あなたは「VRアプリって、いままでの携帯ゲームと何が違うのだろう」と疑問を感じてはいませんか?
またVRアプリで遊んでみたくても、どんな機器やアプリを揃えればいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。
この記事を読むことで、上質なVR関連のアプリを選択することができます。実際に私は、これらのゲームを知ることにより楽しいゲームライフを送れるようになりました。
VR初心者の方に向け、VRのおすすめアプリをご紹介します。
この記事の目次
VRの概要
VRとは
VRは仮想現実と呼ばれ、コンピュータによって作り出された世界である人工環境・サイバースペースを現実のように知覚させる技術です。
VRは、AR(拡張現実)と比較されることもあります。ARは拡張現実と呼ばれ、現実空間にバーチャルの要素を挿入するものです。
比較して語られることの多い両者ですが、100%バーチャルの世界に入り込むVRとARは本質的に異なります。
VRの歴史
1968年にユタ大学で提案された頭部搭載型ディスプレイが最初のVRとされています。現代のVRは2012年後半からアメリカで登場したOculus Riftから投資が加速しました。
2016年はValve Corporation のsteamVR規格対応の「HTC Vive」、スマートフォンを装着して使用するモバイルVRである「Minecraft」が発売されました。さらにPlayStation4に接続できるPlayStationVRも発売され、「VR元年」と呼ばれるほどVR市場は盛り上がりを見せました。
続く2017年には、楽天野球団は2017年シーズンよりVRでの打撃システムトレーニングを導入しています。
また、ケンタッキーフライドチキンが研修動画をVRで公開しました。
このように有名な企業や団体が続々とVRの導入を実施しています。
さらにVRゲーム施設であるVR ZONE SINJUKUが新宿に開設され、一般の方にもゲームセンターのように楽しめる環境が着々と用意されています。
VRの種類
VR元年と呼ばれた2016年は様々な種類のデバイスが発売されました。
今回は主要な3つの機種を紹介いたします。
1.Royole Royole-X
小さく収納できるタイプのVRです。0.01ミリの超薄型のAMOLEDディスプレイが搭載されています。
モバイルシアターの名前のようにオーディオに力を入れています。
出典元:DRONEDIY
2Oculus Rift VR
おなじみのOculusですが、2014年3月にFacebookによって買収されています。
この機種は2016年4月に発売されています。
解像度は2160×1200ピクセル、リフレッシュレートは90Hz、視野角110度とスペックも良いです。
出典元:DRONEDIY
3HTC Vive
装着しながら足元を見るためにフロントにカメラが付いています。コントローラーとセットになっています。3月1日発売。解像度は2160×1200ピクセル、リフレッシュレートは90Hz、視野角110度と高性能なスペックとなっています。
出典元:DRONEDIY
▼以下の記事では、VRゴーグルの選び方のコツを詳しく紹介しています。
スマホVR向けゴーグルや、PC向けの本格的なデバイス。さらには自作方法も解説しています。VRゴーグル選びの参考にしてください。
VRの値段
VRの値段は入門版(一番ベーシックなもの)で1万6千円程度。一番高いもので9万円程の商品もあります。また、簡易版(ハコスコ社が発売しているGoogle Cardboard)であれば500円程度からでも用意できます。
十分な機能性があり、かつある程度安価なデバイスを選びたい場合には、PSVRなど4.5万円前後の機種を購入することをお勧めします。
VRの概要
360°の視野
VRの最大の魅力は、これまでの携帯ゲームにはなかったような360°の画面です。
360°のゲーム画面では背後を見るためにはいままでのようにカーソルを動かすのではなく、自分の首を動かして背後を確認します。
これまでカーソルやボタンを操作してキャラクターを背後に向けるゲームだったものから、自分がゲームの中で実際の画面の変化に応じて動くことになるのでより臨場感があります。
画面上との関係性の強さ
VRは360°の視野があり、画面の変化によって自分の身体を動かさなければいけません。
そのため、臨場感が増し、いかにもVRを通して見ている世界が現実世界ではないかと錯覚するほどのリアリティです。
これまでのゲームでは、画面の向こう側のキャラクターがプレーヤーを意識することはありませんでした。
キャラクターとの繋がりや関係を持つことができませんでしたが、仮想空間に入ることでキャラクターとの距離感が一層近くなり、圧倒的な面白さが実現しました。
一例を挙げると、VRリズムゲームである「Airtone」ではヒロインであるネオンとストーリーを楽しみつつ、リズムゲームをクリアして行く内容となっております。
実際にキャラクターを側に感じつつ、前方から流れて来るマークに合わせてコントローラーを操作しリズムを刻みます。
ゲーム内のグラフィックがとても精密で綺麗なため、プレイ中は無意識にゲームに没頭できます。
AIRTONE公式サイト
自分自身がカメラになる
あなたは「VRアプリって、いままでの携帯ゲームと何が違うのだろう」と疑問を感じてはいませんか?
またVRアプリで遊んでみたくても、どんな機器やアプリを揃えればいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。
VRはこれまでの携帯ゲームと圧倒的に違う点がもう一つあります。
それは視点の主体性の違いです。
かつての携帯ゲームでは、ユーザーの視点は画面のフレームに対して常に合わせてなければなりませんでした。そのため、視野の自由度は決して高いものではありませんでした。
一方、VRの場合は360°が画面になっているので視点を画面の決められた位置に対して向ける必要がありません。
自分が向きたい方向に画面がある状態なのです。
おすすめのVRアプリ5選(iPhone)
オルタナティブガールズ
出典元:Appliv
舞台は自然豊かな海辺の町、月森町。妃十三学園(ひとみがくえん)に通う「オルタナ」と呼ばれる少女たちとともに学業や戦闘訓練を重ねつつ、町に出没する夜獣(ナイトビースト)に立ち向かう美少女RPG。プレーヤーは「キャプテン」として少女たちと共同生活を送りながら「吸血鬼事件」と呼ばれる生徒誘拐殺人事件に挑む。ストーリーモードは全編3Dポリゴングラフィック・フルボイスとなっている。
出典元:Wikipedia
改・恐怖!廃病院からの脱出:無影灯
出典元:Appliv
zzyzxの人気ゲーム『恐怖!廃病院からの脱出:無影灯』をVR対応した、ホラー脱出ゲームです。舞台は、友人と肝試しにでかけた廃病院。行方不明となった友人を探すプレイヤーは、次々と起こる怪奇現象に襲われます。呪われた過去を解き明かし、廃病院を脱出できるのか!
VRゲームならではの臨場感溢れる仕上がりとなっており、恐怖を肌で感じながら、従来のゲームでは味わえなかった体験をお楽しみいただけます。
出典元:4gamer.net
アビスリウム-タップで育つ水族館
出典元:Appliv
アビスリウムは神経を癒してくれるゲームです。岩をレベルアップさせて、あなたの魚を創り上げ、水族館をあなたに相応しいものにしましょう! 美しい海の世界があなたの探検を待っています!
出典元:iTunesプレビュー
ミス・モノクロームGo!Go!スーパーアイドル
出典元:Appliv
ミス・モノクロームは自分だけのアイドルをプロデュースして、育て上げ、全国1位にしていくゲームです。
キャラクターを自分好みにコーディネートすることや、オーディションに合格するために自分で育成することもできます。
3Dホラー脱出ゲームIn The Forest
出典元:Appliv
このゲームは非常に暴力的なシーンやホラー的なシーンが特徴的です。
画面を左右に傾けることで、視点の変化を楽しんだり、アイテムを見つけステージをクリアするまで追われるという断続的な恐怖感がホラー好きを唸らせます。
VR特有の臨場感を生かすことができるので、これまでのホラーゲームとは一味違うクオリティーが期待できます。
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オススメのVRアプリ5選(Android)
Milbox Tauch ver Pac-Man
出典元:Appliv
あの懐かしのパックマンがVRバージョンとして帰って来ました。
今回のVRバージョンでの最大の魅力はプレーヤー自身がパックマンの視点になれることです。
追いかけてくるキャラクターもリアリティが増し、より臨場感のあるプレイができます。
ユニティちゃんWA!
出典元:Appliv
ゲームエンジン『Unity』のオリジナルキャラ「ユニティちゃん」。ユニティちゃんが縦横無尽に飛び回るワイヤーアクションゲームです。
3Dフィールドの中で、次々とワイヤーで飛び移り、ゴールを目指します。操作は「撃つ」「引っ張る」「離す」の3ステップ。簡単な操作ですが、ターザンになったような爽快感です。また、VRモードも搭載。VRゴーグルをして遊べば、3Dの良さを十二分に味わえます。
出典元:Appliv
パノミル
出典元:Appliv
ワンタッチで猫にもダイバーにもなることができる360°パノラマ体験ができるアプリです。
さらにワンタッチで様々なものの視点を体感できるだけではなくヘッドフォンをすることで、より現実感のある音も楽しむことができます。
後に詳しく書いてありますが、VRの直近の課題として、視覚の現実感は実現できたものの、聴覚や触覚はリアリティがないことから物足りなさがあるという課題がありました。
このパノミルというアプリから聴覚のリアリティは実現できるように感じています。
InCellVR
患者の人体に侵入し、ウイルスより先に細胞にワクチンを届ける、一風変わったレースゲームです。
VRに対応しており、没入感は抜群。猛スピードで走るのは爽快です。頭を傾けて走る方向をコントロールするという操作方法も、今までにない感覚を味わえるでしょう。まるで宇宙空間のような人体を駆けまわっていると、不思議な感じがしますね。
出典元:Appliv
さらにこのゲームの最大の特徴として、頭を傾けることで操作するという革新的な操作方法が採用されています。
レースのコースが人間の体の内部であることが非常に面白いと感じました。
これまではレース系のゲームは人間が路上を走るというものが多かったので、同じレースではあっても走る主体が人間ではないことは新鮮です。
VR Concert-Unitychan
出典元:Appliv
Unityのマスコットキャラクター(ユニティちゃん)が自分の目の前で踊って歌ってコンサートをしてくれます。
当初、あくまでも映像として流れる程度にしか思っていなかったのですが、
実際に見て見ると、本当に目の前にあるように見えます。思わず触りたくなるような仕上がりです。
VR空間の中で、ユニティちゃんのコンサートを満喫できるアプリです。最前列からダンスや音楽を堪能できます。
「Gear VR」や「Cardboard」などあらゆるVRゴーグルに対応。臨場感のある映像体験を楽しめます。サイバー空間のようなステージの装飾や、ユニティちゃんの滑らかな動きなど、細かい部分にまでこだわりが見られるので注目です!
出典元:Appliv
Play Station VRオススメ5選
サマーレッスン:宮本ひかり セブンデイズルーム
出典元:MoguraVR
VRキャラクターとのコニュニケーションを体験するというコンセプトを主眼に置いて作られたゲームです。
ゲームのストーリーの中で、キャラクターである宮本ひかりとコニュニケーションをとるシチュエーションが多く含まれています。
今後は、ひかりと外で運動をするシーンや、ひかりのメイド姿が見れる喫茶店、一緒に花火大会にいくシーンが配信される予定です。
バットマン;アーカムVR
出典元:MoguraVR
自身がバットマンの視点になり、ゴッサムシティの謎を解くというストーリーです。
やはりこのゲームも同様に自身が主人公として、ゲームの世界の中にいるかのような感覚を体験できます。
また、バットマンが身につけているガジェットも自分でカスタマイズして作ることができます。
バットマンファンからは目の離せないゲームのはずです。
初音ミク -Projekt DVA- X HD
出典元:MoguraVR
初音ミクのバーチャルライブが楽しめるゲームになります。
実際にライブ会場にいるかのように、ペンライトを振ったり、声をあげて盛り上げたり、最前列から初音ミクのライブを楽しむことができます。
また、バーチャルならではの機能として、席を移動してステージ正面や上層階、ステージ上など違う視点からライブを楽しむことができます。
また、空飛ぶステージや巨大ホログラム等のVRならではの演出もあり、他にはないゲームです。
さらに、初音ミクファンにはたまらない特典が付いています。
ライブは3曲構成になっていますが、会場のボルテージが最高潮に達し、アンコールが起きた時は、突然会場が変わり、初音ミクとのプライベートアンコールステージを楽しむことができます。
現実には存在しない初音ミクですが、自身がバーチャルの中に入り込むことによって、電子の歌姫に会いましょう。
VRの将来性
視覚だけの物足りなさ
バーチャルの世界をまるで現実かのように体感できるVRは画期的なアイテムとしてVR元年として2016年から注目を集めてきました。
しかし、この画期的なVRが生まれたことにより、新しい課題も生まれています。
それらの課題の一つとしてあげれば、「視覚だけのもの足りなさ」です。
視覚はバーチャル世界と一体化することができましたが、その他の感覚器に対してはバーチャル空間との一体化は図れていません。
一部の報道には視覚と聴覚を支配することでクロスモーダル現象を発生させる場合もありました。
Play Station VR のありえない体験談
触覚の追加
まだVRの現実感を高める方法はあります。
「触覚」の追加です。
アメリカのAxonVR社は触覚の再現に挑戦するべく約6億円の資金調達を成功させました。
いくつかの例外を除いて、VRの触覚は通常、触感の代わりとしてコントローラの振動を使用しています。 AxonVRはこの方式の代わりに、VRでの接触点に局所的な圧力を加える方式を実現しようとしています。 つまり、VRで物体を手に置くと、コントローラは接触点への圧力をかけるというものです。
AxonVRは、空気圧アクチュエータにリンクされた数百ドットを持つ触覚皮膚を創り出しました。 これらのアクチュエータは、バーチャルな物体がプレイヤーと接触する度に皮膚に対応するドットを膨らませます。
出典元:MoguraVR
かつてのゲームでも触覚に刺激を与える試みはありましたが、それはあくまで「振動」という刺激のみでした。
今回のAxon社が目指していることは温度差や場所によって振動が変わるなど、より現実で受ける刺激を再現しようとしています。
さいごに
今回はVRの概要とオススメのアプリについてお話しさせていただきました。
今後様々な分野で活躍が期待されているVR。あなたもVRの空間を体験してみませんか?
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