コンピューターグラフィックス等を用いて非日常の3次元空間を作り出し、様々な体験ができるVR(バーチャルリアリティー)。
VRの世界では、廃病院での肝試しもアニメの登場人物たちと一緒に敵と闘うこともできます。
そんな新感覚のアクティビティとして今人気のVRが楽しめるエンターテイメント施設「VR ZONE」が今秋大阪にオープンします。
今回は、オープンが待ちきれない「VR ZONE OSAKA」(VRゾーン大阪)の魅力や利用方法、注目のアクティビティを徹底解説します。
この記事の目次
VR ZONE OSAKA (VRゾーン大阪)について
「VR ZONE OSAKA(VRゾーン大阪)」は、バンダイナムコアミューズメントが運営する、2018年秋にオープン予定のVR(バーチャルリアリティー)体験ができるアクティビティ施設です。
2017年7月、東京都新宿にオープンした「VR ZONE SHINJUKU(VRゾーン新宿)」に次ぐ関西発のフラッグシップ店舗になり、専用の設備を使った大規模なVR体験ができるスポットとして注目を集めています。
場所は大阪の中心地梅田の商業施設「HEP FIVE」の8階、9階を予定しており、SHINJUKUで稼働中の各種アクティビティのほか、広い空間を自由に動き回ってVR体験ができるフィールドVRアクティビティも導入するとのことです。
また、VR体験のためにこれまで設けられていた13歳以上という年齢制限が、3月から一部を除いて7歳以上にまで引き下げられ、家族でVRアクティビティを楽しめるようになりました。(13歳未満は保護者の同意が必要)
正式なオープン日は未定ですが、2018年8月23日よりチケット予約が開始されます。
VR(仮想現実)とは
VRとは「Virtual Reality(バーチャルリアリティ)」の略称で、コンピューターグラフィックス等を用いて現実には存在しない3次元空間を作りだし、視覚、聴覚、触覚等人間の五感に臨場感を与え、あたかもその中にいるような疑似体験をさせる技術のことです。
日本語では、「仮想現実」などと訳されます。
VR ZONE OSAKAのようなアクティビティとして活用されている他、ロボット操作や操縦シミュレーションなど幅広い分野への応用研究が進められています。
急成長中のVR市場
現在、VRは様々な分野で活用されており、その市場は急成長中。
2016年の国内のVRコンテンツの市場規模は27億円、VR HMD(ヘッドマウントディスプレイ)の市場規模が55億円ほどとなっており、2021年にはVRコンテンツ市場は710億円、VR HMD市場は1046億円になるという予想もあります。
VR ZONEの利用方法
※2021年2月現在、サービスは終了しています
VR ZONEの利用方法を、VR ZONE SHINJUKUの利用方法を例に紹介します。
まず、VRアクティビティを体験するためには、施設への入場チケットと、アクティビティのチケットの購入が必要です。
アクティビティの体験は予約優先となり、Webやコンビニでチケットを事前購入時に、アクティビティの事前予約も可能です。
チケットは当日会場の窓口で購入することができますが、混雑状況によっては販売されないこともあります。当日のチケットの販売状況は公式Twitterで確認することができます。
事前予約をした場合、当日の入場開始時間が指定されます。(当日予約はできません)
年齢制限について、7歳以上からアクティビティ体験ができますが、7歳以上13歳未満の場合は一部利用できないアクティビティもあります。(なお、7歳未満の子供の入場は無料)
その他の利用制限について、体調がすぐれない、泥酔している、心臓の悪い、乗り物酔いしやすい、妊娠中にあてはまる方は利用ができない、となっており、飲酒をしている場合でも一部のアクティビティでは利用が制限される場合があります。
アクティビティはVRゴーグルを装着して体験します。
公式HPでは、メガネをかけていてもゴーグルの装着は可能ではあるが、メガネの形状や大きさによっては装着できないこともある、と記載されているため、コンタクトレンズの着用を推奨しています。
また、VRが作り出す世界観は圧倒的なリアリティを持っている一方、連続して体験することで心身に負荷がかかってしまう可能性があるため、各アクティビティの間には10分~15分の休憩を取るようにしましょう。
この記事のハッシュタグ
VR ZONE OSAKA(VRゾーン大阪)で公開予定のアクティビティ紹介
VR ZONE OSAKAでは、VR ZONE SHINJUKUと共通するVRアクティビティに加えて、「ゴジラVR」という新しいアクティビティを含む12種類を公開予定です。
さらに、フィールドVRアクティビティの「ドラゴンクエストVR」、CG STAR LIVE「IDOLiSH7 PRISM NIGHT」の公演も予定されています。
ここからは、VR ZONE OSAKAで公開予定されているVRアクティビティを紹介します。
ゴジラVR
ゴジラVRとは、2016年夏に公開されて大ヒットした映画「シン・ゴジラ」の世界観が味わえるVRアクティビティです。
街に現れたゴジラを倒すべく、プレイヤーは攻撃用ヘリに乗り込んでゴジラに攻撃を仕掛けるというストーリーになっています。
VRゴーグルを装着し、専用のハンドルを握ると、まるでヘリコプターの操縦席に乗っているような感覚を味わえ、ゴジラの迫力やヘリコプターに伝わる衝撃や振動を臨場感たっぷりに体験できます。
果たして、あなたはゴジラから街を守れるでしょうか。
エヴァンゲリオンVR The 魂の座:暴走
大人気アニメ・映画「エヴァンゲリオン」の世界に入り込めるVRアクティビティです。
汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」に乗り込んで、迫り来る敵「使徒」と戦うというストーリーになっており、戦場の緊迫感、スピード感をリアルに感じられるアクティビティとなっています。
ガンダムユニコーンVR 激突・ダイバ上空
東京・台場を舞台にガンダムに乗り込む・・・のではなく、ガンダムの手の上に乗って空中戦を体験するVRアクティビティです。
まずは地面に立った状態で目の前で戦いが繰り広げられる状態からスタートします。
ガンダムが攻撃を受けた時の衝撃音や、飛び散る破片、地面に転がる砲丸など、立体的でリアルな戦場を体験することができます。
ガンダムの手の上(シート)に乗ったあとは、親指(シート)にしがみつきながら、「その手から落ちたら最期」というキーワードの通り、ド迫力の空中戦に巻き込まれる恐怖を体験できるのです。
大量破壊VRシューティング ギャラガフィーバー
宇宙から攻めてきたナゾの生命体「ギャラガ」を撃ち落すゲームです。
「ギャラガ」が攻めてきた地球で、サイエンティストのマッド博士が開発したエレベーターで地上150mまで上昇し、マッド博士から渡される武器を手に大量のギャラガを倒します。
このアクティビティは、ゴジラやエヴァンゲリオンとはまた異なるポップなテイストとなっており、怖いものが苦手、という方でも楽しめるようなストーリーになっています。
ドラゴンボールVR 秘伝かめはめ波
大人気漫画「ドラゴンボール」の主人公・孫悟空の必殺技「かめはめ波」をVRの世界で繰り出せるというアクティビティです。
同時に最大4名まで参加でき、プレイヤーの動きが、VRの世界の中で反映される仕組みになっているため、ヘッドマウントディスプレイだけでなく手足などにも周辺機器を装着します。
悟空やクリリン、ベジータなどのお馴染みのキャラクターから「かめはめ波」のやり方を伝授してもらったら、全身に力を込め、両手に「気」をためてから、「か・め・は・め・波」の掛け声とともに発射します。
プレイヤーの正面には風が出る装置があり、これによって爆風や気の風圧などを再現しています。
「かめはめ波」以外にも、瞬間移動などを体験することができ、Z戦士の一員としての気分を味わえるアクティビティです。
釣りVR GIJIESTA
VRの世界で釣りを楽しむアクティビティです。
プレイヤーは、制限時間内に出来るだけ大きい魚を沢山釣り上げながら、その日の記録を競います。
釣りVRの魅力は、新宿という都会の中で美しい自然を目の前に釣りが出来ることです。ヘッドマウントディスプレイを装着し、実際に釣り竿を手にすると、大自然の中で本当に釣りをしているのに近い感覚を楽しむことができます。
当然、虫や蚊などもおらず、濡れたり汚れたりすることもないため、釣りを体験してみたいという方にもおすすめです。
また、体験中でもスタッフとマイクのやり取りが可能で、ルアーの投げ方や釣り方などを教えてもらえますため、初心者の方でも安心です。
極限度胸試し 高所恐怖SHOW
地上200mの高さで、横幅の狭い板の上を歩くというシンプルなストーリーながら、VRのリアリティさを存分に体感できるアクティビティです。
ゲームはエレベーターに乗り込むところから始まり、扉が閉まるとエレベーターは地上200mの高さまで急上昇します。
扉が再び開いた時に、目の前にあるのは一枚の細長い板。その上に乗っかっている猫を助け、エレベーターに戻ることがミッションです。
急滑降体感機 スキーロデオ
時速100kmで雪山をすべり降りる感覚を体感できるVRアクティビティです。
雪の中をただ滑るだけでなく、崖から大ジャンプをすることもあり、ハイスピードな中での度胸が試されるスポーツ型のアクティビティです。
実際にスキーやスノーボードをやる前に、スピード恐怖症を克服したいという方の練習にはぴったりのアクティビティかもしれません。
恐竜サバイバル体験 絶望サバイバル
恐竜が棲息すると言われる禁断のジャングルに墜落した飛行機から救出ポイントまで移動して脱出する、というストーリーです。
プレイヤーは生存者の確認を行うため、スタンディング・スクーターに乗ってジャングルの中を進みます。
暗闇に潜む恐竜から身を隠す臨場感、目の前で襲いかかってくる恐竜たちの迫力は圧倒的です。
果たして、生存者を見つけ出し、無事恐竜たちから逃げ切ることができるでしょうか。
ホラー実体験室 脱出病棟Ω(オメガ)
「本当に襲われるお化け屋敷」というVRならではの世界観を作り出すアクティビティです。
脱出病棟Ωは複数人同時プレイが必須(2~4名)で、一緒にプレイするパートナーといくつか合流する地点があります。(一人で来た場合は、スタッフと一緒にプレイします。)
暗い病院の中を懐中時計の明かりを頼りに一人で進むプレイヤーに恐怖が忍び寄ります。
360度どこから襲ってくるか分からないゾンビに警戒し、攻撃を受けないように制限時間内に脱出することができたらクリアです。
巨大風船爆発ルーム パニックキューブ
巨大風船爆発ルームは、VRではなく個室に仲間と入って楽しむアクティビティです。
小さな部屋の中で、目の前で実際にどんどん膨らむ巨大風船を止めるために、仲間と協力して様々なミッションをクリアしていきます。
制限時間になったら風船は本当に爆発するので、心臓の弱い方などは注意してください。
極限度胸試し ハネチャリ
足でこぎながら羽ばたく、自転車のような乗り物「ハネチャリ」に乗って、空を飛ぶ体験ができるアクティビティで、プレイヤーは実際に自転車型のマシンをこぎながら体感をします。
全力でペダルを漕ぎ上昇し、ハンドルを前に倒して岩場などを避けながら進む臨場感、スピード感、浮遊感を体感することができます。
操作を一つ間違えたら墜落するかもしれないスリルと、雄大な大自然を自由に飛行する爽快感を同時に体験できるアクティビティです。
ドラゴンクエストVR
世界中で愛される超有名ロールプレイングゲーム「ドラゴンクエスト」の世界を楽しめるVRアクティビティです。
プレイヤーは「ドラゴンクエスト」の世界に入り込み、各プレイヤーが戦士や魔法使い、僧侶といったゲームでおなじみの「職業」になり、仲間と協力しながらモンスターを倒し、大魔王ゾーマの討伐を目指します。
友達や家族と一緒に協力することで、楽しいだけでなく絆も深まること間違いなしのVRアクティビティです。
ドラゴンクエストVRは、フィールドVRアクティビティと呼ばれるアクティビティで、20X12mの専用アリーナ内で、複数人が同時に実際に歩き回りながらプレイします。
体験1回で同時にプレイできるのは最大4人、プレイ時間は30分なので、VRの圧倒的な世界観を十分に堪能できることでしょう。
また、VR ZONE SHINJUKUの館内では、そこでしか買えない限定グッツやドラゴンクエストにちなんだフードメニューの販売を行っており、ドラゴンクエストファンにとってはたまらない空間になっています。
CG STAR LIVE(シージースターライブ)
VRの世界でアイドルのライブイベントを楽しめるアクティビティです。
目の前のステージにアイドルたちが登場し、ダンスやトークを披露します。
あなたの声援は大好きなアイドルへときちんと届き、その声援にアイドルたちは応えてくれるはずです。
VR ZONE Portalについて
「VR ZONE Portal」とは、VR ZONE SHINJUKUの小型版店舗で、4つのアトラクションが楽しめる施設です。
バンダイナムコエンターテインメントはこの「VR ZONE Portal」の世界展開を発表し、9月20日に兵庫県神戸市に記念すべき国内1号店をオープンします。
国内1号店のVR ZONE Portalでは、ロボットに乗り込み敵の襲撃をかいくぐるスリリングなアトラクション「アーガイルシフト」、呪われた廃病院からの脱出を試みるホラーアトラクション「脱出病棟Ω(オメガ)」、雪山からのスキーでの急滑降を足元でのリアルなコントロールと振動で体感できる「スキーロデオ」、ガンダムとザクの大迫力の戦闘を間近で見られる「ダイバ強襲」の4つのアクティビティが体験できる予定です。
場所はnamcoイオンモール神戸南店内で、営業時間は10:00~21:00(最終受付20:30)、料金は各アトラクション1,000円となっています。
公式サイト:VR ZONE Portal
さいごに
目の前に襲いかかってくる恐竜から逃れる、地上200mで板の上を歩く、ヘリに乗ってゴジラを倒す・・・普段はありえないような体験をVRによって体験することができます。
VRを自宅で体験する場合、必要な機器やヘッドセットなどを購入しなければいけないため、数万円単位で費用がかかってしまうことでしょう。
しかしながら、VR ZONEであれば数千円でVRを体験でき、自宅ではできない大規模なゲームやリアリティあふれる非日常体験などを楽しむことができます。
VR ZONE OSAKAへの注目度はどんどんと高まってきており、オープン初日は大勢の人々が利用することが予想されます。
一日でも早くVR体験をしたい!という方は早めにチケットを予約するのがおすすめです。
はじめての転職、何から始めればいいか分からないなら
「そろそろ転職したいけれど、失敗はしたくない……」そんな方へ、テックキャンプでは読むだけでIT転職が有利になる限定資料を無料プレゼント中!
例えばこのような疑問はありませんか。
・未経験OKの求人へ応募するのは危ない?
・IT業界転職における“35歳限界説”は本当?
・手に職をつけて収入を安定させられる職種は?
資料では、転職でよくある疑問について丁寧に解説します。IT業界だけでなく、転職を考えている全ての方におすすめです。
「自分がIT業界に向いているかどうか」など、IT転職に興味がある方は無料カウンセリングにもお気軽にお申し込みください。