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コミュニケーションロボットの現状は?活用事例と未来の動向についても解説

公開: 2019.08.20 更新: 2020.01.09

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会話や動作を通して人間とのコミュニケーションを図れるロボットは、2019年現在では特に珍しいものではなく、外に出れば時折、飲食店や家電量販店などでも見かけるようになりました。

本記事では、そんなコミュニケーションロボットの現状や未来について解説。また、コミュニケーションロボットの活用例や、代表的なロボットも紹介します。

コミュニケーションロボットについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にして下さい。

※記載されている内容は記事公開時点での情報です。サービス内容は予告なく変更の場合がありますので予めご了承ください。最新のサービス内容は公式Webサイトをご覧ください。

コミュニケーションロボットとは

現代では、テクノロジーの目覚ましい進歩により、人間の言葉を認識したり話したりするロボットは、ごく身近な存在として扱われています。

そのような、人とのコミュニケーションを図れるロボットを「コミュニケーションロボット」と呼びます。

以下では、そんなコミュニケーションロボットについて、どういった特徴があるのか紹介していきます。

人手不足を解消できる

コミュニケーションロボットを導入することにより、人手不足を解消できます。

現在日本では、少子高齢化により労働人口が減少し、多くの企業が人手不足に陥っている状況です。

そのような状況を打破するように、接客業をはじめとしたサービス業では、お客さんの対応をするコミュニケーションロボットを導入しているところが増え始めています。

また、人手不足を解消するとともに、ミスのないスピーディーな対応で業務の効率化にも貢献。

後ほど詳しく説明しますが、コミュニケーションロボットはオフィスの受付や介護といったシーンでも活躍してくれるのです。

会話や動作を使って人とやり取りする

コミュニケーションロボットとは会話や動作を使って人とやり取りするロボット

定義ははっきりと決まっておらず、サービス用ロボットとも呼ばれています。

このコミュニケーションロボットは、大きく分類すると、個人向けと業務用の2種類にわけられます。

業務用としては、日本で2014年に発売された「Pepper」などが有名。家庭向けとしては1999年にソニーが発売した犬型ロボットの「aibo」などが挙げられるでしょう。

使い方は搭載されている機能によってさまざまですが、コミュニケーションロボットは会話や動作を通して、新たなコミュニケーションの形を提供してくれるのです。

コミュニケーションロボットの活用事例

コミュニケーションロボットは、さまざまなシーンで活用されています。

ここでは、コミュニケーションロボットはどういった場面で活用されるのかを見ていきましょう。

介護予防に役立つ

心と体を活性化させて健康寿命を延ばす「介護予防」に、コミュニケーションロボットが役立っています。

たとえば、普段あまり喋らない人でも、つい話しかけたくなるような愛嬌のあるロボットとの会話を楽しみにしている高齢者がいるので、口腔機能の向上や認知機能低下予防に効果があるのです。

また、リズムに合わせてダンスを踊っているのを見て、一緒に体を動かしたり手拍子したりすることで、運動器の機能向上うつ予防、閉じこもり予防にもつながります。

参考:AIやロボットで認知症・介護予防 最新機器が続々登場:朝日新聞デジタル

見守り支援

高齢者や子どもなどが自宅でどのように過ごしているか確認する見守り支援にもロボットは活用されています。

コミュニケーションロボットがおしゃべりやカメラで取得した映像をインターネットやクラウドを利用して、家族に送信します。離れた場所でも高齢者などの様子をコンスタントに知ることが可能。

富士ソフトが開発したPARLOは、音声認識技術を利用した会話によって前述の介護予防の役目を果たしたり、内蔵カメラで遠く離れたご家族にインターネット経由で映像を送って見守る機能が備わっています。

PARLOは、レンタルサービスを利用して一般家庭で利用が可能。

NECはコミュニケーションロボット「PaPeRo i(パペロアイ)」を使った見守り支援と生活サポートのサービスを兵庫県で提供しています。

生活支援

モノを拾ったり、運んだりといった生活の支援においても、コミュニケーションロボットは注目されています。

トヨタが実証実験を行っているHSR(Human Support Robot)は、生活における幅広いサポートを行うことが目標。

それだけでなく、健康管理や他のロボットとの連携による活用シーンの拡大も研究されています。

参考:NTTとトヨタがロボットで連携!会話ロボットと生活支援ロボットの協働による接客サービスをデモ展示 | ロボスタ

接客や受付役を担う

接客業をはじめとしたサービス業では、至るところでコミュニケーションロボットが使われています。

たとえば、H.I.Sグループが2015年にオープンした「変なホテル」では、接客や受付をする従業員の役割を、すべてロボットが代替。

あるいは、オフィスの受付。オフィスの受付で電話やタブレットで担当者を呼び出す場合に、コミュニケーションロボットが会話で応対をしてくれれば、とてもスムーズにご案内ができます。

コミュニケーションロボットが接客・案内・受付をこなし、当たり前になる時代が来ることも十分に考えられるでしょう。

心の癒やしになる

コミュニケーションロボットをペット代わりに家に置き、心の癒やしとして活用する人もいます。

寂しさを紛らわしてくれたり、話し相手としての役割を担ってくれたり、人によってそれぞれ用途を使い分けることができるのです。

基本的にコミュニケーションロボットは高級。まだまだペット代わりとして気軽に変える価格とは言えないでしょう。

しかし、価格帯が1万円を切るものなど、比較的低価格のものもあります。もちろん、機能面では限定される部分もありますが、コミュニケーションロボットを身近に感じる上では最適です。

ネモフのように、限定される機能をねぼけたようなかわいさとして生かしているコミュニケーションロボットもあります。

参考:nemoph-ネモフ – ねぼけたこと、はなそ。

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コミュニケーションロボットの現状

さまざまな場面で役立ってくれるコミュニケーションロボットですが、現状はどうなっているのでしょうか。

以下では、コミュニケーションロボットの現状について解説していきます。

企業向けのロボットが多い

株式会社NTTデータ経営研究所が2018年に調査した「ロボットの導入・活用に取り組む企業の実態とは?」の結果によると、企業向けに導入されているコミュニケーションロボットは、個人向けに導入されている数の約2倍となりました。

これは、コミュニケーションロボットはまだまだ基本的に価格が高いので、個人向きではなく業務用として企業が導入するケースが多いことが考えられるでしょう。

人型が60%

引用:シード・プランニング

株式会社シード・プランニングの調査によると、2018年5月時点では、国内で現在発売されているコミュニケーションロボットは、「人型」が60%を占めています。

そのうちの45%がAIに対応しており、動くタイプと動かないタイプはちょうど半分ずつの割合です。

また、人間型に次いで多いのは「円柱型」「球型」「動物型」の順になっています。

スムーズな会話はまだ難しい

今の音声認識技術だと発話中に認識ができないため、トランシーバーのようなやりとりとなってしまい、残念ながらまだままだスムーズな会話ではありません。

また、ユーザー側も、ひと単語ずつはっきりと喋らなければ間違った意味で伝わってしまうといった現状もあります。

今はまだ、人とスムーズに会話できるレベルに達していないという問題は拭えていないのです。

代表的なコミュニケーションロボットの紹介

コミュニケーションロボットは、現在も新しい製品がどんどんリリースされています。

ここではその中でも、代表的なコミュニケーションロボットを紹介していきます。

aibo(アイボ)

画像出典:SONY

1999年にSONYが発売した犬型ロボットの「aibo」は家庭用のコミュニケーションロボットとして人気を博しています。

aiboは人の顔を認識するため、会えば会うほど顔を覚えていき、優しく接してあげることで好きになり、自分から近づいてくるのです。

また、aiboには写真を撮影する機能が付いているため、「写真撮って」と頼めば撮影を行い、クラウドに保存してくれます。

その際には、専用アプリケーションである「My aibo」を使うことで、撮った写真やaiboのふるまいを追加できるのです。

aibo本体価格は198,000円(税抜)となっています。本体の購入費用だけでなく、aiboベーシックプランやaiboケアサポートなどの費用が別途必要です。

公式Webサイト:aibo

lovot(ラボット)

画像出典:GROOVE X 株式会社

GROOVE X株式会社が発売している「lovot」の魅力は、抱き心地の良さや、愛くるしい仕草、憎めないキャラクターだけではありません。

360度見渡せる半天球カメラや温度カメラで、部屋全体の様子を把握でき、持ち主がどこにいるのかをすぐに見つけ出せます。

また、lovotのふるまいはプログラムされたものではなく、ディープラーニングをはじめとする機械学習で処理を行い、リアルタイムで動きを生み出すのです。

他にも、撫でたりくすぐったりといったスキンシップを認知して反応したり、生き物さながらの特徴を宿した瞳と鳴き声なども緻密に設計されています。

本体価格は299,800円(税抜)で、別途月額の料金が発生。2019年12月末に発売予定で予約を受付中です。

公式Webサイト:LOVOT[らぼっと]

PALRO(パルロ)

画像出典:富士ソフト株式会社

富士ソフト株式会社が販売している「PALRO」は、「人々がより豊かな生活を送るために役立つこと」を使命に誕生しました。

PALROは会話の中で、人の行動や趣向などを記録して蓄積していきます。そして理解を深めていき、話し相手のための話題や情報を、絶妙なタイミングで伝えてくれるのです。

また、会話のテンポが早く、相手の話を聞き終えてから返答するまでの時間が、平均0.4秒なので、スムーズな会話が可能。

エンターテイメント性にも優れており、ダンス・しりとり・クイズなどのゲームやレクリエーションのインストラクターまでこなしてくれるのです。

そのため、介護施設で高齢者の介護予防の面でも注目されています。

本体価格は348,000円(税抜)です。

公式Webサイト:会話ロボット最先端! PALRO(パルロ)【公式】 富士ソフト

ATOM(アトム)

画像出典:講談社

2017年に講談社がパートワーク冊子として「週間鉄腕アトムを作ろう!」を創刊。現在は全70号分のパーツが一括で購入が可能となっています。

ATOMは家族最大12名を認識することができ、AI技術により会話の内容も覚えていくため、家族全員の趣味や嗜好を把握した上での会話を提供。

他にも、誕生日を覚えて祝ってくれたり、踊って歌ったりもします。また、故障したかもしれないと思った時には、「自己診断して!」と話しかけることで、自分で不調に気付いてくれるのです。

家庭用のコミュニケーションロボットとして、家族の人気者になってくれるでしょう。

本体価格は90,000円(税別)です。

公式Webサイト:コミュニケーションロボットATOM 公式サイト│講談社

OHaNAS(オハナス)

画像出典:株式会社タカラトミー

タカラトミーが2015年に発売したOHaNASは、基本的に会話専用のコミュニケーションロボットとなっています。

NTTドコモの「自然対話プラットフォーム」サービと連携して動作するため、ユーザーからの問いかけを認識したり返答したりする選択を、ドコモのクラウド側で処理。

そのため、自然かつ精度の高い会話が可能。答えてくれる話の幅も広く、挨拶や天気予報から、雑学なども話してくれます。

価格も他のコミュニケーションロボットと比べるとリーズナブルな価格となっており、19,800円(税抜)となっています。

公式Webサイト:商品情報|OHaNAS(オハナス)|オムニボット|タカラトミー

コミュニケーションロボットの今後

コミュニケーションロボットの現状は、上記に記載した通りですが、この先は一体どうなっていくのでしょうか。

ここでは、コミュニケーションロボットの今後について見ていきましょう。

2030年には国内で900万台に

株式会社シード・プランニングの調査によると、国内のコミュニケーションロボットの市場動向として、2030年には900万台普及と予測されています。

業務用で50万円以上する高価格帯機種は、100万台超の普及予定。家庭用で10万円以下の低価格帯機種は、450万台程度の普及を予定しています。

現在は約30万台となっていますが、今後さらにコミュニケーションロボットの市場は成長していく見込みです。

次世代のコミュニケーションロボットにも注目

2020年初旬に発売予定であるユカイ工学の次世代版コミュニケーションロボット「BOCCO emo」には”BOCCO語“が搭載。

このBOCCO語は、1999年に発売された大ヒットゲーム「シーマン」を開発した、シーマン人工知能研究所のAI日本語エンジンがベースとなっています。

従来のスマートスピーカーやロボットは、会話というよりも「命令」に近いものでしたが、シーマン人工知能研究所とユカイ工学が取り組むのは双方向の会話。

BOCCO emoが人の言葉を理解して、その返答を独自のロボット言語で返すことから始まるのです。

そして、聞いているうちに、人もある程度理解できるようになる言語を目指して開発をしています。

参考:BOCCO-emo

コミュニケーションロボットを動かす技術

コミュニケーションロボットは、どういった仕組みで人とのコミュニケーションを図っているのでしょうか。

ここでは、コミュニケーションロボットを動かす技術について見ていきましょう。

AI(人工知能)技術が使われている

AIは、コミュニケーションロボットにも活用されています。

たとえば、人とのコミュニケーションを取るためには会話を理解して、それに適したリアクションを行う必要があるでしょう。会話の分析と答えの選択や生成という部分において、AIは重要な役割を担っています。

また、まわりの状況・人間の表情・顔などの画像認識においても、AIは使われています。画像認識のデータを蓄積して、そのデータをもとに最適なアウトプットを選ぶことで、いわゆる感情を持ったような反応が可能となるのです。

介護などの用途を目的とする会話を行ってまわりの状況を把握して動作を行う高度なコミュニケーションロボットには、人間からすると簡単に見えるかもしれませんが、実は多くの機能が求められます。

機械学習の手法の1つであるディープラーニングなどを使い、それぞれの用途に合わせてインプット・分析・アウトプットを紐付けることで高度な機能を持ったコミュニケーションロボットは実用化されているのです。

ただし、こういったAI技術がすべてのコミュニケーションロボットに使われている訳ではありません。また、単純に、こちらの「触れる」という行動に反応して動きを返すだけといったようなものもあります。

独自のエンジンを搭載

コミュニケーションロボットには、人とコミュニケーションを取るため、独自のエンジンが備わっているものがあります

世間的に認知度の高いPepperを例に挙げると、「感情認識エンジン」「感情生成エンジン」「会話エンジン」などを搭載。

「感情認識エンジン」は、主に声のトーンから感情を学習し、「感情生成エンジン」はPepper自身が感情を持つように学習していきます。

また、「会話エンジン」では自然言語処理の技術が用いられており、5W1Hをしっかりと把握できるようになっています。

Pepperにはこの3つのエンジンが組み合わさっていることで、感情表現が豊かに感じられるのです。

これらの高度な独自のエンジンには、上述のAIの技術が欠かせません。

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この記事を書いた人

山岸
お笑い芸人兼作家として主にネタを書いたり脚本を書いたりしていました。 その後、ITベンチャー企業でWebメディアのコンテンツ作りやマーケティング、記事の執筆・校正などを経験し現在に至る。 好きなものは美味しいお酒と邦楽ロックです。

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