・レシート読み取り機能:あり
・クレジットカード連携機能:あり
・複数端末での共有機能:あり
・料金:基本無料
・対応:iOS9.0以降/Android4.0.3以降
「節約のために家計簿をつけたい…スマートフォンで管理できる『家計簿アプリ』を使えば楽にできそうだけど、どれがいいのかわからない…」
当記事では手軽に家計簿をつけられる無料の家計簿アプリを10種類紹介します。
初めて家計簿をつける方はもちろん、過去に続かなくてやめてしまったという方にもおすすめのアプリを選びました。
記事の後半では、よりアプリを選ぶ際のポイントや家計簿が長続きするコツについても解説しています。
家計簿アプリ9種類を選んだ基準
この記事で紹介するアプリは、3つの基準で選出しています。
App StoreとGoogle Playで人気のアプリ
iPhone対応アプリをダウンロードできるApp Storeと、Android対応アプリをダウンロードできるGoogle Playで人気のアプリを選びました。家計簿アプリランキングで上位にランクインしていたアプリです。
中にはテレビCMとしてもPRされ、多くのユーザーが利用しているアプリもあります。
口コミでも高い評価を受けており、家計簿アプリの定番とも呼べるものを集めました。
操作が簡単で手軽に使えるアプリ
複雑な操作を必要とせず、初めて家計簿をつける人でも使いやすいアプリを選んでいます。
特に使いやすいものは、レシートを写真撮影すればその内容を家計簿に反映してくれたり、銀行口座を登録しておくことで支出を自動的に記録してくれたりする機能を備えています。
過去に家計簿をつける作業が面倒で挫折してしまったことがある人にとっても、便利なアプリとなるでしょう。
基本利用料無料のアプリ
今回紹介するアプリは、基本的なサービスのみの利用であれば無料のアプリを選出しました。
一部有料のサービスもありますが、基本サービスだけでも家計簿をつけるのであれば問題なくできるはずです。
特に節約のために家計簿アプリを使いたい方からすると、アプリ自体にお金がかかってしまうのは本末転倒だと感じてしまうかもしれません。
金銭的な負担ができる限りかからないアプリを紹介しています。
おすすめの人気家計簿アプリ10選
では実際に、おすすめ家計簿アプリを11種類紹介します。
同じ家計簿アプリでも機能が異なりますので、お好みのアプリを選んでください。
アプリの紹介の後には、選ぶ際のポイントや家計簿を長続きさせるコツも紹介しています。引き続きお読みください。
Zaim【挫折しない使い勝手抜群の家計簿アプリ】
出典:Zaim
およそ750万人がダウンロードし、家計簿に挫折してしまったことのある人のうち、84%がZaimなら続けられると答えたほど使い勝手が良いアプリです。
テレビや新聞などでも大きく取り上げられました。迷っているならまず使うことをおすすめしたい家計簿アプリです。
家計簿の機能はもちろんのこと、家族構成や収入による「支出バランス診断」、スーパーの特売といった家計にを支える情報を発信する機能も備えています。
また、家計簿の共有機能があるので、夫婦で一緒に使うことが可能。入力作業や管理を共同で行えば、グッと続けやすくなります。
クレジットカードや銀行口座とも連携可能で、1500か所の金融機関に対応。PayPayとの連携も可能です。
さらに世界154国の貨幣通貨にも対応しており、外国為替証拠金取引(FX)をしている人にとっても使い勝手がいいアプリとなるでしょう。
スマホとパソコン両方での利用が可能です。
マネーフォワード【家計簿アプリの定番!】
出典:マネーフォワード
650万人以上にダウンロードされた家計簿アプリの定番。
かゆいところに手が届く豊富な機能を備えた万能家計簿アプリです。データ連携可能な金融機関・クレジットカード・電子マネーなどは2600以上。
クレジットカードと銀行口座の登録が1分で可能であり、入出金のデータを自動で家計簿に反映できます。
水道光熱費の支払いを口座引き落としにしているのであれば、さらに記帳が楽になります。
複数の銀行口座があっても1つのアプリで管理可能な点もポイントです。クレジットカードでの決済が多い人にはおすすめのアプリと言えるでしょう。
レシート読み取り機能もあるので、合わせて使うことでさらに家計簿をつける手間が省けます。
・レシート読み取り機能:あり
・クレジットカード連携機能:あり
・複数端末での共有機能:あり
・料金:基本無料
・対応:iOS9.0以降/Android端末により異なる
家計簿Dr.Wallet【レシート読み込み機能◎】
出典:家計簿Dr.Wallet
「Dr.Wallet」の大きな特徴は、撮影したレシートをオペレーターが手入力で家計簿に反映するという点です。
人力での作業になりますが、その入力精度は99.98%と非常に高く、レシートのない支出や手書きの領収証、Amazonの納品書などの読み取りも対応可能。
セキュリティやプライバシー面は守られていますので、レシートを送ることについて心配する必要はありません。
Suica・nimoca・SUGOCAといった交通系ICカードも乗車履歴をスマホにかざせば残高をチェックできます。
・レシート読み取り機能:あり
・クレジットカード連携機能:なし
・複数端末での共有機能:あり
・料金:無料
・対応:iOS8.0以降/Android端末により異なる
レシーピ!【かわいいUIとレシート読み込み機能が魅力】
出典:レシーピ!
300万人以上のユーザーに利用されている家計簿アプリです。かわいいUIとシンプルな操作性が魅力。
「レシーピ!」はアプリ名の通りレシート読み取り機能に特徴があります。
他の家計簿アプリのようにレシートを撮影するだけでなく、撮影したレシートに書いてある食材から作れる料理のレシピを提案してくれるのです。
家計簿アプリとレシピアプリの機能を兼ね備えたとても斬新なアプリと言えるでしょう。
レシピはNHKで長年にわたり人気の「きょうの料理」で放送されたレシピ。そのレシピで。数は8000点以上とされています。
いくらくらいの出費があるのかなどをグラフ化できて、見て目でわかりやすいのも魅力。
これらの機能が無料で使えるという点からもおすすめです。
・レシート読み取り機能:あり
・クレジットカード連携機能:なし
・複数端末での共有機能:なし
・料金:無料
・対応:iOS8.0以降/Android4.0以降
レシートがお金にかわる家計簿アプリCODE(コード)
出典元:App Store
レシートをスキャンするとポイントが貯まって、しかも勝手に家計簿もつけてくれるというユニークなアプリ。
ポイントはAmazonギフト券や現金に交換ができます。知らない間にお金が貯まることが楽しく、ゲーム感覚で家計簿がつけられます。
・レシート読み取り機能:あり
・クレジットカード連携機能:なし
・複数端末での共有機能:なし
・料金:無料
・対応:iOS 11.4以降/Android デバイスにより異なります
2びょう家計簿おカネレコ【簡単操作で続けやすい】
出典:おカネレコ
400万ダウンロード突破の家計簿アプリです。
Zaimやマネーフォワードと比較するとダウンロード数こそ低めですが、簡単な操作方法が人気です。
カテゴリー(品目)を選択し、金額を入れて「入力」ボタンををタッチすれば記帳可能。3ステップで家計簿がつけられるので操作が非常にシンプル。
カテゴリー別に予算設定もできます。
「例えば光熱費を削減したい」と考えたら、光熱費の予算を設定することで、どのようなペースで節約すればいいのか目標を決めやすいです。
会員登録などをしなくても利用可能な手軽さも魅力と言えるでしょう。
レシート読み取り機能は開始1ヶ月間は無料ですが、以降は有料となります。
まずは家計簿をつけることに慣れるという意味で、初心者におすすめのアプリです。
・レシート読み取り機能:あり(1ヶ月間無料)
・クレジットカード連携機能:なし
・複数端末での共有機能:あり
・料金:基本無料(レシート読み取り機能など一部有料)
・対応:iOS8.0以降/Android端末により異なる
Moneytree【セキュリティにこだわりたい人におすすめ】
出典:Moneytree
100万人以上に使われている家計簿アプリです。
「Moneytree」の魅力は、クレジットカード・銀行口座との連携機能の充実。
日本全国にある銀行、クレジットカードや電子マネーなど99%カバーしているので、どこの銀行口座の支出データを記録可能です。
口座残高や利用明細などもアプリを通して出力できるので、確定申告が必要なフリーランスなどの方にも役立つツールとなるでしょう。
メガバンク系ファンドが投資していることもあり、クレジットカードなどに関連する機能が充実しているようです。
口座登録などでセキュリティ面の不安を感じる方もいることでしょう。
「Moneytree」はメガバンク系のファンドが投資していることもあり、業界最高レベルのセキュリティ、プライバシーが守られています。ですので安心して使うことができるのです。
レシート読み取り機能は有料となっています。
・レシート読み取り機能:あり(有料)
・クレジットカード連携機能:あり
・複数端末での共有機能:なし
・料金:基本無料(一部有料機能あり)
対応:iOS9.0以降/Android4.4以降
らくな家計簿
出典:らくな家計簿
音声認識機能がついている家計簿アプリです。
購入した日付や品目、金額などをスマートフォンにに向かって話しかけると、データを自動的に家計簿へと記録してくれます。
その分、レシート読み取り機能がついていません。
言葉で読み上げるという手間を考えると、レシート読み取り機能のついているアプリの方が使いやすいでしょう。
クレジットカードや銀行口座との連携機能がない点からも、記帳にはやや手間がかかるかもしれません。
音声認識機能は、無料版月90回まで、有料版は無制限で音声入力可能。
パソコンでデータを同期できるので家計簿データのバックアップを取ることもできます。
・レシート読み取り機能:なし
・クレジットカード連携機能:なし
・複数端末での共有機能:あり
・料金:無料
・対応:iOS8.0以降/Android端末により異なる
貯まる家計簿 無料版【シンプルでわかりやすい家計簿アプリ】
出典:貯まる家計簿
50万ダウンロード突破の家計簿アプリです。
Excelとアプリを連携して使用し、データのバックアップをとりつつ支出の傾向などを分析したいという人向けです。
入力したデータが「Dropbox」にバックアップとして残せるので、データが消えるなどの事態があってもすぐにダウンロードすることができます。
支出の項目が細かく分けられており、自分なりに家計簿をカスタマイズ可能。
ただし、レシート読み取り機能やクレジットカードとの連携機能などはない点で、少し不便に感じるかもしれません。
・レシート読み取り機能:なし
・クレジットカード連携機能:なし
・複数端末での共有機能:なし
・料金:無料
・対応:iOS7.0以降/Android2.3以降
かけ~ぼ【ムダな機能なしでカスタマイズしたい人向け】
出典:かけ〜ぼ
「かけ〜ぼ」は、スマートフォン上で家計簿を作成するという最低限の機能を備えたシンプルなアプリです。
そのため、レシート読み取り機能やクレジットカードとの連動機能などはありません。
しかし、品目などを自分の使いやすいようにカスタマイズできるので、初めて家計簿アプリを使うのであれば、「かけ〜ぼ」から初めて見るのもいいでしょう。
・レシート読み取り機能:なし
・クレジットカード連携機能:なし
・複数端末での共有機能:なし
・料金:無料
・対応:iOS8.0以降/Android2.3以降
家計簿アプリを選ぶ時のポイント
家計簿アプリを選ぶときは、以下のポイントを参考にしてみてください。
アプリ自体の操作や記帳の作業が簡単なものがおすすめです。
操作性はシンプルな方が継続しやすい
アプリに搭載されている機能がたくさんあるほど、より正確な家計簿が作成できるでしょう。
ただ、不要な機能がたくさんあるのは、ややこしいだけかもしれません。
できるだけ操作がシンプルで、最低限使いたい機能が備わっているアプリがおすすめです。
簡単に扱えるアプリならば、面倒な家計簿をつける作業もすぐに終えられるはず。
それが毎日記帳するという作業のハードルを下げてくれるでしょう。
レシート読み取り機能があると手軽に記帳できる
最近の家計簿アプリにはレシート読み取り機能がついているものもあります。
スマートフォンのカメラでレシートを撮影すると、購入したものをそのまま支出として記帳してくれる機能です。
これが非常に便利で、購入したものを手で記入していく必要がなくなる優れもの。レシートさえあれば一気に貴重が可能です。
家計簿をつけるのが面倒だと感じる人は、作業が圧倒的に楽になるレシート読み取り機能が付いているアプリを選ぶといいでしょう。
アプリと銀行口座・クレジットカードが連携できるとさらに便利
銀行口座などから直接支払う買い物の場合、1回1回レシートが発行されないことがほとんどです。
そのためレシート読み取り機能は使えず、家計簿の記帳は手入力で行わなければなりません。
しかし、家計簿アプリの中には銀行口座を連携して、振込や支払いをアプリ内にも反映できるものがあります。これなら、自分で記帳する手間が省けます。
また、クレジットカードと連携して利用状況が自動で反映されるアプリもあります。
このような連携機能が充実したアプリを選ぶと、さらに手早く家計簿をつけられるでしょう。
リリース日や最終更新日が新しいものを選ぶ
アプリをダウンロードする際は、リリース日や最終更新日が新しいものを選ぶようにしてください。
アプリによっては人気の低迷からすでに開発が止まっているケースがあります。
ダウンロードできれば使えないわけではないのですが、スマホのOSをアップデートした際や、機種変更をした際に注意しなければなりません。
古いアプリの場合、最新のOSに対応しておらず、使えなくなってしまう可能性があるのです。
せっかくつけてきた家計簿が見られなくなってしまっては、努力が水の泡。
使えなくなるのは非常にもったいないので、なるべく最新のアプリをダウンロードしてください。
家計簿をつけることの利点
そもそも、家計簿をつけることに意味はあるのでしょうか。
ただ収支が目に見えるよう人なるだけで、手元に入ってくる金額が変わるわけでも、生活にかかる費用が減るわけではありません。
家計簿をつけるだけでお金の変化はありませんが、収支を見えるようにするという点が非常に重要なのです。
次に、家計簿をつける3つの利点について解説していきます。
お金を計画的に使おうと心がけられる
収支が見えるようになることで、お金を使い過ぎてしまったことなども自覚しやすくなります。
すると少なからず心にあせりが生まれて、お金を計画的に使おうと思う人が増えるものです。
これにより収入を増やす、あるいは収支を減らす行動に出るきっかけとなります。
無駄遣いを抑える方法を考えられる
支出の中でも特に目立つのが、明らかに金額の多い品目でしょう。無駄遣いが多いため金額が必要以上に大きくなっている可能性があります。
家計簿で無駄遣いが明らかになれば、具体的に抑えるための方法も考えられます。
例えば
・食費が多ければ外食をする回数を減らす
・家賃が高ければ引越しを考える
・電気代が高ければ早く寝ることを意識する
といった感じです。無駄遣いを減らせれば、同じ収入の中でも金銭的な余裕が生まれます。
貯金しようという意識が生まれる
支出が抑えられるようになり、貯金が増えていくことが実感できると、よりお金を貯めようという意識が芽生える人も多いです。
貯金はあって困るものでもありませんし、旅行したり、大きな買い物をしたりなど自分のために使うこともできます。
何よりも、貯金が増えることで心に余裕が出て、日々安心を感じながら生活を送れるというのも大きな利点でしょう。
家計簿をつけることで貯金をする楽しみすらも感じられるかもしれません。
家計簿を長続きさせるコツ
家計簿を続ける上で、一番の問題となるのが、長続きしないことでしょう。せっかく記帳を始めたのに三日坊主になってしまったという経験はないでしょうか?
毎日書くのが面倒だったり、旅行などに出てしまい記帳できない日ができてしまったり。なかなか長続きしないものです。
家計簿アプリは、そんな家計簿をの作業を少しでも簡単にし、毎日続けられるようサポートしてくれるツールではあります。
アプリを使うだけでもだいぶ楽になるのですが、より続けやすくなるための心がけも紹介しておきます。
以下3つの点を意識しながら家計簿をつけてみてください。
節約する金額などの目標を決める
家計簿を含め、何かを継続させるには目標を決めるべきです。
目標が何もない状態で漠然と同じ作業を続けるというのは難しいでしょう。
家計簿をつける作業が面白ければ話は別ですが、レシートを集めたり計算したりと面倒だと感じる人が多いはず。
・毎月5万円以上貯金に回す
・3ヶ月間の食費を2万円削減する
などといった目標を立てて臨んでみましょう。
その目的を達成する指標として家計簿はとても役立ちます。少しずつ家計に余裕が生まれていけば、家計簿をつけることにも前向きに取り組めるでしょう。
家族など身近な人にも協力してもらう
家計簿は一人でコツコツと作業を積み重ねていかなければなりません。
その分、少し気がゆるむとサボってしまったり、挫折してしまいがちです。
できれば、家族など身近な人と協力し合いながら家計簿をつけてみてください。
誰かと一緒にやることで責任感が生まれ、やめにくくなるでしょう。
アプリを共有して使えるのであれば、1週間おきに記帳する担当を交代するなどという方法もおすすめです。
毎日同じ作業が続くと飽きもきてしまうでしょう。1週間おきなどと期間を限定すれば、短期間で集中して取り組めるはずです。
完璧主義になりすぎず気楽に続ける
家計簿は収支をもれなく記帳することがベストです。正確な収支がわかれば、適切な節約の方法を導き出せます。
しかし、収支すべてを完璧に管理しようとし続けるのは難しく、少しの計算ミスがあっただけでくじけてしまうことも珍しくありません。
あまり完璧主義にならず、気楽に家計簿をつけることが継続のコツです。
例えば、記帳する品目の数を少なくする(大まかに「食費」「水道光熱費」「家賃」などとわかりやすいものだけに分類する)などが有効な方法です。
特に無駄が多そうな部分だけに絞って家計簿をつけるだけでも、節約につながるでしょう。
慣れてきたら品目を増やして、より細かく収支を管理してみてください。
さいごに
家計簿アプリを使うことで、面倒な家計簿をつける作業も楽になること間違いなしです。
少しでも家計に余裕を出したい、挫折することなく家計簿をつけたいと考えているのであれば、ぜひ当記事を参考に家計簿アプリをダウンロードしてください。
はじめての転職、何から始めればいいか分からないなら
「そろそろ転職したいけれど、失敗はしたくない……」そんな方へ、テックキャンプでは読むだけでIT転職が有利になる限定資料を無料プレゼント中!
例えばこのような疑問はありませんか。
・未経験OKの求人へ応募するのは危ない?
・IT業界転職における“35歳限界説”は本当?
・手に職をつけて収入を安定させられる職種は?
資料では、転職でよくある疑問について丁寧に解説します。IT業界だけでなく、転職を考えている全ての方におすすめです。
「自分がIT業界に向いているかどうか」など、IT転職に興味がある方は無料カウンセリングにもお気軽にお申し込みください。