スマホの普及に伴い、たくさんのWebサービスが登場しました。
そして、Webサービスの利用に欠かせないのがログインという仕組みです。
本記事ではログインに関して以下の項目別に解説していますので、参考にしてみてください。
- ログインとは
- ログインするとどうなるか
- おもなログインの例
- ログインできないときの対処法
- 覚えのない不審なログインを見つけた場合
この記事は現役エンジニアによって監修済みです。
ログインとは
まずはログインについて以下の項目別に解説します。
- ログインとは何か
- ログインの意味
- ログオンとの違い
IDとパスワードで本人確認するしくみ
ログインとは、IDとパスワードで本人を確認する仕組みです。
あらかじめ登録したID(ユーザー名)とパスワード(秘密の合言葉)を入力し、両方合っていればパソコンやサービスを利用できます。
また、使用するIDとパスワードは利用するサービスごとに違うものを設定するのが一般的なので、間違わないように注意しなければなりません。
パスワード管理に関しては以下の記事を参考にしてみてください。
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ログインの意味
ログインは直訳すると以下のような意味になります。
- log=記録
- in=入る
記録にのある部屋に入る、と解釈するとわかりやすいかもしれません。
ログオンとの違いは?
ログインと似た用語にログオン・サインイン・サインオンなどがありますが、企業によって使い分けられているだけでほぼ同じ意味として使われています。
ちなみにログインの対義語はログアウトといい、他の用語でも以下の様に対義語が異なります。
- ログイン←→ログアウト
- ログオン←→ログオフ
- サインイン←→サインアウト
- サインオン←→サインオフ
ログインに関する基礎知識
- ログインするには
- ログインするとどうなるか
ログインするには事前に登録が必要
各種サービスにログインするには、事前にID(ユーザー名)とパスワードの登録が必要です。
ログイン画面に「新規登録」などの文言があれば、そこをクリックしてIDとパスワードを登録しましょう。
ちなみにID(ユーザー名)とパスワードの組み合わせのことをアカウントといいます。
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ログインするとどうなる?
ログインすると、ネット上のアカウントを持っているユーザーとして、様々なサービスを受けられるようになります。
自分のアカウントでログインすれば、家族など複数人で同じパソコンを使用する場合でも、各種サービスで自分用のデータを見ることができます。
各種サービスが使えるようになる
ログインすることによって様々なサービスを利用できるようになります。
Webサービスによってはログインせずに使えるものもありますが、大抵のサービスはログインが必要です。
使いたいサービスがあったらまずは登録し、ログインしてみましょう。
閲覧履歴を確認できる
サービスによってはログインすることで、自分が閲覧したものの履歴を確認できるようになります。
例えば以下のような履歴を確認できるので、より便利にサービスを利用できるでしょう。
- 過去に見た動画
- 過去に見た写真
- 過去にチェックした商品
- 過去に読んだ投稿
お気に入りを登録しておける
サービスによってはログインすることでお気に入りを登録することが可能です。
SNSであれば、気に入った動画・写真・投稿などをお気に入りに登録しておくことで、後でまた見たいと思ったときに簡単に見返すことができ便利です。
おもなログインの例
この章では、おもなログインの例を紹介します。
Twitterのログイン
Twitterアカウントを登録してログインすると、おもに以下のようなことができるようになります。
- ツイート(つぶやき)
- いいね
- リツイート
- リプライ(返信)
- フォロー
- DM(ダイレクトメッセージ)
- ブックマーク(お気に入り)
Instagramのログイン
Instagramアカウントを登録してログインすると、おもに以下のようなことができるようになります。
- 写真の投稿
- フォロー
- いいね
- コメント
- コレクションに保存
YouTubeのログイン
出典元:YouTube
YouTubeにはGoogleのアカウントを持っていればログインできます。
ログインするとおもに以下のようなことができるようになります。
- チャンネル登録
- 動画の評価
- コメント
- 履歴
- お気に入り登録
ゲームのログイン
ゲームでもログインの仕組みは使われています。
例えばオンラインゲームでは、ログインすることで自分で作成したキャラクターデータを読み出すことができ、セーブした状態から続きをはじめることができます。
Webログインとは
インターネットを使わない本人確認方法と区別する目的でWebログインという言葉が使われますが、一般的なログインと同じ意味です。
おもにインターネットバンキングで、暗証番号や電話認証と区別するために使われる表現です。
Google アカウントなどでログインするサービスも増えている
一般的に、各種サービスにログインするにはサービスごとにアカウントの登録が必要です。
しかし、最近はGoogleアカウントやSNSのアカウントでログインできるサービスも増えてきています。
色々なアカウントが増えないので管理しやすく、個人情報流出の可能性も減ります。
ただし、第三者からの不正なログインには注意が必要です。
この記事のハッシュタグ
ログインできないときは?
- IDやパスワードが間違っている
- 小文字・大文字に誤りがある
- アカウントが削除・停止されている可能性も
- パスワードが勝手に変更されていたら注意
IDやパスワードが間違っている
IDやパスワードが間違っているとログインできません。
よくあるのが、複数のメールアドレスを持っていて、どのアドレスをIDとして登録したかわからなくなることです。
小文字・大文字に誤りがある
小文字と大文字の入力ミスでログインできないことがあります。
キーボードの「caps lock」キーがオンになっていないか確認しましょう。
また、o(オー)と0(ゼロ)の入力間違いもあるので要注意です。
アカウントが削除・停止されている可能性も
ログインできない場合、アカウントが削除・停止されている可能性もあります。
停止される理由はサービスによって異なりますので、問い合わせてみるのがよいでしょう。
パスワードが勝手に変更されていたら注意
パスワードが勝手に変更されていてログインできない場合は注意が必要です。
第三者が不正にログインし、パスワードを変更した恐れがあります。
各種サービスの手順に従い、アカウントの停止や復元を申請しましょう。
覚えのない不審なログインを見つけたら
そこで最近のWebサービスにはログイン履歴を確認できるものも増えてきました。
覚えのない不審なログインを見つけたら、適切に対処しましょう。
ログイン履歴を確認する
まずは不審なログインがないか履歴を確認しましょう。
サービスによってはデバイス名・おおよその場所も記録されているので、自宅・友人の家・職場などでログインしたか自分の記憶と照合して、覚えのないログインがないか確認してください。
パスワードを変更
ログインした覚えがないのにログインの履歴があった場合、第三者が不正にログインした可能性があります。
まずはパスワードを変更して不正利用できないようにします。
次に、登録されているメールアドレスや電話番号も勝手に変えられていないか確認し、変えられていたら自分のものに直しましょう。
お金にかかわるアカウントはサービスに連絡
クレジットカードや電子マネーなど、お金に関連するものと紐付いたアカウントはサービスの運営会社に連絡しましょう。
利用履歴の確認をして、サービスの一時利用停止を依頼すると、これ以上不正な利用をされずに済みます。
ウイルスや怪しいアプリを削除する
IDやパスワードが第三者に漏れたということは、ウイルス感染や悪意のあるアプリをインストールしてしまった恐れがあります。
ウイルススキャンを実行したり、怪しいアプリがないか確認してみましょう。
ログインとログアウトはセットで
本記事はログインについて解説しました。
IDとパスワードで本人確認し、さまざまなサービスを便利に利用できるログインという仕組みですが、第三者に不正に利用されてしまうというリスクも抱えています。
IDとパスワードは厳重に管理し、サービスを楽しんだ後はログアウトを心がけると、より安全にサービスを利用できるでしょう。
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