パソコンを購入したいけど、自分とって一番使いやすいものをどう選ぶべきか悩んでいませんか。毎年、次々と新作がが発表されているパソコンですが、使用目的によって最適なパソコンは異なります。この記事では、パソコンを選びのポイントを目的ごとにご紹介します。
この記事の目次
パソコン選びの基本とは?
パソコンを購入しようと検索してみても、様々な種類があってどれを選んでいいのか困る方は多いのではないでしょうか。せっかく購入するのだから、より良いものを買いたいですよね。
まずは事前に決めておくべき3か条をご紹介します。
種類
パソコンには大きく分けて「デスクトップパソコン」と「ノートパソコン」の2種類があります。これらは値段の違いもありますが、普段どのように使用するかによって、どちらを選ぶかは決めましょう。
デスクトップ
Adoe Illustratorなど容量が大きいソフトを使ったり、複数のウィンドウを開いてプログラミングしたりする方はさくさく動くデスクトップパソコンがおすすめです。
画面が大きく作業しやすい上、処理が速いです。
ノートパソコン
外に持ち運ぶ機会が多い方やメールなどの軽作業しか行わない方は、ノートパソコンがおすすめです。
キーボードとディスプレイの部分を取り外しでき、タブレットのように使用できるタイプも登場しています。
②値段
最近では、こだわらなければ数万円で購入できるパソコンも増えています。最安値は、2万円程度から購入できるようになりました。
10万円以下の予算の場合、デスクトップパソコンよりノートパソコンがおすすめです。メモリやCPUはデスクトップより劣りますが、価格は比較的安いです。10万円以上になると、かなり性能の良いノートパソコンを購入できるでしょう。
10~20万円程度の予算の場合、大抵のノートパソコンを購入できることに加え、デスクトップパソコンまで選択肢が広がってきます。デスクトップパソコンで、ある程度の性能がほしい場合には、15万円以上を想定しておくいいでしょう。
③画面サイズや重さ
使用目的をよく考えて、画面サイズを検討しましょう。画面が小さいほど値段は安くなりますが、「作業してみたら、使いにくくて後悔・・・」なんてことになったら大変です。
また、パソコンの重さも重要です。ノートパソコンの場合、1Kg以下の場合は容易に持ち運ぶことができますが、2Kg以上だと長時間の持ち運びは大変でしょう。どのくらいの頻度で持ち運ぶのかも、よく検討しましょう。
覚えておくと良い専門用語
パソコン選びの時に、専門用語が並んでいると途端に嫌になってしまいますよね。
見た目や値段だけではなく、基本的なパソコン関連用語をご紹介していきます。これらを全て決める必要はありませんが、ある程度条件を絞れば、理想のパソコンに出会えるでしょう。
OS(Operating System)
OSとは、パソコンを動かすための最も基本的なソフトウェアのことです。
マイクロソフトの「Windows」がその代表例です。iPhone / iPadなどAppleのモバイル製品に使われているiOSもシェアが大きいOSです。
OSに対応してアプリケーションが開発されるため、Mac専用に開発されたアプリケーションをWindowsで使用できない場合もあります。必ず使いたいアプリやソフトがある方は、それに対応しているOSを選択する良いでしょう。
CPU(Central Processing Unit)
別名プロセッサーとも呼ばれます。CPUは、パソコンの主な処理装置です。
人間でいうと脳と同じ働きをしています。そのため、CPUのスペックが低いとパソコンの動作が遅かったり、容量の大きいソフトがスムーズに動作しなかったりするので、注意しましょう。
メモリ
メモリは一時的にデータを保存する容量の大きさのことです。いちいちHDDなどに保存しているとパソコンの動作が遅くなってしまいますが、一時的に保存することでパソコンの操作をスムーズに行えます。
安価なパソコンの場合は1~2GB程度ですが、スムーズな動作には4GB程度、プログラミングなどをする方は最低でも8GB程度があれば安心でしょう。
HDD(Hard Disk Drive)/ SSD(Solid State Drive)
HDDは大量のデータを読み書きできる、ユーザーが作ったデータを保存しておく場所です。常日頃から保存するデータが多い方は、HDDの容量が大きいものを選ぶといいでしょう。
SSDは同じくデータを保存するものですが、高速でも音が静かなことが特徴的です。起動する際も大きな音を立てることなく、すぐにアプリを使用できます。
HDDを搭載しているパソコンにSSDを付け加えることもできるので、用途によって検討するのもおすすめです。
MacかWindowsか
パソコン選びで多くの人が迷うのがMacを選ぶか、Windowsを選ぶかです。
ここではMacとWindows、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
Macのメリット・デメリットとは?
スタイリッシュなデザインが特徴的なMac。エンジニアもMacを使用している方が多いといわれています。
Macは数秒と起動が速く、ユーザーインタフェースは直感的なデザインのため操作性が非常に高いです。どんなソフトでも、メニューバーは同じ位置に表示されるので迷うことがありません。
また、Macで仮想環境を使ってWindowsを使用できます。
逆にWindowsではMacは使用できません。一方で、Windowsに比べて価格はやや高めです。また、カスタマイズ性は低いので、細かく設定したい方には向いていないでしょう。
Windows メリット・デメリットとは?
安価なパソコンから、高価格帯の製品まで幅広いラインナップがあります。「スペックは高くなくていいから、安いパソコンが欲しい」と言う方にはWindowsがおすすめです。
またオフィスソフトの種類は、MacよりもWindowsが充実しています。Microsoft Excelをはじめとするオフィスソフトが使いたい方は、Windowsを選びましょう。
便利なフリーソフトが使える場合も多いです。カスタマイズ性も高さも特徴で、自分好みの設定をしたい方に向いているでしょう。
一方で、Windowsは大幅にアップデートすることがあります。
オススメ購入方法
さて、ここまではパソコンの選び方についてご紹介してきましたが、購入方法についてもご紹介します。
家電量販店で購入
家電量販店で買うことのメリットは、現物が見れることです。実際に操作してみたり、他のパソコンと重さなどを比較できるので、インターネットなどで購入するのは不安という方にオススメです。
また、店員が詳しく案内してくれるので、自分だけで決める自信がない方は是非聞いてみましょう。接客の苦手な方は、身近にパソコンに詳しい方などがいれば、一緒に行ってもらうといいでしょう。
家電量販店で購入した場合は、大きくポイントが付く可能性があります。家電量販店をよく利用する方やポイントをどのように有効活用しようか迷っている方は、アクセサリー用品の購入に活用してみてはいかがでしょうか。
インターネットで購入
インターネットを通しての購入のメリットは、直接家に届くため家から出る必要がなく、重い荷物を運ぶ必要がない点です。
忙しい社会人の方の場合、せっかくの休日に家電販売店などに足を運んで時間を潰すのは、惜しいですよね。いつでも検討して注文することのできるインターネットでの購入がおすすめです。
また、学割などの割引が効く場合があるので、事前に購入するパソコンが対象になっているかを確認してみるといいでしょう。
BTOパソコンを購入する
通常パソコンはすでに完成した状態で販売されており、そのため発送も早いというメリットが有ります。一方BTOパソコンとは、受注型パソコンのことです。メモリやCPUなどをカスタマイズできるメリットがあります。
受注生産のため、納品までに時間はかかりますが「CPUにはこだわりたい!」「HDDの容量だけは大量に欲しい」など細かなニーズを踏まえた世界に1台だけのパソコンを手に入れられます。
自分の思い通りにカスタマイズされたパソコンを使うことができるので、こだわりがある方にはオススメです。
整備済み製品を購入する方法
パソコンをなにより安く買いたい方は、整備済み製品もオススメです。整備済み製品とは、店頭展示品や返品された品を整備した上で再度販売するものです。新品よりは安価ですが、中古品よりは高い価格で販売されています。
きちんと製品コンディションがチェックされた上で販売されているので、性能は新品同様です。
まとめ
パソコンは決して安い買い物ではありません。一度購入したら長く使うものなので、購入時に妥協せず、より良いものを選びましょう。
どのようにパソコンを使っていくのかを想定した上で、どうしても譲れない点などを書き出して考えてみると良いです。
ネット上に膨大にある情報に左右されるのではなく、パソコンはあなたが使うものだということを忘れずに理想のパソコンに出会ってくださいね。
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