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【仕事内容や年収】エンジニアの業種ごとに詳しく解説!

更新: 2019.04.23

あなたはエンジニアには、どのような業種があるか詳しくご存知でしょうか。エンジニアにはさまざまな業種が存在し、システムの規模や目的、プロジェクトの中でも、それぞれ役割の異なるエンジニアが活躍しています。

本記事を読むことで、エンジニアの業種ごとの仕事内容や、年収・将来性などが分かるようになります。

1.エンジニアとはどんな仕事?

1-1 エンジニアの働き方

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エンジニアの仕事内容はさまざまですが、システムを作る上で基本的なプロジェクトの流れはほぼ一緒です。

クライアントの要望を満たすシステムを作り上げるためには、何度もヒアリングを重ねて要件定義を詰めていきます。

クライアントからOKが出たら、要件定義をもとにシステムを設計し、設計書を元にコーディング・試験を経て、システムが運用されます。

システムがクライアントの元で正常に運用されることが、プロジェクトの最終目的です。そのため、プロジェクトのメンバーが一丸となって、決められた納期を守らなければいけません。

また、運用に至るプロセスでさまざまな人が関わり、システムの内容によって必要なエンジニアの業種も異なります。

納期が迫ったり、設計書やコーディングの不備が発覚したりした場合は、手戻りや不具合の改修のために連日連夜残業することもありえます。

1-2 エンジニアの魅力

エンジニアとして必要なスキルはたくさんあります。基本であるプログラミング能力はもちろんのこと、分析力や交渉力、コミュニケーション能力など、さまざまなスキルが求められます。

とくにプロジェクトが繁忙期に入ると、多くの案件をこなすため、必然的に自分が思った以上の能力を引き出せることが多く、「いつの間にか必要なスキルが身についていた」と感じるエンジニアも多いです。

そのように身につけたスキルは他の職種でも応用が利くことが多いため、無駄になることはないでしょう。

また、大規模なプロジェクトの場合は、多くの人や会社と関わることにもなるので、会社を超えてつながりができることもあります。

このように、エンジニアとして働いていれば、さまざまなスキルの取得や人脈を形成できることも魅力の1つといえるでしょう。

また、作ったシステムが形になったときは達成感も大きく、「エンジニアになってよかった!」と思う瞬間でもあります。

人の役に立つシステムや、新しい技術を取り入れたシステムを作り上げたときの達成感は、他の職種ではなかなか味わうことができないのも、エンジニアの魅力です。

1-3 業務委託での働き方

独立してフリーランスエンジニアになると、企業からの「業務委託」という形でプロジェクトに関わることになります。フリーランスになれば高収入が期待できますし、仕事の調整も自由に行うことができます。

しかし、契約書の内容は絶対であり、納期は必ず厳守しなければいけません。勤務態度が悪かったり、成果物の質が悪かったりすれば、契約を切られてしまうことも十分ありえます。

そうなると、契約不履行で報酬が発生しないなんてこともあります。そのため、とくにフリーランスは強い責任感や高い技術力が求められます

また、企業側にとっても業務委託は優秀な人材を、経費を抑えて雇うことができるメリットがあります。

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2.エンジニアの業種を徹底解説

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エンジニアの業種はそれぞれ求めらえるスキルが異なります。

ここではエンジニアの業種ごとに仕事内容や、気になる年収・将来性などを紹介します。

2-1 システムエンジニア

システムエンジニアは「要件定義」「システムの設計」「コーディング」「テスト」などを行い、システムを作るエンジニアのことを指します。

クライアントと打ち合わせをしたり、プログラマーと意思疎通を図ったりと、的確に分かりやすく伝えるためのコミュニケーション能力が求められます。

また、プロジェクトを円滑に進めるためには、スケジュール管理やマネジメント能力も問われます。

システムエンジニアとしてやらなければいけないことは、多岐にわたります。しかし、さまざまなスキルを身につけることができるので、システムのスペシャリストとして成長することが期待できます。

システムエンジニアの平均年収

656万円

参考:平均年収.JP

使用する主なプログラミング言語

システムにより異なる

取得しておきたい資格

基本情報技術者、応用情報技術者

システムエンジニアの将来性

システムエンジニアは作業内容が多岐に渡ることから、システムを構築するためにはなくてはならない存在です。

2014年10月時点で、「IT/通信業」は転職求人倍率が2.00倍を超えており、近年は高水準で推移している 状況。  また、職種別に見ても、「技術系(IT/通信)」は倍率が3.00倍に迫るなど、需要が高まっている。

出典:IT人材をめぐる現状について

経済産業省の報告書でもこのような記述があり、今後もシステムエンジニアやIT系の人材の需要は高まると言えそうです。

また、IT技術の目覚ましい変化にも常に対応していく必要があるため、今後もますます活躍の場が期待されます。

2-2 ウェブエンジニア

ウェブエンジニアは、ウェブシステムの構築に特化した人気のある業種です。

ウェブを利用したシステムやアプリケーションは、インターネットブラウザに関する知識やセキュリティ対策、ネットワークの知識など、ウェブ全般に関する専門性が求められます。

場合によっては、ウェブデザインまで一括して引き受けることもあり、デザインの知識が必要になる場合もあります。

ウェブエンジニアの平均年収

456万円

参考:Find Job!

使用する主なプログラミング言語

Java・Ruby・PHP・JavaScript・Perlなど

取得しておきたい資格

基本情報技術者、Ruby技術者認定試験など

ウェブエンジニアの将来性

IT技術の進化は、ウェブアプリケーションやウェブシステムにも当てはまります。そのため、今後も需要が高まることが予想されます。

2-3 ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは、システムが利用するネットワークの設計や構築を行うエンジニアです。

システムで使用するサーバ、クライアント間でネットワーク通信を行う上で、問題なく疎通できるか、パフォーマンスに優れているかなど、詳細な動作検証を繰り返し行います。

また、システムの生命線であるルーターなどの知識も必要なため、高度で専門的な知識が必要になります。

しかし、ネットワークのスペシャリストとして活躍できれば、今後も安定した仕事に就くことができると言って良いでしょう。

ネットワークエンジニアの平均年収

655~800万

参考:平均年収.JP

使用する主なプログラミング言語

シェルスクリプトなど

ネットワークの設定・構築がメインのため、開発を目的とするプログラミングを行うことは少ないです。

取得しておきたい資格

ネットワークスペシャリスト

ネットワークエンジニアの将来性

システム構築において、ネットワークの知識は欠かせないものであり、システムに応じて確実なネットワークを構築していく必要があります。

複雑に絡み合ったネットワークを構築するためには、検討・検証を繰り返して確実な設定をしなければいけません。安定した仕事が見込まれます。

2-4 ゲームエンジニア

ゲームエンジニアは、その名の通り各種家庭用ゲーム機から、パソコンのオンラインゲーム・スマホ端末のゲームアプリなど、ゲームを専門に製作するエンジニアです。

主な就職先はゲーム会社やゲーム製作プロダクションとなり、一貫してゲームのプログラミングを行うことが多いです。

ゲームエンジニアの平均年収

518万

参考:日経経済新聞

使用する主なプログラミング言語

Java・C++・C#など

取得しておきたい資格

基本情報技術者

ゲームエンジニアの将来性

家庭用ゲーム機の不信が続き、ゲーム業界全体が先細りしつつある印象もありますが、スマートフォンやオンラインゲームの普及は見逃せません。e-Sportsも広まり出し「プロゲーマー」も職業の1つとして定着しつつあります。ゲームの形がひと昔前と比べてもだいぶ様変わりし、業界構造自体も変革を遂げている真っ只中です。

ゲームはヒットすれば大きな利益となり、業界全体で多くのアイデアが生まれ、試まれています。

2-5 データベースエンジニア

データベースは、システムを構成するのに欠かせないものの1つです。大規模なシステムほど膨大な量のデータを扱うことになり、データベースの設計も複雑になります。

そのため、データベースを扱う場合も専門性を要します。また、データベースの処理パフォーマンスや不具合が起きた場合は、詳細に分析して、システムのパフォーマンスを向上させるためにチューニングを行います。

データベースエンジニアは、データベースの設計や設定以外にも、データベースの運用・保守まで一貫して行う場合がほとんどです。

データベースエンジニアの平均年収

500~1000万

参考:平均年収.JP

使用する主なプログラミング言語

SQL

取得しておきたい資格

・OracleMaster(オラクルマスター)

・MCP(マイクロソフト認定資格)

データベースエンジニアの将来性

データベースは、システムの種類に限らず今後も欠かせない存在です。

また、最近「ビッグデータ」が話題です。ビックデータは、さまざまな種類の膨大なデータを管理・集約し、企業の戦略に生かされてきています。ビックデータを活用するためにも、データベースは欠かせません。

そのため、データベースを的確に扱えるエンジニアは、今後も十分将来性が見込めると言って良いでしょう。

3.エンジニアの業種はさまざま

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エンジニアの業種を一通りご説明しました。エンジニアと言ってもさまざまな業種があり、システムによってぞれぞれ役割が異なります。

どの業種のエンジニアにも言えることですが、ITの目覚ましい発展により将来に渡り、活躍が期待されることは間違いありません。

高度で専門性の高い仕事ほど、今後も安定した給料や仕事が期待できますので、どの業種が自分に合っているか見極めることも大切です。

 

 

 

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