子育て真っ最中の30代女性コンサルタントがプログラミング学習を完走! 育児や仕事との両立を叶えるテックキャンプのサポートとは
更新: 2021.06.18
ソフトウェア販売会社の導入コンサルタントを務める提坂さんは、社内外での折衝の際など業務におけるITスキルの必要性を強く実感し、テックキャンプ プログラミング教養(以下、テックキャンプと表記)を受講しました。
当初は「在宅での仕事や家事・育児をこなしながら、プログラミングスクールに通えるだろうか」と不安を抱いていましたが、生活スタイルに合わせて無理なく学べるテックキャンプのオンライン受講を活用し、見事スキルアップを実現しました。
カリキュラムを終え「ITの知識やスキルを習得したことで、業務の幅が広がりました」と語る提坂さん。テックキャンプを受講した感想や、仕事と学習を両立できた秘訣、ITスキルを身に着け仕事にどのような変化があったのかを聞きました。
※記載されている内容は記事公開時点での情報です。サービス内容は予告なく変更の場合がありますので予めご了承ください。最新のサービス内容は本サイト(https://tech-camp.in/)をご覧ください。
この記事の目次
非効率の原因はITスキル不足 改善のためにプログラミング学習を決意
— まず、提坂さんの仕事内容について教えてください。
建築・製造・映像業界向けのソフトウェアを販売する会社で、主に建築関係の企業を対象に導入コンサルティングをしています。ソフトウェアをご購入いただいたお客様の所にうかがって、設計業務を円滑にするワークフローの提案や、ソフトウェアを使った若手社員の研修・育成などの相談の対応をしています。
— 今回「プログラミングを学んでみよう」と思ったのはなぜですか?
日々の仕事の中で、ITスキル不足からお客様の要望にスムーズに応えられないことがあり、勉強する必要性を感じたからです。
例えば、お客様からは「設計用・解析用・作図用など複数のソフトウェアで作成したデータを連携して、より効率的に業務を進めたい」といった技術的な相談も受けます。こうしたケースでは、各ソフトウェアだけではなく、データベースやAPIに関する知識やスキルが必要になるため私では対応できず、持ち帰って社内のエンジニアに協力を依頼する必要があります。
— 都度エンジニアに相談しなくてはいけないために、手間と時間がかかっていたのですね。
はい。相談する際にも、エンジニアにお客様の要望を上手く伝えられなかったり、エンジニアの話すIT用語や内容が十分理解できなかったりと、コミュニケーションを上手くとれないことが多く、知識不足を痛感していました。
自分がプログラマーとして開発系の業務を行うことまでは考えませんでしたが「基礎的なプログラミングスキルを身に着けることで、お客様の要望をしっかりと理解したい」「エンジニアと円滑にコミュニケーションをとりたい」と思い、業務効率化を図るためにもITスキルを向上させようと考えました。
仕事や家事と両立できるオンライン受講が魅力 仕事への活用法も分かりやすかった
— テックキャンプを受講する以前に、プログラミングを学習した経験はありましたか?
仕事で扱うソフトウェアのコードエディット画面程度は扱えますが、APIを取り入れたウェブ開発は次元の違う世界のように思えて、なかなか手が出せませんでした。意を決してネット上の解説動画などを使って独学を試みましたが、断片的な知識は得られたものの、なかなか全体像が見えずに途中で行き詰まり、辞めてしまいました。
— 改めてプログラミング学習をする上で、スクールで学ぼうと考えたのはなぜですか?
在宅での仕事に加えて、家事や息子の世話もあるため、限られた時間で効率的に学べる環境が望ましいと思ったからです。そのためには、分からない時は専門スタッフにすぐに相談でき、必要なスキルを体系的に身につけられるプログラミングスクールが最適だと考えました。
— 数あるスクールの中から、テックキャンプを選んだ理由を教えてください。
理由は2つあります。1つは、テックキャンプのオンライン受講は家にいながら自分のペースで学習できるからです。受講に際しての懸念は仕事や家事との両立だったので、状況に合わせてスケジュールを調整でき、カリキュラムや質問もオンラインで完結させられる学習環境は大きな魅力でした。
もう1つは、テックキャンプのコース内容が分かりやすく、自分にどう役立つかを具体的にイメージできたからです。他のサービスでは「言語何点セットの講座で●●万円」というように、言語ベースでカリキュラムが紹介されていたのに対し、テックキャンプは「Webサービス開発コース」という大枠の中に、学習内容や習得できる言語が紹介してありました。私の場合は「Webサービス開発コース」を受講することで、仕事に必要な一般的なITスキルや知識が身に着けられると思い申し込みました。
仕事も学習も「時間への意識」を高め効率アップ 状況をシェアして協力体制を構築
— テックキャンプを受講した感想を聞かせてください。
受講生は学生がほとんどだろうと思っていたので、ビジネスパーソンが多かったことに驚きました。それだけ今の時代は様々な業界や職種でITスキルが求められているのだ、と改めて感じました。
他の受講生とはオリエンテーションでは一緒でしたが、学習に関しては、他の誰かを気にすることなく自分のペースで進められとても快適でしたね。仕事や家事と上手くバランスをとりながら、最後まで学ぶことができました。
私が受講したコースは学べる範囲がとても広く、転職コースのように明確なゴールがあるわけではないので、最初に学習期間や身につけたいスキルなどを整理して「どこまで学習をやるのか」を決めておくことが重要だと思います。
— 仕事や家事と並行しての受講は苦労も多かったと思います。特に大変だったことはありましたか?
苦労したのは学習時間の確保です。在宅勤務をしていたおかげで往復の通勤時間は浮きましたが、日中は仕事、夜は息子の世話と家事で埋まっているので、家族がまだ寝ている早朝4時半から6時までを学習時間にあてていました。
お尻が決まっている分、「どう転んでもこの1時間半しか自分の時間はない!」という緊張感でより集中できたと思います。学習時間を夜にすると、睡眠時間を削ってダラダラと続けてしまいそうなので避けました。
オンライン学習ではネットにつながったパソコンを使うので、ついちょっとした調べ物やネットサーフィンをしてしまいそうになって……。よく使うサイトのブックマークを消したり、画面に表示される通知を片っ端からオフにして学習に取り組みました(笑)
— 毎日の生活と学習を両立するために、他に心がけたことはありますか?
学習に影響が出ないように、毎日の仕事は定時までに終えることを常に意識しました。自然と1つひとつのタスクに対する時間の意識も向上し、受講期間中は以前よりも効率的に仕事をこなせたと思います。
どうしても仕事を終えられなかった場合は、確保した早朝の時間で仕事をカバーし、その分学習計画を後ろにずらしていました。その場合は、学習予定だったカリキュラム内容を昼休みにざっと読んで確認し、翌日の学習がスムーズに頭に入ってくるようにしました。
また、学習の進捗や状況などを夫と共有して、時には家事分担の交代をお願いするなど、協力体制を構築できた点も良かったと思います。
オンラインでもやり切れる秘訣は伴走するメンターの存在 学習面・精神面で大きな支えに
— テックキャンプのカリキュラムは分かりやすかったですか?
全体的に説明が細やかで、初心者にも分かりやすいと感じました。
特に、初歩的な部分は丁寧に解説されていて、後半になるにつれてある程度自分で考えさせる構成になっているのが良かったです。「ここの説明が省略されているということは、前提として理解している必要があるということだ……」と分かるので、都度前のチャプターに戻り、該当箇所を探しました。繰り返し復習することで、苦手な部分の知識も自然と定着させることができました。
— 学習を支えるメンターの対応はいかがでしたか?
分からない部分を優しく親身に教えてくれるだけでなく、学習計画や勉強方法のアドバイスまでしてもらえる点がとてもありがたかったです。
自分が想定している受講期間や受講の目的などを伝えると、カリキュラム内の飛ばしてもよい部分や、逆に繰り返し取り組むべき部分を抽出し、私専用の学習スケジュールを構築してくれました。まさかメンターが「飛ばしていいですよ」とアドバイスしてくれるとは思っていなかったので、いい意味で驚きましたね(笑)。仕事などで進捗が遅れた際にも臨機応変に調整してくれるなど、メンターの存在がよき道しるべとなりました。
— メンターからのアドバイスで、印象に残っているものはありますか?
印象的だったのは「最初から全部を理解する必要ななく、まずは答えを写しながらでも1周やって全体像を知ることが大事」というアドバイスです。全体像と要点を掴んでから2周目・3周目とカリキュラムに取り組むことで、1周目には分からなかった部分がスッと頭に入り理解しやすくなりました。
プログラミング学習は「必要な知識がない状態で、解けない問題にいつまでも取り組んでいても仕方がない」ということがよくわかりました。考え込む前に手を動かせたおかげで、なんとか前に進めたと思います。
— 受講期間中に、モチベーションを維持するために工夫したことはありますか?
毎回の学習の始めと終わりに、その日取り組む内容と成果をラインでメンターに報告することにしていました。メンターから都度前向きな返信をもらえることが、シンプルなことですが嬉しかったです。
また、パーソナルメンターとのコール時間を毎週末1時間ずつ設けて、その週の学習内容と進捗を共有していました。「自分でやると宣言した部分までは終わらせなきゃ!」と良いプレッシャーになり、怠けることなく学習が続けられたと思います。
私は早朝に学習をしていたので、質問はまとめておいて、昼休みに問い合わせていました。チャットで連絡すると、空いているエンジニアがコールしてくれる仕組みになっていて、待ち時間もほとんどなく利用できました。「しっかり見守ってくれているんだな」と安心感がありましたね。目標に向かって一緒に伴走してくれるメンターのおかげで、オンライン受講でも行き詰まることはなく、寂しさや不安はなかったです。
プログラミングスキルで社内外の業務が効率化 ITで「一歩進んだコンサルティング」を
— テックキャンプでの学習を終えた感想を聞かせてください。
今回の受講を通して、仕事で役立つ基礎的なITスキルを身につけられたと感じています。また、効率的な学習方法や時間の使い方なども知ることができました。
これらは、今後プログラミング学習を継続したり様々なことを学んだりする上で、自走するための大きな糧になると感じています。
— 受講前に抱えていた仕事での課題は、克服することができましたか?
はい。まだまだ学習の継続は必要ですが、受講を通して全体像が見えたことで、データベースやAPIの活用が必要なご相談をいただいても「どのような準備が必要なのか」「エンジニアにどのように質問すればよいのか」が分かるようになり、学習の成果を実感できました。
社内外でのやりとりがスムーズになったことで、日々の業務がとてもやりやすくなったと思います。
— 身につけたITスキルを活用して、これからやってみたいことはありますか?
これまでやってきた設計・施工の業務を効率化するためのデータ管理だけでなく、建物が建った後の資産管理や運用管理にまで役立つデータ運用にも取り組み、一歩先のサービスを提供できるコンサルタントを目指したいと考えています。
「運転免許を取るより前にプログラミングを学ぶべき」 ITスキルが仕事の幅と可能性を広げる
— さいごに、受講を検討している方々へメッセージをお願いします。
この記事を読んでいる方の中には「自分にはプログラミングなんて無理」と考えている方もいるかと思います。私も独学が上手くいかなかった経験から、受講する前は「プログラミングはエンジニアに任せておこう」と敬遠していました。しかし、テックキャンプでの学習を通して感じたのは「思った以上にプログラミングは理解しやすい」ということです。
テックキャンプでは、技術面だけでなく学習面でも受講生一人ひとりにあったサポートをしてくれる心強いメンターがいます。オンライン受講でも、自分のペースで最後まで学習をやり切らせてくれる環境が整っているので「○○になりたい」「■■を身につけたい」という願いをきっと実現できるはずです。
建築業界では、設計・施工を専門に勉強してきた人材は沢山いても、ソフトウェアが提供する機能の枠を超えてデータを扱える人材が決定的に不足しています。同様に、一見プログラミングとは関係なさそうな他の業界・職種でも、ITの知識やスキルがより求められるようになっていると思います。
「自分は文系だから」「プログラミングとは関係ない業界・職種だから」と敬遠するのではなく、周りにそのような人材がいない場所でこそ、ITスキルを身につけた人が活躍する機会が増えるのだと、前向きに考えてみてほしいです。
「運転免許を取得する前にまずはプログラミングを学ぶべき」と言える位に、これからの時代を生き抜く上でITスキルは大事だと思います。テックキャンプには、私のように「仕事や家事をしながらスキルアップしたい」という方も安心して学習できる理想的な学習環境があります。ぜひ挑戦してみてください。
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