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芸人が選びがちなバイトの常識を疑え。元芸人が伝えたいお金の稼ぎ方

更新: 2021.04.15

お金が心配で芸人の夢を諦めようかなと悩んでいる人がいるならば、ぜひともこの記事を読んでいただきたいです。

そして、もう一度お笑いを続けていくことを考え直してほしいと思っています。

この記事では、元お笑い芸人として活動していた私が、過去の自分の経験を織り交ぜながら、現役時代に知っておきたかった「やっておけば間違いない仕事」について紹介しています。

なぜこのような記事を書いてるのかと言うと、なにかしらのバイトをしながら頑張って活動している芸人が、この記事を読んだことで、1人でもお金で苦しまなくなればいいなと願っているからです。

そして、まだ日の目を浴びていないだけで本当に面白い芸人達が、お金が原因で辞めていくのを止めたいという思いもあります。

また、本記事は、すぐにお金を稼げる方法を紹介するものではありません。中・長期的な目線で見てお金を稼げるようになる方法なので、最短でも稼げるまで2~3ヶ月はかかってしまいます。

ただし、その分お笑いに対する時間が確保できる稼ぎ方であり、すぐにでもはじめておくべき働き方です。

そのため、お金の心配をせずに「100%お笑いに集中できる環境を作りたい」という人向けの内容となっています。

お金に余裕があるとハングリー精神がなくなってしまう人や、自分を追い込むことで力を発揮できるといった人は読む必要がない内容となっておりますのでご了承下さい。

芸人時代に苦しんだお金とバイト選び

私はよしもとの芸人として5年ほど活動していたのですが、当時29歳だった私は2016年11月をもって辞めてしまいました。

※最後のライブでの写真です。

辞めた理由はいくつかあるのですが、金銭的な余裕がないことで、毎日不安を抱えながら生活をするのがツラかったのも原因の一つでした。

そんな私は、現役時代さまざまなバイトをしてきました。「居酒屋」「コンビニ夜勤」「バーの店員」「早朝スーパーの品出し」「カラオケ屋」など。

基本的に楽で給料の良い仕事を選んで働いてきましたが、売れていない若手はチケット代をこちらが払ってでも劇場に出演するので、お金は一向に貯まらず、なくなっていくばかり。

ライブや打ち合わせが急に入ることもあるので、ろくにシフトも入れず、親からお金を借りることもありました。

そんなギリギリアウトな生活で暮らしていた私よりも、もっとお金のない人はいっぱいいて、借金がかさんだことで芸人を辞める人も近くで見てきました。

きっと、そのような人は芸人の世界にはごろごろいると思います。だからこそ、バイト選びには気をつけてもらいたいのです。

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コンビニや居酒屋のバイトで働いていた経験から、今考えて後悔してること

私はいくつものバイトを経験してきましたが、今考えて後悔してることは、「将来的に役立つスキルが身に付かない、楽でシフトの融通がきくバイト」をやり続けたことです。

正直、芸人時代は売れるとしか思ってないので、後先のことを考えることなく、こういったバイトでいいやって思っていました。

※芸人として売れることしか頭になかった時代。

きっと同じような考えの芸人は多いと思います。

ただ、ここでもう一度考えてほしいのは、芸人として食べていける人の確率です。

芸人としての稼ぎだけで食べていけるのはほんの一握りしかいない、というのは芸人誰しもわかっていることでしょう。

ですが、実際そこに危機感を持っている人は少ないと感じています。芸人として売れなかった時のことをリアルに考えられていないのです。

「売れなかった時のことを考えたお金の稼ぎ方なんて、保険をかけておくようでダサい」「本気でお笑いをやっていない」と言う人もいるでしょう。

ただ、私が今となって強く思うのは「同じお金を稼ぐのなら、将来もキャリアとして役立つ稼ぎ方の方が絶対いい」ということです。

芸人を辞めることになった時にマジで苦しむ

私は芸人を辞めたあと、やりたいことも仕事に役立つスキルも何もなかったので、芸人の先輩が開業したラーメン屋にとりあえず社員として入りました。

私自身、飲食でのアルバイト経験は長く、飲食業で働くこと自体は好きなはずでしたが、社員となると責任や役割も多いので、働く環境はまったくの別物。

※うまく笑えなくなってしまってます。


全くやりがいも楽しさも感じられず働き続け、1年が経った時にお店自体が閉店してしまいました。(私のせいではないはず)

そこからは安易に社員になるのはやめておこうと思い、とりあえず給料のよいテレアポの仕事をはじめたのです。

テレアポは飛び込みの電話営業みたいなものなので、電話越しに怒られることがよくあり、イヤになって3ヶ月ほどですぐ辞めることに。

その頃から、「とてもムダな時間を過ごしている」気がしてなりませんでした。

そこから、今はやりたいこともないし何のスキルもないなら、やりたいことが見つかった時、いつでもそっちへ行けるよう「お金を稼げるスキルが身に付く仕事」をしようと考えました。

「お金を稼げるスキル」についてはのちほど詳しく説明しますが、私の場合は知人を介して、運良くそういったスキルを学べる環境に飛び込めることとなったのです。

その流れで現在は、「テックキャンプ プログラミング教養」「テックキャンプ エンジニア転職」といったプログラミングスクールを運営している、株式会社divという企業で記事を書くWebライターとして働いています。

IT関連の仕事に携わるWebライターとして働かせてもらう傍ら、会社が提供しているプログラミングの教材を無償で使い勉強させてもらっています。

なぜプログラミングを学びながら、Webライターとして働いているのかは、後述するブログ運営を行う際のスキルとして間違いなく役立つからです。

正直、つい1年前まで、Webメディアってなに?というくらい、IT業界についてまったく何も知りませんでした。

ですが、色々と学びはじめた今、もっと早く芸人時代からIT関連の仕事を知っていれば、たとえ芸人を辞めたとしても、自分にとってムダだったと思う時間を過ごすことはなかっただろうなと思うのです。

芸人がよくするバイトのおすすめできない理由

芸人がよくしているバイトとして、夜勤コンビニ、居酒屋、カラオケ屋、漫画喫茶、などがあります。

ここでは、そういった芸人がよくしているバイトの、おすすめできない理由について解説していきたいと思います。

シフトの融通が利かない

芸人として活動していると、バイトの日に急な仕事や打ち合わせが入ってしまってしまうことがよくあります。

そんな時、芸人に優しくシフトの融通を利かせてくれるバイト先もあるのですが、融通の利かないところも多いです。

※立ち飲みバーのバイトは融通を利かせて下さいました。

例えば夜勤のコンビニバイトだと、一人いなければ営業がだいぶ厳しい状態になってしまうので、必ずと言っていいほど代わりをみつけなければいけません。

代わりが見つからなければ、最悪の場合、芸人としての仕事を休まなければいけなくなってしまうこともあります。

そうなってしまっては本末転倒なので、シフトの融通が利くバイトでないと、芸人活動と並行してやっていくのは難しいものとなるでしょう。

そこまで給料も高くない

夜勤のコンビニバイトや居酒屋のバイトは、高いところだと1,300円前後もらえるところもあります。

バイトとして考えるとかなり時給が高く思えますが、他のバイトと比較するとそう思えるだけで、実はそこまで高くもありません。

100%芸人活動に打ち込むためには、このくらいの時給では難しいでしょう。

決まった時間に決まった場所への勤務は芸人にとってデメリットでしかない

決まった時間や場所へのバイト勤務はデメリットでしかないです。

基本的にバイトのシフトは、劇場出番やオーディション、打ち合わせなどの時間や場所を考慮したうえで、調節しなければなりません。

ですが、オーディションや打ち合わせの時間が押してしまうことはよくあります。

そうなってしまうと、予定通りの時間にバイトへ向かうことができず、休まなければいけなくなってしまうことも。

また、急な先輩からの誘いがあった場合も、バイトのシフトを入れていることで断らなければいけないといったこともでてきます。

仲良くなっておきたい先輩からの誘いを断らなくてはいけないバイトは、チャンスを逃す可能性もあるのです。

芸人がしんどいバイトをしなくてもよくなるお金の稼ぎ方

ここでは、バイトをせずとも稼げる方法を2つ紹介します。

・自宅でも作業できる
・高収入が得られる
・リスクがない
・芸人を辞めたとしてもスキルが手に入る

といった観点に注目して選んでいます。ぜひ、自分に合いそうな稼ぎ方を実践してみて下さい。

プログラミングを学ぶ

プログラミングって聞いてもなんだかよくわからない人も多いのではないでしょうか。

わかりやすく言うと、スマホのゲームや楽天・Amazonなどのインターネットを使ったサービス自体を作る技術です。

※私も只今勉強中です。
このプログラミング技術を習得してしまえば、バイトをせずとも、クラウドソーシングサイト(インターネット上で主に単発の仕事を募集をしているサイト)で案件を獲得して高額を稼ぐことも可能。

1案件で50万円以上稼げる案件が多いのもプログラミングの強みです。

学ぶための初期費用や勉強時間、案件獲得などのハードルは高いですが、学んでおいて間違いはありません。

もしも、芸人を辞めることとなった場合にも、プログラミングスキルがあるだけで、エンジニアとして企業への就職もしやすく、高収入を得られる可能性が非常に高いです。

エンジニアと芸人を両立している人もいます。2018年R-1グランプリの決勝進出者であるカニササレアヤコさんです。

以下のサイトでは、芸人と両立できるからエンジニアになったという、カニササレアヤコさんのインタビューが掲載されています。

芸人とロボットエンジニア、2つの顔を持つカニササレアヤコさんが「熱くなれる瞬間」

ほかにも、2017年M-1グランプリ決勝に進出したマヂカルラブリーの野田クリスタルさんは、プログラミングを駆使してゲームアプリを開発しています。

プログラミングの習得は難易度は高めですが、不可能ではありません。確実にこれからの人生にも役立たせることができるスキルなので、学んでおいて間違いないでしょう。

また、若ければ若いほど習得が早い分野でもありますが、30代でも全くの未経験から学習を始め、エンジニアとしてキャリアチェンジしている方も多数います。

そういった30代からプログラミングを学び、エンジニア転職に成功した方のインタビューを、以下の記事で紹介。ぜひご覧下さい。

新卒でエンジニアになるはずだった。リーマンショックに全てを狂わされた男性が31歳でついにエンジニアになる
10年のブランク・30代プログラミング未経験「事務のお姉ちゃん」が3ヶ月でエンジニアに転身

ブログでアフィリエイトを始める

アフィリエイトとは、自分のブログ記事内に、企業や特定の商品・サービスの広告を掲載することでお金を稼ぐ方法です。

例えば、Amazonで売られている商品を自分のブログ上で紹介して、そのブログを見た人がそのページからAmazonのサイトへ訪問し、そのまま商品を購入するとします。

すると、Amazon側は商品を紹介してくれたお礼として、ブログ運営者に売れた金額の数パーセント分を分配するといった商売となっているのです。

アフィリエイトによる利点は以下の通り。

・初期費用がほとんどかからない
・シンプルなので誰でもできる
・すぐ始められる

などのような特徴があります。

また、アフィリエイトには大きくわけて「成果報酬型」と「クリック型」の2つがあります。先述したAmazonの商品を紹介して売るのは成果報酬型の方です。

クリック型は、貼り付けた広告をクリックするだけで報酬がもらえる仕組みとなっており、YouTuberが動画に広告をつけて稼ぐ方法と同じようなもの。

成果報酬型よりもハードルが低い分、報酬単価も低めとなっています。

アフィリエイトでの稼ぎ方は動画と同じく、コツコツと記事数を重ねていくことが大事です。

なにも考えずに書き続けては、稼ぐことはなかなか難しいですが、SEO(検索エンジン最適化)やセールスライティングの勉強をして記事を書き続ければ、稼ぐことも可能となります。

芸人とバイトの両立をしながらでも、すきま時間で記事を書くことはできるはずです。

ライティング技術とSEOの知識はスキルとして将来的にも役立つものとなるので、すぐにでも始めるべき稼ぎ方でしょう。

現役時代にIT系の仕事を知っていればと心底思った

芸人を辞めてITに関する仕事を始めてから、あの時にこの稼ぎ方を知っておけば…と本当に思います。

上述したような稼ぎ方を知っていたとしたら、お金の悩みがなくなり、ネタを書く時間も増え、もっと全力で集中して芸人の活動ができたのではないかと考えてしまいます。

また、辞めた時あとにムダな時間を過ごすこともなかったでしょう。

本気で芸人を続けたいのであれば、このような稼ぎ方を私はおすすめします。ぜひすぐにでも始めて欲しいです。

そして、一人でも多くの面白い芸人が日の目を浴びるようになって欲しいと願っております。

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この記事を書いた人

山岸
お笑い芸人兼作家として主にネタを書いたり脚本を書いたりしていました。 その後、ITベンチャー企業でWebメディアのコンテンツ作りやマーケティング、記事の執筆・校正などを経験し現在に至る。 好きなものは美味しいお酒と邦楽ロックです。

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