2020年6月5日、ソフトバンクがクラウドゲームサービス「GeForce NOW」日本版の提供を同年6月10日にスタートすると発表しました。
「Stadia」や「Playstation Now」で注目を集めるクラウドゲーム業界。今回発表された「GeForce NOW」は、業界に風穴をあける存在になるのでしょうか。
本記事で詳しく解説します。
※記事内の価格は執筆時の内容です。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。
この記事の目次
GeForce NOWとは
出典：GeForce NOW
ソフトバンクは、来る5G時代の新たなゲーム市場を狙うべく、2020年６月10日に国内でGeForce NOWのを提供を開始します。
ストリーミング配信なので、パソコン・スマートフォン問わず遊ぶことが可能。インターネットさえ接続していれば、端末のスペックが高くなくても十分楽しむことができます。
また、運営元である「NVIDIA」は、任天堂Switchにも採用された世界的にも有名な半導体メーカー。同社が提供するサービスということで、国内でも以前から注目が集まっています。
具体的なゲームのイメージが知りたい方は、ソフトバンクが公式に出している以下の動画をご覧ください。
クラウドゲームとは
従来のゲームとは異なり、処理結果を返すのがゲーム機や端末ではなく、サーバーであるのが特徴。そのためゲーム機やソフトは必要ありません。
GeForce NOWの料金
期待の集まるGeForce NOW。気になる料金は、なんと月額1980円（税込）
6月中に申し込むと61日間無料。7月までに申し込んでも31日間は無料で楽しむことが可能です。
タイトルは別売りとなっていますが、ゲーム用のパソコンを買う必要がないことを考慮すると、非常にお得な値段と言えるでしょう。
GeForce NOWの特徴
出典：GeForce NOW
GeForce NOWの特徴を3つ解説します。
豊富なラインナップ
GeForce NOWでは、30を超える無料ゲームと、Steam・Epic Games・Blizzard Battle.netなど、他のサービスで購入したゲームを楽しむこともできます。過去に購入したゲームは引き続きプレイすることが可能です。
タイトル数は400以上。今後さらに増えていく見込みです。
映像を記録できる
NVDIA Highlightsの機能を使えば、ゲームのプレイ映像を自動で記録することもできます。
YouTubeなどの動画共有サイトにアップロードすることもできるため、ゲーム実況も容易に配信することが可能です。
マルチプレイにも対応
友達とのマルチプレイにも対応。近くにいても、離れていても、通信して一緒に楽しむことができます。
GeForce Nowがプレイできるデバイス
GeForce NOWがプレイできるデバイスについて解説します。
Mac・Windows・Androidに対応
2020年6月の段階で、GeForce NOWがプレイできるデバイスは以下の通りです。
- MAC OS 10.10以降
- Windows 7（64bitのみ）
- Android OS 5.0以降
パソコンの場合、メモリは最低4GBあれば十分でしょう。また、インターネット回線は有線もしくは5GHzが望ましいとされています。
iPhoneではプレイできないので注意
2020年6月の段階では、iPhoneでは対応していません。iPhoneユーザーの方は、しばらくはパソコンでプレイするようにしましょう。
GeForce NOWの対応タイトル
GeForce NOWで遊べるタイトルをいくつか紹介します。
Fortnite
Fortniteは、Epic Gamesが販売するアクションゲーム。PCゲームのなかでもかなり有名なタイトルで、Engadgetによると登録数は3億人以上いると言われています。
バトルロイヤルゲームというと流血があるものが多いですが、Fortniteはあまりそういった描写もないため、安心して遊ぶことが可能。
主に以下2つのゲーム要素があります。
- Save the World
→周囲にある木材などの資源を使って、迫りくる敵から身を守るゲーム。
- Battle Royale
→最大100人で戦い、最後の1人（1組）になることを目指すゲーム
詳細はこちらからご確認ください
→Epic Games公式サイト
Planet Zoo
出典：Steam公式サイト
Planet Zooは、動物園を作るゲーム。自分が作った動物園に人が来てくれる感覚が病みつきになる人もいるでしょう。
アフリカライオンやインドゾウなどの代表的な動物から、ツチブタやオオフラミンゴなどのニッチな動物もいるので、動物好きは必見です。
詳細はこちらからご確認ください
→Steam公式サイト
Cuphead
出典：Steam公式サイト
Cupheadは、1930年台のアニメーション映画をモチーフとしたシューティングゲーム。
2Dのポップなビジュアルとは異なり、難易度が高いゲームとして人気を集め、発売から2週間で100万本を売り上げました。
詳細はこちらからご確認ください
→Steam公式サイト
ACE COMBAT
出典：Steam公式サイト
ACE COMBATは、バンダイナムコエンターテイメントが発売したシューティングゲーム。同シリーズの歴史は大変古く、1995年から発売されています。
なかには、シューティングの感覚が癖になってしまう人も。
詳細はこちらからご確認ください
→Steam公式サイト
まとめ
昨今、注目の集まるゲーム業界。Ninte Ndo Switchも「どうぶつの森」で大逆進し、2020年末には「PlayStation 5」の発売も予定されています。
そんな中で、GeForce NOWは今後のクラウドゲームを引っ張る存在になるのか、引き続き注目していきましょう。
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