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Webデザイナーは独学でも目指せる?スキルの身につけ方を解説

更新: 2024.11.19

ITの進歩とともにWebサイトの利用者が増えた昨今では、Webデザイナーの需要は右肩上がりです。
しかし、未経験からWebデザイナーになりたいと思っても、具体的にどのように学習を始めればよいかわからず、足踏みしてしまっている方も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、Webデザインのスキルを独学で身につける方法を徹底解説します。
最後までご覧になり、Webデザイナーとしての一歩を踏み出しましょう。

この記事の目次

Webデザイナーは独学でも目指せる?

結論、Webデザイナーは独学でも目指すことができます。

Webデザイナーとしてスキルを身につけたあとは、副業としてデザインの仕事を始めるか、制作会社へ就職するのが一般的です。
ですから、独学で学んだあとに、いきなりフリーランスとして独立するというのはあまり現実的ではありません。
フリーランスのWebデザイナーは、それ相応の経験を積み、スキルを持ち合わせているからです。

独学で未経験からWebデザイナーを目指すには、まずはWebデザインに必要なスキルや仕事内容を理解しておかなければなりません。

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Webデザインを独学で学ぶときに最初にすべきこと

独学でWebデザイナーを目指すことを決めたら、まずは目標を立ててスケジュールを決めるところから始めましょう。
その際は、「こうなりたい!」という理想像とそこに到達するまでに何をすべきなのか、を具体的にイメージすることが大切です。
高いモチベーションは学習の継続を後押ししてくれるので、初めのうちに明確な目標を立てることを意識してください。

独学で勉強するということは、口でいうほど簡単ではありません。
集中力を欠いたまま、だらだらと学習を続けていても時間が無駄になるだけです。
そうならないよう、ご自身がもっとも無理なく集中できる勉強のペースを事前に決めておくことをおすすめします。

独学は自分との闘いであると肝に銘じ、自宅にあるゲームやテレビなどの娯楽は息抜き程度にとどめましょう。
何よりも、学習に専念できる環境を整え、毎日決まった時間に机に向かう習慣を身につけることが重要です。

Webデザイナーの仕事内容

Webデザイナーは、Webサイトの企画から実装まで幅広く業務を請け負います。
以下で、仕事の手順を見ていきましょう。

Webデザイナーの仕事の手順

  1. Webサイトを制作するための要件定義を行う
  2. Webサイトのコンセプトを決める
  3. コンセプトをもとに、画面デザインやレイアウトなどの細かい内容を決める
  4. 専用のプログラム言語を用いてコーディングする
  5. 動作を確認し、不具合がなければリリースする

このようにWebデザインの定義からリリースまでを、一貫して請け負うのがWebデザイナーの仕事です。

ちなみに、混同されやすいグラフィックデザインとWebデザインの大きな違いは、“媒体”にあります。
グラフィックデザインは、主にポスターやパンフレットといった“紙媒体”が主体であり、Webデザインは“Webサイト”が主な媒体です。
両方のスキルを習得できれば、デザイナーとしての市場価値が高いと評価され、重宝される人材になれるでしょう。

Webデザイナーの年収

Webデザイナーのリアルな年収を、知りたい方も多いことでしょう。

厚生労働省が発表した「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、Webデザイナーの全国平均年収は、509.3万円となっています。
国税庁の調査による、国内給与所得者の1人あたりの平均給与は461万円であることから、比較的年収の高い職種といえます。

ただし中央値は、年収300万円前後にあたる24.0~25.9万円で働いている層です。
つまり、一部のWebデザイナーの給与が平均年収を押し上げているというのが実情なのです。

業界としては、今後も成長が見込まれていますが、仕事のニーズが高まるということは、そのぶんライバルも増加することが予想されます。
そのため、ご自身の優位性をいかにアピールできるかが今後はさらに重要になってくるといえます。

参照元:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」 – 職業情報提供サイトjobtag
参照元:国税庁「平均給与」

Webデザイナーになるために必要な物

Webデザインを独学で学ぶためには、パソコンだけでなくさまざまなツールが必要になります。
以下のツールを用意して、学習の準備を進めましょう。

パソコン

Webデザインの学習になくては始まらないものといえば、パソコンです。
あまりにもスペックが低いと、動作が遅く学習に支障をきたす可能性が高いので、ある程度高機能のパソコンを用意します。
なかには、WindowsかMacの2択で迷われる方もいらっしゃいますが、基本的にデザインツールの操作性に変わりはないので、好きなほうを選んでいただいて構いません。

スペックは、CPUがCore i5以上、SSDが256GB以上のものを目安にするとよいでしょう。
メモリは、16GBあると理想的ですが、8GB以上のものを用意できれば動作に困ることはありません。

マウス

ノートパソコンを利用するのであれば、マウスがなくてもデザインすることは可能です。
ただし、細かな作業が必要になるWebデザインの業務は、マウスがなければ作業効率が下がってしまうため、できるだけ準備したほうがよいでしょう。

マウスはコードレスタイプを使用すれば、デスク周りがすっきりするのでおすすめです。

画像編集ソフト

Webサイト制作には、画像編集ソフトが欠かせません。
主にAdobe社の“Photoshop”や“Illustrator”が使用されるケースが多く、Webデザイナーを目指すのであれば、これらツールの操作方法を覚えることは必須です。

Figmaといったほかのツールでも代用可能ですが、上記2つのほうが書籍や情報が充実しているため、独学でも学びやすいといえるでしょう。
どちらを選択するか迷った場合は、大半の作業が網羅されているPhotoshopを選べば、間違いありません。

ドメイン

インターネット上の“住所”のような役割を果たすのが、ドメインです。
ドメインにサイト名やサービス名などを合わせた“yahoo.co.jp”や“youtube.com”を“ドメイン名”とよびます。
Webサイトがどこにあるのかを識別するのに利用されるほか、メールアドレスを構成する要素の一つとしても機能します。

ドメインは、販売しているサイトで購入しなければ取得できません。
品質に違いはないので、どこで購入していただいても構いませんが、ドメインには維持費がかかります。
したがって、2年目以降の維持費を比較したり、管理画面の使いやすさなどを考慮したりして選ぶとよいでしょう。

レンタルサーバー

サーバーとは、Webサイトのデータを保管する場所を指します。
ドメインが住所だとすると、サーバーは“土地”であるとイメージできれば、わかりやすいかもしれません。

サーバーは、レンタルするのが一般的です。
レンタルであれば、契約開始後すぐに利用することができます。
レンタルサーバーは、サポート体制などを考慮して使いたい機能がある会社のものを選べば問題ないでしょう。

テキストエディタ

テキストエディタとは、後述するHTMLやCSSを作成・編集する際に使用するソフトウェアのことです。
コードやタグの入力の補助だけでなく、エラーの有無までもチェックしてくれるので非常に役立ちます。
基本的な操作方法を覚えれば、スムーズにコーディングを進めることができます。

初心者におすすめのテキストエディタを以下に挙げるので、ぜひご参考になさってください。

おすすめのテキストエディタ4選

  • Visual Studio Code
  • Atom
  • Sublime Text
  • Brackets

テキストエディタは、さまざまな優れた機能を持っていますが、そのぶん操作方法が少々複雑になります。
初心者の方にとっては扱いづらく、使いこなせるまでに時間がかかるかもしれませんが、根気強く取り組みましょう。

Webデザインを独学で身につける方法

Webデザインのいろはを独学で習得する方法には、以下の3つのパターンがあります。

教本を購入して学ぶ

Webデザインに関する本を参考にして学ぶ方法は、王道の勉強法です。
書店に出向いて、ご自身のレベルに内容が釣り合っている内容の本を選びましょう。

なお、Webデザインの分野は技術の進歩が早いため、最新の書籍ではない場合は内容が古くなっている可能性があります。
販売されてから、3年以内の教書を購入するように心がけてください。

また、書籍のみで勉強する方法の弱点は、フィードバックを受けにくいということです。
Webデザインは、第三者のプロからアドバイスをもらい自分のものにしていくことで、めきめきと上達していきます。
そのため、フィードバックの機会を意識的に作らないと、初心者の場合は上達しにくいことは心に留めておくのが吉です。

学習サイトで学ぶ

近年は、Webデザインの需要が高いこともあって、学習サイトでノウハウを無料公開しているケースが多くあります。
スマートフォンやPCで、スキマ時間を活用して学習を始められるのがうれしいポイントです。

画像や動画付きで楽しく学べるサイトや、実践形式でコードを書けるサイトなどさまざまな学習サイトが存在します。
ご自身にとってわかりやすいと感じるサイトがないか、探してみましょう。

YouTubeを見て学ぶ

YouTubeで、実際に作業している場面を見ながら視覚的にWebデザインを学ぶこともできます。

最近では、Webデザインの基礎だけでなく、デザイナーとして独立後に仕事を獲得する方法を紹介する動画まで、さまざまなチャンネルが増えてきました。
YouTube上に情報はあふれているため、取捨選択する必要がありますが、ご自身に合ったチャンネルを見つけられれば、楽しく学べるため学習意欲も上がるでしょう。
コンスタントに情報が更新されることが多いので、最新の技術を得やすいことも魅力の一つです。

Webデザインのスキルを独学で身につけるためのステップ

Webデザインの学習方法は、大まかに4つのステップに分けられます。
以下で、詳しくみていきます。

ステップ①コーディングを理解する

「Webデザイナーはコードを理解するべきなのか?」といった疑問を抱く方もいらっしゃるでしょう。
100%必須の知識ではないのですが、仕組みを理解できれば希少価値の高いWebデザイナーを目指すことができるので、身につけて損はありません。

“HTML(エイチティーエムエル)”と“CSS(シーエスエス)”は、Webサイト制作で必要な基本の言語です。
HTMLとは、Webサイトを制作するためのマークアップ言語のことで、CSSは、Webサイトの文字の色やサイズを指定し、HTMLとセットで使用します。

HTMLやCSSに関する書籍は数多く出版されていますが、読んで頭で考えるよりもまずは手を動かして実際にコーディングするのがおすすめです。
実践形式であれば理解度が高く、身につきやすくなりますよ。

ステップ②画像編集ソフトを勉強する

Webデザインとサイト制作の両方を行う際に必要となるのが、画像編集ソフトです。
前半でもご紹介したように、PhotoshopやIllustratorなどを利用して思い描いた操作ができるように練習します。

最初のうちは、いろいろなツールやメニューバーを選択して、どこに何が配置されているかを覚えるところからスタートさせます。
そのなかでも覚えておきたい基本の機能は、それぞれ以下の通りです。

PhotoshopとIllustratorの基本機能

Photoshop
Illustrator
基本機能
選択範囲と画像の操作
レイヤー
テキストツール
ブラシ・シェイプ・グラデーション
マスク
色調補正・レタッチ
ベタやグラデーションといったオブジェクト作成
アウトラインの整え方

上記2つのソフトは利用者が多いこともあり、学習につまずいたとしてもすぐにWeb上でチュートリアルを調べることができるので、安心です。

選ぶツールに迷った場合、「Webデザイナーとして1日でも早く働きたい!」と考えるのであれば、Photoshopに絞って勉強するのもよいかもしれません。
実際の現場では、IllustratorよりもPhotoshopのほうが利用されることが多いためです。
また、Illustratorで苦戦する方の多いベジェ曲線については、イラストやアイコンを作成したい方でなければ習得しなくても特に問題はありません。

ステップ③デザインの基本を勉強する

基本的なコードやツールをある程度活用できるようになったら、次に学ぶのはデザインの基礎です。

Webデザインを初めて学ぶ方であれば、まずは基本的なデザインのルールをインプットするとよいでしょう。
配色や配置のバランスの法則を押さえるだけでも、デザイン性の高いWebサイトに近づけます。
さらに、ご自身が良いと感じた参考サイトを中心に深く分析し、真似てみるのも上達スピードが早くなるのでおすすめです。
良いデザインほど、センスや感覚ではなく論理的な根拠をもとに設計されていることが多いため、構成要素を学ぶことができます。

インプットとアウトプットを何度も繰り返し、ご自身の引き出しを増やしていけるのが理想です。

ステップ④Webサイトを制作する

ひと通りデザインの方法を学んだら、実際にWebサイトの制作にチャレンジするフェーズに入ります。

まず、作成するサイトの目的とコンセプトを決めてから構成やワイヤーを固めます。
このように実践形式に近づける理由は、実際に依頼を受けて制作する際も、目的や要望をクライアントから聞いたのちに制作に着手するからです。
常日頃、目的から逆算して構成のイメージを考える癖をつけると、非常に効果的な練習になります。

作成したサイトは、ポートフォリオとして活用・公開できるので、今ある知識をフルに使って、ご自身が納得できるものを完成させるのがベストです。
ポートフォリオは、自身のスキルをクライアント側に示す、いわば“名刺”のような役割を果たしてくれます。

ただし、初心者であれば“完璧を目指しすぎない”ことも大切です。
ポートフォリオを公開したあともブラッシュアップすることは可能なので、「7割程度完成できれば、合格」と決めておきましょう。

Webデザインを独学で身につけるメリット

Webデザインを独学で学ぶことには、どのようなメリットがあるのでしょうか?
以下で、具体的に解説します。

メリット①費用を抑えて勉強できる

独学でWebデザインを学ぶ最大のメリットは、費用を抑えられる点です。

スクールで学ぶとなると、およそ数十万円の費用がかかりますが、独学であれば教材費のみの負担で済みます。
YouTubeやまとめサイトを駆使すれば、無料でスキルを学べることから、続けられるか不安な方や副業として考えている方でも気軽に始められるでしょう。

メリット②自分の時間を有効に使える

独学は、時間や場所にとらわれることがありません。
スクールに通学する場合は、受講時間があらかじめ決まっているので、まとまった時間が取れない方にとってはハードルが高いといえるでしょう。
その点、独学であれば、子育てや介護、本業で忙しい方でもすき間時間に学習を進められるので、無理なく続けることができます。

メリット③自分に合った方法で学べる

ご自身に合った学習スタイルで学ぶことができるのが、独学の魅力の一つです。

スクールや教材で学ぶ際は、あらかじめカリキュラムが決められています。
しかし、「基礎から徹底的に学びたい」「実践形式で経験を積みたい」など、個人のレベルや学び方はそれぞれ異なります。
独学であれば、自由にカリキュラムが組めるので、ご自身のペースに合った方法で効率的に学習することができるのです。

Webデザインを独学で身につけるデメリット

一方、Webデザインを独学で学ぶにあたっては、把握しておかなければならないデメリットも存在します。

デメリット①質問できる相手がいない

1人で勉強していると、疑問点を質問する機会がありません。
そのため、わからない部分は、書籍やインターネットで調べながら自力で解決する必要があります。
しかし、それだと解決に時間がかかったり、そもそも答えを導きだすのが難しかったりして思うように学習が進まないかもしれません。

また、非効率な学習を続けていたとしても指摘してくれる方がいないので、間違いに気づけない懸念もあります。

デメリット②モチベーションの維持が難しい

モチベーションを保てずに、挫折しやすいのも独学の弱点です。

一緒に学ぶ仲間がいないと悩みを共有できる方がおらず、いつの間にか学習意欲が低下してしまいます。
続けられるか不安な方は、SNSのつながりを作るか、手厚いサポートが期待できるスクールに通うのがよいでしょう。

デメリット③実力を把握しにくい

Webデザインを独学で勉強していると、自分の実力を把握しにくいです。
確実に実力やスキルが身についているかは確認できないので、どうしても不安になってしまいます。

ご自身の立ち位置を把握するためには、作成したデザインやサイトを第三者に見てもらい、フィードバックを受けることが大切です。
周囲にWebデザインに対して精通している方がいない場合、案件を実際に受注できるかは、ご自身で判断するしかありません。

Webデザインを独学で学んでから独立できるまでの期間の目安

Webデザインを独学で学んでから、独立できるまでにはだいたいどれくらいの期間がかかるものなのでしょうか?

独立できるまでの期間の目安は、人によって異なりますが、だいたい8~12か月を考えておくとよいでしょう。
スキルを習得してからポートフォリオを作るのに6~8か月、転職活動に2~3か月かかる計算です。

なお、本業のある方や育児、介護などでまとまった時間が取れない方は、もう少し時間がかかるかもしれません。

Webデザイナーに向いている方

Webデザイナーがご自身の適性にぴったりであれば、長く続けることができますよね。
以下で、Webデザイナーに向いている方はどのような素質を持った方なのかを見ていきましょう。

①ものづくりにやりがいを感じる

自らのアイデアを形にすることにやりがいを感じることは、Webデザイナーに非常に重要な適性になります。

0から1を生み出すWebデザイナーの仕事は、そもそも何かを作ることに魅力を感じないと、続けることは難しいといえるでしょう。

②新しいことを取り入れるのが好き

決められた規則や習慣に従うのではなく、自らアンテナを張って新しいことを敏感にキャッチできる方は、Webデザイナーに向いています。

とてつもなく早いスピードで移り変わるWeb業界では、古い知識や従来のやり方にとらわれずに、新しい知識を吸収しようと貪欲になれるほうが、生き残れるのです。
このように、業界のトレンドを追いかけられる方は、自身もブラッシュアップできる方です。
好奇心や向上心があることは、時代の最先端を行く、Webデザイナーにとって重要な素養といえるでしょう。

③物事を論理的に考えられる

普段から、論理的な思考(ロジカルシンキング)ができる方も、Webデザイナーという職にぴったりです。

Webデザイナーは、“デザインスキルが高ければよい”というわけではありません。
デザインスキル以外にもクライアントやユーザーの求めているものを汲み取れる能力や、相手にわかりやすく伝えられる論理性・説明力は大きな武器になります。
物事を言語化するのが得意な方や、起きた出来事に対して因果関係を分析できる方は、現場で重宝され、長く業界で活躍できる人材となれるでしょう。

④パソコン作業に抵抗がない

業務の特性上、パソコンや各ソフトを使った作業に抵抗がないことは、Webデザイナーを目指すうえで大きなアドバンテージとなります。

一般的なパソコンソフトの操作だけでなく、PhotoshopやIllustratorといった専門のソフトの使い方も身につけていく必要があります。
パソコン操作に苦手意識があると、デザインスキルの習得スピードに大きく影響を及ぼすこともあるので、パソコンの作業自体に抵抗がないことは大事な適正なのです。

Webデザイナーにおすすめの資格・スキル

Webデザイナーとして働くうえで資格は特に必要ありませんが、実際の選考ではその方のスキルや実績が見られることが少なくありません。
ソフトの基本的なスキルにくわえて、これまで制作したポートフォリオも重要視される傾向があります。
そこで、実務未経験者がWebデザイナーを目指すのであれば、Webデザインに関する資格を取得するのがおすすめです。

Webデザイナーにおすすめの資格・スキルを、以下で6種類紹介します。

資格・スキル 概要
ウェブデザイン技能検定
  • 厚生労働省が唯一認定しているWebデザイナーの国家資格
  • 1~3級まであり、試験は筆記と実技で構成されている
Webデザイナー検定
  • Webデザインだけでなく、広報や営業などといった職種にも広く対応している
  • 級種はベーシックコースとエキスパートコースの2種類
マルチメディア検定
  • マルチメディアの基礎や情報処理などが問われる
  • 級種はベーシックコースとエキスパートコースの2種類
Adobe認定プロフェッショナル
  • Adobe社のPhotoshopやIllustratorに関する基本的なスキルが問われる
  • 選択問題と操作問題に分かれている
Webクリエイター能力認定試験
  • Webデザインだけでなく、コーディングの知識も問われる
  • 級種はスタンダードとエキスパートの2種類
  • スタンダードは実技試験のみ
  • エキスパートは実技試験+知識問題
ITパスポート
  • Webデザインだけでなく、ITに関する知識全般が問われる国家資格
  • 近年、就職活動に生かせると人気である

「どれを受けていいかわからない……」と迷った場合は、厚生労働省が認めた国家資格であるウェブデザイン技能検定を受験してみましょう。

Webデザインを独学以外で学ぶ方法

冒頭でもお伝えしたようにWebデザインを独学で学ぶには、初めに目標と勉強のスケジュールを決め、情報収集を行いながら学ぶ必要があります。
途中で学習につまずいても、自身で解決しなければなりません。
また、仕事や学校、プライベートもあるなかで、セルフマネジメントしながら勉強時間を設けることは至難の業です。
そのため、常に強い志を持ちつづけなければ、途中で挫折してしまうことも少なくないのです。

これまでの解説で、「独学は難しいかも……」と感じた方もいらっしゃるでしょう。
そこでここからは、独学以外でWebデザインを学ぶ方法を伝授します。

Webデザインスクールに通う

短期間でスキルを身につけたい方や、1人で学習を継続することが難しい方に向いているのが、Webデザインスクールに通う方法です。

プロの講師が学習をサポートしてくれるので、未経験者でも安心して学習に取り組めます。
就職支援も充実しているスクールもあるので、ポートフォリオの作成の支援だけでなく、履歴書の作成指導や案件紹介なども引き受けてくれます。
習得したスキルをすぐに生かせる就職や、転職の動線が用意されているのはうれしいポイントですよね。

しかし、受講費が高額なうえ、スクールに通うまとまった時間も確保しなければならないという問題があります。
入校が前提であれば、入ってから後悔することのないように、上記のデメリットをクリアしたうえで決断したほうがよいでしょう。

通信講座で学ぶ

「独学で学習する自信はないけど、スクールに通う時間も確保できない……」という方の悩みを解決してくれるのが、通信講座です。

通信講座であれば、好きな時間に受講できるほかに、わからないところを質問できる機会もあるのでその場で疑問を解決することができます。
疑問点を解消できないことによるモチベーションの低下が心配な方にとって、通信講座はぴったりといえます。

また、スクールよりも費用を抑えることができるのも魅力的です。

Webデザイナーは、適切な学習ステップを踏めば、独学でも身につけられる

本記事では、独学でWebデザイナーを目指す方法を解説しました。

独学でデザインのスキルを身につけるには、書籍や学習サイト、YouTubeを参考に、コーディングを理解したり、画像編集ソフトの使い方を覚えたりする必要があります。
ただし、独学では疑問点を質問できる機会がなく、自ら解決しなければならないので、スキルを習得する前に挫折してしまう可能性が高いことは覚えておきましょう。

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