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CPS・IoTの総合展示会として高い人気を誇る「CEATEC JAPAN 2018」。2017年度に登録来場者数15万人以上を記録したCEATEC JAPANが今年も幕張メッセで開催されます。
そこで今回は、CEATEC JAPAN 2018の開催の概要をはじめ、Web事前登録の方法について紹介します。
CPS・IoTの最新の動向に関心がある方にとって、CEATEC JAPAN 2018は見逃せない展示会です。
この記事を参考にしていただき、CEATEC JAPAN 2018の展示やカンファレンスにスムーズに参加しましょう。
この記事の目次
CPS・IoTの展示会「CEATEC JAPAN 2018」が開催
CEATEC JAPAN 2018は、日本政府が掲げるSociety 5.0による未来を支える総合展示会として幕張メッセで開催されます。
600を超えるフロントランナー企業の出展が予定されており、16万人を超える登録来場者数を目標として掲げるビッグイベントです。
最先端の技術が集結し、一流企業のCEOなどによるカンファレンスも開催。IoT・CPSに関わるプロダクト・技術・サービスを提供している企業にとって見逃せないイベントと言えるでしょう。
事前登録を行えばどなたでも入場できます。企業の方だけでなく、最新のプロダクトなどに技術的な興味がある方やIoT・CPSの動向に関心を持っている方も気軽に参加可能です。
CEATEC JAPAN 2018 とは
まず、CEATEC JAPAN 2018がどのような展示会なのかについて紹介します。
CEATEC JAPANとは
時代の変化に合わせて、2016年に「最先端IT・エレクトロニクス総合展」から「CPS・IoT Exibition」へコンセプトを変更したCEATEC JAPAN。
IoTは「Internet of Things」の略で、さまざまな「モノ」がインターネットにつながって活用を行える概念を指します。
CPSは「Cyber-Phisical System」の略です。センサーなどで現実空間の情報を集めてクラウドで分析・解析を行ないます。それを機械・人・社会に反映させて、現実空間とサイバー空間を相互に連携させるシステムです。IoTの中にCPSが含まれるという捉え方もできます。
CEATECは「Combined Exhibition of Advanced Technologies」の略で、政策・産業・技術が連携する大規模な総合展示会として「Society 5.0(超スマート社会の実現)」を支えています。
CSAJによると、2017年の出展は667社で登録来場者数は152,066人とあります。2016年は2017年と比較すると登録来場者数は増加しており、CEATEC JAPANの変化がプラスに働いていると言えるでしょう。
幅広い産業が対象となったため、CEATEC JAPANに対する注目は年々高まりを見せています。
CEATEC JAPAN 2018に開催趣旨・概要
CEATEC JAPAN 2018の開催趣旨
CEATEC JAPAN 2018の開催趣旨は下記の通りです。
CPS/IoTを活用し、あらゆる産業・業種による「共創」を基本としたビジネス創出と、技術および情報交流などを一堂に会する場を開催し、経済発展と社会的課題の解決を両立する「超スマート社会(Society 5.0)」の実現を目指す。
CEATEC JAPAN 2018は、JEITA・CIAJ・CSAJからなるCEATEC JAPAN 実施協議会が主催。総務省・外務省・厚生労働省・経済産業省・国土交通省といった政府機関が後援であることから、日本における重要な展示会であることがよくわかるでしょう。
CEATEC JAPAN 2018では、開催テーマとして「つながる社会、共創する未来」を掲げています。「電子部品・デバイス&装置」「AI(人工知能)・ビッグデータ」「5G」「サイバーセキュリティ」を注目のテクノロジーとして設定。
CPS・IoTを取り入れたエレクトロニクス・モビリティ・エネルギー・おもちゃなどを手がける幅広い産業と業種の企業が集まる注目の総合展示会です。
CEATEC JAPAN 2018では、登録来場者数16万人を上回ることを目標としています。
CEATEC JAPAN 2018 ( シーテック ジャパン 公式サイト )
CEATEC JAPAN 2018の開催概要
- 展示会名称:CEATEC JAPAN 2018(シーテック ジャパン 2018)
- 会場:幕張メッセ 千葉市美浜区中瀬2–1
- 開催期間:2018年10月16日 〜 10月19日 10:00 〜 17:00(4日間)
- Web事前登録者入場料:無料
100を越えるカンファレンス
CEATEC JAPAN 2018では、100を越えるカンファレンスの開催が予定されています。登壇者はコマツの大橋徹二氏・Preferred Networksの西川徹氏・ローソンの竹増貞信氏など、一流企業のCEOや社長などが集結。
カンファレンスは聴講予約を行えば、無料で参加できます。今後のCPS・IoTの動向を把握する上で、大いに役立つでしょう。
出展企業は600以上
現段階で、CEATEC JAPAN 2018の出展企業は600を超えています。詳細な出展企業については、10月15日に発表予定です。
来場者が目的の展示を見つけやすいように、展示会場は「トータルソリューション」「AI/ビッグデータ/サイバーセキュリティ」「エネルギー/スマートライフ/スマートワーク」「モビリティ/ロジスティクス」「エンターテインメント」「フィットネス/ヘルスケア」「スマートファクトリー」「電子部品/デバイス&装置」「主催者企画/特別テーマエリア」といったカテゴリーに分かれています。
また、主催者企画として「IoTタウン」「スタートアップ&ユニバーシティエリア」「グローバルエリア」を開催予定です。
関連記事:CEATEC JAPAN2018の「IoTタウン」とは?ローソン、SHOWROOMなどが参加
CEATEC JAPAN 2017の開催実績を紹介
CEATEC JAPAN 2017の登録来場者数などの開催実績について紹介します。
登録来場者数は152,066人
CEATEC JAPANによると、CEATEC JAPAN 2017の登録来場者数は152,066人を記録。これは2016年よりも6,886人多く来場し、前年比4.7%の増加となりました。
来場者の32%がはじめてCEATEC JAPANに参加した方が占めており、「CPS・IoT Exibition」へのコンセプトの転換がプラスに働いていることがわかります。
来場者アンケートにおける満足度は83.1%と高い数値を記録。この結果を見ると、2017年の来場者が再びCEATEC JAPAN 2018に足を運ぶ可能性は高いのではないでしょうか。
混雑状況について
上記の画像を見ると、やはり金曜日に来場者が集中しています。じっくりと展示を見たい方は、10月16日の火曜日や10月17日の水曜日が狙い目と言えるでしょう。
入場料やWeb事前登録について
以下で、CEATEC JAPAN 2018の入場料やWeb事前登録について詳しく紹介します。
Web事前登録で入場料が無料
CEATEC JAPAN 2018は全来場者登録入場制です。招待券を持参した方は、当日登録でも無料です。
ただし、Web事前登録を行えば、入場は無料。スムーズな来場ができるというメリットもあります。来場を考えている方は、Web事前登録がおすすめです。
アカウントの登録方法について
下記のCEATEC JAPANの公式Webサイトにアクセスします。
新しくCEATECアカウントを作成しますので、「新規登録して申し込む」をクリック。メールアドレスを記載して、「送信」をクリック。
CEATEC JAPANから登録したメールアドレス宛てにメールが送付されてきます。記載されている登録用のURLをクリックしましょう。
個人情報の取扱いにチェックを入れ、必要な項目に記載を行なってプロフィール登録をします。年齢や来場目的などのアンケートに答えると登録完了です。
入り口で入場証に記載されたQRコードの読み込みが必要となります。入場証をプリントアウトしておくとスムーズに入場可能です。
複数人で参加する場合には、入場証は登録を行った本人1人のみ有効という点に注意してください。
カンファレンスの聴講予約の方法
アカウント登録を行うと、マイページからカンファレンスの聴講予約ができます。マイページの「コンファレンス聴講予約」をクリック。
Day1・Day2・Day3・Day4から目的の日にちを選んでカンファレンスの予約が可能。また、タイムテーブルや「キーノート」から、探すこともできます。
また、該当のカンファレンスをクリックすると、登壇者などの詳細の確認も可能です。
参加時の服装について
CEATEC JAPAN 2018の参加時の服装は、スーツでなくてもOKです。ただし、商談などを予定している場合には、スーツを着ていく方がベターでしょう。
CEATEC AWARD 2018も開催
CEATEC JAPAN 2018に出展される技術・製品・サービスなどから、選考が行われるCEATEC AWARD 2018も開催されます。
2018年10月15日に総務大臣賞・経済産業大臣賞とトータルソリューション部門・デバイス/テクノロジ部門・インダストリ/マーケット部門のグランプリ・準グランプリ・審査員特別賞が発表されます。
選ばれた展示は、CEATEC JAPAN 2018の見どころの1つとなるでしょう。
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