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クリエイティブディレクターとは?具体的な仕事から必要なスキルについて

更新: 2018.12.14

Webや広告関係の転職活動をしていると目にする「クリエイティブディレクター」という職種。

名前からではどんな仕事なのかわかりにくいので、仕事内容について興味を持っている方も多いのではないでしょうか?この記事ではそんなクリエイティブディレクターの仕事内容や必要なスキル、クリエイティブディレクターになるための方法について詳しく解説します。

出典:photo AC

1.クリエイティブディレクターとは

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クリエイティブディレクターは、テレビCMや雑誌の広告、イベントなどで企画から制作までを監督する職種のことを指します。

主に広告代理店や出版社、企業のPR部門などに所属して仕事を行いますが、実績を積んで自分で事務所を設立する人もいます。

1-1.クリエイティブディレクターの仕事内容

クリエイティブディレクターの仕事は、まずクライアントの希望を聞き取ることから始まります。

どんな商品やサービスをどうアピールしたいのか、その希望に対して具体的な企画案を考えます。
企画案が決まったら、デザイナーやコピーライターなど必要な専門分野のスタッフを選定し、制作にあたります。

制作中はプロジェクト全体の責任者としてチームを統括していきます。

1-2.クリエイティブディレクターの年収

クリエイティブディレクターの年収は、所属している広告代理店の規模や本人の知名度によって大きく差があります。

中堅の広告代理店で450万円~800万円、大手広告代理店になると1000万以上ということもあります。

独立して事務所を構えた場合は、実績や本人の知名度次第になりますが、それ以上の収入も可能になります。

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2.クリエイティブディレクターと周辺職種との違い

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規模の大きい会社では、クリエイティブディレクターのほかにも様々な職種の方々がかかわりながら仕事を進めています。

クリエイティブディレクターの仕事は広範囲をカバーしているため、場合によっては他の職種との違いがわかりにくいと感じる人もいるようです。

そんな中でも一番混同されやすいアートディレクターとデザイナーとの違いについて説明します。

2-1.アートディレクターとの違い

アートディレクターはビジュアルに関する監督を行う仕事です。

クライアントのニーズやコンセプトを確認するところまではクリエイティブディレクターと同じですが、グラフィックデザイナーに指示を与えたり、デザインをチェックするなどが主な仕事です。

またデザイナーだけではなく、カメラマンやイラストレーター、コピーライターなどのクリエイターを統括し、プロジェクトを進めます。

アートディレクターは「現場監督」、クリエイティブディレクターは「総監督」のようにイメージすると、わかりやすいかもしれません。

2-2.デザイナーとの違い

デザイナーは現場で実際に手を動かしてデザインをする人のことを指します。

デザイナーがキャリアアップすると、デザイン部門を統括するアートディレクターに昇格することがあるのですが、場合によってはアートディレクター兼任のデザイナーもいるので、アートディレクターと混同されることも多いようです。

また会社の規模によっては一人が様々な仕事を兼務しなくてはならない場合もあり、クリエイティブディレクターがアートディレクターやデザイナーの仕事を行うこともあります。

3.クリエイティブディレクターに必要なスキル

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クリエイティブディレクターは制作現場の「総監督」。
よって様々な現場での経験と円滑にプロジェクトを進めるコミュニケーション能力が必要です。

3-1.現場での経験

どんな人でもいきなりクリエイティブディレクターになるのは難しく、最初はデザイナーやコピーライターといった現場でのキャリアから始まります。

様々なプロジェクトを経験することで自分のコアスキルを磨く一方、それぞれの業務がどのように進んでいくのか学び、全体を俯瞰できるようになることがクリエイティブディレクターへの第一歩になります。

3-2.コミュニケーション能力

クリエイティブディレクターの仕事は「総監督」であるため、クライアントから現場のデザイナーやコピーライターまで関係するあらゆる人間と円滑なコミュニケーションを取らなくてはなりません。

そのためコミュニケーションスキルは必須のスキルと言えます。

クリエイティブディレクターのキャリアは最初はデザイナーやコピーライターといった現場から始まりますが、どのようにすれば現場のスタッフが仕事を進めやすくなるのか観察してみることがヒントになるかもしれません。

3-3.必要な資格

クリエイティブディレクターに必要な資格はありません。

クリエイティブディレクターそのものがデザイナーやコピーライターとして制作を担当し、ステップアップしながら目指すのが一般的な職種です。

そのため現場での経験を積んでいくことが、一番の近道になるでしょう。

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4.クリエイティブディレクターになるには

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現場経験を十分に身に付けたら、クリエイティブディレクターとしてのキャリアアップを目指しましょう。

クリエイティブディレクターのポジションに就くためには、主に二つの方法があります。

4-1.求人を見つける

一つ目は求人を見つけることです。
各種転職サイトやクライアントの紹介など、自分で探す形になります。

自分のスキルや実績を分かりやすく説明できるよう、ポートフォリオを作っておきましょう。

4-2.転職サービスを使う

二つ目は転職サービスを使うことです。

転職サービスではエージェントが今のスキルとマッチングする求人を紹介してくれ、就職後もサポートしてくれる場合が多いので安心です。

クリエイティブディレクターの求人はさほど多くないので、自力での転職活動はもちろんこうした転職エージェントを併せて使うのがおすすめです。

4-3.プログラミングスキルの取得

これまでの実績に加えて、プログラミングスキルを身に付けていると転職活動を有利に進めることができます。

特に最近の広告はWebサービスと連動したキャンペーンを行うこともあり、Webサービスを構築するために必要なプログラミングスキルを身に付けているとアピールポイントになります。

転職活動と並行しての学習は難しいかもしれませんが、スクールなどをうまく利用してぜひプログラミングスキルを習得してみてください。

おわりに

企画から制作まですべての工程でディレクションを行うクリエイティブディレクター。

豊富な経験とコミュニケーション能力が求められる難しい仕事ですが、現在現場で活躍しているデザイナーやコピーライターの方にはステップアップとしてぜひおすすめした職種です。

 

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