのキャリアについて
未経験から始める女性エンジニア
未経験でも、プログラミングを学ぶ意欲があれば未経験でも採用してもらうことができます。
オンラインスクールなどを利用してプログラミングを学習することもできますし、会社に入ってから先輩エンジニアと作業を共にしていく事で、プログラミングを修得することもできます。
「知識」や「技術」がないからできないという事はありません。
学ぶ気持ちがあれば、いつでも始めることができるのです。
企業によって違いますが、今ではエンジニアは安定した「高収入を得られる職業」とも言われています。
せっかくプログラミングを修得したのなら、エンジニアとして長く働いていたいですよね。
そのためにも、自分に合った職場を選ぶ事が大切になってきます。
男女の差が少ないエンジニア職では、キャリアアップを目指し、男性と同じ評価や収入を目指す女性エンジニアもいます。
女性の管理職
海外のIT企業では、女性の管理職も当たり前にいますが、日本では「寿退社してしまう」「ITエンジニアに興味を持つ女性が少ない」という理由から、女性管理職が少ない傾向にあります。
また、管理職は「大変なことばかりで、良いことがなさそう」や「優秀だけど、ああはなりたくない」などのマイナスなイメージを持たれやすく、管理職のおもしろさを知っている方が少ないのが現状です。
しかし、実際に経験した方の話を聞くと、現場の専門家として働いている方がクライアントのためになる仕事ができると思っていたのに、実際管理職に就いた方が「上に行けば行くほど楽になる」という事も「クライアントに直接影響の与えられる仕事ができて楽しくなる」事も実感している方が多いのです。
部下が増えれば増えるほど、自分自身の優秀さよりも「組織を動かす力」が求められてきます。
キャリアプラン・3つの方向性
まず一つ目は、エンジニアとしてキャリアを積んで専門家になることです。
現場で働き続けるためには「新しい技術」を常にキャッチしていく必要があります。
二つ目は、マネジメントとしてキャリアチェンジをすることです。
プロジェクト全体の管理をする力が必要になりますが、新しい技術を身に付ける必要はないので、ブランクがある方でも対応することができます。
女性に多い選択しの一つです。
そして三つ目は、エンジニアとしての「技術」や「知識」を生かし、別の職種にキャリアチェンジすることです。
フリーランスとして働く事を選ぶ方もいますが、そのためにはエンジニアとしての技術だけではなく、様々な知識が必要になります。
キャリアプランを決める際に、予め「新しい技術を学ぶ癖をつける」「コミュニケーション能力を身に付ける」「1つの事を極める重要性を学ぶ」などの経験を積み重ねる事がとても大切になります。
女性エンジニアのキャリアを考えるセミナー
IT業界は、他の業界と比べると「男女平等が進んでいる」「実力勝負」「手に職を付けることで、結婚や出産後も復帰しやすい」などのメリットがあり、女性が働きやすい環境が増えてきています。
2016年6月には「エンジニア女子のための情報交換・キャリア相談会」という女性の活躍できるIT企業の情報交換や家庭と両立させるためのキャリア形成についてのアドバイスなどを大阪で行っていました。
技術は日々進んでいるので、トレンドを知っていると安心できます。
現役の方から最新の情報を教えてもらえれば、復帰後の状態もイメージできますし復帰準備もできるので、ぜひ機会があればまた参加したいです。出典:Adecco
小さい子供が一緒だと今回のような相談会に参加するのはむずかしいので、キッズスペースがあって助かりました。
今後もキッズスペース付きのイベントがあれば参加したいです。
今回の相談会に参加したことで、再就職に向けて一歩踏み出せた気がします。出典:Adecco
といった声が寄せられています。
現場で働くエンジニアが長期休暇から復帰したりする場合、情報交換できる場はとても役に立ちます。
女性エンジニアについての悩み
残業について
残業をするのは当たり前とも言える企業の働き方だと、断る事が出来ずについつい引き受けてしまう事が多いのではないでしょうか。
しかし、残業が続いて帰宅時間がおそくなってしまうと、睡眠時間が削られてしまい「睡眠不足」になってしまいます。
「体調」や「精神」を健康に保つためにも、質の良い睡眠を効率的に休むための環境を作る事が必要になりますし、何より睡眠不足は「作業の効率」が下がり、仕事に影響が出てしまう場合もあります。
疲労がたまり、ストレスも避けられなくなると「肌荒れ」の原因にもなってしまいますし、拘束時間が長いとストレスの発散するタイミングが中々ありません。
また、メイクをしたままの状態が長く続くと、お肌に負担がかかってしまう事も「肌荒れ」の原因になります。
マッサージをしたり細目にパックをしたりして、ケアをすることが必要です。
また、女性の場合は無理を続けてしまうと「妊娠・出産」に影響が出てしまう恐れもあります。
体調管理の一環として、自分に必要のない残業は断ることも必要なのです。
ハラスメントについて
女性全般に共通する不安事項で社会問題にもなっているハラスメントですが、三大ハラスメントとも言われる「セクシャルハラスメント」「マタ二ティハラスメント」「パワーハラスメント」は、コミュニケーションの取り方で解決できる軽度のものから、専門家に相談する必要がある重度のものまであります。
飲み会の席でよくある「セクシャルハラスメント」は昔からあり、多くの女性を不愉快にさせてきました。
「頭をなでられる」「手を握られる」「足を触られる」などを回避していくためには、女性同士固まって座ったり、フォローをし合ったりすることが大切です。
妊婦に配慮が欠けている対応をとるという「マタハラ」は、「言葉」だけではなく「労働量」を減らさなかったり「休暇」を取らせない事もそうですが、最悪の場合「退職」や「移動」を強要される事もあります。
フリーランスの場合、契約を打ち切られる事も考えられます。
これらの悩みは、女性が少ない職場ではまだ理解が十分ではなく、女性特有の悩みを甘えと解釈してしまう事があるのです。
しかし、マタ二ティハラスメントは2014年から「男女雇用機会均等法違反」であるという判例が出ており、れっきとした「法律違反」になります。
困ったときは、弁護士に相談しましょう。
結婚・妊娠・出産する時は?
多くの女性エンジニアは、「結婚」や「出産」を期にエンジニアを現役引退してしまいます。
「産休」「育休」「時短勤務」などの制度が整っていても、エンジニアの仕事は責任を問われる仕事が多くあるため、今までと同じく働けないという理由で責任の少ない仕事に変更させられたり「退職」や「移動」を強要されることもあるのです。
しかし、辞めることだけが答えではありません。
女性が「家庭」「育児」「仕事」をうまくこなしていくためのヒントがここにあります。
是非ご参照ください。
これからの時代は変化に対応することが苦手とは言っていられないほど、変化が早いです。
結婚・育児、と女性もキャリアが変わる瞬間に対応出来る様にしないと。
また、出産を期に転職を考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こちらは、IT業界未経験の方は特に参考にしてみて下さい。
「仕事をしたいけど、家庭を疎かにしたくない」「育児と両立して仕事をしたい」など、そんなあなたにはIT系職業がおすすめです。
こちらも是非ご参照ください。
安定した大手企業で仕事をしていましたが、自分自身には何のスキルもないことに気づきました。
前職は、福利厚生も整っていて不満があったわけではありません。しかし、結婚や出産などプライベートの環境の変化によって退職せざるを得ない状況になったときに、今の自分では転職することが難しいと感じていました。
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まとめ
まだまだ女性エンジニアは少ないですが、働き方を考えると可能性の広がる業界ですよね。
結婚・出産をしたからといって仕事を諦めるのはまだ早いです。
あなたに合ったキャリアプランはきっと見つかります。
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