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やりたいと思った時がやり時!20代前半で転職を成功させた僕の場合

更新: 2021.07.26

TECH::EXPERT(テックエキスパート)は「テックキャンプ エンジニア転職」という名称に変わりました。インタビューの一部は取材時の旧名称を残しています。また、テックキャンプの最新の受講プランは公式サイトでご確認ください。

「とりあえず3年働く」そんな言葉があります。

ただ、現状に満足していなかったり、やりたいことが他にあったりするなら勇気を出して転職してみませんか?

特に20代の方は、若いうちだからこそ挑戦できることもたくさんあります。

本当にやりたいことをやるためにTECH::EXPERT(テックエキスパート)を受講して1年半で転職を決意し、内定を勝ち取った竹中さんにお話を伺いました。

<プロフィール>
竹中涼介さん(仮名)

青山学院大学経済学部卒業。企業の移転サポート、トータルオフィスコンサルティングを行う不動産仲介会社を2016年8月に退職。
10月からTECH::EXPERTを受講し、17年2月にキュービックに内定。

やりたいと思った時がやり時!退職と受講の決意

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出典:photo AC

――前職の仕事内容を教えてください。

不動産の仲介を行う会社で、8ヶ月ほど営業職に従事した後、情報システム管理課に異動しました。

そこでは社内SEのような仕事をしており、パソコンが動かない、エクセルが使えないといったトラブルの対応や、社内のシステム管理、自社ホームページの編集、さらには雑誌作りの際の文字起こしまでやっていました。

人数が少なかったため、業務内容は幅広かったですが、自分たちでわからないことは、専門の会社にアウトソーシングしていました。

――受講前のIT・プログラミングの知識はどの程度でしたか?

システム管理の仕事をしていたとはいえ、ITリテラシーはごく普通程度でした。

プログラミングはもともと興味があって、大学生時代に勉強したこともありましたが、あまり身につかずに終わってしまったので、知識はほとんどありませんでした。

――その時のプログラミングへの興味が、今回の受講や転職のきっかけとなったのでしょうか?

そうです。

もともとプログラミングに興味があったこともそうですが、大学生の時に、ITにも詳しい経営者の親戚に、「エンジニアが不足しているし、これからはさらに需要が高まる。プログラミングを勉強しておけば、就職先の幅も広がる。」と言われたため、独学で勉強してみました。

その時はアプリを自分で作ってみたかったのですが、結局できずに断念してしまいました。

それから就職して、ITにも関わりのある業務に携わる中で、情報システムの中身をもっと知りたいと思うようになったことが、プログラミングの勉強と転職を考えるきっかけでした。

――就職して1年半で転職することに、葛藤はありませんでしたか?

全くありませんでした。

よく、「3年は同じ会社で働くべき」なんて言いますが、3年もいたらその業界に染まってしまって、別業界に移動することが難しい思います。

それに何よりも、やりたいと思った時がベストなタイミングだと思うので、迷いなく退職とプログラミングスクールの受講を決意しました。

もちろん、働きながら夜間にプログラミングの勉強をする手もありましたが、「やりたいことができるのは若いうちだけ」と周りにも言われたので、中途半端にならないように一気に詰め込むことにしました。

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友達とメンターに支えられた10週間

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受講の決め手となったメンターの山根さん。

――TECH::EXPERTを選んだ理由を教えてください。

最初に見たのはFacebookの広告でした。
プログラミングに興味があった時だったので、一度話を聞いてみたいと思って応募しました。

また、通っていた大学が渋谷近辺にあったので、慣れ親しんでいる渋谷という立地にも安心できました。

TECH::EXPERTを受講する決め手は、面談やTECH::EXPERTの説明をしてくれたメンターの山根さんでした。

同い年なのにスキルも考え方も本当に尊敬できて、こんなメンターがいるスクールで勉強したいと思ったので、TECH::EXPERTに即決しました。

――TECH::EXPERTでの学習の仕方や生活はどのようなものでしたか?

毎日11時に来て23時に帰るという生活を週6日続けていました。

23時までいる人はあまりいないですが、仲良くなった受講生がわからないところを教えてくれて、彼と一緒に勉強しているうちに、23時まで残る習慣がついてしまいました。

でも、それも10週間やりとげられた理由だと思います。

同じ環境で頑張っている友達と切磋琢磨する毎日だったので、友達がいなければ、続かなかったかもしれません。

――メンターの対応はいかがでしたか?

本当に良かったです!

独学でプログラミングの勉強をしていた時は、何がわからないのかもわからなかったり、本を見てわかったつもりになって終わっていて、実際は全く身についていませんでした。

相談できる人もいなくて苦しかったので、周りに相談できるメンターがいることは本当にありがたかったです。

僕のメンターは、グループに対して一生懸命会話をしてくれました。
社内交流用ツールSlackでも、頑張れること、ためになることを話してくれたので、本当に感謝しています。

その他のメンターも、技術だけでなくプライベートの話もしてくれたので、息抜きができたし、本当にいい対応をしてもらったと思っています。

友達もメンターもどちらもいたからこそ、10週間続けることができました。

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出典:photo AC

――受講中はどのようにモチベーション維持をしていましたか?

あまりモチベーション維持を気にしたことはなかったです。

追い込まれることはありましたが、動じずにいられたと思います。

もちろん、やる気が出ない日もありましたが、あまり考えませんでした。
やりたいからやる!ということだけだったので、やるしかないですよね。

あとは、「責任」についても考えました。
会社を辞めて、お金を払ってまでやりたいことをやっているわけだから、途中で投げ出すのはいけないなと。

そのため、やはり会社を辞めて、プログラミングだけに集中できる環境を作ったことはプラスだったと思います。

――受講中に楽しかったこと、大変だったことはなんですか?

友達ともメンターとも、雑談をする息抜きの時間はやはり楽しかったです。

それから、できないことができるようになった時やテストを乗り越えた時は嬉しかったです。
ピクツイートというカリキュラムがあるのですが、最初は全くわからなかったのに、その状態から、誰の手も借りないでできるようになったときは、ものすごい達成感を感じました。

大変だったことは、エキスパートコースの最初のチャットスペースという課題です。
1つの機能を追加するのに1週間もかかったこともあって、毎日同じ画面と格闘していました。
でもこれも、できた時は大きな達成感を感じました。

一度は挫折したプログラミングスキルを身につけ内定獲得

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出典:photo AC

――転職活動では何社くらい受けましたか?

5社受けました。

まずは採用担当者との面談があるので、この時に、その人と働いてみたいと思った会社を受けるようにしていました。

――内定先の会社の環境や魅力、就職を決めたポイントは何ですか?

僕が就職するキュービックは、成果報酬型の広告で集客代行などを行うwebマーケティングの会社なんですが、学生時代に同じような業務内容の会社を目指していたことがあったので、魅力を感じました。

また、プログラミングだけでなく、フルスタックエンジニアという、なんでもできるエンジニアを育てる会社というのも魅力です。

それから、ITがここから始まっていく街というイメージがあるので、場所が西新宿ということも大きかったです。

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出典:photo AC

――いよいよ新天地での仕事が始まりますが、お気持ちはどうですか?

10週間精一杯やりましたが、まだまだな部分もあると思うので、やっていけるのか不安な気持ちはあります。

仕事をする時、営業ならお給料の3倍成果を出さないといけないと言いますが、それくらい会社に貢献できるように努力しなければと思っています。

また、とにかく知識や技術を吸収して、会社に貢献したいと思います。
それが僕に求められているものだと思うので。

自分の知識欲を糧にして、自分にも会社にもためになるような行動をしていきたいです。

――率直に、年収は上がる予定ですか?

上がります!
前職が低かったこともありますが、年収が上がることでより自信に繋がると思っています。

また、その分求められることも多いと思うので、精一杯やっていきたいです。

――今後、新しい会社でどのように活躍していきたいですか?

まずは1つのことを社内で1番できるようになって、頼られる存在になりたいです。

新しく挑戦する分野なので、いきなり色々なことに手を出しすぎず、1個ずつじっくり磨いていきたいと思っています。

もう一度人生をやり直すとしても、また同じ決断をしたい

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出典:photo AC

――これから新たに挑戦したいことはありますか。

プログラミングに関してならスマホアプリを作りたいです。
自分がプログラミングの世界に足を踏み入れた一番最初のきっかけなので。

アプリが完成したら、長い長い道のりの1つのゴールにたどり着いた感じがすると思います。

エンジニアは、業務以外の時間をいかにうまく使えるかだと思うので、趣味でアプリを作りたいですね。
知識吸収にも繋がると思うので。

――どのような方がエンジニアに向いていると思われますか?

諦めない心と続ける力がある人です。

プログラミングをしていると、エラーに陥ったり、調べてもどこが悪いのかさっぱりわからないなど、くじけそうな時がたくさんあります。

でも、「継続は力なり」。
ここで諦めない人は、いいエンジニアになれると思います。

プラスの積み重ねで自信もつくので、とにかく諦めずにチャレンジすることが大事です。

――未経験の方や受講を考えている方にメッセージをお願いします。

やりたいと思った時がやり時です!!

僕は、もう一度人生をやり直すとしても、また仕事を辞めてプログラミングの勉強をすると思います。
周りに興味を持っている人がいれば、どんどん勧めたいとも思っています。

今、現状に満足していなかったり、違和感を感じているのに、「まだ入社して間もないから、せめて後◯年…」なんて思っているのなら、今すぐにでもやりたいことを始める勇気を持ってほしいです。

自分に正直に、嘘をつかないでいれば、きっとプラスなことばかりになると思います。

ーー竹中さん、本日は貴重なお話をありがとうございました!

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この記事を書いた人

江戸しおり
ライター。 テックキャンプ ブログ編集部でインタビュー、執筆、編集を行っています。

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