「パソコンでテレビ番組が見たい」「パソコンに番組を録画できたら便利だな」
そう考えたことはありませんか?
そこでおすすめなのが、パソコンでのテレビ番組の視聴・録画を可能にするテレビチューナーです。
この記事では、内蔵型・外付け型・無線型それぞれのおすすめテレビチューナーや、主要なチューナーのメーカーと特徴を紹介します。
また、パソコン用テレビチューナーの特徴や選び方も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
パソコン用テレビチューナーの主なメーカー
パソコン用テレビチューナーは様々なメーカーから販売されています。
ここでは、その中でも実績があり信頼できる主要メーカーを紹介します。
PIXELA
PIXELAは、テレビチューナーだけでなく液晶テレビやテレビボードも手掛けています。
「チューナーと言えばここ」と言われる位の有名メーカーです。パソコンやスマートフォン用のテレビチューナー「Xit」シリーズがよく知られています。
IODATA
パソコンをはじめとしたデジタル製品の周辺機器を幅広く手掛ける国内メーカー。
パソコン用テレビチューナーを長らく手掛けており、堅実な製品づくりや操作性の良さが特徴です。
SKNET
横浜のパソコン機器販売会社で、ハードディスクや液晶モニターなど様々なデジタル機器を扱っています。
高性能と手頃な価格を両立した製品が多く、頑丈さにも定評があります。
おすすめの内蔵型パソコン用テレビチューナー3選
機能の豊富さが魅力の内蔵型チューナー、おすすめ機種を3つ紹介します。
それぞれの特徴を比べてみましょう。
PIXELA XIT-BRD100W
ダブルチューナーを備えており、2つの番組を同時に録画可能なチューナーです。ダイジェスト再生やスキップ再生など、便利な機能も搭載。
SeeQVaultに対応しているので、ハードディスクやSDカードに録画した番組のデータを移すことができます。
また、スマートスピーカーに対応し、話しかけるだけで音量やチャンネルの調整をすることができます。
PLEX PX-W3PE4
スリムタイプのパソコンケースにも対応可能なロープロファイル設計で、基盤の高さは55mmと大変コンパクトです。
多彩なチャンネルを楽しめるのも特徴で、地デジは2チャンネル、BSとCSは合わせて2チャンネルと、合計4つの番組を同時に楽しむことができます。
パソコン画面を分割して複数の番組を表示できるので、家族等とテレビを見たい時間帯が重なった時にも安心。
SKNET SK-MTVPCIE3
トリプルチューナーを搭載しており、地デジ・BS・CSを組み合わせての視聴・録画が可能です。
内蔵型の3波対応チューナーの中でも、特にコストパフォーマンスに優れています。「なるべく安く済ませたいけれど、それなりに機能も欲しい」という方におすすめです。
ジャンルごとに色分けされた番組表や、指定したキーワードに沿って自動録画するおまかせ録画機能、二重録りを回避してくれる機能など、便利な録画機能が豊富な点も魅力です。
PLEX PX-MLT5PE
3波のチューナーが5つあり、例えば「地デジ3つ、BS1つ、CS1つ」や「地デジ5つ」など、好きなように組み合わせて同時に視聴・録画が可能な商品です。
おすすめの外付け型パソコン用テレビチューナー3選
次に、外付け型チューナーのおすすめ3機種を紹介します。
接続の手軽さや持ち運びのしやすさなど、ならではの魅力があります。順番に見ていきましょう。
IODATA GV-MVP/AZ
手のひらに収まる程コンパクトなチューナーで、USB接続タイプです。データ放送・字幕放送・電子番組表に対応しており、幅広くテレビを楽しめます。
お気に入りのテレビ局がある方におすすめなのが、1局まるごと録画機能です。1局の番組を丸々録画してくれるので、うっかり録画し忘れてしまうこともなくなります。また、古いデータは自動的に削除してくれるので、容量の心配もありません。
録画では、最大で15倍の圧縮録画が可能で、2TBのHDDなら2時間番組が1,400本以上録画することが可能です。
また、録画した番組は専用アプリを使うことで、BDやDVDにダビングすることができます。
PIXELA PIX-DT195W
最大の特徴は、Macに対応したテレビチューナーであること。Macに対応したテレビチューナーは非常に限られるため貴重です。
接続も簡単で、USBを差し込むだけで、地デジ・BS・CSのテレビ番組を楽しむことができます。
また、2番組同時録画や持ち出し再生が可能で、予約しておけばパソコンの電源がOFFになっていても録画可能な点も魅力です。
PIXELA XIT-STK100
まるでUSBメモリーのような形状をした、コンパクトなモバイルテレビチューナー。MacにもWindowsにも対応しています。
独自の「視聴ランキング機能」で、おすすめの番組を簡単にチェックできます。手軽に持ち運べ充電も不要なため、外出先でテレビを視聴したい方に最適です。
自宅など屋内では、受信感度が安定したアンテナケーブルに接続することが可能。また、付属の変換ケーブルを使用することで、スマートフォンでも視聴できます。
KEIAN KTV-FSMINI
Windows専用のチューナーで、USB接続をして、付属のアプリケーションをインストールするだけで、地デジの番組を観ることができます。
PLEX PX-Q3U4
地デジ4つと、BS・CSを4つの合計8チャンネルを同時に録画・視聴できるチューナーです。
視聴・録画をするソフトは、別途導入する必要がありますが、それさえ完了すれば非常に使い勝手のよい商品です。
おすすめの無線型パソコン用テレビチューナー2選
最後に、無線型チューナーのおすすめを2機種紹介します。
様々な場所や機器で使える利便性の高さが魅力です。
PIXELA XIT-AIR100W
テレビ用アンテナケーブルとルーターにつなぐことで、家中どこからでもテレビ視聴ができるようになるチーナー。
インターネット回線を経由して、WindowsやMacのパソコンをはじめ、スマートフォンやタブレットなどの他ツールでもテレビ番組の視聴が可能です。また、外出先からの録画予約もできます。
Wi-Fi環境があれば、外出先からでも番組の視聴・録画を楽しめます。
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PIXELA PIX-BR310W
Windowsをはじめ、各種スマートフォンのOSに対応したテレビチューナーです。各OSに合わせ自動的にレイアウトが変更されるので、どの機器でも操作性が抜群。
また、フリックするだけでチャンネルを切り換えられる「フリックカード選局」機能や、VR視聴に対応している点も大きな特徴です。
視聴する際の画質を自由に選べるため、外出先でデータ通信料が気になる場合は低画質で、家で存分に楽しみたい時は高画質で、と使い分けることができます。
パソコン用テレビチューナーの種類と特徴
各タイプの特徴を紹介します。
高画質で多機能な内蔵型
内蔵型は、主にタワー型デスクトップパソコンのマザーボードに接続して使用。デフォルトでテレビチューナーが内蔵されているモデルもあります。
他のタイプに比べて接続面などで手間がかかりますが、その分高画質で様々な機能がついたものが多いのが特徴です。
ケーブルでつなぐので、テレビのように映像も安定しています。また、内蔵する為パソコンまわりをスッキリさせることができます。一人暮らしで、パソコンをテレビ代わりに使いたい場合にもおすすめです。
持ち運びでき接続も容易な外付け型
ノートパソコンにも付けられ、外出先でもケーブル無しでテレビを楽しめるのが最大の特徴です。USB接続などで手軽に取り付けられるのも魅力。
一方で、内蔵型に比べて機能面では劣るものが多く、中には地デジしか見られないもの、録画ができないものも。求めている機能をしっかりと確認することが大事です。
高性能の物はサイズがやや大きくなりがちなので、持ち運びの利便性を考えつつ選びましょう。
様々な機器で使える無線型
無線LANとの有線接続が必要ですが、パソコンだけでなくスマーフォンやタブレットともつなげるのが特徴です。直接接続する必要がないので、チューナーの置き場所がある程度自由になります。
反面、録画する際には外付けのHDDが必要な点、ケーブルが邪魔になりやすい点などが欠点と言えます。
パソコン用テレビチューナーの選び方
いざ買おうと思っても、色々な機種があって迷ってしまいがちです。ここでは、自分に合ったチューナーを選ぶためのポイントを紹介します。
視聴するスタイルや目的で選ぶ
視聴するスタイルや、どのように使いたいかという目的で選ぶのがチューナー選びのポイントです。
例えば、自宅のデスクトップパソコンでテレビを見るなら内蔵型が最適でしょう。
また、ノートパソコンや外出時に使用するなら外付け型が、タブレットやスマートフォなど他のデバイスでも視聴するなら無線型を選びましょう。
視聴したい番組でチューナーを選ぶ
自分がパソコンで見たいのはどのチャンネル・番組なのか、しっかりと確認しましょう。
チューナーによって、地デジ・BS・CSなど見られる内容が異なります。例えば地デジ専用のチューナーを購入すると、BSやCSの番組は視聴できません。
特に外付け型は見られる内容に制限がある場合が多いので、要確認です。
パソコンのOSやスペックで選ぶ
チューナーは、機器ごとに対応しているOSが決まっています。テレビを見るパソコンのOSとチューナーの対応OSを確認し、どれにするかを絞っていきましょう。
同じOSでも対応しているバージョンが異なることもあるので、よく確認してください。
また、パソコンのスペックはスムーズな視聴に影響を与えるので、自分の機器にあったチューナーを選びましょう。
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録画機能や形式で選ぶ
「パソコンでテレビ番組を見るだけでなく、録画もしたい」という方は多いでしょう。そのような方は、録画機能にこだわりましょう。
例えば見たい番組が沢山あるなら、同時録画対応チューナーがおすすめです。同時に録画が可能な番組数は機種によって異なり、2〜8番組までと幅広く用意されています。一般的なテレビ用HDDレコーダー等よりも、多くの番組を録画できる傾向にあります。
「SeeQVault」に対応したチューナーであれば、録画した番組をHDDやSDカード等に保存して、別の機器で再生することができます。録画データを持ち出すことで、通勤・通学時間にもテレビ番組を楽しめます。
また、各チューナーは録画形式が決まっており、それぞれ画質やファイル容量、再生時の互換性などに違いがあります。何を重視するのかをポイントに選びましょう。
パソコン用テレビチューナーを導入する際の注意点
しかし、導入する際には気をつけるべきポイントもあります。順番に紹介します。
接続方式の違いを理解する
内蔵型・外付け型・無線型といった接続方式によって、視聴環境を整えるまでの難易度が異なります。初心者におすすめなのは、外付け型と無線型です。
外付け型はUSB接続で差し込むだけでOKなものが多く、最も手軽です。無線型はWi-Fiの接続設定をするだけで使用できます。
内蔵型はデスクトップパソコンのケースを開けて中の基盤に接続する必要があり、ある程度の知識や経験を必要とします。
番組録画をする際はパソコンのスペックを確認
番組を録画している時は、特にパソコンに負荷がかかります。負荷がかかることで、パソコンの動作が重くなったり、快適に番組を見られなくなったりします。
こうした事態を防ぐためには、スペックに余裕のあるパソコンを用意するのが良いでしょう。
また、ハードウェアエンコーダーが搭載されているチューナーであれば、パソコン側の負担を軽減しつつデータ処理を行うことができます。
テレビ番組を録画しながら別の作業も行うという方は、ハードウェアエンコーダー機能がついた機器を選びましょう。
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番組録画は保存するためのストレージ容量に注意
番組録画を行う際には、パソコンのストレージ容量を意識しましょう。
テレビ番組のデータ容量は、想像以上に大きいものです。例として、地デジ放送の番組をそのままの画質で録画すると、12時間で約100GBの容量を必要とします。複数の番組を録りためて起きたい場合は注意しましょう。
ストレージ容量に不安がある場合は、外付けのHDDを購入するのがおすすめです。
パソコン用チューナーを正しく選んでテレビ番組を楽しもう
機能も価格も様々なパソコン用チューナーを購入する際には、目的や使用環境を考慮しましょう。
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