未経験から1ヶ月でサービスを作れるエンジニアを目指すテックキャンプ プログラミング教養参加者70名の集まる第二回キックオフ会です。最前線でご活躍中のエンジニアの役員・CTO4名にお越し頂きパネルディスカッションを行いました。
【スピーカー】
株式会社クラウドワークス 執行役員 CTO 大場 光一郎様
株式会社イロドリ 代表取締役 加藤 寛之様
株式会社オークファン執行役員 開発部長 徳永 岳史様
株式会社VASILY 取締役 CTO 今村 雅幸様
【モデレーター】
株式会社div 代表取締役/ テックキャンプ Founder 真子 就有
【会場】
株式会社サイバーエージェント セミナールーム
この記事の目次
■誤字脱字が多い人はバグが多い?
真子:優秀なエンジニアってどんなエンジニアでしょうか?採用などで重視している点を教えて下さい。
大場:優秀なエンジニアって環境に大きく影響されると思っていて、ある環境では優秀なエンジニアでも違う環境では優秀じゃないと見なされる可能性があるんですよね。
「どうすれば優秀になれるか?」を目指すより「何をやりたいか?」を重視した方が良いと思いますね。
クラウドワークスはRubyを使って開発されていますが、Rubyが使いたいからクラウドワークスに入りたいだと正直続けていくのキツいと思います。
技術マターだと。最近のウェブマーケティングを少しかじってうんちく語られるより自分のサービスをこだわって作った人の方が共感も出来るし、そういう人と仕事したいですよね。
今村:優秀なエンジニアは環境によって定義が変わってきますよね。
エンジニアにも2タイプに分かれていると思っていて、サービスを作るのがめちゃくちゃ好きなタイプと技術をとにかく極めたいと思っているタイプ。どっちが正解とかはないですが。
徳永:僕が採用で大事にしている事があって、1つ目は主体性。自分で物事を考えているか。意見を持っているか、という事です。
あと相反するようですが2つ目は従順であるかどうかですね。現在オークファンのエンジニアは25人います。
例えばその中で自分勝手に行動されたりすると目立ちますよね。100名とかだったら目立ち方も薄いですが、小さい組織は顕著に現れます。その2点は結構重視して見てますね。
あと新卒は緻密さを見てます。応募用紙とかに誤字脱字がある人は、プログラミングでも同じように絶対バグを出すんですよ。
「何回くらい見ました?」って指摘します。論理的に話せないとか文章がごちゃごちゃの人はプログラミングもごちゃごちゃになってきますし。
大場:確かに、文章の構成力とプログラムを組む力は関係してると思いますね。
加藤:自分は面接では、2時間とかやるんですよね。ホワイトボード使いながらコード書いてもらって、途中で退出した人もいましたね(笑)
そんな面接をしてどういった所を見ているかというと、その人を採用した後どういった仕事をするのかを見ています。
仕様を変えたり、新規サービスを始めたりした時にどういった仕事の仕方をするか。考え方をするか。それを面接の場で疑似体験してるんですよ。
■最初の1年はとにかく量。量やらないとダメ。
真子:ご自身がエンジニアとして大事にしていること、これから学ぶ人にメッセージがあればお願いします。
今村:「出来ない」は恥という事ですかね。どんな言語だろうが環境だろうが自分の限界は自分で決めないことです。
起業して最初の2年間受託をしていて、全体の95%は受託で残りの5%の時間をiQONの開発に充てていました。
Objective-C書いたことないのに、代表がiPhoneアプリの開発受注してきたり大変な場面もありましたが、どんな要望が来ても学ぼうという意識で働いてました。
一人のエンジニアとして学び続ける姿勢が大事ですね。あとエンジニアはすごい職業で、死にません。ようは手に職があるじゃないですか。
引き合いも多いし。さらに言えば日本ならなおさらでいろんな事にチャレンジしない方が損です。仕事がなかったらクラウドワークスに頼んでいただければたくさんあります。よね?
大場:たくさんあります(笑)
大場:みなさんはこれから学ぶので初心者からのスタートになりますが、そこから中級者になる方法があまりないなと思ってます。
Linuxインストールして”Hello, World”表示できたけどどうしようみたいな。メンターがいて引き上げてくれるのはいいと思う。
初心者向けの本読んで終わりの世界ってないですよね?ドラクエ2でいうと船をもらって次どこに進むかわからない感じ、、、あれ?伝わる?(笑)
プログラミングは本質として楽しい。無から有を生み出すのは楽しいですよ。ITの世界を見てみると自分で楽しいと思えるモノを作った方が成功してますし。
Linuxは大学の教授が集まって完璧なOSを作るとかいって大きなプロジェクトをはじめたんですが結局ダメで、後にケン・トンプソンという人が「俺なら作れる」と言って作ってしまったのがUNIXでLinuxのもとになってます。
趣味で、やりたい事をやった方が成長にも寄与すると思います。
徳永:・・・みんながクリーンな事を言っているのでちょっといいですか?結局気合いと量をどれだけやるかだと思いますよ。プログラミングは最初の1年はとにかく量。量やらないとダメですよ。
大場:ですね。さっき真子さんがサービスを半年で立上げるって言ってたけどそれは長い。明日作れよって感じですよね?(笑)
加藤:自分は基本的に性悪説だと思っていて、人間は怠けますよ。
モチベートするなにかがないと。自分は大学を卒業してから作った会社でインフラはわからなかったし、サーバーの発注方法も知らなかった。
でもやらざるを得ない立場におかれればやりますよね?
テックキャンプ プログラミング教養に参加したなら、なにかしら成し遂げないといけないじゃないですか、だってみんな参加費払ってるんですよね?
その分取り返さないと(笑)何かしら目標があってそれを達成するために技術を学んでいきましょう。
■自分の師匠を見つけて、素直に学ぶ
■質問タイム
質問1:ITの最先端、業界の流れや、どういう能力が必要か教えてください。
大場:技術はその時代時代で変わっていきます。自分の技術もアップデートしてかないといけない。それはいつも気にしてますね。
すでに似たようなサービスがあると思う前に作ってしまえばいいと思うんですよ。本当にやりたいんだったら。
すでにあるからやっちゃいけない理由はないと思うんで。改めて自分で作ってみる事で知見を得られるし、自分特有の価値が出る。その価値が大事ですね。技術はコモディティになるので。
徳永:現実として今あなたが考えている事業は世の中で100人は考えてます。
いいサービスはなにかしらの理由でヒットしてますが、だめなサービス・ヒットしていないサービスはなにかしらの理由でヒットしていない。
アップルとグーグルの地図はどう違いますか?微妙に違うだけだけどグーグルの方が使い易いですよね。本当に小さな違いだけなんです。
質問2:伸びる人の共通する考え方や共通点は?
今村:1つはめっちゃ素直という事ですかね。学生でインターン開始する前はちょっとプログラミングをかじったくらいだったのにもうバリバリやっているエンジニアは何人かいます。みんな素直ですよ。
加藤:僕的には師匠を持つのは大事かなと。10年以上付き合いがある人がいるんですけど、久しぶりに会うたびに自分はまだこの人に勝ててないと思うんですよ。
それで自分を鼓舞するというか。エンジニアは一人で作業する事が多くて悩む時も一人ですが、一時間かかる事も相談すれば5分で終わる事って多々あると思うんですね。
師匠と一緒に働ける時には自分の時間を無駄にしないようにする事が大事ですね。目標とする人を作りましょう。
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